マクロスメカ図版探しは賽の河原。
〜基本MOOK編2〜(ゲーム攻略本)

ここではゲーム関係のムックを紹介。攻略というより収録された図版について
記述。補足としてゲームソフトそのものも同時に紹介。




INDEX
*マクロスプラスGAME EDITION公式完全攻略ファイル
*マクロスVF-X2公式ビジュアルガイド
*マクロスVF-X2完全公認攻略ファイル
*マクロスデジタルミッションVF-X最強攻略ガイド
*マクロス デジタルミッションVF-Xオフィシャルプログラム
*公認ガイドブック 超時空要塞マクロス愛おぼえていますかオペレーションマニュアル
*セガサターン 超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか[公式ガイドブック]
*超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかセガサターン版 オフィシャルプログラム
@ゲームソフト類そのものについて(補足)@



*マクロスプラスGAME EDITION公式完全攻略ファイル(2000/7 定価1400円)火の玉ゲームナビゲーション光文社刊
いわゆるゲーム解説/攻略本だが他の専門ムックに比べてメカ設定画が充実していて、
TIAマクロスプラス(OVA版、劇場版共に)には載ってないイジェクションシートの設定画が
載っていたり不思議な本。奇妙なのはプラスの設定画に加えてVF-1やデストロイドの
三面図(全てではない)や一部オモチャ用ギミック指示図版が収録されている。
どうもそこらに残っていた図版を無差別に集めたようだ。結果、総合的にお買い得な内容になっている。
ただVF-1やヌージャは劇場版とTV版の図版が混乱して入っているのでそのまま信じないこと。
新刊書としてまだ入手可かな?

*マクロスVF-X2公式ビジュアルガイド(99/10 定価1600円)ムービック刊
素直にゲーム攻略本。いわゆる設定資料はケーニッヒ/VA-3/敵機動兵器などの新規のメカのみで、
下の火の玉仕様とでこれらはほぼコンプリ。(模型製作的には足らないのもあるけど。)
またVF-1に関しては宣材用の画像(パッケージ/宣伝ポスター等)と本編中に
面クリで出てくるご褒美画像の再録のみ、これらはこれで今風の描き込みと
プロポーション取りで楽しい。また、宮武氏と河森氏のインタビューがあるので、
そういう向きはおもしろいかも。まだかろうじて新刊として入手可かな?

*マクロスVF-X2完全公認攻略ファイル(99/9 定価1333円)火の玉ゲームナビゲーション光文社刊
同じく素直にゲーム攻略本。これまた同じく設定資料は新規メカのみ。
同じく宮武氏と河森氏のインタビューがあるので、(中身は別です。念のため。)
そういう向きはおもしろいかも。これまた同じくかろうじて新刊として入手可。

*マクロスデジタルミッションVF-X最強攻略ガイド(97/4 定価1200円)小学館刊
カラー口絵でキャラ紹介、続いて登場メカ紹介、そしてゲーム攻略と
ここまでは普通のゲーム本。このあとVF開発年表(これの根拠は?)
そして各VFの設定資料。(1〜21まで全部あるけど模型的に揃わない。
特にVF-1はTV版も劇場版もまぜまぜ。)
あとは宮武氏、河森氏のインタビューって構成。可もなく不可もなし。
新刊は入手困難。個人的にはVFー1への思いを再燃された本なので若干の思い入れあり。

*マクロス デジタルミッションVF-Xオフィシャルプログラム(97/3 定価1500円)メディアックス刊
現状では唯一VF-4の変型過程の解説図版を全部収録。ただ鉛筆書きのラフなので
多くは期待してはいけない。加えて、別種のVF-1用スーパーパック(背面用、ラフ。ステルスカットなので
この時の書き下ろしのようだ。)と宮武氏によるバトロイド汎用大型グリネードランチャーの図版を収録。
あとはエネミーバルキリー/バルハラ等の新規メカの図版を収録している以外は普通のゲーム本。
同じく新刊は入手困難。なおこれに収録のVF-4の変型過程(ラフ)は
デザインワークス(MOVIC版)でも完全には再録されていない。

*公認ガイドブック 超時空要塞マクロス愛おぼえていますかオペレーションマニュアル(97/7 定価1143円)宝島社
SS/PSのゲーム攻略本。が、編集者がよくわからないまま作ったらしく
例によってTV版と劇場版をごちゃまぜにした引用、意味不明の記述、根拠不明の勝手な新設定など、
なるほどサブカル詳しそうで、ダメダメな宝島らしい内容。
特記事項、新メカのクアドラン・ノナ(ロー型ベースでミサイルランチャーを3基に減らし、
背中にペニス状のユニットを装備した、廉価版の機体)の画像収録。
どうせ新刊買えないから無理して探さなくてもいいかもしれない。うん。

*セガサターン 超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか[公式ガイドブック]小学館刊
これも同名のゲームソフトの攻略本。
ページの半分近くをカラーページが占めるが、その半分がメカCG、キャラクターの紹介に割かれ、
残りが各ステージ毎のゲーム攻略に充てられている。また、ゲーム中のOPムービーは巻頭見開きで
紹介されているが、残りの各ステージのムービーはそのステージの攻略ページの頭で紹介されている。
後半モノクロページはそのほとんどが美樹本氏、宮武氏等のインタビュー記事に充てられ、その記事の
カットにはキャラクター/メカの線画資料が充てられている。カットにバルキリーの物は少ないが
凝った物が見受けられる。(デストロイドの細部ディテールが指示された物等)最後に特別付録として
「マクロス用語辞典TV版編」が収録されているが、「〜劇場版編」は何処にあるのだろうか?
カラーページにゲーム宣伝用のリバーシブルポスターの図版が収録されている
(この項JACさんより。多謝。)
入手に伴いロドリゲス追記:本文中にあるようにカラー図版の収録が徹底していて、
前述の宝島社のモノに比べて非常に充実しております。特に美樹本氏の書き下ろし図版の再録が多く、
メカも宝島社のモノには載っていないゼントラ要塞/ポッド類が掲載されているので
後述のメディアックス版が入手できなければこっちがいいはず。
なお、すでに絶版で新刊の入手は不可になっており、入手は中古となります。


*超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかセガサターン版 オフィシャルプログラム メディアックス刊
おなじく同名のゲームソフトの攻略本。前半のカラーページでから図版の紹介、中程のモノクロページで
各ステージの攻略と美樹本氏、河森氏など主要スタッフへのインタビュー、巻末ではデモムービーのコマ
焼きによるストーリーの解説が収録されている。資料的にはゲームの為のオリジナルの物を除いて
新規の物は無いが、劇場版の資料にほぼ統一され、劇場版では新たに資料が起こされなかった物は
TV版の物で補われている。また、この頃製作された「マクロス世界史年表」と、
美樹本氏描き下ろしによるゲーム宣伝用ポスター図版の主要キャラクターピンナップが収録されている。
(この項JACさんより。多謝。)
入手に伴いロドリゲス追記:やっとSS「愛おぼ」の攻略本が揃ったのですが、この三種では
このメディアックス刊のものが資料的に一番詳しく、設定図版もほぼ完全に載っています。
特に補給船として出てくる、このゲームオリジナルのシャトルの図版の収録はこの本のみになっています。
(この機体はケーニッヒのシャトル形態の元ネタか?)


@ゲームソフト類そのものについて(補足)@

超時空要塞マクロス バンダイアルカディアゲームソフト(84年)
歴史上最古のマクロスゲーム。メディアはバンダイが輸入販売したアルカディア。
アルカディアについて言及すると、カセット交換式家庭用ゲーム機の黎明期に混在した
ハードの一つ。当時は各種おもちゃメーカー/家電メーカーがこぞってゲームハードをリリースしていたのだが、
そのなかでバンダイもブームにのっかって参加。流石に自社開発できなかったのか、海外の大手家電メーカーの
ハードに相乗りして市場に参入。定価19800円の低価格(当時)で席巻を目論むが、
貧弱なグラフィック機能(スプライト機能は一個だけらしい)と出来の悪いパチものソフトでは
棒にも箸にも掛からず、あげくもって発売4ヶ月後に、任天堂ファミコンが出現し、
市場を席巻、アルカディアは定価を9800円の半額として巻き返しを狙うが、
いくら安くなってもつまらないゲームが売れ出すハズも無く、あっというまにロストしたらしい。
匡体自体は(パドルは昔のコードレス電話機風で9ボタン/円盤ジョイスティック付き)わりあいかっこいいが、
香港製で耐久性も非常に怪しい。

さて、ソフトのマクロスだが、まず起動するとファイターが飛んで来て変型(動画は5枚くらい)
し、廊下を歩いてからスペランカーのように谷底へ落ちて行くデモが始まる。
(この画面の謎は数分後に解けた)BGMはいちおうTV主題歌をアレンジしたものだが
このハードではまだ専用音源がなくビープ音をいじって曲にしている上に、
プログラマーに楽才がなかったのか(当時は音楽もゲーム自体も全部一人で
制作される場合が多かった。)大変な事になっている、
あえてこのBGMに詩をかぶせるとこんな感じ。

 まくろのそーらをーつららぬいてー、ちちちちちっきゅをうたーいかがずちわー
 われれらおさなじじじんるいにー、めざめてくれとはなたたれたー。
 まくろのそーらをーつららぬいてー、ちちちちちっきゅをうたーいかがずちわー
 われれらおさなじじじんるいにー、めざめてくれとはなたたれたー。(以下ループ)

  ずっと聞いていると陰鬱になるがおかまいなしにスタートボタンを押すとゲーム開始。
1面(2面しか無いけど)は宇宙戦闘。UFOが上空を飛びっぱなしで
時々リガード(?)を投下し、それを下からバルキリーで迎え撃つ縦シューなのだが
弾は発射すると画面から消えるまで次弾を打てないインベーダー方式。
良く見るとバルキリーは上下にも移動出来るのでへぼいギャラクシアンというべきか。
前述の通り、スプライト機能は貧弱で自機以外は点滅しっぱなし。
とりあえずリガードを5、6匹倒すとUFOは止まって爆音を立てて点滅を開始する。
これにバルキリーを特攻させると1面終わり。(だってほんとに終わりなんだもん。げー。)
もちろん特攻せずにUFOをそのまま放置しておけば、また動き出してリガードを補充し始めるが
無我の境地に行きたい人以外はとっとと突入するべし。ここまで2分。

特攻すると画面が切り替わってさっきのデモ画面。谷底に落ちて行くバルキリーに見えたのは
実はブリタイ艦に突入するシーンであった。って、あのUFOってばブリタイ艦かいな。

さらに画面が変わって2面目スタート。ブリタイ艦内部の戦闘。ドンキーコングか元祖マリオ風の
多層迷路に配置された敵を蹴散らして、ドアを破壊し、最下層へ侵入、
原子炉を破壊するのが次の使命。(、、、、ってほとんどFC「Zガンダム」の後半ですな。)
たいした抵抗も無く(敵は一面目と同じリガードだし)最下層に到達。(ここまで3分。)
原子炉に一発発砲するとタイムカウントが始まって100秒以内に脱出しないともろとも爆発。
侵入時と同じ敵を蹴散らして入って来たところまで辿り着けば脱出に成功。
ちなみに100秒といってもゲームの処理の関係か恐ろしく進みが早いので実際には1分半も無い。

脱出すると1面目の画面になってUFO(ブリタイ艦)爆発。が、余韻に酔う間もなく
即座にUFO(ブリタイ艦)が再出現。以下1面目が始まり、ループとなります。(以上7分)
もちろんエンディングもなければスタッフロールもありません。

1面目の自機に水平尾翼が描いてあっておかしいとか、2面目の自機はバトロイド以前に
ロボットにすら見えないとか、(イメージは「非常口マークの走る人」といえば分かりやすいか?)
細かい突っ込みが霞む程にスッカスカ。これならブロック崩しのほうがはるかにドラマチック。

聞くだけで陰鬱になるオープニングデモの動画(MPG1 2.1MBほど)

ちなみにこのアルカディア、他にもガンダムやアラレちゃん等のキャラゲーが出来るらしいが、
どれもこれもとんでもない事になっているらしい。

2007/3追記:ウィキぺディアのマクロスのゲームの解説で、このゲームは
「横スクロールシューティング」とされているが実際は
本文の通り前半はギャラクシアンもどきの縦シューで、後半は迷路ゲームなので
まるっきりの間違い。実際にはやったこと無いのに書いちゃったんだろうなあ。
(まさかとは思うけどうちの動画だけ見て書いちゃったのかなあ?あれOP/突入時のデモ画面ね。)



超時空要塞マクロス カウントダウン  MSX版 
横スクロールのシューテングゲーム。前述のアルカディアを論外とすれば、まともなマクロスゲームは
これが最初らしい(パソ用にADVがあったようだが、未確認。)
メーカーはこの後もマクロスゲームを作り続けるボーステック。
内容は後述のバンダイFC版とよく似通った内容だが、元祖はこっち。
横スクロール、3形態に可変、特殊攻撃でミサイル一斉発射が可能。
全32面で、その道行きで現れる紫のブロックを全て破壊すればエンディングとともに
「素敵なミンメイの絵」が見られるらしい。が、32面をこなすのに数時間以上掛かるため
少々の覚悟では終了出来ない。またステージ番号表示中に「CTRL+F1」同時押しすることで
任意のステージにスキップすることが可能だが、これを使って最終の32面を攻略してもミンメイが出て来ず、
そのままステージ1にループしてしまう。これとは別に無敵コマンドがあるらしいので
これを使えば2〜3時間程で決着できるようだが、わからないのでいまだに終わってません。
誰か教えてください。、、、と書いていたら、なんとびっくり「マイアニメ1985年宸T 12月20号」
にゲームの紹介と問題の御褒美グラフィックが!!!、、、いわれてるほど酷く無いけど
上手いとはいいがたい絵だなあ、、、、縦横比が狂ってるのかも、、、)
ちなみに同タイトルのX1版(ハードの種類ね。)ではもっとふつうの絵が出てくるようです。ハイ。
決して難しいゲームではないのだが、ランダムで出現する敵の初期配置によって
不可避な攻撃を受ける場合があり、まともに終わらせるのは極めて困難である。 敵の構成もリガード各種とグラージが出現するくらいで別段ボスも出て来ない凡庸な展開で、
当時すでに「グラディウス」が存在していることを考えればシューテングゲームとして
とても誉められた内容ではないが、スーパーバルキリーがキチンと3形態で描かれていたり、
(配色は今見るとミンメイガードみたいな水色/白のツートンになってるが)
キャラゲーとして見れば、バルキリーで戦うゲームとして十分な内容であったようだ。
実際、そこそこ売れたらしく、X1、PC8801等、多機種に移植されていた。

なおMSXエミュレータに伴う復刻で現在も入手可能らしい。


FC超時空要塞マクロス(バンダイ模型情報86/5に攻略記事有り。)
*無限に終わりません。ガウォークもバトロイドも要りません。安易な横シュー。(同義語:FC版Zガンダム)
うちにこれを持って来た友人の弟はコーヒー牛乳をおごった見返りにこれを入手したんだそうな。まさに適正価格である。

SFC超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー 93年11月
*入手は極めて容易なのだが伝え聞いた内容が内容ゆえ、いまも未入手。
どうやら単純な横スクロールのシューティングで、一曲かかりながらなにかのアビリティー(アイテムか?)を
上げるとミンメイの魔力で敵機を召還でき、オプションとして(R-TYPEやグラディウスを想像すべし)
自機に装備し戦闘するゲームらしい。(これをしてミンメイアタックなんだそうな)
いうまでもなくマクロスでもなんでもない内容。なお十字キーは任天堂のパテントです。
多分今後も入手しない。 

追記:と言っていたのだがガキンチョが6歳になって使えるようになったため
データ収集のため箱取り説付きを購入。しかし開始数分でドロップアウトしたため
ロドリゲス自らプレイ。えっと平たく言って、グラディウスとRタイプとダライアスをまあ
いっしょくたにして3.2位で割った感じ。ウエブでは結構出来がいいと風評だけど
それら名作のいいトコ取りにはなっていてもオリジナリティーは皆無なので
ゲームとして歴史には残れない。でも6面目ができません。
せっかくなのでゲームの画像をサービス
三面目OP
(実際のゲームではディテールが分かるような画像はありません。)
一面目OP
(ちなみに2面目はミンメイで4はホッコイ、5は劇場版マクロス、6はミサちゃん
7はガウォークでした)
登場するのは超兵器「ミンメイキヤノン」を装備したVF-1改なんだけど
デザインがリファインされててステルスカットが入っていたり限り無くVF-11。
んで、このゲームの機体は河森氏が新規に書き下ろしたと言われているが、
画稿そのものは公開されていない。ただ時空列と合わせて考えると
河森正治デザインワークスに収録されたスタンピードバルキリー
(ジェノサイドバルキリー。出展の表記がない)
とほぼ同時期のデザインで新デザインとなった頭部も酷似している。
あくまで推測だけどこのゲームでは三種の機体が登場し、それぞれ武装や
キャラクター大きく異なる(ゲーム内の設定では同一の機体でパイロットを選択
するようになっているが実際は武装もまったく違う機体になっている)
のだが、もしかしたら三種のデザインが別個に有り、その一つがスタンピード
なのかもしれない。もっともゲーム製作では当初の予定が大幅に変わったり
デザインが放棄されてのちにデザイナーの意向とは無関係に再生使用されたり
もあるようなので本当のところはじぇんじぇんわかりません。
というわけで、後発のVFーX他に比べると自由に
ゲーム化してある分、ゲームとしていいといえばいいけど

ほとんどマクロスとは関係ないですなあ。グラージはコクピットから
ビームを発射するし。


SS超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか(別項を待たれよ。)
PS超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか(SS版の移植モノ)



PCエンジン 超時空要塞マクロス2036
PCエンジン 超時空要塞マクロス 永遠のラブソング

*およそ同じ年代(永遠のラブソングは2037)を舞台にしたPCエンジンスーパーCDロムロムのゲーム。
成人したコミリアやブリタイ、エキセドルも登場する劇場版の続編的な設定。
メカ的は高機動型にカスタマイズされたR系のアタックバルキリーや
3形態に変型するVF-X-4や恐竜進化を遂げたようなグラージ改やクアドラン改が
わらわら出てくるのだがオリジナルスタッフは美樹本氏だけなのでマクロス2同様に黒歴史
扱いになっている。ゲーム形式は「2036」が横スクロールのシューティング、
「永遠」が戦略シュミレーションになっている。

ちなみにこれらCDを入手した場合、プレイに必要なハードを解説すると、
最終型のカードリーダーCDリーダー一体型(DUO-R等ね。)ならそのままどうぞ。現実的に入手しやすいのは
カード用の本体+CDリーダーの別体型を入手する方法。この場合必要なのは、
まずPCエンジン本体、これはメモリカード式のゲーム機なのでこれだけではCDは回せない。
ちなみに本体は初代PCエンジン/コアグラフィックス/スーパーグラフィックスなどであれば
いずれでも可。ただし、廉価版のPCエンジンシャトル(スペースシャトル型)や液晶付き携帯型PCエンジンGTは
CD増設不可なので仕入れないように、間違って買っちゃった時は
ギャラガ88やサイレントデバッカーやアウトライブなどカード式のゲームを買って来て
泣き寝入りしてください。話は戻って、これに専用のCDドライブを増設するのだが、
スーパーCDロムロムの名称なら問題無し。そのまま本体に接続してそれぞれに電源を与えればオッケー。
但しこれがスーパーの付かないただのCDロムロムの名称の物の場合、「2036」は両対応なのでいいが、
「永遠のラブソング」のほうはスーパーCDロムロムのみ対応なので別途スーパーCDロムロムへの
アップデートキットの入手が必要になる。これらをクリアできれば「2036」「永遠のラブソング」はTVの画面に出現する。
なおいまさら探すヤツもいないと思うけどパイオニアのCLDコンパチプレーヤーとこれ専用の
PCエンジンユニットの組み合わせでは代用出来なかったはず。
ところで散々っぱらイバラの道を指南しといて言うのもなんだが、PCエンジンのメインチップは
(グラフィックに特化されているとはいえ、)初代ファミコン/初代MSXと同じZ80ベースなので
ゆめゆめ今様のゲーム画面を期待しないように。ちなみにPCエンジンはファミコン末期から
スーファミ中期に馳せたハード。その意志は後継のPCFXに受け継がれたとかしないとか。
なお、2036をやり終わってこれらハードを持て余した時は中古でスナッチャー(コナミ)
を買ってくると切れ目なく5時間ほど強制的に時間潰しができるのでおためしあれ。
おしっこ我慢しながら『メタル〜〜〜〜』以上。

PS VF-X
*プレステ発売前から予告されていたバルキリーによる3Dシューティングゲーム。
実際の発売は大幅に遅れプレステ中期で、内容はポリゴン使用によるフライトシミュレーター風の
シューティングとなった。これまでのを考えるとキャラクターゲームとしては結構いいのだが
シューティングゲームマニアからは食い足りないといわれ、フライトシムの方々には鼻で笑われ、
非シューティングゲームマニアのマクロスファンからはこんなの全然できねえじゃんと呪われた
不遇の作。グラフィック的には2よりかなり劣り、雲の上を滑空する空中でのバトロイドの
挙動に甚だ疑問はあるが後述のゲーム版マクプラの変型制限などを考えるとバルキリーを駆って自由に 変型しながら戦闘するという要素は十分達成されている。各モードで機体の挙動が変わるのも悪くなく
ファイターモードはフライトシムとまでもいかないまでも飛行機の操縦の片鱗は感じられる。
幾つかのミッションを順に達成してシナリオを進める形式だが、広くて行動が自由なマップもあり、
ぶらぶら流して遊ぶことも可能。ただ兵器の設定の煮詰め方が甘く、無限に打てるガトリングガンの
威力が尋常でないため、機種ごとの必殺技やミサイル(弾数制限付きの上、威力皆無)にあまり意味がなく、
最弱のノーマルVF-1でも全てのミッションを終了できてしまう等、致命的な弱点あり。
自機としてVF-1/VF-4/VF-11/VF-17/VF-19A/VF22が使用出来る。
前述の通り、各機ごとに特殊攻撃が可能になってる、が、まず使用しない。
敵メカではフェイオスバルキリーが新規メカとして登場する。ほかにも、
リガード改やグラージ改、ケルカリア改が登場するもののデータ削減のためか
積み木で作ったようなデザインになっているので各自脳内で補完するように。
なおストライク仕様のVF-1が登場するもストライクキヤノンは発砲できない。
また、ひたすら敵機を落し続けると隠し機体のマックス仕様のスーパーバルキリーが出る。


PS VF-X2(別項を待たれよ。)
PS マクロスプラス(別項を待たれよ。)
DC M3(別項を待たれよ。攻略本を出してくれえ。)
パソ マクロスVO(そのうち)
PS2 超時空要塞マクロス(そのうち)
*このほかパソコン用ソフトもちらほらございます。


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