監察軍の工作室006
〜「マクロス・クロニクル」創刊6号正誤表〜

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創刊6号の内容と正誤表と解説
注:基本的に
およそ赤字の表記は間違っているもの、
はたまたかつて公式だったが消されたもの
およそ青字の表記は正しいもの
およそ緑字の表記はどちらともいえない微妙なもの
になっております。
01-04・VF-19改 エクスカリバー
06-02 見開きの画稿とスペック
*解説 毎度のパターンだけど絵はサウンドブースター付きなのに
スペックはノーマル状態。以前から指摘しているノーマルとブースター付きを
ごっちゃに扱ってるのと同様、百科として総合的に記述するという観念がないのか
記事に統一性や教育的配慮がありません。
また、スペックにある開発系譜図も「YF-19→VF-19(F/S)→VF-19改」と
されていますが、劇中でもVF-19F/Sの実戦配備より先にバサラ機が稼動していますし
本文でも「マクロス7船団でのVF-19の制式採用にあたって先行試験運用された」と
書いてありますので「YF-19→(VF-19A)→VF-19改」とするべきでしょうね。
あと、「VF-19A」への言及がないのも変ですね。
06-03 「運用記録」より
標準装備 レーザー機銃 本文「バトロイド形態の頭部にはレーザー機銃を
2門備えている。」同図版。
*解説 「河森正治マクロスデザインワークス」などによると、
頭部の機銃状のものも頭頂部のフィンと同じくセンサーと書かれています。
通常、VF-19改の武装としてレーザー機銃×2門とあるのは
主翼付け根にある機銃のことだと思うんですけど……
(YF-19では対空レーザー砲塔×1門 半固定レーザー機銃×2門とかかれています)
また。「VF-19Sに比べ対空性能は劣るが。バサラが武器を使うことを嫌ったため
影響はほとんどなかった」もなにも脚部に内装されたミサイル以外の武器使用
(それもバサラはずいぶんあとまで使用を後悔している)はなかった
はずなので「ほとんど」の記述は変ですね。
同 「ファイターモード」より
「YF-19のファイター形態は驚異的な機動性能を誇った反面、
致命的とも言える操縦性の低下を招いていた。」
*解説 確かに「ピーキーなかわい子ちゃん」と評される
YF-19なんですが別に「致命的な操縦性の低下」を明記した資料はないですね。
「乗り手を選ぶ」「VF-19(F/S)で機体構造が簡略化され。エンジンも安定した
出力特性のものに交換された」という旨の記述はありますが
操縦性が低いと言う記述はないですね。
06-04 「ガウォークモード 図版キャプション」より
「ガウォーク形態では腕部の防弾シールドが使用できるため、
ピンポイントバリアも展開可能となる。」
同 「バトロイドモード 図版キャプション
「バトロイドではピンポイントバリアシステムが使用可能となり(以下略)」
*解説 えっと、総合的にファイター以外は使えるということなんですが、
この記事だと単純に腕を出してるかどうかの問題にされてますね。
(この本を総合的に編集作業をしてる人がいなくて
各記事ごとにバラバラの記述がされてる点も問題)
あと、可変戦闘機におけるピンポイントバリアに関してはTIA「マクロス・プラス」の
YF-19の記事で
「ガウォーク、バトロイド時には、腕のシールド部分にピンポイントバリアを
発生させることが可能で(中略)格闘戦闘時には腕部マニピュレータ−に集中して
目標の装甲を撃ち破る(中略)ことも可能である。これは新世代エンジンの
大出力によって初めて可能になった装備であるが、それでも出力の60%をも
使用するためファイターモードでの使用はできない」
とあり、おそらくVF-19改でも同様の事情だと思われますので
腕の展開云々ではなく出力の問題だろうと思われます。
(キャンサー107様、御指摘ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
もしよろしければ今後も御指導お願いします。)
追記:ピンポイントバリアはTV版の頃は(宮武氏の設定画でも「PPB」と
書かれているにもかかわらず)なぜか「PPV」の表記だったのだが
7/プラスの頃に「PPB」に修正され、現在に至っている
(一部、資料で「ピンポイントバリアギャル」を「PPUギャル」と
表記したものがあるがこれは「PPV」の誤記らしい。なおバリアの綴りは「barrier」)
同 「バトロイドモード」図版キャプションより
「従来のVFに比べ背部が大型化しているのは、
コクピットブロックが胴体後部に位置しているためである。
また腰部に移動した主翼の根元には内蔵式レーザー機銃を備える。」
*解説 コクピット位置はVF-4、VF-14でもほとんど
かわらなくて、別に大型化してないのでこれは当たらないかと。
「コクピットを胴体内側に収納するため、特徴のあるフォルムとなった」
あたりが妥当な表現では?あと腰のレーザー機銃に言及してますね。
(前述した運用記録の項参照されたし。)
05-06・クァドラン・ロー
*解説 創刊5号に続いて、おそらく劇場版の「クアドラン・ロー」
前号の正誤の通り「愛」マークがあるのでそのうちTV版があるのかなあ
「ア」の話も前回のまま。あと今回は原本からの行き過ぎた裏読み等で
間違いと断定はできないけど不自然な記事が多いようです。
06-05 「標準装備」本文より
「その攻撃力と機動性が人型機動兵器の範疇を超えるものであるからこそ、
本機は空戦ポッドに近い兵器と評されるのであろう。」
*解説 これは微妙なんですが元の資料と思われる「マクロス・ザ・ムービー」では
「各種の火器と大量の推進剤、推進機を機構内部に取り込んだ形状は<人>と
いうよりは、もはや<空戦ポッド>に近いものになっている」
ということで原本では性質ではなくて形状が理由になってますね。
同 「右、上から二番目/三番目の画稿」
*解説 間違いではないのですがこの二つはTV版の画稿なので、
劇場版仕様とはディテールに矛盾があるのですが、この部分については
劇場版にTV版設定画がそのまま流用されたのでこうなっています。
同 「格闘装備」の「脚部図版」のキャプション
「機体重量とその脚力で、ゼントラーディ人の頭を踏みつぶすことも可能。」
*解説 これ劇中の描写で見る限り、なんら脚は動作せずにスッと降りてきてますので
「脚力」を発揮したり、機体そのものの「重量」(実は劇場版のクアドラン・ローは
ヌージャデル・ガ−より軽い)の所為でゼントラーディ人の頭を潰したわけではなく、
あえていうなら「慣性制御装置を効かせて潰した」といったほうがそれらしいかな?と、、、。
同 「(略)本機の脚部は、歩行に適した構造とは言い難い。」
*解説 たしかに画面でも歩く描写がないので、歩行に適している印象は
ありませんが、これを明記した資料がありません。
「動き回るのが得意で、歩いている描写が無い」→「歩くのに適さない」
の連想だと思いますが根拠のない記事です。
設定画では歩いている絵がいくつか描かれてますね。
なおこの本ではこの手の行き過ぎた裏読みが沢山でてきますが、
これはフライングです。
06-06「運用記録」本文より
誤:「一部に改修が加えられていた可能が高い」
正:「一部に改修を加えていた可能性が高い」
*解説 単純なエラーですね。あと、そう簡単にゼントラーディ/メルトランディの
みなさんが改修できちゃうと基本設定的に困ってしまいます。
(そっか、全部マックスがやればいいのか、ついでに他の破損した機体も
直しちゃってマックス君モテモテ大人気とか)
同 「一般機」図版キャプション
「耐弾性に劣る機体のため一度の被弾で撃墜されることもあった。」
*解説 そもそもミリア機が「特別」で他の機体は「一般機」だという設定が
あるわけではありません。(ミリアが赤、マックス機が青、と同様に「特別」に
紫が塗られた可能性もあるんですね)加えていうと散々「クアドラン・ロー」は
高品位でエースにしか配備されなかったとか書いておいて一般機というのも
一貫性のない記事ですね。(ここでクアドラン・ノナを持ってきて、こっちは
「廉価版で多数の機体が配備された一般機」とすれば、まだそれらしいのですが、、、)
それはともかく、問題は「耐弾性」云々。
確かにミリアに随伴した寮機は一発のビームで撃墜されてますが、
これが何に因る攻撃か分からない上、本文中も同等の能力とされた「ミリア機」は
劇中、マックスのレーザー機銃やガンポッドの攻撃を受けながら戦闘を継続し、
ミリアも生存していますので、「耐弾性に劣る」というのは疑問があります。
ちなみに「ヌージャデル・ガー」はロイのVF-1のガンポッドで容易に
破壊されてますので、これもまた「耐弾性が劣る」ということになってしまいそうな、、、
(なにもかも「ミリア」が運転うまいので同じ弾が当っても致命傷にならないのよ
いってしまえばそれっきりなんですが、、、、)
07-08・工場衛星
06-08 「生産工場」本文より
「戦艦用プラントではメガロード級の艤装部品も製造している。」
*解説 この単元そのものがTVシリーズ30話の内容と設定画から起こしてあるので
記事全体が「らしい」「ようだ」と括られているわけですが。なぜか
この文章だけ「戦艦用プラント」「メガロード級の艤装部品」とはっきり限定して
書かれています。たしかに河森氏インタビュー(オトナアニメVol.9 マクロスF特集)では
(初代マクロスサイズからフロンティアサイズまでの移民船団の数と種類の多さを受けて)
(聞き手) 2009年から50年の間に数十隻と、結構な数が量産されているんですね。
河森「そうですね。ゼントラーディの工場艦を改造して、自分たちで
製造できるようになった。それが前提ですよね、それがないとさすがに量産は難しい。」
とありますので「工場衛星」で各種艦船類が製造された(またはパーツの製造を行った)と
考えて差し支えないんですが、「戦艦プラント」なるものの存在を示した資料や
「メガロード級」(TV版30話の段階ではこの言葉自体存在しない)の「艤装部品」を
生産したと明記された資料はありません。
同 「護衛艦隊」の「ダガオ艦」の線画
*解説 記事ではダガオ艦隊の旗艦として俗に大型輸送艦、大型LSTと言われる
「惑星揚陸強襲艦キルトラ・ケルエール」の画稿が示されていますが、
本編を確認していただけば分かりますが「ダガオ司令」が乗っていて、
自らの艦隊からの攻撃で破壊されてしまうのはブリタイ艦と
同型の中型艦隊指揮用戦艦「ノプティ.ガバニス」ですね。
09-12・ミレーヌ・フレア・ジーナス
13-16・超時空要塞マクロス
17-18・SNNの人々
19-20・マクロス、初トランスフォーメーション
06-19 右の年表に挿入された「関連記事」
「1999年に地球に墜落したASS-1は監察軍の戦闘艦であり」
*解説 「墜落」が不自然なのは以前からの指摘の通り、
主題歌でも「はなたれて」ますので(〜以下略)
06-22「マクロス、火星にて敵の罠の陥る」
*解説 前号で思いきり「ライバー中尉は火星で死んだ」旨の
記述を載せていたクロニクルですが今号ではちゃんと
「(火星基地には)ライバーがいた」「反統合同盟が乗っ取った宇宙駆逐艦の
攻撃によって帰還船団は全滅してしまう。」等、小説「白い追憶」の
内容を記述しています。(これを反映するなら終戦日時問題も畳んで下さいね)
追記:とか言ってたら終戦時期の変更問題は創刊7号においてクロニクルの見解が示されました。
詳細は創刊7号の正誤表で。
21-22・カムジン襲来
23-24・SDF-1マクロス進宙式典
06-23 「南アタリア島全景」の図版
*解説 島と「肩までしか無いマクロス」と道路の位置関係、等は
問題ないのですが、なぜかマクロスのブリッジのセイルと照準レーダーシステムの
ブロックが左右逆になってますね。(ようするにブリッジ付近だけ鏡像になっている)
イラスト発注時になにか情報の錯誤があったんでしょうか?
(あと、ファンレーサーの排気管が光ってるのもちょっと不思議)
06-23 同 本文より「(南アタリア島は)人口5万人の都市」
*解説 冥王星に飛んだあとマクロスに収容された民間人の数は諸説あって
「パーフェクトメモリー」では58000人、
「マクロスディクショナリー」では53000人とされています。ただ、いずれの記事も
フォールド時にシェルターに避難していて無事、マクロスに収容された民間人の
数ですのでシェルターに非難していなくて命を落とした民間人もいたでしょうし、
なにより島に常駐していた、軍人、研究者ほか政府関係者も含めると60000人では
きかないと思うのですが、、、、、、。
(万が一に「式典には数万人単位で外部から民間の観光客が来ていてマクロスに回収された」と
いうのならありなのかなあ?)
25-26・バリアブルファイター
06-25 「拡張装備と増設火器」の上の画稿のキャプションより
「スーパーパーツはVF-1から制式採用された。」
*解説 「制式」とあるので「VF-0」の「ゴーストくっ付けました仕様」
はアウトかな?と、脚部の増燃タンクとしてのファストパックはスーパーパーツでは
ないんじゃろうか?とか悩みはつきませんが、少なくとも「SV-51」の装備してた奴は
「制式採用された拡張装備」ではないかと思われますが、、、、、。」
(もしかして、SV-51自体があの世界では黒歴史なのかなあ?でも反統合軍機の
「カリョービン」はどうやら統合軍で進化し続けてプラスに登場してるし、、ね。)
同 「3種からなるVFの武装」の本文から
「ファイア・アンド・フォアゲット」
*解説 えっと、これはマクロスと関係なくて、単純に英語の読みの話なんですが、
これ「fire and forget」なわけですが、「forget」を
「フォアゲット」ってカタカナ表記できるんでしたっけ?
検索かけると普通は「フォーゲット」で一部翻訳本で
「フォアゲット」の表記があるんですが、「fire and forget」の
カタカナ表記として「フォアゲット」を用いている事例が見当たりません。
(発音記号によると「ふぁげっと」に近いみたいですが)
もしかして「forget」って単語しらずに「for get」で読んで
怪しいことになっちゃったのかなあ?あと「four」を「フォア」と
書いたりするのでその辺とまじちゃったのかなあ。
軍事/兵器方面でこういう表記を御存じの方、お手数ですがBBSまで連絡下さい。
06-26 「固定武装と標準武装」の「固定武装と標準装備の種類」の「C ミサイル」より
「AMM-1のように宇宙・大気圏内両用かつ
対地・対空・宙間迎撃など様々な目的に使えるものが多い。」
*解説 これに関して、TIA「マクロスプラス」では
AMM-1は「地上攻撃用」とされてまして、劇中の描写と合わん事態に
なってたんですが、、、やはりこの記述が正しいと思います。
おそらく、当初のVF-1の戦術の設定である、
「戦域上空から空戦形態でミサイルと下面旋回機関砲による反復攻撃を
行なった後、陸戦形態に変えて地表に降下し、密度の高い制圧、掃討攻撃する
という攻撃パターンが基本とされた」(「パーフェクトメモリーより」)
という記述にこだわった結果だとは思うんですけどね、、、、、。
(これを見る限り、リガードやグラージは飛び跳ねるんではなくて
地表をノタノタと歩く予定だったのかなと思ったり。)
同 「技術革新と武装の変遷」本文より
「ミサイルの内装化は、VF-1の改良再設計機
VF-5000の時点で顕著化し、以後一般化されていった。
この背景にはステルス性の確保やマイクロミサイルの高性能化、
無人機やミサイル艦などが長距離大型ミサイルの代用と
なり得ることがあると考えられる。」
*解説 まず冒頭の「VF-1の改良再設計機VF-5000」は
創刊3号で書いた通り、「VF-3000」の存在を無視した記述です。
あと後半の「無人機〜」以下のの文章が唐突な上、意味不明。
そもそも長距離大型ミサイルって戦闘機で運用されてましたっけ?
TVシリーズで「大型ミサイル」っていうとゼントラーディ軍との初戦で
アームドから発砲してたやつなんだけどあれは戦闘機に載らんというか
ミサイル自体が戦闘機位か、それ以上の大きさなので戦闘機で云々するもの
ではなくて、最初から艦船でないと使用できません。
で、いわゆる反応弾がTV版の資料では「大型対艦反応弾」と
記述され、劇場版の資料では「長射程対空反応ミサイル」とされているので
これを折衷したら「長距離大型ミサイル」になるんでしょうか?
(また造語した?)で、そうだとしても別に反応弾は無人機からとか艦船からとか
設定があるわけでなし、、、、なにを記述してるのか良く分かりません。
もしかして2009年時点で通常のミサイルと認識してた大きさの物を
マイクロミサイルとの比較の上で「大型」と言ってるのでしょうか?
で、あの大きさのミサイルが実用品としての価値がある程度あるのなら
当然、戦闘機にも緊急時には主翼下でも機体外部でも付けられるようにするだろうし
(実際、後発のYF-19には外部に複数のハードポイントを設置してあると設定されている)
価値がほとんどないなら、わざわざ他の機種で運用する意味もないだろうし、
なんでよりによって無人機が引っ張り出されたのか不明な記事ですね。
謎が謎を呼ぶ、さっぱり何をどう言いたいのか分からない謎だらけの記事ですが、
もちろん根拠になる資料はありません。
前半のステルス性とマイクロミサイルの高性能化で十分な説明だと思うのですが。
追記:最新のVF-25ではミサイルの外装方式に回帰してるらしいので
単純に外装→内装という一方通行の変化ではないですね。
追記2:反応弾といえば事実上の核兵器でTVの放送上問題にならないよう
「放射能の汚染のないクリーンな核兵器」と説明した、というのがTV版の頃の
基本設定だったんですが、どうやら7/プラス以降、設定が変わり
「対消滅反応による兵器」となったらしいです。ってエライもん持ち込んじゃったなあ
ということでマクロス世界では反物質を生成(または収集)できるらしいっす。
(まいったなこりゃ。)
同 「各武装の進化」の「ガンポッド」のキャプションより
「ガンポッドは弾倉方式による携行弾数増加が図られた」
*解説 まず「弾倉式」とありますが着脱に関係なくVF-1の「GU-11」でも
弾が格納されている所は弾倉ですので、この文意で書くなら「弾倉着脱式」と
すべきですね。(この本でも「技術革新と武装の変遷」では
「VF-11以降弾倉交換が可能になった」と書いてありますね)
で、着脱式と段数増加ですが、確かにVF-19あたりからシールドの裏に弾倉云々が
設定されるようになりましたがそれより元々55mmだったのが
30mm等、小口径化したのが一番の増加理由だと思うんだけどなあ
(だいたい弾倉式にできたのも小口径化の恩恵だと思う。)
同 関連事項 「格闘用武装について」のキャプションより
「バトロイドの手足は、ゼントラーディとの格闘戦を想定している。
だが、バトロイドのパンチやガンポッドを使った殴打は、
特に戦闘ポッドやパワードスーツ相手には打撃力が不足だった。」
*解説 劇場版冒頭のマックス機とリガードの戦闘では
殴って変型させた上、正面パネルを引き剥がしてますね。
「マックスは運転うまいからこんなことが可能」云々はともかく、
マニピュレータそのものの強度と腕力はVF-1の時代から十分だと思うのですが。
27-28・星間飛行/ねこ日記
29-30・ゲーム マクロスエースフロンティア
31-32・美樹本晴彦
06-31 「一条輝」(ラフスケッチ)図版のキャプション
「“優柔不断”そうな雰囲気は、決定稿もラフスケッチも
一貫しているように感じられる。」
*解説 主観的な話なのでどういう印象になるかは見る人次第ですが、、、
別にこれ、標準的な「アニメの主人公」が描いてあるだけですよね?
(輝のばやい、脚本と声優さんの演技があいまってああいう人物が確立したと
思うのですが、、、ねえ?)
おまけ 次号予告の「スーパー仕様のVF-1J」のイラスト
*解説 まあプラモではよくあったTV版スーパー仕様の輝機なんですが、、、、
(厳密には腕のスーパーパーツとゲンコツはTV版、バルキリー本体のカラーリングは
輝風、でもスーパーパックの塗色は劇場版。TV版はいずれの機体でも
脚のパーツは緑がかったグレーですね。)んでもってTVシリーズにおいて、
輝のJ型はスーパーバルキリーの実戦使用前に喪失されていて、
輝が初の実戦使用で乗っていたのはロイの形見のVF-1Sだったのは御存じの通りです。
(なのでピタバンの「ヒカルスペシャル」の昔から、最近のリボルテック、やまとの1/48まで
スーパー輝Jはみんな間違いというか、劇中に登場しない謎の機体ということです。)
以上毒舌も枯れ果てつつ創刊6号は終了。以下7号へ続く。
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以降、間違いの指摘御意見などありましたら
風紋VF工房掲示板2
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「マクロスクロニクルの話をしよう」まで。
随時、更新、改稿いたします。
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