*アリイ/イマイ マクロス情報Vol.1〜Vol.8 (定価50円)
   アリイ/イマイ共同で刊行



模型店店頭にて販売されていた冊子。いわゆる、模型販売促進用のリーフレットで、
表紙裏表紙いれて24頁程度のものである。途中で超時空情報と名称が変わった模様。
Vol.8まで刊行された。
古本屋にはまず流れないので、欲しい人はヤフオクなどをこまめにチェックしよう。


Vol1.
*内容は、松崎健一によるストーリー(舞台設定)紹介、スタッフインタビュー、
リリース予定商品の紹介、
バルキリーの設定紹介(画稿とも)、キャラクター紹介等。

記念すべき第1号。発売当時は価値ある資料だと思われるが、今となっては他の本に
収録されている内容ばかりである。


Vol.2
*商品製作検討用と思われるバルキリー2面図、TV画面を撮影したと
思しき1話冒頭の収録、マクロスやゼントラ艦等の設定画、
プラモ教室(1/72スケール1Jを1Sに改造)、ディオラマ(予告?)、
デストロイド等の性能諸元一覧等。

特に記すほどの内容は無い。プラモ教室は限られた誌面(2頁)の
中にも関わらず、そこそこ丁寧に解説。
さすがは模型メーカー発行といえる。


VOl.3
*プロメテウス・ダイダロスの設定画、マクロス要塞艦透視図(カラー)
ファンレーサー詳細図、プラモ教室(局地戦用リガード)、
ディオラマ(ドッグ入りしたトマホーク)、バトロイド開発秘話、
新製品紹介、ゼントランメカ設定画、読者作品、読者投稿など。

本号は価値ある一冊かもしれず。ファンレーサーの設定画が
14枚(透視図含む)掲載。また、バルキリー開発秘話は本冊子が
一番最初に掲載したのではないだろうか。内容としては、
他の書籍で確認できるものと同じである。プラモ教室は相変わらず丁寧。
第二次大戦のイタリア機をモチーフにした迷彩塗装(ダークグリーンの
上にダークイエローを大きな斑点状に吹き付け塗装)を
施したリガードが素敵(笑)。


Vol.4
*巻頭ダイダロスアタック特集、スーパーバルキリー発表、
統合軍VSゼントラ軍、プラモ教室(ガウォーク製作のポイント)
バルキリーコクピット図版、ディオラマ、グラージ/モンスター/
アーマードバルキリー等の設定画、ロイ・フォッカー大佐(ママ)の
葬儀の記事、読者投稿など。

中だるみしまくりの第4号といったところでしょうか。
これといった記事は無い。プラモ教室の出来が悪いのはアリイの
製品だからか(あわわわ)。強いて言えば、熱烈なファンがロイ・フォッカーの葬儀を
執り行ったことが記事になっている点と、早くもオーガス(オーガロイド)の設定画が
掲載されていることぐらいか。
(マクロス情報の項、下忍さんより。多謝。)
ロドリゲス補足:入手に伴いVol.5以降を追加。


Vol.5
*巻頭から千葉昌宏氏によるVF-1の可変システムの解説、
ディオラマの撮影方法指南、TV後半の大破した監察軍艦や小物設定資料。
プラモ教室は1/12フィギュアのポーズ換え。この号から
オーガスの設定資料と商品広告が中心になる。


Vol.6
*巻頭からオーガス一色、プラモ教室は1/100ファイター改造で作るVF-X。


Vol.7
*ほとんどオーガスの記事だが、なぜかVF-1の大気圏離脱用ブースター
/発射台の設定画とマイクロシャトル関係が掲載されている。
プラモ教室は1/72可変VF-1と1/40可変オーガスを
合体させたとんでもない作例(愛は流れるのオーガスバルキリーでは断じてない)。
名称は「オーガクロス.バルロイド」だそうだ。


Vol.8
*この号のみイマイ単独の発行となっている。劇場版の設定資料と
イマイの商品紹介のみで、これまでの連載コーナーは無くなっていて
非常に薄い。これ以降もLSを交えてサザンクロス関係の冊子として続行したようだが、
事実上マクロス関連としては最終号。


このほかイマイの商品全般を扱ったイマイファンという同サイズの冊子も存在していた模様。


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