〜初代マクロス模型リスト2-3〜
(未発売ものとアリイジオラマセットの魔境)




___________*INDEX__________________________
〜未発売に終わった悲しき今井キット類〜
 1/100VF-1Jスーパーバトロイドバルキリー(イ)
 1/100VF-1Aスーパーバトロイドバルキリー(イ)
 1/72スーパーファイターコンバージョンキット(劇場版)(イ)
 1/100ゼントラーディー軍通常宇宙服一般タイプ(イ)
 1/100フィギュア10体セット(イ)

  〜黒歴史:有井製マクロスディオラマセットシリーズ〜
*1/100ミリタリージオラマ類
  バルキリー市街戦(ア)
  ガウォーク破壊(ア)
  スパルタン海戦(ア)スパルタン海戦(ア)スパルタン海戦(ア)
  ディフェンダー砂漠戦(ア)
*1/170要塞シリーズ
 システム要塞RO-1(ロイ仕様)(ア)
 システム要塞HI-2(輝仕様)(ア)
 システム要塞MA-3(ア)(マックス仕様)
 システム要塞MI-4(ア)(ミリア仕様)
 システム要塞 5 「南アタリア島 大平洋」(ア)



以上、レビューはずっと下に。

注1:発売順にこだわらずパーツ/金型上の関連から構成しました。
確認できたものにのみ言及しています。
注2:名称ははなるたけ実際の商品名から拾うようにしていますが、表記の統一性から
一致しないものもあります。
注3:本文中の「ストライクキヤノン」は劇場版S型ストライクバルキリーに搭載された、
ビームキヤノン付き背面スーパーパックの意。便宜上の表記で筆者の造語。よって外で
言っても通じないので注意してね。


付帯販売メーカー情報:
(ア)=有井製作所製
(帰ア)=92年頃の「帰ってきたマクロス!!」名義の再版。
*全アイテム未確認のため確認できたもののみに添付してます。
(15ア)=15周年時の有井再版
(ア+レ)=15周年時の製造レッズ、販売有井の共同企画もの
(イ)=今井科学製
注:再販と金型移動の経緯は〜初代マクロス模型リストindex〜総合的発売順/発売時期のリストを参照ください。

*追記:今井科学社は2002年2月10日を以て自主廃業なさいました。
サンダーバード/UFO/ロボダッチの時代からお世話になり、思いは尽きませんが
いままでどうもありがとうございました。最後に購入したムーンベースは何時の日か
完成させていただきます。


付帯作例情報:HJ=ホビージャパン、
HHB=ホビーハンドブック1、
MSP=マクロススペシャルプレビュー、
ジオラマPART1=超時空要塞マクロスTV名場面ジオラマ再現PART 1
ジオラマPART2=超時空要塞マクロスTV名場面ジオラマ再現パート2





__________未発売に終わった悲しき今井キット__________________________

 1/100VF-1Jスーパーバトロイドバルキリー(イ)
 1/100VF-1Aスーパーバトロイドバルキリー(イ)
*83/10のコール。TV版として発売された初代の1/100VF-1Sスーパーバトロイドバルキリー
のヘッドパーツ替えの予定だったと思われる。商品番号まで予告されていたので、
発売寸前まで進んでいたようだ。この時点でA型を開発してくれていたら
よかったのだが、実際には商品化されず、後の劇場版公開にあたってもS型のストライク仕様は
開発したものの、A型のバリエーション展開は無かった。
*84/8の超時空情報にはイマイ自身によるA型の改造作例が載っている。
返す返すも開発中止が惜しまれる。今井はこの直後の変型ブルドックロボ
(ホンダシティーブルドックのCMキャラのパクリネタ。アニメ美少女付き、)で
力尽きたらしく、バンダイ社への金型売却の後しばらく新規開発のない
「懐かしモノ」の再版を繰り返す時期に入っていった。
*蛇足ながらこの後イマイが息を吹き返すのは90年代前半のサンダーバードの再々再ブームの時期で、
慎重にガレージキットの企画と新規金型モノを展開し再び一線級の模型メーカーに返り咲くのだが、、、。


 1/72スーパーファイターコンバージョンキット(劇場版)(イ)
*これは劇場版公開直前(84/6)のコールでストライクキャノンと各種武装付きの予定であった。
同様に未発売が悔やまれる。結局発売されたのはTV版そのままのコンバージョンキット。
なおパッケージはイマイ劇場版仕様である銀と黒ストライプの箱になっている。


 1/100ゼントラーディー軍通常宇宙服一般タイプ(イ)
*「1/100ゼントラーディー軍装甲宇宙服カムジン専用タイプ(イ)」と同時に
発売予定のコールがあったのだが実際に発売されたのはカムジン仕様の装甲服のみ。
まあ、省略されてもやむなしですかね?なお装甲宇宙服と通常宇宙服は
デザインが別なのでカムジンの顔面を削り取っても通常宇宙服にはなりません。
*蛇足ながら1/144でよければ1/144ヌージャ・デル・ガーにフィギュアが
付属している。


 1/100フィギュア10体セット(イ)
*83/4頃に、の1/100フィギュアを
マクロスシリーズとして単品販売する予定だったものが、マクロスものとしては世に出ず、
後に汎用のアニメ人形として赤色/青色のスーツをまとった別人の箱絵で発売となった。
その後、マクロスファクトリー/アーマードファクトリーに付属された。
詳しくはマクロスメカ不完全模型リスト1を参照。
*2020/1/1改稿しました。


__________予告だけに終わったアリイキット__________________________

*基本的にアリイ社は模型雑誌などに全く広告を入れず、事前の発売コール自体も
ほとんどなかったため、全くの新規金型モノで未発売のアイテムがあったとしても
確認できないのが実状。ただ、実際に発売されたゼントラ艦4種が一部資料では
4種セットの発売予定だったり、劇場版Mシリーズのバリエーション展開が
時期によって一転ニ転していたり、多少の相違は確認されている。また、パッケージ側面の
表記間違いも多い為、アリイ社の製品に限っては実物を入手しないと実体がわからなくなっている。
、、ということで今後も新事実発見があれば大幅な記事変更もあり得ますので
よろしくお願いいたします。はい


______黒歴史:有井製マクロスディオラマセットシリーズ(ア)_________________________________________


〜その1『1/100?マクロスディオラマシリーズ』〜
*旧通しナンバー20番直後に位置する怪キットシリーズ。従って存在は意外に古い。
放送開始前後のメイン10アイテムの高速リリースの後、息切れ状態のアリイが
打ち出してきた水増しアイテム群。まさにアリイ商売ここに有り。
(もっともお子様の間ではジオラマ作成がちょっとブームになっていたのは事実なのですが。)

*まず箱を開けるとマクロスシリーズの1/100キットが一種類入っていてあとは
何故か古臭いミリタリージオラマセットが入っているのみ。しかもフィギュアや車両は
1/72スケールなのでもう何がなんだか分からない。意図不明なこのキットの正体は、
今は無きエーダイグリップ社が70年代の小スケールAFVブームに乗って開発した
二次大戦の独戦車やソフトキンとフィギュア、ディオラマベースを含むジオラマセットを、
(連結可能と書いてあるけどその実体はただ並べるだけで嵌合なんかしません。つうか、
砂漠の横に市街地があってさらに海があるのはおかしくないかい?)
エーダイグリップの倒産後に有井が金型を回収して再生したもの。
ようするに手持ちの金型を利用した豪快な再生新商品だった。
箱絵もエーダイ時代の油絵調の図版に鮮明なマクロスメカのイラストを
パースペクティブなんかお構いなしに合成した壮絶なもの。
スケール違い以前に88mm砲とスパルタンが同居する凄まじさは弁舌に
尽くしがたいモノがある。どうにもこうにも強心臓、ターボ全開、リリーフバルブ開放寸前。
(注:筆者はAFVに関して70年代MM少年レベルの知識しかないので詳細の間違いはご勘弁を。)
なおエーダイでの初出は1/76だったようだ。以下に詳細を記述。


 バルキリー市街戦(ア)800円
*市街戦と言いながら小屋(ビルの残骸?つうか1/35なら確実にレンガの瓦礫だあ。)が
5つほどベースに生えているのみ。反応兵器を使用したのか、ベース中央に
水没したクレーター(?)が見える。(でも商品見本のクレーターは真っ青に塗られているため
すでに水の汚染は除去されているようだ。飲用可なのか?)1/100バトロイドと
1/72スダコフツ251(?)、オペルの6輪車、8輪装甲車にとても良く似た
近未来メカを含む。反応兵器の影響下のためかフィギュアの姿は見えない。
また、箱絵の遠景に描かれた鮮明な敵メカは当然付属しない。
なお付属する1/100バトロイドVF-1Jは初期の金型改修前のモノなので要注意のこと。


 ガウォーク破壊(ア)800円
*別にガウォークのクラッシュモデルが入ってるわけではない。
トーチカ化されたような岩場に1/100ガウォークと1/72シュビムワーゲン、
75mm砲?、4号突撃砲(タミヤでいうラングのほう?)
にとても良く似た近未来メカが作戦に備えてスタック。フィギュアに加えて小物も多数。
シュビムに良く似た近未来メカがあるのはやはり反応兵器による池を突破するためか?
でも破壊されるべき敵は入ってない。


 スパルタン海戦(ア)800円
*ベースは岩場の海岸。海からの攻撃に備え、水平射撃の体勢を固める1/72 88mm砲
にとても良く似た近未来メカと1/100スパルタン。上空へは20mm4連対空砲にとても良く似た
近未来メカと陸海空に抜かりはない。司令部からの伝令が到着したのかキューベルワーゲンと
ツェンダップ(BMW?)にとても良く似た近未来メカの姿も見える。
なぜか今すごく欲しい。どっかで転がってないですかね?
(密かに入手したけど88mm砲は思ったよりシャープな出来。しかしながら
元の正確な形をよく知らないので似てるのかどうかはわかりまへん。なおジオラマベースは
半面が海のはずなんだけど、なんちゅうか納豆の野原みたいだわ。これ、、、、。)


 ディフェンダー砂漠戦(ア)800円
*推定3m(1/72で換算)ほどのグランドキャニオンみたいな
岩場(あるいは巨大な切り株かもしれない。)にテントや土のうで
陣地を構成。幌付きキューベルワーゲンと8トンハーフトラックに
とても良く似た近未来メカのが集結。陸戦の主力はカール98小銃を
持った旧ドイツ歩兵部隊にとても良く似た近未来歩兵部隊なので
(弾薬はかなりあるが、)前述スパルタンのセットに比べると
、いささか心もとない。もっとも頼みの綱の1/100ディフェンダーが
やられた時は付属の1/72BMW(ツェンダップ?)
にとても良く似た近未来メカで即座にラナウエイだ!
追記:愚かにも実物入手。ベースはバキューム製でぺこぺこの薄板。
小袋のシーナリーパウダーが付属。
(でもすでにダマダマだあ〜〜。木工用ボンドは付いてないわさ。)
なぜかインストにはキューベルワーゲンにとても良く似た近未来メカの
組み立て方が載ってなくて(左右一体の車輪をはめるだけだけど。)
完成図でいきなり出現しているので模型として悲しい。
車両用の統合軍デガールが泣かせる。車両/フィギュアはダークイエローの
成型色で取説には、ダークイエローじゃないところに色を塗るように
書いてあるのだが、フィギュアは面倒だったのかなんにも書いてない。
(完成写真は塗ってある。)まあ、本当にどうでもよかったようだ。。


〜1/170?システム要塞シリーズ』5種(南アタリア島?)〜
   1〜4は各800円、南アタリア島は2800円


こちらは末期アイテム、通しナンバー外に位置する出がらしシリーズ。アリイの最期ッペ。
発売は劇場版の公開も終わってマクロスブーム自体が鎮静化しつつあった84/11。
いまさら語るまでもない「ザ・アニメージ」シリーズの合体ディオラマベースとドーム基地を
1/170マクロスシリーズに無理矢理抱合せたもの。
発売前の宣伝コールでは南アタリア島の名称だったはずなんだけど、
システム要塞4種のキットにはどこにも書かれていない。
どうやら、「南アタリア島・大平洋」のみの名称だったようだ。
これは4種とは別の、分離できない一体もののディオラマベース付きだった。
「ザ・アニメージ」時代の詳細ははぬまあん氏の名著「超絶プラモ道」で
全てが語られているのでここでは、まがい転生後の状態を中心に語ることにする。

まず合体分離する4種のシステム要塞のほうの元キットは「超絶プラモ道」25ページの
「立体集合 アニメジオラマ」で、これは元々、
アニメージシリーズの300円ロボットキット+ドーム基地+
岩山ジオラマベース+岩山用建造物(タワーやクレーン、砲台、ミニマシン)
+フィギュア(=当時1000円)

で構成されているのだが、システム要塞シリーズ4種では。
これの岩山ジオラマベース+ドーム基地+フィギュアに
1/170バトロイド/ガウォーク/ファイターの三態セットを
加えた構成になっている。従って元キットにあったタワーや小物メカは入っていない。
(超絶プラモ道ではジオラマベースのみの流用と読める記述があるが
実際にはフィギュアとドーム基地部分も含む。
もっともパッケージにはジオラマベースと1/170キットの写真しか写ってないから
誤認するのも当たり前
なお正確には「南アタリア島」ではなく、「システム要塞1〜4」と言うべきなのは前述の通り。)
1〜4のシステム要塞は岩山ジオラマベースを連結させると巨大な(?)島を 構成するのがミソだが、(といってもやっぱり並べるだけで嵌合なんか
ありゃしないし、真ん中の島なんか乗せるだけ。プんプん。)
それ以外はなにもギミックは無く、本来あったタワーや固定砲台も無いので
どうにも殺風景。さらにそこへ地形と合わない1/170のキットを3つも並べるので
なんともチグハグな古墳発掘跡のようなムードが漂う。発生経緯からも明白なように
南アタリア島とは縁も所縁もないので、まちがってもこれで1/20000南アタリア島の
作成なんか企てないこと。
また、このシステム要塞シリーズに於いて付属のドーム基地部分はあくまでアクセサリー扱い
になっておりベースへの接着指示も無い。これはスプリング仕掛けのミニメカ射出機構を
持っているんだけど元々あった発射されるべきミニメカのランナーを
省いてしまったため(付属の1/170キットは大きすぎて入らない)
説明書にはお菓子のおまけの車などを(勝手にどこかで調達してきて)発射して
遊べとか、すごく適当なことが書いてある。なお、かつてエアブラシで
塗装済みだった岩山ジオラマベースはこのシステム要塞シリーズでは
無塗装の銀色成形でギラギラ光っている。
*付属の1/170キット部分ははそれぞれ
ロイ仕様S/輝仕様J/マックス仕様J/ミリア仕様Jの
ファイター/ガウォーク/バトロイドの3形態が入っている。(いずれもTV仕様)
つまりイマイ風に言えば「バルキリー3タイプ」と呼ぶべき内容なのだが、
注意すべきは有井からは単品で発売されなかったJ型のバトロイドや
S型ガウォーク/ファイター等を新規ヘッドパーツの追加で実現していること。
そういう意味ではちょっとレアかもしれない。(ほんまか?)
このほかいずれも1/76ほどの大きさのフィギュアが12体ほど付いてくるんだけど、
説明書の完成写真でこそ強引に統合軍兵士風に塗装されているものの、
その実体はアニメージ時代のリョウ・シサムだかベン・レイコックだかの衣裳なので
努々期待しないこと。なお各キットの商品名はキャラ名によるようだ。
またコレクター向けにそれぞれ相当するアニメージ時代の名称も附記したので
アニメージ版で補う場合に参考にされたし。
もちろん、うかつに購入してその内容にハラワタが煮えくり返っても
当方は一切関知しないので覚悟の上でどうぞ。人生自己責任也。もちろん再販の形跡は全くない。

ここでシステム要塞のジオラマベースのスペシャル映像。


3つ合体したところ(合体と呼んでいいのか?)一個だけ色違いなのはアニメージ版だから。
(かつてはかようにグラデーション塗装されて売られていた。)

そこへもう一つ合体。(乗せただけです。)隙間とか考えちゃダメだ。

裏側です。すげえなあ

嵌合部分拡大。銀成型でギラギラ!!

_______________________________________________
最期に「南アタリア島 大平洋」について、当初、これは上記4種のセット販売と
思っていたのだが、実物を入手してみたら、さに非ず。
上記、合体ジオラマベースとはまったく別の大型ジオラマベース
(ザ・アニメージ ビッグジオラマ 鷹/鷲と同一のもので、連結しない単体のもの。
超絶プラモ道、25ページ参照の事。なおこのキットではダークイエロー色で成型されている)に
1/170の輝J型仕様の3タイプ(バトロイド/ガウォーク/ファイター)と
1/170のロイ仕様S型の4種(バトロイド/ガウォーク/ファイター/アーマード)
とA型アーマードと1/8000マクロス要塞艦と
ドーム基地2種(前述のアニメージ起源のモノ。球体型と箱型の2種。)と約1/76の
フィギュア24体を加えたものだった。1/170のJ型バトロイドと
S型ガウォーク/ファイターは前述の追加パーツによるもの。なお箱絵には
劇場版のストライクバルキリー(でもA型)が描かれているが、入っているのは
あくまでTV版仕様のキットなので注意。例によってドーム基地はメカ射出機構を有するが、
説明書では「お菓子などに入っているおもちゃを」発射して遊べと書いてある。
(03/1/21改稿、間違いを修正しました。やっぱ実物入手して書かなきゃだめです。
ごめんしてね。)

 システム要塞RO-1(ロイ仕様)(ア)
          (旧名:奇襲攻撃・モック出撃 ビーム砲攻撃基地)
 システム要塞HI-2(輝仕様)(ア)
           (旧名:再び戦場へ・クロノス ロボット整備工場)
 システム要塞MA-3(ア)(マックス仕様)
            (旧名:暁の死闘・ソムロ コントロールタワー)
 システム要塞MI-4(ア)(ミリア仕様)
          (旧名:侵略への攻防・ベンダー コンピューターセンター
 システム要塞 5 「南アタリア島 大平洋」(ア)
 (付属の大型ジオラマベースは「アニメージ ビッグジオラマ 鷹/鷲」のモノと同一。)



03/3/8追記:98年度=15周年時のアリイカタログを入手したところ、ラインナップに
1/76ミリタリージオラマシリーズ12種の記述があった。これは前述マクロスジオラマシリーズと
比して、88ミリ砲や四号戦車など付属のメカは同一のもの+aなのだが、どうやら別種の
ジオラマベースらしい。これを見る限りアリイはエーダイグリップ社から相当数の
ジオラマベース等の金型を入手しているようだ。従って上記システム要塞シリーズもまた、
エーダイグリップ起源の再生商品である可能性が高い。しかしながら、エーダイグリップ
の製品情報が現在では皆無な為、断定はできない。ちなみにエーダイグリップ社は
超合金系のダイキャストトイからスケールラジコンカーまでこなす総合トイ/模型メーカーで
あり、キャラクターものでは「ガッチャマン」「ポリマー」などの初期タツノコもので
良く知られた存在で、(後期タツノコものはタカトクが担当)
筆者も30年前に初代Gー1機の合金トイなんぞをねだって買って貰ったものだ。、



ほかに巨大基地とのセット(元は蓋が取れて中が覗けるドイツ軍巨大トーチカ。
トーチカ自体は結構傑作筆者は78年頃、長谷のカール臼砲と組合せて遊んだ。
同一のトーチカベースで付属品を差し換えた連合軍仕様も販売されていた。98年に再販?)
やらもあったような気がするけど資料がないのでここではこの2シリーズだけ言及
。これだけでもすごいでしょ?当然再版はごじゃりません。
もちろんレア。だからといって分別のある大人は相手にしちゃいけない。
最後に「ディフェンダー砂漠戦」の箱の側面の解説文をそのまま転記しつつ有井製作所に感謝。


「マクロス ジオラマベースは超時空要塞マクロスの設定資料をもとに再現された、
情景ジオラマセットです。マクロスのイメージにあふれた地形ベース・中型戦車・装甲車・
軽車両・高射砲・人形などジオラマには欠かせないパーツが数多くセットされており、
マクロスのメカニック(ロボット)群を一段と引き立たせます。」
合掌
(注:有井社はマイクロエースと名前を変えつつもいまだ健在です。)



〜初代マクロス模型リストindex〜総合的発売順/発売時期のリスト

〜初代マクロス模型リスト1〜(1/72と1/100の旧キット)

〜初代マクロス模型リスト2-1〜(1/144以下のミニモデルと食玩系キット)

〜初代マクロス模型リスト2-2〜(艦船系とモンスターの世界)

〜初代マクロス模型リスト2-3〜(フィギュアとSD系キット)

〜初代マクロス模型リスト2-4〜(未発売ものとアリイジオラマセットの魔境)

〜初代マクロス模型リスト3〜(長谷川とウエーブとその他のガレージキット)

〜初代マクロス模型リスト4〜(なんじゃこりゃな謎キット群)

初代マクロス模型雑誌作例集その1(ホビージャパン編)

初代マクロス模型雑誌作例集その2(MOOK作例100本ノック)

初代マクロス模型雑誌作例集その3(モデルグラフィックス編)

1/72VF-1キット詳細解説


(市販キットと設定図版のあれやこれ編)




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