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「RADEON9800XT」


特に魅力的とは思わなかったのですが、つい購入しました。(笑)
R360ことRADEON9800XT、マイナーチェンジなので数字上の型番の変更は無しの様子です。
一応RADEON9800PROと比較ベンチを採ってみました。

基本的なカードの変更点は
コアクロックが380MHzから412MHzへ
メモリクロックが128MBとの比較で340MHz(680MHz)から365MHz(730MHz)へ上昇。
搭載メモリ上限量は256MBと変化無し。
機能強化面も無しです。
見た目の変化としてはヒートシンクの材質(銅製)の変更と大型化、ファンの大口径化が挙げられます。
ヒートシンクの大型化と材質の変更により重量が軽く倍以上になっているので非常に重いです。
ヒートシンクの形状を見ると適当と言うかエアーフローを考えた作りとは思えないですが・・・。(苦笑)
また「ATi OVERDRIVE」機能が追加されています。
チップ内臓のサーミスタによりチップ温度を計測し、チップ余裕が有る場合はコアクロックを
412MHzから435MHzまでの範囲でクロックを引き上げる機能。(ドライバから設定可能)

(2003年10月19日 最終更新)

テスト環境

テストマシン メインマシン
マザーボード GIGABYTE
GA-8IK1100
(Intel875Pチップ)
BIOS F8β
CPU Pentium4 3.0GHz
メモリ PC3200 CL3 1GB
(512MB×2)
OS等 WindowsXP PRO
DirectX9.0b
その他 BIOS Graphics Window Size
は256MBに設定
ベンチマークソフト 3DMark2001SE Build330
3DMark03 Build330
FF11 Bench Ver1.0
FF11 Bench Ver2.0
ゆめりあベンチ

テストカード

ATi
RADEON9800XT
(純正並行輸入品)
ATI RADEON9800XT(412MHz)
DDR256MB(730MHz)
ドライバは
CATALYST 3.8
FIC
A98P
ATI RADEON9800PRO(380MHz)
DDR128MB(680MHz)
ドライバは
CATALYST 3.8
ドライバの設定は全てデフォルトです。

ベンチマーク結果

3DMark2001SE Build330
画面解像度 色数 
1280×1024 32Bit color Pure Hardware T&L
カード名 NoAA 2xAA 4xAA 6xAA
RADEON9800XT
OVERDRIVE無効
コアクロック411.8MHz
15967 13761 11748 8759
RADEON9800XT
OVERDRIVE有効
※コアクロック418.5MHz
15978 13963 11854 8856
RADEON9800PRO 15153 13054 10932 8017

DirectX8.1基準のベンチマーク。
ちなみに今回から画面解像度が以前と違っています。
CRTから液晶に変更したので表示できる最大解像度のみに変更しました。
結果を見ると分かりますが、かなり微妙な数値です。
1600×1200辺りならもう少し数値は変わるのでしょうが・・・。

3DMark03 Build330
カード名 結果
RADEON9800XT
OVERDRIVE無効
コアクロック411.8MHz
6406
RADEON9800XT
OVERDRIVE有効
※コアクロック418.5MHz
6474
RADEON9800PRO 5704

最近何かと話題のDirectX9.0a基準のベンチマークです。
こちらの結果も微増って感じです。
FF11 Bench Ver1.0
カード名 1回目 2回目
RADEON9800XT
OVERDRIVE無効
コアクロック411.8MHz
6322 6254
RADEON9800XT
OVERDRIVE有効
※コアクロック418.5MHz
6300 6257
RADEON9800PRO 6315 6240

国産某RPGのベンチマークソフトの初代版。
こちらも本当に微増で測定誤差とも言えそうな感じです。
何故か何度計測しても9800XT1回目数値はOVERDRIVE無効の数値を
OVERDRIVEを有効にしても超えられませんでした。
FF11 Bench Ver2.0
カード名 LOW HIGH
RADEON9800XT
OVERDRIVE無効
コアクロック411.8MHz
6054 5569
RADEON9800XT
OVERDRIVE有効
※コアクロック418.5MHz
6038 5551
RADEON9800PRO 6024 5532

国産某RPGのベンチマークソフトの第2弾。
こちらも本当に微増で測定誤差とも言えそうな感じです。
同じく何度計測しても9800XT1回目数値はOVERDRIVE無効の数値を
OVERDRIVEを有効にしても超えられませんでした。
ゆめりあベンチ(1280×960)
カード名 最高 綺麗
RADEON9800XT
OVERDRIVE無効
コアクロック411.8MHz
10702 4870
RADEON9800XT
OVERDRIVE有効
※コアクロック418.5MHz
10835 4940
RADEON9800PRO 9827 4472

ベンチ画像はアレですが、純粋にカードの能力を問うベンチソフトなんですよね。
結果は微増ですが一番差が出ている感じです。

総評

今回は並行輸入品の純正品を購入しましたが、以前と同じでサードパーティー製品でも
それ程の違いは無いのでは?と思います。(純正品のみなので比較できませんが)
RADEON9800PROとの差は本当に少ないので買い換える価値は無いと思います。
クロック向上率は8%程度なので恐らくは体感は出来ません。
初物価格が落ち着くまでは6万〜7万円の間になるでしょうし・・・。
劇的?な変化は来年以降のR400までは期待できない感じですね。

使ってみた感想としてはファンの大口径化と回転数の低下で多少は静音化も図られていますが、
私の環境では全く感じる事は出来ませんでした。(苦笑)
売りである「ATi OVERDRIVE」機能も起動時には最高クロックの435MHzになりますが、
3DMark03を一度走らせるだけで418.5MHzまで低下します。
以降5回連続で走らせても418.5MHzで安定していたので純正の冷却システムでは
418.5MHzが「ATi OVERDRIVE」の安定領域なのかもしれません。
435MHzで常用するにはそれこそ”ドライヤー”が必要な予感。(笑)

以上、乱文失礼。

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