このページでは、Prontoを使う上で知っておくと便利な情報や、ちょっとした小技などを記載しています。
このページのProntoの画面は、ProntoEditおよびProntoEmulatorからキャプチャしたものです。
Screenshots from ProntoEdit: (c)1998-2002, Philips Electronics N.V.
Prontoには、あるアクションに他のアクションと同じ機能を持たせるエイリアス機能があります。感覚的には、同じ信号を複数のアクションに学習させるより、エイリアスを使用したほうが占有メモリが小さくなるはずだと思いまして、実験してみました。
空のCCFファイルのHomeに、10個のボタンを持つパネルを1枚だけ作成し、1つは10個のボタンすべてに同じ信号を学習させ、もうひとつは1個だけ学習させて、残りはそのボタンへのエイリアスを作成し、それぞれのCCFファイルのサイズを比較した所...
全部学習: 7,792バイト エイリアス: 7,352バイト
となりました。若干の差ですが、エイリアスを使用した方がメモリ的には有利といえます。
メモリ以外の理由でも、エイリアスを使用した場合、信号の学習はエイリアス元の1ヶ所だけでよいので、学習ミスの発生を少なくすることができます。また何らかの理由で信号を学習差せなおす場合も、エイリアス元の1ヶ所だけを学習させなおせば、エイリアスの全てのアクションで送信される信号も修正されます

加えてエイリアスはアクションリスト上で、エイリアス元のボタン名称で表示されますので、学習信号の"[C] Learned"という表記より、何の信号を送信するのかの確認が容易です。これは特に、アクションリストに2つ以上のアクションを登録してマクロとして利用する場合に効果が大きいです。
#ちなみにこのマクロコードの意味は、このあたりを見てください。
19990328追加:学習した信号にも名前をつけることができます。したがって、「学習信号はアクションリスト上で何の信号かわからない」というのは正しくありませんでした。ただし、エイリアスが何もしなくても"デバイス名 - パネル名 - ボタン名"の名前がつくのに対し、学習信号は1個1個名前をつけないといけません。
それから、他のパネルへのジャンプ機能を含んだボタンへのエイリアスを作成しても、エイリアスのボタンではパネルジャンプは行われません。エイリアス元のボタンと同じようにパネルジャンプも行いたければ、エイリアスのボタンでも同じジャンプ先を選択する必要がありあります。逆に、エイリアス元とエイリアスで、同じ信号を送りながらPronto内の別のパネルにジャンプを行うといったことも可能です。
Prontoにボタンやフレームのビットマップをロードすると、液晶用の4階調グレーに減色されます。減色のルールは単純に以下のようになります。
グレー値 色 0〜 63 黒 64〜127 濃いグレー 128〜191 薄いグレー 192〜255 白
ProntoEmulatorの画面では、濃いグレー: 85、薄いグレー: 170で表示されます。
Prontoは素手で液晶パネルをペタペタ触ることになるので、使っているとすぐに液晶が指紋だらけになります。しかし、Prontoには電源ボタンはなく、液晶にタッチすると自動的に電源が入るしくみになっているので、液晶を拭こうとするといろんなボタンを押しまくることになってしまいます。確率的にはすごく低いでしょうが、大事なテープを上書きして潰したり、PPVの購入ボタンを押してしまったりということも考えられます。一番確実なのは電池を抜いてから掃除をすることなんですが、それも面倒くさいです。
私が思いついたのは、掃除用の何もボタンを置いていないパネルを用意し、そのパネルの中央(何もないところ)から拭きはじめるということでした。Prontoはパネルを押した時にボタンが押されたと判断し、パネルを触りながら他のボタンに移動したとしても(マウスで言うところの"ドラッグ"操作です)そのボタンは効かないようなので、これで十分です
また、Remote Centralには、「機器の電源を切っておいて、適当な(電源以外の)ハードウェアボタンを押しながらパネルを拭けば、ハードウェアボタンの信号が送信されつづけ、パネルのボタンは効かないので大丈夫」とありました。
19990322追加:平石さんから「mouse modeを使うのはありかな」との情報をいただきました。確かに適当なところにマウスモードのボタン(ジャンプリストの中にあります)を用意し、それを押すと、次にバックライトボタンを押すまで画面がシステム領域も含めて何もない状態になりますので、DXV-8000を持っていなければ掃除にもってこいのようです。
Prontoでのリモコン完全統合化を目指そうとも、どうにもならない物があります。ジョグ&シャトルの学習での再現は難しいです。
私のシステムにもジョグ&シャトルで再生時はトリックプレイの操作をするのはもちろんの事、停止時はシャトルリングでインデックススキャン、予約や設定のメニューに入ればジョグ&シャトルで項目移動と変更というビデオデッキが1台あり、困ったことに代替のボタンも用意されていないため、これだけは統合をあきらめざるをえませんでした
とりあえず、インデックススキャン用にシャトルリングを一杯にまわした状態だけは学習させました。色々試して最もうまくいった方法は...
でした。[Learn IR]からの作業は手早く行う必要があります。
ジョグダイアルの方は、色々と悪あがきはしてみましたが、学習させることができませんでした。何かいい方法はないものか…
とりあえず、次にビデオを買いかえるとすれば、予約までジョグ&シャトルを使うものは避けるようにすることにします(苦笑)
19990418追加:
結局学習はできなかったものの、IRコードを解析しジョグダイアルのコードを探し出して使えるようになりました。これで最後まで残っていたリモコンもProntoに収容できました。
19990426追加:
Prontoを片手で持って操作していると、結構重く感じられます。実際はかりに乗せてみたら、アルカリ電池4本込で280gでした。想像していたよりは軽かったのですが、やはり片手で操作することが多いからでしょうか…
280gのうち、電池は100gにを占めます。これを軽くしてやればProntoは軽くなるはずです。そこで、アルカリより軽く、しかも長持ちすることを謳っているリチウム単三電池に交換してみました。
結果、重量は電池込で240gとなり、40g/約15%軽くはなります。持った感じは「かなり軽くなった」と感じることができました。ただし、リチウム電池とProntoは相性が悪いらしく、パネルタッチで電源を入れる時、画面が派手に乱れます。操作には問題ないみたいなのですが、気持ち悪いこと請け合いです。
20040326追記:
リチウム電池による画面の乱れについてですが、単に「新品でボルテージの高い電池」であればアルカリでも普遍的に起きる現象でした。
というわけで、現在は軽さを取ってリチウム単3を使用しています。
しっかし、シリアルのアップロード/ダウンロードをくり返し1ヶ月以上相当使い込んでいるのですが、電池が減る気配すらありません。こんななら電池2本で動くようにして欲しかったな。
19990702追加:
ついにというか、Prontoの電池が切れました。
製品に付属していたアルカリ電池をそのまま使用していたので、3月中旬から使いはじめて6月中旬まで、およそ3ヶ月持ったことになります。リモコンとしては短いですが、「バックライトが点灯しシリアル接続できる液晶タッチパネルの物体(笑)」と考えれば、長寿命な部類に入ると思います。まぁ単三x4と使用量が多いのが難ではありますが。ちなみに、電池残少時は時計の右側の位置に、携帯電話のそれにそっくりの電池残料マークが点滅しました。
私の使用状態は、バックライトは動作時常時点灯な状態にしていましたので、電池消耗は速い方でしょう。シリアル使用頻度はちと基準がないのでわかりかねますが、毎日毎日ProntoEditで編集していたという訳でもないので、Pronto使いとしては「普通」かなぁと思います。
交換電池には、ほぼ新品の1450mAh-NiMH充電池を使用しました。これの「持ち」も判明しましたらレポートします。
にしても、専用の充電セット、というか充電台。テレビにでてくる旅客機の模型みたい(上手い喩えができなくてごめんなさい)で格好良いですね…
20000129追加:
充電池ですが、Pronto側の+極の作りによるものか、ちょっとした衝撃で断線が頻繁に発生するためすぐに使用をやめました。
乾電池でも、+極の凸部のみ電極になっているものより、+極全体が使えるものを使用した方がよさそうです。
20000129追加:
しばらく更新をサボりまくり、Prontoも単なるとっても便利な道具化しているうちに、新しいProntファーム(Sys V3.6 App V4.81 10/07/1999)とProntoEdit(V1.04 10/04/1999)が公開され、なんとPronto単独でタイマー機能が使えるようになりました。
当初からProntoには時計表示機能が備わっていて「時計は持っているんだから、折角だからタイマーも付いてたらいいのに」と密かに思ってはいたのですが、まさか現実の物となるとは夢にも思いませんでした。それもファームアップデートだけでできるとはうれしい限りです。

左がそのタイマー設定画面です。
タイマー機能は、Pronto上では1つのボタン(ただし、タップしても動作しない)として表現され、1つのタイマーには[START]と[STOP]の2つのアクションが定義できます。それぞれ1週間のうちの動作する曜日、および毎週繰り返し(WKL)の指定ができます。
ちなみに[START]と[STOP]は便宜上の名前だけで、[STOP]を[START]より早く実行したり、全く関係の無いことを実行したりしても問題ないそうです。
で、タイマーのアクションとして指定できるのは、マクロ機能と同様でPronto上の他のボタンのアクションです。もちろん、対象ボタンにマクロが定義されていれば、そのマクロが実行されます。つまりは「Prontoで操作できることなら何でもタイマーにできる」ということです。
ProntoEdit経由では、タイマー機能はPronto上の何処へでも配置することができます。ただし、Pronto本体でタイマーの修正を行うには、[MACRO GROUPS]のタイマー用グループに配置する必要があります。そうしないと「明日は休みだからいいよ」とか「あと10分…」とかの調整までもProntoEditから行うハメになります(笑)
ご多分に漏れず、私も目覚ましに使っています。それまで「目覚まし専用のミニコン」をおいていたのですが、おかげで必要がなくなりました。
04/23/2004追記:
ProntoEditと日本語版Win2000/XPは相性悪いです。ProntoオリジナルアイコンフォントのPlay,Stop,Pause等、ソフトウェアキーボードの1枚目、2枚目に出てくるアイコンがProntoEdit上でまともに表示/入力できないです。
#おそらくWin2000/XPの内部コードがUnicode化されたことが原因かと想像しますが。
化け化けのソフトウェアキーボード(下はWin95環境での表示)
ボタンアイコンが表示されないので、マクロ組むのも大変
ボタン名編集しようとすると、この通り
NEOEdit,NGEditでは同様の現象でないのでしょうか>NEO使い、NG使いの方
#私はProntoEditのために専用のWin95環境を維持してたのですが、さすがに陳腐化してしまいました。
解決策は4つ。
- Win95/98/MEの環境を作り、ProntoEdit専用環境として使う。
- アイコンをあきらめ、英字表記にする。
- アイコンをあきらめ、Bitmapボタンにしてしまう。
- ProntoEditからは適当なアルファベット文字でProntoに転送し、Pronto側のラベル変更でアイコンに替えてしまう。
私は1.でしたが、現在は4.を採用しています;-)
なお、コード学習、ボタン配置等には影響ないです。Prontoからアップロードしたアイコンは、変更しない限り、.ccfファイルに保存しても、Prontoに再ダウンロードしても、そのまま保持されます。
現行シリーズのProntoにはUSBモデル(iProntoだけ?)もありますが、私は相変わらずTS1000なので、シリアル(RS-232C)接続です。今の母艦はシリアル端子を持っていないので、USB-RS232Cアダプタを介してつないでいます。特に問題なく送受信できています。
04/26/2004追記:
日本語WindowsXPとの相性で、かなり厄介な問題を発見しました。
学習させたIRコードを表示/編集しようとした時に、Win95環境では改行表示されていたものが、一行で入りきらない部分が見えない状態となりました。
WindowsXPでのIRコード表示

Windows95でのIRコード表示
この状態ではIRハックができません…涙