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「E7205の実力は?」
2002年12月8日最終更新

話題のE7250チップ搭載のマザーを無事に入手して参りました。
本来なら期待のチップセットの筈でしたが、度重なる発売の遅れ。
更には突然のロードマップ変更により非常に短命な事が確定、AGPのエラッタ等、
ネガティブな面ばかりが強調されています。
個人的には期待の方が大きかったので購入しましたけど・・・。
Intelのやる気の無さの現われかこのE7205は歩留まりが悪いらしく、搭載マザーは
極少数しか流通していません、ほとんどのメーカーは年内絶望だとか・・・。(苦笑)
と言う事情も有ったので入手はほとんど諦めていたのですが、初入荷品を無事にゲット出来ました。
今回の一番槍はMSI社の「E7205 Master-F」。
個人的にはあまり相性の良くないメーカーなのですが、迷わず突撃しました。(爆)
話によれば初回生産枚数が100枚で、うち秋葉には10枚しか入荷しなかったそうな。
よく入手できたもんだと我ながら思います。
今回は「Storm」さんで購入、価格は「33390円(税込)」でした。
プレミアも付いているので少々お高かったですが良しとしましょう。(笑)

E7205 Master-F箱

これが、箱の概観です。
初回品と言うことで汎用パッケージです。
DUALマザー兼用?な感じで中身はスカスカでした。

E7205 Master-F概観

ちょっと写真写りが悪いですけど、マザーの概観写真です。
PCB塗装はベーシックな緑色で、ボードサイズは通常のATXサイズって感じです。
基本的なスペックはDDRメモリスロット×4、AGP PROスロット×1、PCIスロット×5、
MINI PCIスロット×1です。
その他としてはATX-12Vコネクタが用意されています。
ジャンパやDSW等は特に用意はされていません、基本はBIOSで設定になります。
付属品は英語版の取り説、日本語取り説申し込み書、ドライバCD一枚、FDDケーブル、
ATA-100対応ケーブル×2本、I/Oブラケットパネルが添付されていました。
取り説は英語ですが、読んだ限りでは判りやすかったので問題は無いレベルです。
ボードREVは「Ver:1」、初期BIOSは「Ver.0.1B02」と非常に初期のモノでした。
写真には有りませんが、ICH4のシルクに「SECRET」の文字が印字されていました。
どうやらES品を搭載している模様です。(苦笑)

使用感は私の環境のせいなのかイマイチ安定感が有りません。
ちょっとした拍子にエラーを吐くので不安が残ります。
あとメモリはかなり厳しくタイミング等をBIOSで最も緩く設定しないとOSのインストールさえ
出来ませんでした。(苦笑)
元々のチップの特性なのか、BIOSがβ版のせいなのか、PC2700メモリを強制的にPC2100で
使用しているせいなのか定かでは有りませんけど。
BIOSの設定に関しては元がサーバー&ワークステーションでの使用を前提としているマザーなので
OC設定は皆無です、メモリクロックは一応変更可能(DDR200⇔DDR266)な模様。
それと取り説を読んで気が付いたのですが、サポートCPUはPentium4(Northwood)のみだったりします。

「ベンチマーク結果」

取り敢えず手持ちのベンチマークソフトでデーターを取ってみました。
BIOSを弄んで現時点で最速のメモリパフォーマンスに設定しています。
今回はメモリ帯域の差に重点を置いたのでメモリ関連のベンチマーク
ばかりですが一応御参考に。

環境は
CPU Pentium4 2.4BGHz
グラフィックカード ATI RADEON9700PRO
WinXP SP1+DirectX8.1
解像度は1024×768、フルカラー、リフレッシュレート85MHz
マザーBIOSバージョンはV0.1B02
グラフィックカード ドライババージョンは6.13.10.6200
メモリはPC2700 DDR 512MB×2の1024MB

参考データー用のi850マザーは
GIGABYTE GA-8ITXでBIOSバージョンはFa
CPU Pentium4 2.20GHz
メモリはPC800-45 RIMM 128MB×4の512MB
それ以外は同等です。

HDBENCH Ver3.30
メモリ種類 MemoryRead MemoryWrite MemoryRW
E7205 152222 45451 110148
i850 94988 47345 101549
HDBENCH Ver3.40β6
E7205 145963 45447 110240
i850 94784 44013 91712
SiSoft Sandora2003 Standard 2003.1.9.26
メモリ種類 RAM Int Buffered iSSE2
Bandwidth
RAM Float Buffered iSSE2
Bandwidth
E7205 3251MB/s 3249MB/s
i850 2508MB/s 2505MB/s
MemSpeed Ver1.1
DataSize Rate
E7205
Rate
i850
4KB 2484.78MB/Sec 2314.74MB/Sec
8KB 3048.19MB/Sec 2796.20MB/Sec
16KB 3196.88MB/Sec 2796.20MB/Sec
32KB 3196.88MB/Sec 3048.19MB/Sec
64KB 3196.88MB/Sec 3048.19MB/Sec
128KB 2582.70MB/Sec 2484.78MB/Sec
256KB 2162.01MB/Sec 2399.49MB/Sec
512KB 1916.96MB/Sec 2162.01MB/Sec
1024KB 658.24MB/Sec 651.29MB/Sec
2048KB 651.69MB/Sec 621.56MB/Sec
4096KB 664.50MB/Sec 633.20MB/Sec
8192KB 684.90MB/Sec 599.19MB/Sec
Average 2037.05MB/Sec 1962.92MB/Sec

比較対照がPC800-45 RIMMという事でほとんどの項目で差を付けています。
これがPC1066-32 RIMMになるとかなり微妙な線になる事は予想出来ます。
性能だけ見ればi850やi845系からのアップグレードパスにはなりますが、コストパフォーマンス的
に見合うかと言えば難しい感じです。
他社製のマザーが出てみない事にはメモリに関する煩い点の評価も出来ませんしね。
どちらにせよチップセット自体の余命が短いのが難点ですので導入はお勧め出来ないと言うのが私的な
意見です、i850やi845系から現時点での最速環境を目指すと言う方以外には・・・。
先が短いと言う点ではi850E+PC1066も同じですが、枯れたチップセットの方が安心感が有るかもしれませんし。

乱文失礼。m(__)m

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