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1992.1.5 プレミア3

山下: 全国のみなさん、あけましておめでとうございます、山下達郎であります。またまた、東芝プレミア3に戻ってまいりました。えー、この1月の、1月、本日5日、12日、19日、26日、なんと4回ぶっ続け、1月のひと月間のプレミア3は、私がまた、山下達郎がまたやらしていただきます。お正月であります。お正月といって山下達郎が出てくると、どういうことになるか。そうです。あの新春放談であります。今年もちゃんと新春放談をやります。遂に8年目になりました。こんなもの8年もやって、どうするんだって、そういう声もありますけれども、えー、元々私がレギュラーをやっておりました、このプレミア3をご厚意によりましてですね、1992年の初頭、1月のこの4週間をぶち抜きで、なんと新春放談をまた、この方をお招きして、2人でやってみようと思います。大滝詠一さんであります。

大滝: みなさん、あけましておめでとうございます、大滝詠一です。

山下: 大滝さん、ひとつ今年もよろしくお願いします。

大滝: ひとつよろしく。8年目ですかね?

山下: 8年目ですよ、8年目、よくわかんないですけどね。

大滝: うーん。

山下: 最近はもう「今年はあるんですか?」っていわれるようになりましたからね。

大滝: なんかね、だんだんね。

山下: えぇ、すごいですね。

大滝: 今年もあります。

山下: 20年ぐらい続けたら、ほんとに、あのー、あれですよ。細川隆元と小汀利得状態になりますよ。

大滝: 寅さんシリーズの次ぐらいになるんじゃないですかね。

山下: 「やっぱりねー」とかいって、やるようになりますよ、きっと。

大滝: フフフ。

山下: えー、という訳で、あれなんですよね、1月全部いただきましたんで、4回やるというのは珍しい。

大滝: あっ、私が1月全部?

山下: えぇ。

大滝: 我々で、ゲスト?あらっ!

山下: それで、とりあえず、今週と来週は、大滝さんと2人でやって、

大滝: ふん。久しぶりだよね、2人でやるの。

山下: 2人でやるの久しぶりですよ。

大滝: ねぇ。

山下: いつもなんか、いろんな人がね、

大滝: 誰かがね、

山下: 乱入してきましたからね。

大滝: うーん。

山下: 今年はちょっと静かにやってみたいというね、

大滝: それもいいかもしれないね。

山下: で、4週間ほんとは、全部2人でやろうと思ったんですけどね、やっぱり「やらしてくれ、やらしてくれ」って人が一人いるんですよ。

大滝: やっぱりね。

山下: 割り込みたいっていう人がね。「僕どうして仲間外れにするの?」つってね、電話かかってきましたからね。

大滝: ほんとに?

山下: えぇ。

大滝: ふーん。

山下: だからしょうがないから、

大滝: こっちから呼んだんじゃなかったけ?

山下: いえいえ。

大滝: 違ったんだね。

山下: そういう訳で、今日1月5日と12日は大滝さんと二人でやりまして、

大滝: はい。

山下: 19,26と3週目、4週目は萩原健太さんが来ます。

大滝: なるほど。

山下: また3人で。そうすると、ほとんどかかんないですね、レコードね。レコードとCDがね。なんにもかかんないままに終わってしまうという。

大滝: フフフ。

山下: えー、という訳で、大滝さん何と、何ですって、1年ぶりなんですって?

大滝: ラジオはね。去年この放送出て以来、

山下: なんだよ。

大滝: ほんとにまじめに。

山下: ということで、全国の大滝詠一ファンの皆さん、えー、今週、来週は、ひとつ追求大会で、私はじっくりといってみますから、

大滝: 5人ぐらいはいるかもしれないな、まだな。

山下: いや、そんなことはありません。

大滝: はいはい。

山下: えー、という訳で、山下達郎の久しぶりに復帰しまして、お届けします、東芝プレミア3。東京FMをキー・ステーションにいたしまして、全国27局ネットでお送りいたします。最後までごゆっくり。

山下: えー、という訳で、お正月の東芝プレミア3は、私、山下達郎が1月をのっとってやらしていただきます。えー、あまり、あのー、忙しさにかまけて、なんというか、告知をここでした訳ではないので、聴き逃す方がいるかもしれません。そういう方には口コミで教えてあげてください。何を言ってる?

大滝: フフフ。

山下: えー、という訳で、ここ数年間は、ちょっと人数がね、

大滝: うーん。

山下: 3人とか多いんで、

大滝: でも「2人きりで」って、最初2人きりでしたっけ?

山下: そうですよ。最初は、

大滝: 1回目とか、もうだんだんね、最近ね、どうも忘れちゃって、

山下: 物忘れが?

大滝: 物忘れが激しくて、あれだったんだけどね。

山下: はじめの3年間ぐらいは2人きりだった。

大滝: 2人でやったんだよね。

山下: えぇ、83年から始めましたからね。

大滝: これって全部聴いてる人っているんだろうか、皆勤賞の人って?

山下: いるんですよ。全部エア・チェックしてる人がいるんですよ。

大滝: 持ってるかなー?

山下: いや、送ってくれましたよ。

大滝: 全部持ってる?

山下: いや、僕は半分くらいですけどね。

大滝: 俺もあんまり、全部は持ってないんだよね。

山下: それ言わないほうがいいですよ、でも。

大滝: なんで?

山下: みんな送ってきますよ。

大滝: アハハ、それは、送ってきてもらうとありがたいけど、

山下: あー、そうですか?じゃあ、

大滝: 昔、何言ってるか、ほとんど変わらないと思うんだけど。おんなじ事しか言ってないような気がする。

山下: あー、そうですか?

大滝: じゃないかな?

山下: いや、そんなことないですよ。

大滝: あなたは成長の、

山下: 私は覚えてますから、大丈夫です。

大滝: うん、あなたはずいぶんね、

山下: 大滝さんのおっしゃることも、

大滝: 成長の跡があるから。

山下: よく覚えてますから大丈夫ですよ。

大滝: フフフ。

山下: で、ここ何年間かは、あのー、3人ってのが多くて、

大滝: あぁ。

山下: 話ばっかりでね、ちっともお盃が空かないじゃなくて、音楽がかからないじゃありませんかってことでね、

大滝: なるほど。

山下: あれなんで、少し曲なんかをかけながら、いってみたいと思います。これで話し始めると、長くなっちゃうんで、まず曲を1曲。えー、「曲を1曲」たって、大滝さんと私のあれですから、まともな曲がかかると、あー、いや、まともな曲ですけど、

大滝: まともな曲ですよ。

山下: 新しい曲なんつうのは、1曲もかかりゃしませんけど、あぁ、あとでちょっとかかるか。まあいいや、とりあえず最初は、新年早々、ボビー・ビーでございまして、えー、「ナイト・ハズ・ア・サウザント・アイズ」

 曲:

ボビー・ビー/NIGHT HAS A THOUSAND EYES

山下: えー、ボビー・ビーの63年初頭の、全米3位まで上がる大ヒットでありますが、63年初頭って、もう何十年前だって、28年前、すごいですねー、29年前、すごい。「ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザント・ナイツ」、「夜は千の目を持つ」という。

大滝: うーん。

山下: あのー、ご無沙汰でした。

大滝: いや、どうもしばらくでございました。

山下: 最近は何をしてらっしゃるんですか?

大滝: いや、相変わらず、これといって。

山下: しょうがない。

大滝: あのー、今年は去年の続き、来年は今年の続きってやつで。

山下: ほとんど禅問答みたいな世界になってきたけど。

大滝: いやいや。

山下: あのー、あれですよね、パソコン通信に大滝さんの、そのー、ナイアガラの会議室というのが、

大滝: あぁ、以前、なんかどっかで開いていただきましたよね。

山下: ありましたよね。

大滝: えぇ。

山下: それでいろんな人が、いろいろな思いの丈を書いてらっしゃいましたけどね。

大滝: あぁ。

山下: なにしろ、最近はとんと表に出てこない大滝さんでありまして、去年出てきた場所というと、あのー、某雑誌の、

大滝: インタビュー。

山下: えぇ、インタビュー。

大滝: えぇ。

山下: あれとあれですよね、去年の新春放談と、

大滝: 放談と、そのふたつ。

山下: なんだよ、それ!それで、残った300何十日間は、何やってらっしゃったんですか?

大滝: あのー、呼吸をしつつね、

山下: 去年はあれですね、いわゆる、そういう、あのー、ほら、コンピレーションものとか、そういうものも、

大滝: ありませんでしたね。

山下: 手がけられませんでしたね。

大滝: えぇ。もうそろそろ、やっぱり、トニー谷をやった時点でね、もうないんじゃないかと思ってましたけど、

山下: だけどシティ・スリッカーズとか、そういうのが、

大滝: あぁ、あのー、しました、昨年末に。

山下: 昨年末でしょ?

大滝: 出ました。

山下: だから、そういう、もうちょっとこれが、また、ぐっと突っ込んで、なんかやるというような、そういうのないんですか?

大滝: いや、ないんですよね。

山下: ないんですか。

大滝: あれがただ復刻ですからね、単純に。

山下: 興味あるのないんですか、最近?

大滝: どうでしょう。なんかありませんかね、これが。

山下: うーん、そーだなー。大滝さんは、またなー、一筋縄じゃだめだからなー。

大滝: いや、とんでもなく。

山下: ちょっと今考えます、アイディアを。

大滝: フフフ。

山下: えー、考える間にかけます。最近は、もうすっかり、CDの時代になってしまいましたね。

大滝: うーん、CDの時代になりましたね。

山下: で、復刻が、だんだん要するに、CDっていうか、デジタルの、マスタリングの技術の向上にともなって、だんだん、こう、音がよくなってきましたね。

大滝: うん。やっぱりだから、1992年、で、CDが出たのは82年、

山下: えぇ。10年ですね。

大滝: ですから、ちょうど10年なんで、だから今年が、ほんとの意味合いで、CD元年ではないかというふうに、

山下: なるほど。

大滝: 私は思います。

山下: 10年一昔を区切りまして、CD元年と呼ぶと。

大滝: えぇ。

山下: ほんとにあのー、いろんなところで、特にアメリカのライノでありますとか、イギリスのエースなんてのは、非常にこう、ひとつひとつ丁寧なマスタリングが、

大滝: マスタリングしてます。

山下: 施されておりましてですね、

大滝: えぇ、えぇ。

山下: イギリスのエースというのは、私、出たら必ずこう、コンピレーションものは手に入れるんですが、

大滝: なるほど。

山下: アメリカに60年代初期の、アメリカのデルファイという、ウエスト・コーストのレーベルがありまして、デルファイとドンナという、このふたつのあれでございまして、一番有名なのが、リッチー・ヴァレンスで、例の「ラ・バンバ」の、映画で一躍有名になりました。

大滝: リッチー・ヴァレンズエラさんでしたね。

山下: えぇ。えー、これのデルファイ・ストーリー、デルファイ・アンド・ドナ・ストーリーというコンピレーションですが。

大滝: あー。

山下: これに、もちろんリッチー・ヴァレンスが入ってるんですが、私の大好きなロン・ホールデンという人がいまして、

大滝: でましたねー。

山下: 今度アカペラでやろうと思ってるんですが、この曲を。

大滝: ほー、ほー、「ラブ・ユー・ソー」を。

山下: えぇ。

大滝: うん。

山下: これはブルース・ジョンストンがプロデュースしてるというね。

大滝: すごい。

山下: なんたって、ブルース・ジョンストンが並んで写ってるという、この和かい、若干、このデップをこう、

大滝: フフフ。

山下: 塗りたくったブルース・ジョンストンという感じでございますが、別にラジオで言ったって、なんの面白味もないという。えー、という訳でロン・ホールデンの大ヒットでございますが、「ラブ・ユー・ソー」。これがあのー、イントロがドラムから始まりまして、クラベスが入るんですが、このクラベスがずれる。このずれるところがなんともいえない。うちのかみさんが、それを聴くたびに笑うという。

大滝: フフ。

山下: えー、そういうことでございます。真のエンターテイメントはギャグすれすれという、

大滝: おおっ!すごい!

山下: ようなことをよく言いますけど。

大滝: 冒頭からきますね、今年は。

山下: なんかそういうようになってますね、最近。

大滝: うーん。

山下: えぇ。えー、コンサート疲れでしょうか。

大滝: フフフフ。

山下: という訳で、ロン・ホールデンで「ラブ・ユー・ソー」です。

 曲:

RON HOLDEN/LOVE YOU SO

山下: えー、1960年のベスト・テン・ヒットでございますが、この曲がいいなと思う人は、いわゆるアメリカのロックン・ロールにほんとに造詣が深い人か、単なる物好きか、どっちかです。

大滝: フフフ。

山下: えー、これは、インストゥルメンタル・バッキング・バイ・サンダー・バーズという、サンダー・バーズというグループのバッキングで、バッキングといえるようなバッキングでもなんでもないという。これはもともと、あのー、デジタル・リマスターで聴きますと、非常に解像度がよく聴こえますんで、かえってしょぼくなるという、

大滝: フフフ。

山下: きらいはありますね。オリジナル・シングルで聴きますと、もうちょっと甘い、ふくよかな感じで、こう、ガレージ・レコーディングの、もちろんガレージ・レコーディングですから、いわゆるインディーでございますから、そういう感じがありますけどね。

大滝: これがあれでしょう?山下さんのフェイバリットであるという、

山下: フェイバリットですよ。

大滝: 理由は、どういうあれなんですか、これは?

山下: やっぱり、C、Am、F、Gといく、あの循環コードですね。

大滝: いや、そういうんじゃなくて、この、そうじゃなくてもしょぼいじゃないですか。

山下: えぇ。

大滝: だんだん眠くなるというか、情けないというか。

山下: やっぱメロディー・ラインが好きなんですね。

大滝: あぁ、そうなの。

山下: 「Oh〜 darlin I love you so.Oh〜 more than」というね。

大滝: あー、なるほどね。言われて、よくわかるわ。

山下: クルーナーの、あの、

大滝: うーん。作風に現れてるよね、でもね。

山下: えぇ、そうですね。

大滝: なるほどね。

山下: ロン・ホールデンという、この人はですね、黒人の人なんですけれども、ジャケットを見る限りでは、アメ・ラグの補欠みたいな顔してますね。

大滝: フフフ。

山下: へへへ、しょうがないっていうか。今日はなかなか、曲がたくさんかかって、楽しいという。あぁ、ここでちょっとお知らせがあるんですが。えー、仕事関係をちょっと言わせていただくのは、非常に気が引けるんですがですね、あのー、おかげさまで、去年の12月の26、27のサンプラザと、2月の2、3、2月の28、29。えー、今回は6公演、東京で公演がありますが、おかげさまでソールド・アウトでございましてですね、追加公演をやることになりました。これが3月の14日と15日、追加公演が決まりました。全国ネットで東京の公演だけの話しをしてもしょうがないんですけど、一応言ってくれと、主催東京FMでありますから、そういう手前もあって、言ってくれと、是非言ってくれという感じなので。えー、3月の14日、15日、土日でございます。この2日間、これが結局最終公演、にはならないんだ、この後神奈川がありますから、ありますけど、一応東京の最終公演になると思います。えー、中野のサンプラザホール、全席指定、5150円、6時開演です。チケットはですね、それで、こっから重要なんですが、チケットは、1月の26日の日曜日の午前10時からチケットぴあで、電話予約のみ受け付けるそうであります。店頭販売はないそうです。えー、チケットぴあ、03-5237-9999、こんなの放送で言ったってわかりませんね。ぴあとか、そういう雑誌見てください。

大滝: フフフフ。

山下: えー、お問い合わせは総合企画、3405-9999、これもそういう情報誌見てください。そういうお問い合わせは、よろしくお願いしまーす。という訳で、事務的なことはおしまいにしまして、

大滝: ねぇ、それでおしまいなの?

山下: えぇ、そうです。

大滝: あら。

山下: ヘヘヘ。

大滝: もっとないの?

山下: なんですか?

大滝: 年頭から飛ばしているよね。グイグイ。

山下: そうですかね?

大滝: うーん。

山下: いや、二人でいくと、呼吸が合うから、楽でしょう。

大滝: なにが?

山下: いやいや、二人だけでやると。

大滝: あー、うん。

山下: ああ言えば、こう言うという。

大滝: 昔を思い出して。

山下: もう、しかし若い頃っていうか、あれですよね。

大滝: いや、その「若い頃」っていうのはやめない、ちょっと。ぐさっとくるよ、今の。

山下: ハハハ。

大滝: 「若い頃」やめようよ。

山下: 大滝さん、今年ゾロ目ですよね。

大滝: そうですかね?

山下: えぇ。

大滝: うん。

山下: 普通ゾロ目というとですね、

大滝: 「When I’m forty-four」という歌もあるしね、

山下: ヘヘヘ、クックック。

大滝: ないか。

山下: マグナム44ってのもありますけどね。

大滝: あーそうか、それもいいかもしれないな。

山下: きっと44のときにつくったんでしょうね。

大滝: うーん。

山下: なにを言ってるんでしょうね、ほんとに。えー、

大滝: そうか!

山下: なんですか?

大滝: いや、ナイアガラ45スタジオだったからね。

山下: 45ですよ。

大滝: うーん。

山下: もう、あと1年を残すのみですよ。

大滝: 来年で45だね。

山下: どうですか、じゃあ、45だということで、新しいアルバムをひとつ、これは。

大滝: 45スタジオで、自宅録音で、「ラブ・ユー・ソー」みたいなのというのをやるとかさ、ハハハ。

山下: ヘヘヘ。それでですね、全国のみなさんは、ほんとにあれですよ、知りたいと、一番知りたいと思っているのは、「一体、いつ大滝詠一は新作を出すのか」

大滝: うん、ね。

山下: 「ね」じゃない。

大滝: 「ね」じゃない?

山下: 「ね」じゃないって。

大滝: 出さないんじゃないんだよ。あのー、なんだ、意図があってじゃないんですよね。だから、まあ、

山下: 成り行きでしょう、だって。

大滝: だから、もうしばらく待ってください。

山下: 怠惰なだけじゃないですか。

大滝: やっぱりだから、いや、そうじゃないよ、長嶋だって監督やらないし。

山下: あー、なるほどね。

大滝: うーん。

山下: わかったような、わかんないような理屈。

大滝: これで納得してもらえないかな、これで。

山下: すごい理屈、それ。

大滝: えっ!だって、よく言ってるよ、途中。

山下: そうか。

大滝: 長嶋が監督やるか、僕の新作が出るか、どっちが早いかって。

山下: うーん。

大滝: そういう、あるかないかっていう、ほら、そういう。

山下: 長嶋さん監督やんねえかな、早く。

大滝: うーん。そういうふうに勝負してるんだよ。

山下: なるほど。

大滝: 関係ないか。

山下: よくわかんない。

大滝: ひとつそれで。

山下: えー、今度はディオンいってみたいと思います。

大滝: あっ、いいね。光岡ディオン?

山下: えー、

大滝: 違うか、萩原健太いないのか、今日は。

山下: しょうがない。

大滝: えっ、去年そのネタ振らなかったっけ?

山下: いや、聞いてない。

大滝: 聞いてないか。

山下: 記憶にございません。

大滝: あー、そうか、そうか。

山下: でも、今の若い人だったら、「ディオンいく」っていったら、光岡ディオンだと思うだろうな。

大滝: そうだね。光岡ディオンのアルバムつくったディレクターも、今日は見に来てるしね。

山下: そうね。

大滝: 死語だな、これ。

山下: なんなんだか。

大滝: うーん。

山下: ディオンは、ディオン・デ・ムチという、

大滝: あらっ!

山下: 60年代を代表する、あっ、60年代末から、60年代に大活躍した、いわゆるシンガーでございます。

大滝: SMサウンド。

山下: えぇ。何ですか、それ?

大滝: 関係ないか。いや、スッといって、スッといって。

山下: 今、ちょっとわかりませんでした。受け答えできませんでした、一瞬。

大滝: すいませんでした。

山下: 「てんやわんや」にはなれません。

大滝: フフフ。

山下: なかなか道は遠いという。

大滝: うん。

山下: えー、ディオンのですね、ローリーでのレコーディングというのは、さっきのイギリスのエースでかなり出てるんですが、CBS時代のやつが、やっと去年、

大滝: 出ましたね。

山下: 復刻になりまして、これがなかなかまた、マスターもいい音しておりますしね、えー、なかなかのあれなんですけど、

大滝: で、これ、まあどうぞ、かける曲の、

山下: いやいや、大滝さんがぜひ、

大滝: これのですね、かける曲のですね、聴きどころはですね、

山下: はい。

大滝: あのー、アナログ盤で昔出てたものが、CDで出ますよね。で、CDで出るときに、いろんなことが起きるんですよ。

山下: なるほど。

大滝: 必ずしも、以前のもの、そのとおり出る訳ではなくてですね、いろんな形で出る場合があると。

山下: うん。

大滝: それのひとつの例であるということを、聴いていただこうと。

山下: なるほど。

大滝: うん。

山下: とりあえず、えー、これはですね、63年のヒット曲でございます。これもベストテン・ヒットでございましてですね、「ドンナ・ザ・プリマ・ドンナ」

 曲:

DION/DONNA THE PRIMA DONNA 

山下: えー、1月の東芝プレミア3は、私、山下達郎と大滝詠一さんのおなじみの新春放談であります。えー、お知らせの前にかかっておりました、ディオンの「ドンナ・ザ・プリマ・ドンナ」。CBSがCDにリマスターして、再発したものでありますが、CDになると、どう違うんですか?

大滝: えーっとですね、CD元年なんで、ひとつCDについて、ウンチクを傾けておきたいと、

山下: そうですね。そういう話もしないとだめですね。

大滝: うーん、思うんだけど。60年代っていうのは、シングル盤の時代だったんですよね。で、シングル盤=モノの時代だったんですよね、ステレオじゃなくて。

山下: そうですね。

大滝: だから、ほとんどモノでしか、みんな聴いたことがない曲が、ほとんど多くて、

山下: はい。

大滝: で、最近のCDの再発っていうのは、ほとんどステレオ盤なんですよ。

山下: うーん。

大滝: で、特に今の「ドンナ・ザ・プリマ・ドンナ」なんかに見られるように、もう忘れてしまったと思うんですけど、

山下: えぇ。

大滝: ほんとに気をつけてないとわかんないんだけど、えーっと、ブレイクのところっていうか、ところで、ドラムを後で入れた「トコトコトコトコ」ってのが2回入ってたんですけど、

山下: 入ってますね。

大滝: 入ってたでしょ。

山下: えぇ。

大滝: あれは、オリジナルのステレオ・バージョンにも、モノ・バージョンにも、あそこはないんですよ。で、変だったでしょ?

山下: 変だった。

大滝: リズムがズレてたでしょ?

山下: 変だった。

大滝: だから、多分、えーっと、昔は「これ失敗した」っていうんでカットしたんですよ。

山下: 間違えたんですね。

大滝: 多分。で、今回はリマスターしてるんですよ。多分3チャンネルを、リマスターで出してるんで。で、それを当時、あれが嫌だったから、カットしたという情報をわかる人が、多分現場にいないんだろうね。

山下: なるほど。

大滝: で、それで、こういうような。で、あそこでね、興ざめになるんですよ。あのドラムのおかずが入ると、今のバージョンは。

山下: なるほど。

大滝: こういうような危険性がですね、

山下: 十分にありますね。

大滝: 結構あるんですよ、CD元年としては。

山下: ありますね。はいはい。

大滝: まあ、あとひとつは、やっぱり、ディオンはさすがにいい声をしてて、歌もうまくって、

山下: 23ですからね、この時。

大滝: うーん。なんだっけな、ホット・なんとかっていう映画が、最近あったんですよ。

山下: はい。

大滝: パロディーの映画で。あそこで「ドリーム・ラバー」を、ディオンのバージョンの、

山下: ほー、いいですね。

大滝: あれが真ん中でかかってきましてね。

山下: ディオンを選ぶのがセンスいいじゃないですか。

大滝: なんかね。それは笑いましたけど、だから。やっぱりディオンも、現代もまだいける人だなと、

山下: なるほど。

大滝: いうのが、もうひとつの面ですかね。

山下: うーん。で、だいたい大滝詠一さんというとですね、私のイメージの中では、絶対に新譜を買わない人という、アンタッチャブルみたいな人ですがね。

大滝: うん。

山下: えー、だから、「絶対に新譜は聴かない、ほとんどオールディーズしか聴かない」と思っていたので、今日は私、去年一番好きな曲がありましてですね、

大滝: ふんふん。

山下: これが、エクストリームという、いわゆるメタルものですな。

大滝: ですね。

山下: えぇ。それの「モア・ザン・ワーズ」という、これが突然、エクストリームというとんでもない、だいたいアルバムのタイトルが「ポルノ・グラフティ」ですからね、

大滝: あれは驚きました。

山下: その中に入ってる、この「モア・ザン・ワーズ」というバラードの曲が非常にヒットしたんですが、これがすばらしい。これが、私、去年一番好きな曲でですね、「大滝さんはどうせ、こんなメタルのあれなんて聴く訳がないだろう」と思って、今日持ってきたんですが、なんと知っていたという。

大滝: メタルに詳しい、実は。

山下: 嘘つけ!

大滝: いや、ほんとに。

山下: 娘に教えてもらった。

大滝: アハハハ、クックック。

山下: そんなことじゃねぇかと、

大滝: でも、ほんとにエクストリームを聴くと、ほんとにエバリーでね、

山下: うん、あれはすばらしい。

大滝: ね。「モア・ザン・アイ・キャント・セイ」っていう、その昔、クリケッツの名曲もありますけどもね。

山下: だけど、他の曲がグォーっていって、いきなりあの曲があれするという。これやっぱり、アメリカの音楽、懐深いなっていう。

大滝: 深い。

山下: しかもその、なんといいましょうか、ギターとリード・ボーカルの人のデュエットなんですけどね、

大滝: うん。

山下: ギターの人が、要するに、ぜんぜんテクニックをひけらかさない。普通のシンプルなストロークで終始して、

大滝: はいはい。

山下: 最後まで弾ききる。

大滝: うん。

山下: で、最後ちょっとだけ遊ぶというね、このシャレ心が、

大滝: あれが。

山下: なかなか。どれをとってもね、これが去年の私にとってのベスト、モースト・フェイバリット・ソングでありまして、

大滝: なるほどね。

山下: えー、みなさんよくご存知かもしれませんが、エクストリームの「モア・ザン・ワーズ」、聴いていただきましょう。

 曲:

EXTREME/MORE THAN WORDS

山下: という訳で、エクストリーム、「モア・ザン・ワーズ」でございました。大滝さんがメタルに詳しいとは知らなかった。

大滝: いや、とんでもございません。この曲はほんとにいいよね。

山下: うん。いい。

大滝: で、多分だから、あのー、普通のレコーディングをやってる際に、ちょっと飽きたんで、で、ちょっとやってみたら、みんなに受けたんで、「じゃあやってみようか」っていう感じでやったんじゃないのかなと、

山下: なるほど。

大滝: と思うんだけどね。で、この程度のことはできるんだよね。

山下: うーん。

大滝: で、できたうえであれをやるというのがね、

山下: そうなんだよね。たいしたもんです。

大滝: なかなかなものがね。まあ、当たり前ちゃ、当たり前のような気もするけどね。

山下: よく考えれりゃーね。だって、ロバート・プラントが「シー・オブ・ラブ」なんですから。

大滝: そうだよね。

山下: えぇ。歴史と伝統ですよ、要するに。

大滝: まあね。

山下: えー、サークルが出ましたね、サークル。

大滝: ね。サークルよかったでしょう?

山下: そうですね。

大滝: もう待ちに待ったというかね、

山下: そうですね。みなさん待ってましたね。

大滝: でも、これは1枚目と2枚目の、えーっと、合わしたやつなんですね。

山下: そうですね、えぇ。で、つまんないやつを、ちょっと抜いて。

大滝: ねぇ。

山下: えぇ。えー、なかなか、これしかないんだから。

大滝: いまんところはね、うーん。

山下: これでもういいでしょう。えー、という訳で、ジョン・サイモンがプロデュースしてるというね。それがミソなんですが、なかなかにオシャレな、プロデュースが。これもあのー、CDで、さっき言ったように、解像度が増す分だけ、ちょっとしょぼく聴こえる。

大滝: これはねー、だからね、ステレオだからね、

山下: ステレオだからでしょうね、きっと。

大滝: 演奏が下手に聴こえるんだよね。

山下: うーん。自分たちでやってるんですか、あれ?

大滝: で、モノのいいところって、やっぱり、えっ?

山下: 自分たちでやってるんですかね?

大滝: いや、あれスタジオ・ミュージシャンらしいんだけど、ターン・ダーン・デイはね、とにかくなんか演奏が下手なんだな。

山下: それで、あれですよ、あれ、難しいんですよ、曲、演奏が。

大滝: もんのすごく難しい。コードなかなかとれなかったでしょう、あれ、当時?

山下: うん、当時ね。で、テンポも難しいから、

大滝: 難しいんだよ。

山下: あとでかぶせてる楽器が、もたったり、はしったりしてんですよね。

大滝: とかね、あとシタールとか、なんかあれが、

山下: そうそうそう。

大滝: 今聴くと、わびしいんだよね、ちょっとね。

山下: あれ4トラックですよね、恐らくね。

大滝: 多分そうだと思うよ。

山下: で、ダビングにかなり頼ってる分だけ、ちょっと甘いというかね、グルーブが。

大滝: モノだと、結構ごまかしきくんだけどね。寂しいものがあるけど。でも、曲はいいよ。

山下: そうですね、名曲であります。「ターン・ダウン・デイ」

 曲:

サークル/TURN DOWN DAY

山下: えー、新春早々の東芝プレミア3。今月一月間は、私、山下達郎が大滝詠一さんと二人で、新春放談でございます。えー、「昼間からこんな話してもしょうがない」という感じもしますが。

大滝: では、92年の山下君のアルバム・リリース活動とか、その辺にも、やっぱりそろそろ、この辺で触れる時間のタイムがやってまいりましたね。

山下: なかなか、こう、突っ込みが厳しいという。

大滝: ぐっと。

山下: 今年は、あのー、竹内まりやのアルバムの年でありますので、

大滝: おっ、ついに!

山下: えぇ。

大滝: 何年振りの?

山下: 5年振りですね。

大滝: 5年振りのソロ。

山下: 大滝さんに、すんでのところで匹敵してしまうという。

大滝: 最近グループでやりながら、何年振りのソロっていう言い方やってる人がいるけども、

山下: 僕は知りません。

大滝: ああいう言い方は、あんまり文法的に正しくないんじゃない?

山下: それって、ひょっとして、鈴木さんのことですか?

大滝: いや、なんか、誰か知らないけど。グループでずっと長年、ずーっとやり続けて、ソロとしては何年目というのは、あんまり、なんかあれな感じしません?

山下: かなりアメリカ的な雰囲気しますけどね。別契約でね。

大滝: いいよね。事実としては、事実だからね。じゃんじゃんやるべきですね、そういう用法は。

山下: なんだかよくわからないけど。

大滝: はい。

山下: とにかく、竹内まりやが夏に多分、

大滝: いやー、待ちに待ったよ、そっちの方が待ってますよ、みんな。

山下: すみませんね。

大滝: うーん。

山下: 私よりそっちの方がいいんですよ。どうせそうですよ。そんなことはねーか。ハッハッハ、何を言ってんだ。

大滝: 夏に出んの?

山下: 夏ぐらいです。

大滝: あー、楽しみだね。

山下: ひょっとしたら、秋にずれ込むかもしれませんが。

大滝: まあそうでしょうね。

山下: すいませんね。私のせいじゃないです。

大滝: フフフ。

山下: えーっと、なんだっけ?あっ、そうだ!

大滝: とりあえず、言っとかないとね。

山下: とりあえず、言っときます。えーっと、バニティ・フェアのCDが出たんですよ。

大滝: ほー、ほー。

山下: ちょっと喉飴が口に入って。

大滝: バニティ・フェアっていうと、イギリスの、

山下: イギリスの、いわゆる、

大滝: どういう?

山下: あれです。ボーカル・グループですな。

大滝: ふん。

山下: あのー、いわゆるそのー、イギリスの、ブリティッシュ・ポップの流れっていうのがありまして、フォーチュンズでありますとか、マーマレード、ラブ・アフェア、えー、トレメローズ、

大滝: うん。

山下: えーっと、バニティ・フェアなんていうとこは、もっとあとになりますと、ルーベッツなんてのもありましたが、ファースト・グラス、まあ、あるものはスタジオの、なんつうのかな、即席グループであったり、あるものはちゃんと活動してますけども。えー、いわゆるその、アメリカのフォー・シーズンズとかビーチ・ボーイズに代表されるファルセット・ボーカル・グループに、非常に大きな影響を受けて、そういうのをやろうという人がたくさんいましてですね、

大滝: なるほど。へー。

山下: バニティ・フェアも、そういうグループですが。日本では、「アーリー・イン・ザ・モーニング」とかね、

大滝: うん。

山下: 「ヒッチン・ア・ライド」なんてヒット曲がありますが。

大滝: 「アーリー・イン・ザ・モーニング」って、クリフのとは違うの?

山下: えぇ、クリフと共作です。

大滝: あれだよね。

山下: 「アーリー・イン・ザ・モーニング」ってやつですね。

大滝: ってやつね。あれ日本受けしたんだよね。マイナーでしょ、あれ?

山下: 日本受けする。そうですね、ミノーですね。で、バニティ・フェアのデビュー曲というのがですね、これがなんと、いわゆる、あのー、サンレーズという、

大滝: おっ!

山下: ビーチ・ビーイズの弟バンドといわれましたですね、

大滝: うーん。

山下: ビーチ・ボーイズのおやじさんが、

大滝: 出てこない、ダジャレが。サンレーズ。はい、どうぞ。

山下: なんなの?

大滝: フフフフ。

山下: しょうがない。えー、私も言うことを忘れてしまいましたが、サンレーズのヒット曲であります「アイ・リブ・フォア・ザ・サン」という曲が、

大滝: 出なくなったなー。

山下: 歳ですよ、歳。

大滝: いや、いいんだよ。すっといって。

山下: 大滝さんは、ひげ剃ってしまったんですよね。

大滝: いいって、そんなことラジオで言わなくたって。しょうがねーな。

山下: わかりゃぁしないって。という訳で、あのー、それが日本盤あったんですけどね、僕ね。どっかなくしてしまったんで、ずーっと聴きたかったんですけど、全然リイシューが出なかったんですよ。何十、20年振りぐらいじゃないですかね、リイシュー出たの。いや、もっとだ。25年振りぐらいにリイシューが出ました。

大滝: 待ちに待った。

山下: ちょっと話が長くなりました。

大滝: と言いながら、買っといて1回しか聴かないんでしょう。

山下: まだ聴いてない、ハハハ。

大滝: ほら、ハハハハ。

山下: 早速聴いてみたいと思います。「アイ・リブ・フォア・ザ・サン」、

大滝: なんだ?

山下: バニティ・フェア。

 曲:

VANITY FARE/I LIVE FOR THE SUN

山下: バニティ・フェアで「アイ・リブ・フォア・ザ・サン」。えー、日本題が「太陽に歌って」だか「踊って」か

大滝: えっ、「太陽に歌って」って、ゲイル・ガンじゃなかった?

山下: うん、そんなような。

大滝: 「太陽に踊って」?あぁ、そうなの?知らない。へー。

山下: 忘れてしまった。えー、とか言ってるうちに、1月5日の、この新春放談第1弾もそろそろ、

大滝: えぇ。

山下: もう終わりだっていう。あっという間に時間経ちますね。くだらないことばかり言ってると。

大滝: ほんとに申し訳ない。

山下: ほんとに。

大滝: うん。

山下: 来週はひとつ、もうちょっと厳しく追求してみようと思います。

大滝: ぐっとね。

山下: 今日はとりあえずですね、去年いろいろCD出ました、ほんとにCDたくさん出ましたけども、いちばーんよく聴いたのは、フォー・フレッシュメンのCDでありましてですね。

大滝: なるほど。

山下: えー、キャピトルがちゃんとしたマスターで、やっておりまして、もう、すごい。たいへんなものでありまして、ビーチ・ボーイズでおなじみの「ゼア・ハート・ワー・フル・オブ・スプリング」という、これの、フォーフレッシュメンの、これももちろん、アカペラのバージョンですが、これを今日の最後に聴いていただきたいと思います。「ゼア・ハート・ワー・フル・オブ・スプリング」バイ・ザ・フォーフレッシュメン。

 曲:

THE FOUR FRESHMEN/THEIR HEARTS WERE FULL OF SPRING

山下: という訳で、お届けいたしてまいりました、東芝プレミア3、山下達郎スペシャル。えー、「新春放談 with 大滝詠一」、その第1回であります。1月は全部いきます。来週12日、その次の19日、そして26日まで、たっぷり大滝さんと二人、それで、後半は萩原の健ちゃんが来てくれます。えー、音楽をかけ、いろいろとつまらない話をいたしながら、楽しくやって、1月をやっていきたいと思います。先程お伝えしたように、3月の14日、15日、中野サンプラザホールで、東京公園の追加公演が、私、山下達郎の追加公演があります。「パフォーマンス1991〜92」と、それの予約が1月の26日からチケットぴあで始まりますので、詳しいことは、情報誌、その他でやってください。えー、という訳で、来週1月12日も、大滝さんよろしくお願いします。

大滝: あっ、よろしくお願いいたします。

山下: えー、来週もいろいろなレコードをかけつつ、お話を伺っていきたいと思います。という訳で、来週1月12日の東芝プレミア3、日曜日の午後12時、お楽しみに、山下達郎でした。それではみなさん、来週まで、さよなら。

 大滝さんが言っていた、「長嶋が監督やるか、僕の新作が出るか、どっちが早いか」ですが、この時点では、まさかこの年のオフに長嶋さんが監督になるとは思わなかったでしょうね。結果的には、長嶋さんの方が、ずいぶん早かったけど、このおかげで大滝さんがやる気になってくれたようで、大滝さんの書いた記事がスポーツ新聞に載ったりと、メディアで大滝さんの名前を見ることが多くなりました。長嶋さんの監督就任が決まった後の新春放談(1992年)は、どあたまから面白いのでお楽しみに(でも、それまであと3本だもんなー)。

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