マクロスメカ図版探しは賽の河原。
〜アニメージュ編〜

仮運用、暫定駆動中。

まずは有名どころアニメージュの約二年分を捜索した結果報告です。
「」内は各特集記事のタイトルとなっております。 もちろん新資料、新発掘あれば随時更新。

82/7月号から新番組としての紹介記事。このあと放送終了まで小特集が組まれ、
その後も単発の特集があり、やがて連載記事になっていきます。
この間に後番組オーガスも展開していきますが
継続的に劇場版まで人気が続いたのはマクロスだけでした。

82/7、製作開始のコール、この時点のタイトルは「マクロス」。
    カラーグラビアでミンメイのイラストレーション有り。
    このほかメインキャラのイメージボードも
    載っている。これは未沙こそ赤い制服だが、ほぼ決定稿の状態のもの。
    VF-1も尾翼は背面に収納され、ドラムマガジンではないガンポッドを装備。
    また、美樹本氏の名前が改名前の良春名義になっている。この記事では製作は
    スタジオぬえ+アニメフレンドになっている。
    (HALさま情報提供ありがとうございました。心より感謝。)

82/8、前号に続けて、紹介記事。
    タイトルは「超弩級要塞マクロス」へ。
    ミンメイとゼントラキャラの線画とセルによるバトロイドの図版入り。
    美樹本氏は晴彦へ改名。ここでは放送局/放送日時は未定状態。

82/9、さらに紹介記事。
    タイトルはまだ「超弩級〜」。アタリア島関係の     イメージボードを掲載。キャラ紹介もあるのだが、
    ミンメイが「マクロス内の中華料理店の娘」と書かれていたり、
    (娘=若い女性の意なら問題ないが)輝に「あきら」のルビがあったり
    (頭の体操の影響?まあ、ヒカルと読ませるほうがむちゃと     いえばむちゃなのですが。)柿崎の名前が「達雄」だったり、
    (これは単なる誤記かな?)なかなか大騒ぎであります。
    このほか石黒昇氏のインタビューが収録されていて、ここでは
    1999年の統合戦争の後、マクロスが漂着した設定に読める。
    (但し、インタビュアーの錯誤の可能性あり。)
    なおこの時点で放送局としてTBS系がコールされている。


82/10、新番組としての紹介。
    模型用彩色図版と設定セル画で紹介。
    河森氏の放送開始の弁。特に特記事項なし。
    タイトルは「超時空要塞〜」へ。


82/11、「マクロスにみる”ぬえ”の挑戦」
    一話のおさらいと各スタッフの紹介。特に特記事項無し。

82/12、記事ナシ。
    なにせ放送直後なので、、、、。

83/1、 「超時空ヒロイン!!リンミンメイの魅力をさぐる」
    4話の小特集。特に特記事項無し。

83/2、 「マクロス前半戦終了。処女飛行から帰還までのポイント8」
    前半のおさらい記事。人気反映して表紙に。

83/3、
    マニア泣かせのアーマードガウォーク画像が載る。
    但し付録の冊子「マクロスコレクション」の中。
    冊子内の河森氏インタビューでプロメテウスクラッシュに言及。加えて
    スーパーなしのバルキリーの宇宙での活動時間は3分、
    高機動時は1分とのこと。
    いっしょに板野氏のオリジナルバルキリー改の図版あり。(ちょっとかっこわるい)

83/4、 「マクロスVSウラシマン いま竜の子は燃えている」
    タツノコのニューウェーブとして小特集。
    特に特記事項無し。

83/5、「マクロスに見るみっつのラブシチュエーション」
    表紙はマックス夫妻。本誌はマクロス小特集、恋愛編。特に特記事項無し。
    付録はマクロスギャルブック。
    ようするに女性キャラの設定画と画面のコマ焼きと声優特集の小冊子。

83/6、
    雑誌内雑誌の形式で「マクロスタイムス」が特集記事。
    ボトルザー大戦後の2年の空白を語る。といっても、、
    パーフェクトメモリーみたいな内容にあらず。
    あくまで芸能雑誌風。メカもなく特に特記事項無し。

83/7、「ミンメイVS未沙 輝、争奪戦の決着は!?」
    表紙は未沙。未沙、ヒカルの恋愛特集と愛は流れるの再録。
    本誌は特に特記事項無し。
    付録はマクロストランプ。 後年めちゃな値段を付けられヤフーで売られるとは、、、。
    ちなみに全カード、画面やセルのコマ焼きではないキャラの彩色イラストなので
    それなりに充実した内容ではある。
    現在、本誌は容易に手に入るがこの付録はやや入手困難。

83/8、「マクロスタイムス」再び。
    放送終了するも高い人気のため特集記事。
    2013時点の芸能ゴシップ雑誌による後日談の記事、、、。
    1. 2013年6月、ヒカルとミサが結婚。
    2. カムジンとラプラミズが結婚。その上、巨人のままで
      初の子どもをもうける。(だいたいなんで生きてるの?)
    3 .メガロード+宇宙用ゴーストのカラー図版、ここではミサが艦長。
     (なんか色がおかしい。)
      乗員8万人。あと、VF-X-4(ファイター)の図版あり。

83/9、美樹本氏の特集。
    表紙はオーガス。特に特記事項無し。

83/10、
    付録は河森画のVF-1S(スーパー、ドック内)のポスター。
    (でも裏の高荷氏の巨神兵のほうが渋い、、、、。)
    連載記事として再開したマクロスタイムスでまたも恐ろしい後日談。
    1. 2013年7月17日に銀河系中心部の探査に出たゼントラ艦改
     (ピケット艦に巨大な円盤レドーム追加?)のダイダロス2。艦長はマックス。
     当然ミリアとコミリア随伴。ゼントラと監察軍の戦闘は銀河中心から
     外縁部に向かっていて、痕跡のみで中心部には敵がいないため、
     移民に適正であるという報告。加えて第二子ミックス(男)誕生の
     記念写真図版。(発想的にのちの7の元ネタ?)
    2. 2013年9月9日メガロード進宙。
     ここ記事だと月面で建造していたものがそのまま完成した設定。
     ちなみにミンメイは乗らずに見送り。
     (フラッシュバックの2人ミンメイを解くカギ?)
    3. ジャニスメリン、カイフンが急接近。結婚秒読み。
     (はいいが、アル中は治ったのでしょうか?)
    4. ミンメイ新曲レコーディング風景
    5. 問題のVF-X-4ガウォーク図版。
     (後のVF-4の変型とはほぼ関連ないようです。黒歴史。)

83/11、 付録マクロスDICTIONARY。特記はなし。
    内容はマクロスガイドブックの廉価版っていう感じ、
    というか記述が非常に酷似。
     マクロスタイムスの記事はマクロス落下時のレポート。
    未確認状態では「EVA 」と呼ばれていた。
    加えて、ミンメイの自伝「リンミンメイ物語、星追い人伝説」

83/12、劇場版製作発表の記事。
    (このへんから忙しいのか、書き下ろし図版が減って、
    あってもへろへろになってきます。)相変わらずミンメイ一代記。

84/1、マクロスタイムス
    ロイの追悼記事。経歴とアクロバット時代のレーサー機カラー図版。
    (ヒカルのファンレーサーを大きくしたような機体。長谷バル改で出来そう。)
    やっぱりミンメイ一代記。

84/2、美樹本氏小特集。
    このへんから宣伝記事になっていく。特に特記事項無し。

84/3、河森氏が監督に。特に特記事項無し。

84/4、劇場版の紹介記事。特に特記事項無し。

84/5、劇場版の紹介記事。特に特記事項無し。
84/6、劇場版の追加紹介記事。特に特記事項無し。
    タカトクトイスのハイコミカルバルキリーも紹介。(泣く。)

84/7、劇場版の追加紹介記事
    そのほかと美樹本氏と河森氏の対談、
    「ミンメイは知世になってほしい」だそうです。

84/8、劇場公開。
    この号で連載記事マクロスタイムス終わる。
    スタッフ一同燃え尽きているのか、書き下ろし図版へろへろ。

84/10、 表紙はミンメイ。
    付録は劇場版の小冊子。「ミンメイ愛みえましたかBOOK」
    劇場版のキャラクター映像の採録が主。河森氏インタビュー入り。

84/12、表紙は未沙。
    再特集。付録は劇場版の小冊子「映画マクロスさよならBOOK」
    84/10の付録とあまり変わらない作り。多少メカも採録。
    同じく河森氏インタビュー2

85/1〜 捜索準備中

総評
当時のアニメージュだけに全般に声優記事と感情移入型の記事が強いので、
いまも昔も読むのに恥ずかしさが炸裂する内容ですが、河森氏以下、スタッフが
アニメで書き切れなかったことを書きなぐる空間としてこの本を使っているようで
なかなか楽しいところもあります。また、他誌に比べて批判も擁護も
穏やかな内容なのも特徴かと。



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