インド食べ歩きの旅

上の地名をクリックすると、該当する町へ行けます(工事中が多いですが)

 『India Exploration』の原点へようこそ!

 ここで紹介するのは、二十歳の頃、初めての海外旅行にインドを選び、約半年かけてインドの主要観光地の大衆食堂を食べ歩いた時の記録です。

 「インドはカレーの国というけれど、いったい、インド人は毎日どんなものを食べているのだろう?」という素朴な疑問を解くために、当時法政大学探検部に所属していた僕は、「インド探検」と称して計画書を作成しました。「食べ歩きのどこが探検だ?」と批判されて探検部の正式な活動としては認められませんでしたが、僕の心はインド一色でした。半年間のひとり旅は、僕の人生をガラリと変えるほどのインパクトを与えてくれました。

 拙著「インドを食べる」にも登場した食堂ばかりでなく、最終的には、調査した合計60数店鋪の全データをアップしたいと思っています。いわば『India Exploration Part1』の正式な『活動報告書』なのです。

 本当に大昔の記録ですが、インターネットというメディアが全世界に拓かれた今だからこそ、逆に20数年前の記録がなんらかの形で活きてくるのではないでしょうか。

出版というメディアでは不可能なインタラクティブな企画も今後考えてみようと思っています。皆さん、どうぞよろしくお願いします。

フレーム付きはこちら

【India Exploration Part1 Restaurants LIST 前半】

【India Exploration Part1 Restaurants LIST 後半】

半年間で調査した全レストランのリストです。各店鋪からもリンクする予定。


【行動概要】

地図作り:新しい町に着くと、まず観光案内所等で地図(当てにならない)を入手。それを元に自分で歩き回って歩測・目測とコンパスで地図作りをする。食堂の種類や分布状況・駅・バザール・商店街・寺院・映画館・ホテル(安宿から中級)等々を記入。これらの地図については、随時アップする予定です。

毎食の食堂取材:地図作りの最中に特徴のある店や繁盛している店をチェックして、朝・昼・晩とローテーションを組んで調査する。でも結局は行き着けの店に通いつめることが多かったです。

食堂+料理取材:まず、店のスタッフと仲良くなることが肝要。メニューを記録。その店の自慢料理から注文して、料理が運ばれてきたら、簡単なスケッチをした後、右のイラストのように椅子の上に立って料理の写真撮影。当時発売されたばかりのステレオ録音できるSONYのテレコ(デンスケの兼価版=Walkmanの先祖)で計12時間の生録音もしました。そのほんの一部がネット上(地平線放送)でも聴けます。

反省点は、一日の出費目標10Rs.(1978年当時は1ルピー=35円弱・現在は1ルピー=2.5円前後)で旅していたので、食費をケチるしかなく、価格の安い菜食料理に偏ってしまい、肉料理の取材があまりできなかったこと。当時は敵視していた高級レストランも1990年のガイドブックの取材で偏見はなくなりました。それら「高級」の世界もそのうちアップする予定です。まずは「インド探検」の「原点」を御覧下さい。

こんな感じで食べ物の写真を撮影しました