〜ロドリゲス式〜
寄辺なき模型地獄の夕べ

独立運用、暫定駆動中。

完全放置中です。とりあえず画像格納庫として活用していたJCOM/KCC。ZAQが個人のウエブコンテンツスペースを撤廃しやがりましたので
そこにあった画像が全部死にました。どうしても見たい方は避難所として過去画像救済本部
を設置しましたのでここの末尾に見えない画像のファイル名を入れていただければかろうじて見えやがります。ごめんちゃい。

表示のための、作業手順。
1.バッテンマークで表示されない画像の痕跡を触りつつコピー。
2.ブラウザのURLにペーストして〜dfabe204/より後のファイル名をコピー
3過去画像救済本部 ←を右クリックして新しいウインドウで開く
4.URLのお尻にコピーしたファイル名をペーストしてリターン。
5.ほれでた


*追記 見てたら悲しくなってきたので見えるように書き換えました。手順不要ですぐすん、



「マクロスメカ図版探しは賽の河原ターミナル」はまだ放置のままです。)
もちろん旧コンテンツの路線(初代マクロス関係情報。)も維持しております。
ご意見、ご指摘等ありましたら→ロドリゲス翁の仮設住宅.モルタル28階建てまでどうぞ。


  また、当サイトの運営者、ロドリゲス翁は絶滅寸前の
メカディーラ−として日々精進しておりましたが
  ガキンチョは泣き叫ぶ、嫁は怒り狂う、犬は頭をなめ回す(塩の補給)と、
今後の活動は全く未定となっております。

ツイッター展開中(行方不明中)


(ブログパーツ死んだので排除) ツイッター展開中


*当サイトの運営方針

1:手打ちテキスト一枚もの。
(おめえら活字読め!誤字脱字、文章間違いは心の目で見て下さい。
ついでに大目に見て下さい。学がないんです。あばばっ。)
2:随時更新、密かに訂正。
 (頭悪いんです。治らないんです。昔からなんです。だめ?)
3:アランスミシーは謎の人。
4:「OH!DAN〜てくのぼいーじゃー。OH!DAN〜てくのぼいーじゃー。
  わんつーすりーふぉーゆーてぃーびーらーぶ。」、、って「DAN」て何?
  追記2014/6/4…と長年書いていたのですが、ついに謎が解けました。
  「dannbuoy」っていうのがSOSを知らせるための一時的な浮標で
  (oxford 英英辞典より"a small temporary marker buoy with a lightweight flagpole.)
  歌詞でいうと、「おおSOSだ!テクノボイジャー、ヘルプミー」てことだそうです。
  どうもありがとうございます。玉盛せんせ〜〜
  あと詳しい話はここで
5:えっ?ガンバロンの26話以降の戦闘シーンって全部一緒?使い廻し?(泣く)
「バロンパンチ!」「もういっちょ!」「ダブルパンチ!!」「バロンスラッシュ!!」
ぼくが〜やらなきゃ〜だ〜れ〜か〜や〜る〜。ぼ〜くの〜かわりは〜だれ〜かいる〜。
「じゃあ、来週もガンバロ〜〜〜〜ン!」BYススム石川@32話
6:とうとう2017年じゃん、、、、。


というわけで現在造型中の駄作は下の日記へ。
また、以前のマクロス模型のリスト/レビュー、マクロスの情報が
載っていた当時のMOOK/雑誌のリスト、関連模型雑誌のリスト、
そのほかマクロスに関する寝言は全部こちらから↓
(旧表紙)マクロスメカ図版探しは賽の河原ターミナル


〜それはともかく模型日記〜

〜前回までのあらすじ(2002/2開始)〜

泣き叫ぶガキンチョを尻目に家庭内不和もモノともせずWFに挑んだロドリゲスではあったが
世間様の壁は厚く、会場のスミのベトナムラーメンを食べながら涙にむせぶ結果となった。
初のキャストキット生産とはいうものの、離型剤塗り過ぎのじゃりじゃりのパーツと
2日前にでっち上げた完成見本では通りすがりの参加者の目が冷やかなのは当然といえば当然だった。

失意のまま帰宅したロドリゲスは奥さんの人と生後8ヶ月(当時。2014現在12才。)
のガキンチョに詫びをいれるとともに来るべき未来の逆襲を南十字星に誓うのであった。
、、、といいつつなーんにもせんうちに11年が過ぎた。
PS:2014/2/9 WF冬に単独で再参加しました。(ベトナムラーメンなくなってたよね?)


2014/5/14 PM 4:00 静岡ホビーショー参加 


えっと例によりまして5月17/18日静岡ホビーショーに参加いたします、
今回、変形可能な1/144ヴァルハラ3の予定だったのですが、諸事情によりまして〜〜
ステルス収納状態でなおかつ「ヴァルハラらしきもの」になりました。
4月中手のしびれやなんやでサボってたとか、今回導入したスタイロフォームが
削ってもなにしても平面がでないとかありまして〜〜すいません、現地で見ても
石ぶつけないでくださいよろしくおねがいします。
(一緒に展示になる俺ぼくさんの艦載機6種とか記録参謀さんのクルーとかはちゃんとしてるので〜〜)





2014/2/10 PM 1:00 WF2014参加 

色々、紆余曲折ありましてWF参加できました。深夜発の高速バスで朝到着の予定が、全線運休でダメになりまして、そこから新幹線での
上京、宿探しとなりましたが、無事参加、販売できました。宿の捜索等、色々な方にお世話になり本当にありがとうございました。
また、当日、購入していただいた皆さんには心より御礼申し上げます。そのほかブースで声をかけていただいたみなさん。
ブース訪問時、温かく迎えていただいた諸先輩方、有名モデラーの皆さん、どうもありがとうございました。
んでもって「15センチサイズ ファンレーサー」予想を超えて8/10売れまして、本当に驚いております。
ありがとうございました。。

 んで早速ですが、購入していただいた方へのインフォメーション。
当初、絞ったままで販売しておりました付属キャノピーですが、午前中半ばから切り出し済みのものアップデートいたしまして、
販売となりました。(現場で切った)つきましては切り出し以前に購入された方で切り出し済みのキャノピーを希望される方は
無償で送付いたしますので、希望の方は毎度おなじみ

「dossoullアットマーク(スパム対策なので記号に変えてね)terra.dti.ne.jp」

まで「きゃのぴよこせや、ごるわ、パスワード(お詫び文末にあり) 以下住所」でメールいただきましたら、
速やかに発送いたしますのでよろしくお願いいたします。そのほかメールでの通信ができない場合は
ロドリゲスのヤフーブログ
のコメント欄に内緒にして「メールあかんじゃあ、きゃのぴよこせごるわ。」で連絡ください。

そのほか、「キャノピやってしもうたので新しいのくれや」とか「そのほかパーツの不具合がひどすぎるぞ」とかありましら
同様の方法で連絡ください。(もしや、メール送ったのに1週間にわたって返事もないやん、なんにもこんやん、って場合は
ヤフーブログの方へ再度連絡ください)

と、さらにもうしわけありません、不具合というか組み立て補足。

いうことよろしくお願いします。あと行き詰ったとかありましたらとりあえずブログかツイッターへどうぞ〜。


2013/6/10 AM 8:25 静岡ホビーショーその2 

あとパーツ製作を担当したエンジェルバース用1/48VF-1Dの製作工程です。

とりあえずA型のキットを二つ買ってきて切った貼ったして機首ブロックを製作。

ハセガワの1/72D型を採寸して素直に1.5倍してるんですが、脚収納庫と後座が思いっきり干渉してたり、
ヘッドパーツが納まらなかったり、そのままではあきません。

脚収納庫はやや浅くして色々小細工してます。

ヘッドパーツはいずれバトロイドでもいけるように製作。
まあ毎度作ってるようなやつですね。

後ろ

納まった状態はこんな感じ。(脚収納庫に注意)

ヘッドパーツは複製してカメラアイは透明化。(透明樹脂はエポキシ使用で真空脱泡機併用)


胴体上面の製作。一応エアブレーキが残してあったり、、、。近年はクロニクル/電ホのムックなんかで
「全長がA/S/Jより長い」とか寝言が書いてありますが、古来より、後座の延長分は機首の根っこで
帳尻を合わせて、全長変わらずがデフォなのでその通りに作ります。(もちろんハセ72Dもそう)

不得手な筋彫りですが一生懸命やりました。(ずれてる分全部掘りなおしだったりします。)


キャノピーは枠の部分をキットのパーツ2つ潰して作りまして、(グラス部は切り抜き)
グラス部はバキュームで絞ります。

バキューム原型。(このあとサフ吹いて磨きます。)

ロドリゲスらしくないきちんとした製作。

ばきゅー!

すり合わせたとこ。

あと謎だった1/72D型のモールド、、、これ、FA-18なんかに見られる後座用のラダー(梯子)なんですね。

そのまま1/48で再現。


そんなこんなでパーツ揃いました〜〜〜。


んでもってeminenceさんに送って、
こういう経緯で〜
作っていただきまして〜、
静岡での展示状態は〜
ここ
とかー
ここ
とかー
ここ
なんですがー最大の弱点は並べてみるとこれがD型だって誰も気づかないんですよね〜〜
(終了、1時間前に分かった。)
といったところで今年も(妻様曰く、)「目がすべる作品」となりました〜〜。(泣く)
んではまた来年もVF-1 RIDERSのみなさんあそんでね〜〜〜〜〜〜。



2013/5/23 AM 1:25 静岡ホビーショー 

えっと、色々あって結局行きました。展示したのは1/48ファンレーサーです。
製作始めたのが12日で完成が17日と、一週間での突貫工事です
2017/5追記:ページ再生で画像保存先をいじりましたがしくじったみたいでWF時の再製作がこうと混濁しました。
追記2  根性で直した。エライ手間かかった。


これが火曜日あたりです。なんとなく1/72のマスタングの胴体にエポキシパテなすって作ってありますが
まあ割り箸でもストローでも何でもよかったです。ファンは0.3mmぷらいたをビンに巻いたやつです。
この時点ではコクピットはムクで青メタに塗るつもりでした。


一応設定に即して六枚羽を二枚作ってます。クロニクルと電撃のムックに載ってるのは近年捏造された画稿です
尾っぽが謎のファンなのは今井/有井のマクロス情報に載った画稿によるものです。(おそらく本編の作画はこれによる)

水曜日あたりです。時間がないのでファンの周りのバルジは複製でなくて手で量産してます。 4個の排気ダクトは流石に作ってられないのでお湯まるでコピー。ベースはマシーネン用に買った田宮1/20 JPSロータスの
ブレーキのインテイクのパーツを加工。

同じく木曜。垂直尾翼のインテイクです。ラジエターと錯覚してたので奥がふさがってます。
(機体下面にある吸い口がラジエターなのですが、後で気づいたので奥のほうまで抜けてます。)
なおこの部分、YAMATOの1/60キットでは再現されていません。

木曜日、時間の余裕ができたので、キャノピーをバキュームで絞ってコクピットを掘ります。<
(念のために上面全体もバキュームして、さらにキャノピーも2枚しぼっとく)

前後しますが下面のラジエター用の吸気口も下から掘ってプラ板で蓋して整形

掘れました。フィギュアはMD500ヒューズの余りですが首はノーヘルに挿げ替えられました。

首変えてポーズ変えてゴーグルと通信インカム付けて、一条君でっち上げ、さらに計器盤も作って、、、、、

パーツが揃って表面仕上げして塗装すればオッケーと思いきや
、、、、。 ココから数時間で下塗りしてストライプも筆で塗って、クリアラッカーで仕上げて、、、

台座もできたのが金曜日の深夜、、、。コクピットなしの状態。
で、キャノピー切り出して乗せたら、、、、頭に当たって入らないこと入らないこと
ここから二時間、フィギュアのお尻削って、足首飛ばして、最後は頭も削って無理やり閉めました。


これが完成直後の状態。当日の展示は垂直上昇中、わたわた攻撃で、お子様たちにはおお受けでした。
(ワタはクリスマスのデコレーション用。)
もうなんかわかりませんが完成は完成であります。
VF-1RIDERS のみなさんお世話になりました。どうもありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
そのほか静岡で会えた皆さん、会えなかった方、来年も遊んでくださいね〜〜〜。
PS;なお脚収納庫は1/72ムスタングのがほぼそのままいけます。まったく作ってませんが。
あとこれのキットほしい方居ます?(希望者多ければWF?)



2013/2/22 PM 1:25 MA.K 神戸展示会に出したやつ 

えっとツイッターでお誘いがあったので、安易にほいほい受けといて、ぎりぎりに丁稚したやつです。
お目汚し申し訳ないです。12年12月23日のMK.A30周年記念神戸展示会用。

とりあえず日東のAFSを買って、使えそうな1/20モデルを物色したら河合の1/20スモールバイクシリーズが
あったのでこれのBMWR-45(80年式あたり)と組み合わせるのに決定。もともと1/20CB750を持ってたんだけど
シュトラール軍はドイツだって言うのでドイツ車に決定。オクで捜索、入手。ついでに軍用ならサイドカーなので側車を追加。
(29世紀にサイドカーがあるのかできた後で悩んだけど、別冊見たら載ってたのでオッケー。)
本体は100円キットなりでソコソコリアルでそこそこラフなの上、思いっきり80`sなのでタンクをレトロ調にして
サイドカバーもそれ風に、、、あとあちこちつるつるなのでボルトやナットを追加、(ついでにパイピングすればもうヨソ行きだけど
やってない。)何となく左右出しのマフラーを無理クリ片方二本出しにしたりしてますが全然甲斐はありませんん。

側車は手持ちのジャンクから1/24ロータス7を流用して2時間でできるはずだったけどチンパンジーしか乗れそうにないサイズだったので
縦横に切り刻んで拡張したもんだから、面影ありませんん。(そのままフェンダーも流用できると思ってたら、タイヤサイズが合わなくて
切り取って、曲げもどして、くっつけ直したり、まあ大変。(スクラッチのほうが早い)んでもって河合のBMWを二台潰してサイドカー完成


これをフォークとホイルひんまげて、クラッシュモデルに。


AFSは日東そのままでマーキングは伝統に従って当時のキャラクターモデルのデカールから流用、、つうかお手付きのやつから。


で、一番手間がかかってるのが馬乗りねーちゃん。在庫の食玩/ガチャフィギュア(ひと山300円で買ってきたやつ)から1/20サイズのを物色して
さやかちゃんときゃみいちゃんを合成して切り刻みポーズ変え。腕はこれまた伝統に則って田宮のレーシングチームさんからコンバート。


今回の肝のAFSを脅迫する8mm口径銃はシコシコとスクラッチ。とりあえず「タカトフ8mm口径銃(護身用)」と命名しとこう。



いちおう旧ドイツのアフリカ夏服を参考にしつつ、下はスカート、パンツもろ出しとしましたが、実際の展示だと拳銃もろとも
じぇんじぇん見えませんでした。体と帽子は裸にむいてからエポキシで着せてます。
スカートはこれまた伝統のティッシュにリキテックスの重ね塗りで作ったシートから。



あと、細身のノイパンツァーファーストはPKAから持ってくるともったいないので
某ガンプラの古い方から。肉抜き穴は埋めました。地面は木切れに紙粘土でやったんだけどやっぱエポキシパテのほうがよかった
(銭かかるのよね)表面は例によってバスタオルとワイヤーブラシでガシガシして足跡とタイヤの轍付けて完成、




設定的にはシュトラール軍本部付けの秘書のウイルリッケちゃんが50キロくらい先の駐屯地にお使いを頼まれて
自分でサイドカー転がしてブーと行ったら、「この辺は安全ですから」といわれてた所でAFSに衝突して
フォーク曲げちゃって「てめえ、しばくぞ!!バイク壊れたやんけ、おつかいできやんけ!!」とAFSに馬乗りで
兵器廠の係長だったパパから入隊のとき持たされた護身用拳銃を乱射、バイザーを割ったところで
「28km先の基地までこのまま歩け!!」とヒッチハイクを強要。そのまま鹵獲+捕虜1名で基地に到着、、というシーンです。

んでもって彼女は「AFSを拳銃でねじ伏せたラッキーガール」として一躍時の人になるんですが、、、まさか
このあとお使いのたびに襲われて、毎度剥き身で装甲歩兵とやりあうことになるとは、、(と次回以降の予告と)



まあ、あれです例によって目指した所へ全然届かんのですが楽しかったのでオッケーです。
といってところで暖かく迎えていただいた是空様他MA.K関連の主催のみなさん、講師の吉岡和哉様他、
打ち上げで遊んでくださったGAS様、住職様、万年様他
どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いしますです。




2012/11/14 AM 9:25 サバイバーショットの話(追記11/22)


(これはジャンク状態のを直して壊れた計量カップのハンドル流用のフォアグリップと
木製折りたたみストックを無理クリ追加した自家製フランケン・スペシャル。単発仕様)


 突然ですがトミー(現タカラトミー、、て書かないといけないんよね?)の赤外線式光線銃トイ・サバイバーショットについて
87年発売の対戦式光線銃おもちゃ。同時期、バンダイマグナブラスター(公称、射程3m)、セガジリオン、と色々あった中、ヘッドギア(サイココンバータ)に
受光機を備え、360度からの光線待受け、50mの長大な射程距離。被弾時に激しく振動するヘッドギア。
なによりエイリアン2風のメカデザインで人気を博しました。
近年リボルブとか後継モデルもありますが、やはり元祖が一番。覚書的に鳥瞰しつつリペア方法とかやります。まずバリエ

金型的に何度か改修がありいくつかのモデルが存在、色のバリエも色々ありますがここでは大まかに鳥瞰。


 これが初代 赤外線タイプとありますが、別に紫外線タイプがあるわけではありません。
この時点では単発でのちの16連射はなく、側面レバーでターゲット用の自爆モード(単品売りに付属の反射式ターゲットを使用する射撃モード)
と対戦モードを切り替えます。電源は単二電池6本使用。

逆挿入の予防のためビニールの薄皮に挿入してから投入する形式。ちなみに逆向きに通電したら100%壊れます。
(実際には接点が触れないように対策されているのでめったに起きない。自分で分解とかやって、やっちゃって焦げ臭いにおいがして、
二度と動かなくなった人に修理方法はのちほど詳しく解説。)のちのバージョンで改悪されます。
被弾するとヘッドギアからバイブレーション。6発被弾で機能停止は旧シリーズ最後までのルール。これは2丁セットですが単品売りもあり。

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 これは数年後にリニューアルされたバージョン。内部の電子装置が変更になり、自爆モードがなくなり代わりにセレクターで300発制限の
16連射ができるようになりました。。アーミーとプロダクト2の二種になりましたが、補助パーツの有無のみで受光部の色以外、本体は同じものです
アーミーにつく補助部品は、サブハンドルとストック(大人の体格には合わないためかホルダーという名称)とバレル上の謎の装甲パーツの三つです。、
この装備に伴い、サブハンドル装備のために取り付け部分とバレル上部に蛇腹配線モールドが増設され、金型改修が行われました。

*注意。上記のようにこのネジ穴が増設されてないモデルは16連射機能がない初代モデルです。。
(上、旧モデル、下、16連射機能追加後のモデル)

追加された装甲パーツ。

裏側、無理にはずすと爪が折れる場合があるので、必要なければ分解しないほうが吉。(機能的には不要なパーツ)

これに伴い本体側に受けの部分が追加されました。
(従って、初期の単発モデルには装着できない、というかとあてがっても止まりません。)

こっちはなんで追加されたのかわからない蛇腹モールド。機能的にはダミーです。
初代と同様単品売りもありました。別売/付属で、撃ち損じると反撃してくるロボットターゲットがありました。(未入手)
なおここのバージョンまで日本製です。

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ここで一度絶版になります。


で、、復活。推定90年代半ばに出たと思われるファミリー仕様。
塗装以外ほぼ前バージョンと同じ16連射機能付き仕様なんですが、ここで大きな変更点。製造が中国になりました。

色々あった刻印が消えてメイドインチャイナに、、、。これ以降は全部中国製になります。

筐体の比較。(左、日本製の旧モデル 右、中国製になってからの金型改修後のモデル)

でも電池はまだ単二6本なのが嬉しい。

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そして99年頃のおそらく最終版。エヴァ仕様がでた時のはこれのはず。
一見変わりがなく、電子装置も同じなのですが、、、

お尻を開けると見慣れない黒箱、、、左が最終モデル、右が旧モデル

中身は、、、ややや。単三電池仕様に!!!
単二電池6本仕様はいい具合の重量だったので、うつろに軽くなってます。また、なおかつ稼働時間も単二でもそれほど長くなかったので
いい改良ではないですね。なお、前方の金具は元と同じ仕様なのでお尻の金具を後述のとおり自作すれば単二仕様に改造可能なはずなんですが、、、。
(内部に旧仕様では無かった出っ張りがあるので多少調節は必要かもしれません。)
あと、前述ののファミリーバージョンからセレクター周りが改修されて、ストッパーの形状が変化しました。
(これは初期版はレバーが回りすぎる不具合があったのでその対策と思われます。)

↑旧型セレクター

↑新型セレクター
一応これで確認できてるバージョンは全部。このほか塗装違いとかエヴァ限定とかあるけど
基本的な内容はこれだけのはず。このあと21世紀になってリボルブ登場。
とりあえずバリエはこの辺で、あとで修理とリペアの記事を書きます。

おまけのハイパーターゲット。ランダム点灯する緑ランプを撃ち、命中すると赤に変わる。
(このターゲットも生産が中国になって以降金型が改修されて、
裏の刻印の書き換えのほか、正面下にある「survivor shot」のロゴがステッカー→立体レリーフに変化してます。)


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*と、ここからリペア編。完動品で入手すればいいけど、動くのばっかりではないしー。はたまた昔持ってた人も押し入れから
引っ張り出したけど動かねえってば場合も注目。
だいたい中古の不動物を買ってくると電池ボックスの中からスリーブに入ったサビサビの電池が出てくる。液漏れに伴って接点の金具もメロメロ。
で、まずはビニールのスリーブから電池を出して捨てて、スリーブを洗う。さび色に染まっていても捨ててはいけない。(無いと電池が中で踊って故障の原因)
必ず使用しましょう。あとね、このおもちゃってば、おそろしく堅牢で、こないだ仕入れた奴なんか左側面が熱をくらって、グニャグニャに変形収縮
(左だけ縮んで右はそのままだから左に向かってバナナ状に変形、ちなみにこれも無理矢理リペアした。)
してるのに電池金具の接点を再生しただけできちんと稼働したし、そのほかABSパーツの可動部もすりへって機能を失ったやつは見たことがありません。
なので不動の中古もたいがい再生できます。それでは問題の接点の金具の再生。

後ろの蓋を開けたとこ、こんな感じであればいいけど大体はぐちゃぐちゃにさびてる。またこんな感じでも酸化して接点不良を起こしてるのが結構あるので
とりあえずワイヤーブラシで磨く。洗ったスリーブに新しい電池入れて駆動すればオッケーだけど、さびて原型が分らなくなってるのもよくある。
そういう時は金具をとりだします。この部品はハトメで圧着なので2.5mmくらいのドリルで内側からハッキングしてハトメを解体する。

(うらのハトメに注意)で、取り出した金具を磨くと、、、、

と、こんな感じでちょっと使えそうにない。なので、ステンレスの03mm板を短冊に切ってドリルで穴あけして曲げたのが、、、

でこれを2mmのボルト、ナット、ワッシャーで組むと、、、、。

で後ろはリペアオッケー。10年くらいは持ちそうです(金具だけ)
続いて前の金具。奥のほうでよく見えないので、筐体を分解です。内部のさびや汚れも分解して洗います。
トリガーやセレクターレバー部分の金具も異常がなさそうでもワイヤーブラシで磨いてやるとパーペキね。
(せっかくなので 開けた状態の内部の写真)

正常だとこういう感じの金具があるんですが、溶けて形がなくなってたりします。

これは状態のよい方、これなら磨いてやれば使用可。でも原型もない場合はホームセンターで売られてる汎用電池ボックス類からコンバート

こういうのから切り出して曲げなおして、、、(これは単二用のボックスですが単一のがよりぴったりでした。)

まあこんな感じです。なお筐体上側のプラスの接点はスプリングだとおさまりが悪のでいっそ、ステンレス板で爪状の金具を作った方が
簡単かもしれません。(今度やってみよう)
で、ほとんどの稼働不良はこの辺のメンテナンスで動きます。あと、サイココンバータの軟質樹脂製ベルトは相当ひん曲がっていても
しばらく熱湯につけて揉んでやると元に戻ります。(樹脂の変質や腐敗した個体に遭遇したことはありません。)
また伸縮性のある布ベルトはスーパーなんかで売ってる衣類補修用伸縮布ベルトで
ずばり25mm幅のものがあるので、これを30pほどに切って端を縫い止めすればほぼそのままのができます。
追記*スーパーとかだと白いのしか売ってないんですが、黒いのを見つけてきました。(入手難の方には実費でお分けできます。)
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 続いて 軟質樹脂製ベルトの自作。コンバータの正面側のベルトが欠損してる個体を入手したので自作。
まず、オリジナルのを採寸し結果がこれ。ベルト自体は2mmのゴム板から切り出して、穴は径5mmの革用パンチで抜く
端っこに抜け止めの出っ張りがあるので5mmのゴム板から8mm幅の短冊を切り出してクリアボンドで接着。
よく圧着してから、タッカーで補強止めする。

寸法と穴の位置関係はこんな感じ。(実際に機能するのは穴が2列の部分だけで一列で4個あいてるのは
サバイバーショットクラブに入って昇格すると貰えるリベット用の穴なので省略しても全く問題はない)

あっという間に組みあがり、オリジナルとの比較。横にあるのは革用パンチに鉛筆ホルダーでハンドルを追加した自作工具。

裏っ側。

抜け止め部。クリアボンドで接着

裏。タッカー(ホッチキス)で補強したけど、きちんと接着されていれば不要でした。

完成。、、、と、十数分でできちゃうんだけどゴムベルトとABSの本体なので接触部が変質する可能性があるので、
ゴムの素材選びはよく吟味してください。(これは古い在庫のゴムなのでよくわからない)基本、使うときだけ組んで、
しまうときも分解して封筒にでも入れておくべきでしょうねえ、、、、。(まねして自作してトロけても責任とらないのでよろしく。)
メルトガンの球をシリコンゴムで型抜きしたらいいのかなあ?とりあえず実際に使用してテスト中)
あと、頭頂部のベルトも同様に自作可能なので、オリジナルサイズの図解を入れておきます。

ついでに試作してみました。

左が自作、右がオリジナル

バンド類、全部自作状態
追記:コンバータの反対側のプラパーツってピューター(無毒ホワイトメタル)でリペアパーツを作れそうなんですが需要ありますかね?
(希望者があれば、開発あるかも、、。)
2017/5追記:5年後ゴム腐ってちぎれました〜〜〜〜。(でも4年くらいは平気でした。)


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オクで発砲は出来るけど受光しないってのを仕入れたんですが、電池入れると起動音はして、本体もランプが点くんだけど
コンバータ側が点灯が点灯しないと。で、コンバータと本体の通電チェックしたら、ほぼ全部つながっていない。
で、つないでるケーブルを確認したら本体付け根(グリップからケーブルが出てるとこ)付近で断線してまして、
怪しいところを切り捨てて結線し直したら復活しました。この辺に力が集中するんやろか?
あと、ケーブルそのものの総とっかえをする場合、中は6線入ってるのでイーサケーブル(8線)あたりを流用すればいいはず。
ただ、純正みたく細くてしなやかなのが見つからないので、現在捜索中。(USBケーブルが細くていいんだけど4線なのよね。)






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では続いて、電池を逆につないじゃって煙が出て破裂音がして、
反応がなくなった場合(ワシや。)の修理。

まず焼けるのは赤丸のところのトランジスタ。C1815ってやつで、ウエブで調べると
すばりここで売ってます。秋月電子通商の売り場(C1815で検索)
でこれを買って(20個入りで200円だ!!)交換したら復活いたしました。
あとおまけで内部各部の配線写真。




(サイココンバータの内部)
というわけであとは自己責任でやってちょ。(半田付けしそこなって壊れたとか、部品失のうたとか、
この記事を読んでやっちゃったことには責任負えないのでよろしく〜)

そのうち単三電池仕様の単二仕様化とか、電池スリーブの自作とか、やるかもしれません。(需要があればツイッターなんかで
連絡ください。あと修理なんかも相談ください。)あとね、まだ遭遇してないけどレンズの損傷したもののリペアも
構想中(同時にグレードアップも?)んじゃまたね。





2012/6/9 PM 9:25 といってる間に新作

えっと、ホビーショーの直後ですが完成品です。ちょっと前に入手してた海洋堂のスーパーガン(85年製)です。
今でもエステル様とか模型道楽さんとかでも出てますが、このキットに関してはちょっと歴史的な価値があって
85年当時、現存していた実物プロップから起こした原型をほぼそのまま製品化したという、
いまではレインボーさんとかがやってる実物レプリカの走りともいうべきもので
これをみれば実物のサイズやらみんな判ってしまうのでありました。
キットはバレルの伸縮機能を持たないいわゆる文鎮キット(後述の理由でこのギミックの搭載は難しい)
でトリガーも実物同様、無可動となっています。またバレル後部のバレルリリースの金具もアレンジの入った形状で
本体と一体成型となっています。(開発者の方、曰く「レジンで再現できなかったため」だそうです)。
で、今回はバレルのアクションのギミックを再現しました。

↓とりあえず実物に即してきり飛ばして、バレルのお尻に止め金具植えたところ。もう戻れません。

で、本体他に穴開けて、ボーリングして実物風にネジ止めできるようにしたところ。

↓で、軸にスプリング入れて、バレルの軸を太くしたりバレルリリースを調節した状態。ロックとリリース


(注、このときのリリースレバーの形状が上下間違っていたので後で直しました。)
↓とりあえずギミック的に完成!!と思われたのですが、、、。


(注、これでは両側面にあるネジがプラスになっていますが実物はマイナスねじです)
↓うれしがってバレルアクションを十数回繰り返したら、、、、。


ここで材質を変えたりネジ止めで強化しましたが、前で止めるのは全然無理でした。

海洋堂キットの開発者の方によると実物のバレルアクション(収納した状態からかんぬきを外すとスプリング仕掛けで
バレルが飛び出す)は非常に強いスプリングが用いられていて、うっかり皮膚をはさむとたちまち血豆ができる状態で
かんぬきもロックが甘く、ひっかけていても、なにもしないのに飛び出すことがあったそうです。またこのときの
、 実物とキットの紹介記事が宇宙船VOL.24に載っているのですがここの写真によると、実物のバレルを飛び出さないように
止める口金が変形して飛び出ている様子がわかります。どうやら実物でもここの仕組みには無理があったようで、
今はなきバイスの超高級完成品(金属削りだし!!)でも無可動だったのはこのためだったのかもしれません。
そのほか実物の表面は非常に荒く、キット化の段階で整えられたそうです。(これに対応して宇宙船の記事でも
側面のエッジが立っているのが気になるといった記述がある。)なお当時定価2500円で非常にお買い得だ思うのですが
あまり数は出なかったとか、、、。なお文鎮キットとして完成させるのであれば延べ5時間もいらないので
非常に優秀なキットといえます。
んでもって結局バレルは前に筒抜けとしてテグスで飛び出し制限しました。


↓で、表面整えて色塗って、、、、完成したのがこれ。


色々途中であって塗りなおしたり、剥がしたりしてるけど完成。
本体はクレオスの無印シルバーの上に若干スモークグレーを吹いた後、光沢クリアーを上塗り
黒のマーキングは実物ではただのビニールテープを張った物だったらしいので全光沢の黒を吹きました。
バレル部は「ダダVSムラマツ」などで見ると本体より黒っぽく見えるのでクリアブルー/イエロー/レッドを
まだらに吹いてからスモークグレーで全体の色調を下げてあります。(注、実物が黒っぽいのはバレル部分のみ
シリーズ途中で真鍮などの別種の素材で作り直されたからかもしれません。注2.撮影前のクリーン状態の実物写真では
バレル先端形状が異なり、本体と同様のアルミ削りだしで作られている。なおうちの作例のバレル先端部は
この初期状態写真の形状によっている。


↓ついでに化粧箱つくった。(馬子にも衣装ケース)


素材はモロゾフだかゴンチャロフだかの箱に黒鉄色塗って、花用の緑のウレタンフォームを指でへこませて
箪笥の肥やしの風呂敷被せたもの一緒に写ってるのは流星バッジ型通信機はゲームボーイアドバンスのソフトのおまけのやつ

なんかまあ塗りが悪いのは毎度のことでごめんしてね。あと資料的には宇宙船vol.24と50があれば
フルスクラッチも可能です。(追加アタッチメント類は載ってないので注意)

 *ジロ吉様、印度人様、当時の話他、どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。



2012/6/9 PM 8:25 静岡ホビーショー2012

えっと、お久しぶりです。5月に静岡ホビーショーがあってそれの報告です。
今年はVF-1 RIDERS様のご厚意でそちらからの参加となりました。(関係者の皆様、どうもありがとうございました。
 来年もよろしくお願いします。)で、持っていったのがVF-4のバトロイドだったんですが、、、現地写真を
撮ってなかったので帰って来て撮った写真です。

ややや、バラバラになっていてパーツ取れとる!

この下は完成直前のクリーン状態


んとね、いちおう可変で2月から作り始めて、足と胴体は変形可能だったんですが
腕がまにあわずバトロイド固定状態です。下腕のみ烈風のソフトビニールキットのパーツ使用。
それ以外は烈風のパーツを採寸したのをいじってスクラッチしました。
バキューム乱用で田宮の1mmプラ板が30枚以上消費されました。
サイズは1/72。まあ、毎度のことですが、ぴしーとできませんなあ。
(RIDERSのみなさんの美麗作品に並べると見劣りすること見劣りすること。
なので来年は企画のほうにも混ぜてもらって、美麗作品をさも自分でやったような顔をしてえらそばるのさ。エヘン。)
んでもって来年の個人作品はファンレーサー1/48作ります。んじゃね。



2012/2/16 PM 3:25 MS少女の歴史について 9:45追記 2/18ジアニメを確認して追記 3/4さらに追記 3/5さらにさらに追記 3/14 さらにさらにさらに追記

3/14日追記 アニメック82/8 25号のためになるゼネプロ講座の挿絵において、ガンダム少女が描かれています。
 ようはダイコンOPアニメ少女がガンダムコスプレをしたもので描き手はおそらく赤井孝美氏(表記は無し)
 ヘルメットではなくカチューシャ状のものにV字アンテナを備え、胴体はメカ風で現在のそれに近いものです。
 後述のドム少女と同月ですが影響度はこちらのほうが大きいと思われます。
 これが、現時点で最も今のそれに近い最古のMS少女となります。)
  :kita082 様指南ありがとうございました。心から感謝いたします。
資料0.
83/7の記事
PS:このほかアニメック14号(80/12)ではザク頭のセーラー服の少女のイラスト(作者不明。だめえるに掲載)が
   これは出来合いのセーラー服少女の絵(トレースだと思う)にザクの顔をくっつけたコラージュを「ガンダムに対抗可能な
   ジオンの新型MS」として紹介するものでMS少女のような意図はないものとおもわれます。
資料0.5.ザク頭女子高生
   

 ツイッター上で話題になって色々調べたので忘れないうちにまとめました。

まず、今や本流となっている明貴美加氏によるMS少女ですが、まずはよく知られたMG誌での連載
(最初は氏自身によるセンチネル記事への無理やりな挿入)は87/11のvol.37号からです。
(のちにカラームックとして別冊化、さらに掲載場所は変わりつつ今に至るまで描き続けられています。)
これに先立ってジアニメ増刊のZガンダムムックにZガンダム少女(ジアニメの増刊ではZガンダムのものが3冊あるのですが
これのパート2に載ってました。と、調べるのに結局、3冊とも買いました。げー。)を描かれたのを皮切りに
ジアニメ本誌86/5号の巻頭特集の扉にZガンダム少女(別冊の再録)とレイズナー少女(本人曰く同人誌用だったらしい)が載り、
これ以降も翌6月号にZZガンダム少女、8月号にキュベレイ少女、メガライダーに乗るマークU少女と百式少女、
9月号にザクマリナー少女、ドワッジ改少女、と毎回掲載かと思いきや、ここで終了してしまいします。
(ここで紙面構成がかわり、ZZガンダム記事は縮小して白黒へ、本誌自体も87/1には季刊に変わると予告しつつなくなってしまします。)
で、これをもって明貴氏が元祖かというと、MG誌87/6のvol.32号の同人誌紹介において、
「高機動死んだ美少女愛好会」というところが85/11よりMS少女専門誌を(この時点で)7冊発行したとあります。
紹介されている画像もほぼ現在の知られたMS少女のそれ(レオタード状のスーツの少女が装甲/ヘルメット等を
付けた状態)であります。おそらく狭義でのMS少女はこの85/11頃には成立していたと思われます。

 で、これ以前のMS少女は?というと、最古のものの一つに模型情報VOL.36 82/8(MJ誌、バンダイ刊)の読者投稿欄に
掲載された、杉浦昌子氏による「ドム少女」」があります、これ自体は「MSを模した装甲類を装備」ではなく
「MSみたいなお洋服を着てMSの脚を模した靴を履いた少女」といったもので現在のそれとは属性が揃いません。
またこの時点では(常連ではあったものの)アマチュアの投稿作品にすぎず、このあとに類似の投稿が続くといった
流れも起きず、そのままスルーされていきます。(ご本人も別にこだわらなかったのか、
その後は普通のラムちゃんなどを投稿されています。ところが、、、、)
 *記事末に採録の画像を追加しました。

 そのあとに登場するのが半年以上過ぎた後、模型情報MJ誌の別冊であるモビルスーツハンドブック2(83/5)に載った
グフレディです。これはガンダム世界でMSの表面に書かれたノーズアート(ノーズじゃないけど)を
収集した体裁で描かれたものの一つで、これ以前にもMSのノーズアートとしてマークや女性の姿は描かれていたのですが、
MSの姿を模した女性という形で描かれたのはこれが初めてのようです。ただし、いわゆるレオタードや
薄手のパイロットスーツの上にMSを模した装甲を付けたという体ではなく、いわゆるヒロイックファンタジー世界の
ビキニアーマーの強力美女(少女とは言えない)の範疇のものでした。作者はこの時期バンダイのボックスアートなども
手掛けていた増尾隆幸氏で、同時に下半身が裸のお尻を突き出した挑発的なザク美女(後述のザクレディがあるのでこう表記)
も描かれています。ここからさらにビキニアーマー美女/少女をさらに遡ることができますが論旨が変わる上
きりがないのでここでは追いません。(こっちは別途、研究者の方がいるので「ビキニアーマー」で
検索してください。)

 話は戻って、このグフレディが非常に好評で、これを気に入った大河原邦男氏ご本人が立体造形物を作り
(83/10 モビルスーツハンドブック3にて)、その複製がそのままガレージキットとして流通して
ちょっとしたブームになりました。(このため一般に「グフレディのデザイナーは大河原氏」という誤認が流布されてしまった)
発売元はラーク(現ウエーブ)でした。
 :と、ここで面白い動きがありましたので追記します。Hj誌に載った広告(83/12〜84/2)によるとグフレディそのものは
 「スペースクィーン コーラル」として(おそらく版権対策)商品化されたのですが、少し後に
 あさりよしとお氏デザインのロリータバージョン「スペースプリンセス コーラル」が併売されています。
 (ロリータ、ロリコン等の言葉が普通に用いられていますが、83年末の出来事で宮崎勉事件以前であることを
 ご考慮ください、近々まとめる予定ですが、この時点では「ロリータ化」という言葉を今でいう「SD化」の文脈で
 用いており、これ以前には「カートゥーン化」と呼んでいたニュアンスを含みます。もちろんこれを隠れ蓑に
 ヌードに近いフィギュアを云々していたという側面もあります。)これはシリーズ化され第二作の
 「スペースエンジェル(ファンタジー系の翼をもつ美女戦士、原案 小田雅弘氏+増尾隆幸氏)も
 リアル等身のものとあさりよしとお氏によるロリータバージョンが併売されています。
 ですので83年12月にはMS少女の立体が商品化されていたことになります。
 (ただし、これは後述の居村氏のイラストの後なのに注意)

  このあともMJ誌で、グフレディ同様のザクレディ(MJ本誌84/3号、おそらく増尾氏)が公開されます。

と、ここで、画稿を発掘しました。MJ本誌を少し過去に遡ります。グフレディ発表の直後83/7MJ誌において居村真二氏が
MS少女を描いております。これはMJのマスコットキャラである「プラモ妖精JUN」(時々龍に乗ったりして表紙を飾ってたやつ)が
MS06R→MS06Fの改造記事にあたってMSレディのコスプレ(流れからいえばMS06F少女と思われる)で
登場したものでした。(この項の末に画像リンクしました。)

さらにこのあとMJ誌84/5、57号で前述の杉浦昌子氏のによるザク/グフ/ドム少女などのMS少女の新作イラストが紹介され、
これまたガレージキットとして販売されました。(杉浦昌子氏は84/3から1ページをもらって毎回アニメについての直筆投稿連載となり、
84/5号ではこの企画を担当されたようです。余談ですがこの1ページ連載は面積は変わりつつも85年代半ばまで続いていたようです。)
描き手が女性というのもあって年少の美少女系なんですが、前述のとおり「MSを模した装甲類を装備した少女」ではなく
「MSみたいなお洋服を着てMSの脚を模した靴を履いた少女」となっていて、現在それとは微妙にニュアンスが違い、
一連のグフレディの人気で再び引っ張り出してきた感が強く、この後、多少類似投稿はあるものの、いま一つメインストリームにはならなかったようです。
(この項の末に画像リンクしました。)
キットの原型は「海野洋二」名義となっていますがこれは当時、海洋堂で大活躍していた
今池芳章氏と白井武志氏のペアだそうで、10日ほどで完成させたそうです。)
(この項の末に画像リンクしました。)

 ここに前後してクリーミーマミのエルガイムのコスプレ(?)のU-GAIMが登場したり(高田明美氏本人による)
 メカ少女がすでに一ジャンル化していたようです。
 (Doburoku-TAO様、情報ありがとうございます。)

またこれらのあとマイアニメ誌ではMSに限らず、メカコスプレした少女のイラストが掲載されるようになります。
(下の追記にコラージュ写真と共に紹介)

このあとZガンダムの頃(85)にバンダイから簡易インジェクションキットとして、
「(ガンダム)mk IIガール」「Z(ガンダム)ガール」「VF-1ガール」が発売されました。
これはマクロスムック「マクロス劇場版スペシャルプレビュー」(劇場版公開前の宣伝ムック 84/7)の挿絵として載った
バルキリー少女(全裸、またはレオタードの少女がバルキリーを模した装甲をつけているもの)を参考に
ガンダムも含めて商品化されたいうことのようです。(原型は秋山徹郎氏)ここでのちのMS少女の
属性がほぼ揃った感じですね。このあとMS少女的なアニメ作品「サザンクロス」なども派生し、
おそらくこのあと前述の同人誌などに拡散、(実際にはもっと様々な同人誌で
みんなに描かれていたと思われる)を経て、(か、あるいは同時進行的に)明貴氏による一連のMS少女」と
なったのではないかと思われます。

資料1、83/7の記事

資料2、84/5のイラストと通販記事

資料3、ずばりMJ通販のガレキ あっ パンツが再現されてない!! *ジロ吉様ありがとうございました。

資料4 一番キュートなドム少女。(頭の上にあるのは膝から下のパーツ)

補足的情報、TACさんよりMs少女の成立にイベントコスプレの影響があるのでは?との意見がありましたので
手持ちの、83〜84年にかけてのマイアニメ(83年頃よりイベントのコスプレ記事あり)とファンロードの記事(全部はそろってない)
を参照しましたが、メカ少女系のコスは見つかりませんでした。84年末ごろにプラレス3四郎の女子プラレスラー(名前忘れた)と
「ゴーグ少女」と「バルタン星人少女」が散見されるのみでした。このあと85年以降は「幻夢戦記レダ」や「コナンザグレート2」などが
公開され、ビキニアーマー系のコスプレイヤーが出てくるのですが84年時点ではまだ現れません。
これとは別にマイアニメ紙上では83年の末から模型の記事の挿絵としてメカコスプレ少女のイラストが入るようになり、
プレゼントコーナー他に少女モデルの写真にメカ装甲を書き加えた合成画像が
使われるようになるのですが、これらはMS少女、MS美女からの派生と思われます。(下に記事をまとめました)ですのでコス関係からというより
模型関係からの流れのようです。また、男子コスプレイヤーによるメカコスプレはこの時点で一般的ですし、
うる星やつらの弁天やクラマなど製作の難易度が高そうなキャラクターが散見されるのにメカ少女が見当たらないのは
よしんば彼女たちがMS少女を見ていたとしても魅力的なアイテムとは映らなかった所為なのかもしれません。
とくに原初の「MS美女」はノーズアートのピンナップガールに範をとったものである関係上、戦場の兵士の慰安のための扇情的
な消費材としていわば「媚びた女体」として描かれているため、女性から「カッコイイ」とか「素敵」とか「面白い」ものとは
とらえられなかっただろうと思われます。この点で主人公あったり、男性とタメを張るビキニアーマー少女とは一線を画すると思います。

追記2:マイアニメにおけるメカ少女
MJ誌におけるMS美女/少女の公開後の83/10よりマイアニメの模型記事にメカ少女のイラストが掲載されるようになった。
これはMJ誌における居村版と同様に記事を紹介するマスコットキャラ「MYチャン」がコスプレをした体裁なのだが、
一回だけで終わった居村版と違いこの号から連載が終了するまで数年にわたり毎号、違うメカのコスプレで登場しつつづけた。(作者は江無 敬氏)
さらにこれに遅れて84/より、読者プレゼントのコーナーにおいて、それまで普通の服を着て賞品を紹介していたモデルのお姉さんが
アニメキャラのコスプレをするようになりやがて、これがほぼ全裸の写真(ビキニかなんかは着てると思うが)にメカ装甲を描き足した
メカ少女コラージュにかわりこれまた毎号毎号、隔週刊に変わるまで掲載され続けた。(記事によるとこれを描き足しているのもエ無 敬氏らしい)

以下にまずはイラストによるメカ少女等を含む、コス少女を列記
83/10 ドルバック キャリバー少女
 /11 ミンキナーサ少女 ダンバイン少女 オーガス少女
 /12 バイファム少女  おまけ ミンキナーサモモ(イラストではなく読者の作品紹介、ミンキナーサのコスプレのモモのフィギュア)
84/1  ナイキック少女 エイトマン少女(メカではありません)モスピーダ レギオス少女 ビルバイン少女
 /2  オーガス少女 レインボ-戦隊ロビン少女(これもただのコス) バイファム ウグ少女 モスピーダ少女(アーモサイクルのほうね)
 /3  ビルバイン少女 アトム少女(これもコス)ウエアパペット少女(というか着てるだけ)エルガイム少女
 /4  ゼントラーディ少女(エキセドル?)スーパーバルキリー少女 ウイングマン少女(これもコス)
 /5  巨神ゴーグ少女 海底軍艦少女(全裸でマンタにぐるぐる巻きにされながら轟天にまたがる)
 /6  ドルバック ノーズ少女 ジャンヌ少女(これもコス、、だよな)ゴーグ少女
 /7  タツノオトシゴにまたがった戦士少女(特集が海のトリトンなのでそのキャラと思われる。 コス)
    ゴッドマジンガー少女 サザンクロス ラーナ少女(胸ポロあり、コス)ここでいったん連載終了。でも続く
 /8  ナウシカ テト少女(これもコス) エイリアン シガニー少女(これもコス)エリア88少女(風間真のコス)
    レンズマン少女(キムのコス)ゴモラ少女(?顔出しのコスなので頭部不明) メモル少女(顔だけMYチャン)
    ゴーグ少女(投石仕様)GIジョー少女(コス) モスピーダ スティック少女(コス)
 /9  連載再開するもコスイラストなし。MYチャンのデフォルトの衣装が変更でセーラー風に。
 /10  魔法使いサリーちゃん少女(コス) ガリアン少女(myチャンではなくサブキャラの小橋博子)
 /11  リリス・ファウ少女(だと思うけどちょっと違う。コス)
 /12  エルチカーゴ少女(コス)
85/1  なし
 /2  バルキリー少女
 /3  ガリアン少女 レンズマン キム少女(コス) ガラット少女
 /4  MYチャンのコーナー消滅しました。以降、作者である江無 敬氏による模型とトイの記事は載っていますが
    MYチャンは登場しなくなりました。

以下にプレゼントコーナー/コスプレ紹介コーナーの実写コラージュ作品を列記。便宜上@@少女と記述しているが
 実際にはモデルのお姉さんなのでそういう期待はしないこと(モデルって言ってもプロのモデルさんには見えないので〜以下同文)
83/10 ドルバック アロマ(コス。こらにあらず)
 /11 ななこsos少女(変身後、コス。コラにあらず)
 /12 ミムジィラース(コス。コラにあらず)
84/1  マクシミリアン。ジーナス ミンメイ(この号まではコラージュではないただのコスプレだった)
 /2  モスピーダレギオス少女 モスピーダ少女(アーモサイクルのほうね)アーモサイクルなしの装甲服スティック少女
 /3  メカゴジラ少女 ビルバイン少女 ダンバイン少女
 /4  ガルビオン少女
 /5  なし
 /6  巨神ゴーグ少女
 /7  エルガイム少女
 /8  レザリオン少女(?)モスピーダ スティック少女 たぶんイエロー少女
 /9  劇場版ストライクバルキリー少女 劇場版ヌージャデルガー少女
 /10  ガリアン ザウエル少女 巨神ゴーグ 悠宇少年(おとこでコス)
 /11  エルガイムMK2少女 ガリアン モノコット少女 ウインガルジー少女
 /12  ゴジラ少女 ガリアン 人馬兵プロマキス少女 茶色いメカ馬に乗った赤いキャラ(ガリアンを無理やりサンタにしたのか…でも馬は?)
* 、これの元ネタの分かる方、ブログかツイッターで連絡ください。 85/1  劇場版ストライクバルキリー少女
 /2  パーフェクトジオング少女 ゲルグク少女 名探偵ホームズ(宮崎版)ホームズ少女(?でもなんかおかしい)
 /3  レンズマン ウィーゼル少女 バスカーク少女(コス)
 /4  グレートマジンガー少女(?のつもりだと思うがどこかおかしい)
 /5  ガンダムMK2少女
 /6  なし
 /7  ダンクーガ少女 
 /8  TF コンボイ少女
 /9  なし
 /10  なし
 これ以降は隔週刊化に伴い消滅、、休刊

では最後にまとめ、82/8にアニメックの赤井孝美氏の「ガンダム少女のコスプレをしたDAICON OP少女」と「杉浦昌子版ドム少女」
83/5に「グフレディ」、83/7「居村版ザク少女」、83/12「グフレディ+ロリータ仕様発売」以下同人誌などに拡散となります。
誰かもっと古いの見つけたら教えて下さいってことでほんじゃま。(協力:ツイッターの皆様。ありがとうございました。)
追伸*そのほか情報があれば教えて下さい。また追跡中なので徐々に追記
追記2:ウイキにある「ジアニメ廃刊までMS少女が連載された云々」は上記の通り間違い。

2012/2/12/ PM 6:25 地球防衛軍におけるα号/β号のマーキングとプロップについて。(スクラッチビルダー向け)

この二隻について色々な解釈がなされているが、画面から拾える情報を記録する。
なおDVD資料としてデアゴ版を用いた。

57分    基地より離陸する?号を下から、プロップは前脚の形状から地上固定のパースモデルのようだ。

同57分   続けて離陸する?号を横から機体ストライプは緑、国連マーク前の機体記号は山吹色で描かれている
     (記号不明)脚収納ギミック搭載プロップ。

同     足収納後、ノズル噴射噴射、前進する?号

58分    ドーム上空に到達する?号黒いシルエットのみでマーキング不明
      ドームからのビーム攻撃。

同     飛行する?号やや後ろから(これもシルエットのみ)

同     アルファ号コクピット内部(流れから行けばここまでのはα号なのか?)
      二階建て構造。β号へ通信。

同     交差するα号とβ号(両方ともシルエット)

59分    α号コクピット(下の階)通信「攻撃開始」

同     右から左へ旋回する?号(シルエット)

同     左から右へ旋回する別の機体、?号(シルエット)

同     発砲する機首先端の機関砲(流れで行けば左から右に旋回した機体、後の展開だとα号か?)

同     さらに発砲する機首先端の機関砲(流れで行けば左から右に旋回した機体)

同     左から右に進みつつ上昇する?号(マーキング不明)

同     さらに左から右に進みつつ上昇する?号(マーキング不明)

同     上部コクピット内部「攻撃開始」(α号と別のパイロットなのでβ号のようだ。
       (すると機関砲を発砲していたのはα号ということになる)

同     下部ミサイルべイよりミサイルを放つ(右から左へ)

同     ミサイルを放ちつつ高速で進むベータ号(?シルエットのみでマーキング不明)

1:00    左から右へやや旋回しながら画面手前に高速で進む?号(シルエットのみ)さらにそれを追うように
       同じく左から右へやや旋回しながら画面手前に高速ですすむもう一隻の?号(これもシルエットのみ)

同     画面右から左にすすむベータ号(その前のシーンで通信で攻撃の続行を呼びかけられている)

同     同アングル。ドームよりの攻撃を受け四散するベータ号

1:01    α号下階のコクピット、帰還命令をうける。

同     帰還するアルファ号(マーキング不明)

1:05    地上で駐機しているミサイル搭載中のα号。資料にβ号の一番大きなパースモデルとして
       紹介されている画像とほぼ同じアングル。ただし資料写真でβになっているマーキングが
       青地の丸に白抜きでαになっており、機体のストライプも水色となっている。
       白黒のβ号のスチルと同じアングルで、色違い/マーキング違いとなっているのだが、
       機体マークはともかくストライプ部分は陰影もβ号のスチルと同じなので、色を塗り替えたのか、
       写真修正的に何とかしたのか、はたまた合成の結果、青になってしまったのかは不明、
       加えてミサイルベイを増設されたようだ。(製作途中の画像では内部にそういうスペースは存在しないので
       表面に張り付けられているだけらしい。)なおこの状態の撮影スチル(白黒、ただし文字がαなのかβなのかは
       切れていて見えない。岸川靖氏の解説ではβ号とされているのだが、、、轟天の解説の問題もあるので、、)
       も存在する。なお青いストライプの機体はこのシーンのみでほかには登場しない。
       (合成のため意図せず青くなっちゃった可能性もあるのか????)

1:10    ドーム付近を飛行するα号。ストライプは緑。マークは判別できないが山吹色で描かれている。

1:11     ドームからのビームをはじくα号。ストライプ緑、マーキング山吹。

同       α号下階コクピット

同       α号下階コクピット「攻撃開始」

同      ファープを先導して右から左に飛行するα号 ストライプ緑 マーキング山吹

1:12      α号下階コクピット、ファープの遠隔操作を行っている

1:16     ドームからのビームをはじくα号ストライプ緑 マーキング山吹

同       ドームに向けてやや降下するα号、、のはずだがストライプは緑でマーキングは山吹色の丸の地に
、         黒でβになっている脚収納庫付近に開閉ギミックが見える。

同       α号下階コクピット「マーカーライト半減」「あと20分」

1:17     ドームからのビームをはじくα号ストライプ緑 マーキング山吹色地に、黒でβ(ややアップではっきり分かる)

同       α号下階コクピット「第二β号発進せよ」「こちらβ号、こちらβ号、電子砲の装備未だ完了せず」

1:18      α号下階コクピット ミステリアンによる津波を見る一同。

1:19      α号下階コクピット 「第二β号!」「第二β号!」

1:20      α号下階コクピット 「(ファープの限界まで)あと5分」

1:21      地上でいまや離陸せんとする第二β号。資料にある一番大きなパースモデルだが
         1:05のα号とすこしアングルが違い。αは基地の滑走路だったがこっちは土の上で
         マーキングも緑ストライプで丸い山吹色の地に黒でβと描かれている。
         またミサイルベイは痕跡もない。

1:22      第二β号上階コクピット。操るはダイヤモンドキック伊藤。

同        α号下コクピット

1:23      右から左へ進む第二β号 ストライプ緑 山吹地に黒でβ。

同        α号下コクピット「あと一分}

同        ドームに向けて降下していく第二β号、ドームからのビームをはじいて進む。

同        第二β号上階コクピット。「攻撃準備」

同         ドームに狙いを定める電子砲

同        第二β号コクピット後方より

同        第二β号上階コクピット。「発射!」

同        細かいカット割りで発砲する電子砲からβ号正面全景へ
         緑ストライプで、山吹地の黒でβの文字。

同        さらに熱線を放ち続ける第二β号、マーキングは同じ

1:24       空中で停止している第二β号。マーキングは同じ

同        第二β号上階コクピット。「発射!」

同        発砲する電子砲(アップ)

1:25      とどめをさすべく降下する第二β号、ドームからのビームをはじく

同        第二β号上階コクピット。「発射!」

同        発砲する電子砲(アップ)

1:26       茜色の空をバックに飛ぶ?号(シルエットのみマーキング不明)

同        ミステリアン円盤を追跡する?号(シルエットのみマーキング不明)

同        第二β号コクピット後方より「調整よし」「照準よし」「発射」

同        発砲する電子砲(アップ)

同        さらに発砲する電子砲(アップ)

同        夕焼けを飛ぶα号、、(流れだと第二β号なんですがこの直後にα号のコクピットが映るので)
         マーキングは緑ストライプで丸い山吹色の地に黒でαと書かれてます。

同        α号上コクピット

以上劇中で空中戦艦が登場するのシーンはこれで全てです。
一部わずかに機体の裏側(左側面)が見えるような見えないようなシーンが
ありますが表と同じ構成のようです。劇中ではαと書かれた機体は上記のように
二回しか出てきませんのでほとんどのシーンがα/βで同じ(というかβのままの)プロップで撮影されているものと
思われます。よって形状的な差異は全くないといえます。電子砲を装備してないα号も全く同じ形の
なにかがそこに設置されています。ただしミサイルベイの増設の問題はありますので第二β号には
ミサイルハッチがないという解釈は可能でしょう。また機体先端の棒状突起をそれぞれ
大口径機関砲、ピトー管と解釈も可能ですがプロップ的には全く同じ形状です。
また青いマーキングは上記のように一回しか出てきません。
(第三次攻撃の前なので「マーカーライト処理によって青から濃緑色となった!」、、としたいところですが
第二次攻撃時点で緑の機体がでてくるのでだめですね。)
なお機首に近いところにある「ワールドエアフォース」の英文ですが基本的にα/βで同じ位置にあり
1.5M他の操演モデルと大型のパースモデルとで違う位置にあるだけです。(プロップ流用だから)
ということで模型的にプロップ準拠で広く考えると

1. α/β号/第二βともに緑ストライプ、丸い山吹色の地に黒でそれぞα/βのマーキングを描く

2. β号は1.の通り、α号は 青ストライプで丸い青地に黒でαを描く

3. α号もβ号も緑ストライプで丸い山吹色の地に黒でβと書いてしまう。

のどれでも正解ということになりそうです。
、、とはいうものの、プロップのキャノピーが内部のセットの窓と合致しない等、根本的な
問題は多いので作る人はそれぞれに腹をくくって整合性を見出してください。
またウイキなどに行き過ぎた解釈があったりするようですが画面上の実態はこの通りです。
uww等でも「あくまで東宝作品からの独自の想像である」と書かれていることに注意ください。

なお資料によるとプロップは、
1.地上固定のパースモデル(数メートル以上、前と後ろで高低差が倍あるとか。)
2.1.5Mサイズの脚引き込みギミック付きモデル
3.1.5Mサイズの引き込みなしモデル
4.60センチサイズ遠景用モデル

の4種類だそうです。んじゃね




2012/1/10 AM 1:25 VF-4の非可変説」についてAM10:00改稿

あけおめ今年はマクロスつくります。ホントです。

ここ数日で出た情報のまとめとなります。まず非常に短くまとめた結論を書きます。
「VF-4は最初から可変機であると明記されていたが、雑誌ムックなどで
当初バトロイドの画稿がなかったことを記事に盛り込もうとした結果
誤読され易い文章が書かれ、誤読の流布結果、非可変説(初期型は非可変を含む)
が定着した。」

これで納得できた方は以下の文章は読む必要がありません。
以下にこれがなぜ起きたか、歴史的経緯と関係文献を示します。
(いまや黒歴史扱いのマクロス2などが係わる話となります。)

最初にVF-4の成立ですが、まずTVシリーズの最終回に登場する
VF-X-4(輝が手に取るデスクトップモデル)がデザインされ、
(ファイター状態のみ)これはエンジンの上半分が腕、下半分が足と
明記されています。これに関しては放送終了後、アニメージュ上で
連載された「マクロスタイムス」でガウォーク形態の画稿が公開されています。
河森氏によるとどうやらこの前後にでバトロイド画稿も存在していた
らしいのですが、現在は失われて見ることができません。
公開されたガウォーク形態ですが、後のVF-29改のような背面
キャノン(ファイター状態でエンジンナセルに生えているビーム砲が
背中に移動するらしい)を背負った姿で、後のVF-4のガウォークとは
リンクしないデザインです。(河森マクロスデザインワークスではラフ画稿のみ
見ることができます。)またこの記事ではキャプションとして
「バトロイド体形への移行も現段階では、むしろデストロイド体型に近く、
より一層も改良が望まれている。一部関係者の間ではガウォーク体型だけで
陸上戦闘は十分可能との声もある」と書かれています。(この辺も影響ありますね)
 このあと劇場版が公開されます。この後、ビックウエスト側は続編の製作を希望、
河森氏はこれを拒否といった経緯があった後、マクロス関連の
新作OVAとして製作されたのは「フラッシュバック2012」でした。
これは新作という触れ込みでしたが、ご存じのとおり新作部分の実際は10分ほどで
売りは劇場版で製作されるはずだったエンディングと、新バルキリーと移民船
メガロードの登場で、この時、新バルキリーとしてVF-X-4をもとに新規デザインされたのが
VF-4となります。この時点ではファイター形態の画稿が数点と背面図と正面図、
側面図が公開されており、ビデオ発売に連動した形でBクラブ誌でも若干の予告記事が
あり、ここではコクピット周りの詳細画稿が示されていました。
この時点(87/12)では「劇中では登場しないがこれは可変機である」といずれの記事ムックでも
書かれているのですが、一部、河森氏のインタビューで誤読される可能性のある記事が
存在します。(秋田書店 フラッシュバック2012グラフィティ収録)
この後大きな動きがあり、この機体がムサシヤからガレージキットで発売されるのですが
(88/5)これ用に河森氏に詳細画稿を依頼し、それを立体化しており、インストには
その画稿が付属していました。この画稿は航空機としてのVF-4が強く打ち出されており
派生状態として垂直尾翼を残してエンジンナセルの上半分を排除した「大気圏内軽装モード」
さらにその軽装モードに大型ブースターを追加したモードが書かれているのですが、
のちに示される三段変形版と大きく矛盾する構造になっており、特にの後の可変画稿では
椀部となる部分を「ガンポッド部」と表現しているため、これら画稿自体が非可変疑惑の
一因となっています。またこの画稿で示されたコクピット部分は前述のBクラブの広告のそれと
まったく違うデザインとなっています。(ほかにはこの画稿ではお尻にアレスティングフックが
描かれていますが後の可変稿には存在しません。また着陸脚も描かれているのはこの画稿
のみです。前脚はコクピット下の垂直カナード直後、主脚はVF-1と同様に
エンジンナセルの底。)
またBクラブ上のムサシヤの広告では
「(航空機としてこだわって製作したので)可変しません」という記述が
複数回、掲載されたため、これらの記憶が非可変説の原因となった可能性があります。
ただし、HJ誌ではこれの作例を扱っているのですが(88/5)記事では

「劇中には登場しないが可変機」

ときちんと書かれています。
さて一連の{フラッシュバック2012」ですが当時の広告記事では
「最後のマクロス」という煽りが書かれています。今の目から見ると不思議な感じがしますが
「続編は作らない」という意向の表れかなとも思うとともに三形態がきちんと
描かれなかったのも関係あるのかなと思います。

やや離れますがPCエンジン用ゲームソフトとして「マクロス2036」(89/3)が
製作されたのですがこれにはVF-1の改良機であるVF-1R系の機体が標準となっていて
VF-4は登場しません。(これもまた河森氏のデザインではありません)
続いて91/3にPCエンジンで「2036」の続編ゲーム、「永遠のラブソング」が発売。
これにとつじょVF-4が新鋭機として復活、バトロイド状態も登場しますが、これも
河森氏の画稿ではなく、本編を見てもデザインの詳細はわかりません。
唯一ゲーム雑誌で公開された線画があるのみ、これを見る限り素直に
VF-1式の変形をしてるように見えます。のちの可変画稿には
全くリンクしない独自の変形システムの画稿です。

このあと大きなうねりが来ます。マクロス2の製作です。(92年)河森氏が拒否のため、氏抜きで
製作が始まります。登場する新バルキリーは藤田一巳/大畑晃一氏によるVF-2です。
これらに関係して
この時期のBクラブで示されたマクロス世界の可変戦闘機の歴史では「マクロス2036」
「永遠のラブソング」が公式に取り入れられ、逆にVF-4は公式に存在しない機体とされ、
メガロードも2014年に出航したとされています。
(マクロス2は2090年代以降の話なのでVF-2を新型とすると4は具合が悪いとは
思いますが、、、なにも無くさなくても、、、)これは余談ですね。

この後、マクロス2を見た河森氏と板野氏が意気投合して続編製作拒否を撤回、
マクロス7/プラスを製作、現在語られる歴史年表へ、メガロードも2012年出航。
VF-4もR系と入れ違いで復権。さらにPSゲーム「VF-X」で河森氏による
三段変形するVF-4のラフ画が公開。ハーフアイ製ガレージキット製作にあたり
指揮官用頭部が新規にデザインされて現在に至ります。
(近年 マクロス2は年表に復帰したが、PCエンジン系は黒のまま)

その他、これまで確認された「非可変」と誤読の一因となった資料について

ファミリーソフトによるパソコンゲーム「超時空要塞マクロス リメンバー・ミー」
「スカル・リーダー」のインストにあるVF-4の解説文
「第一次宇宙大戦においてファイター型のテスト機が完成しており、空戦能力で
VF-1を大幅に上回っているという結果が出ていた。この時点においては、可変機構に
関しては開発中であり機体のコンセプトに入れておらず武装もVF-1のものを流用していた。」
(よく読むとVF-X4のことを書いているのかな?とか、でもあれ終戦後に開発された
はずだしとか、マクロスプラスのムックでは戦前の試作と戦後のは全く別とか、
パーフェクトメモリーのVF-1流用の試作も戦後だよなとか。)

モデルグラフィックス1998/1 158号最初の「アドバンスドバルキリー」特集、
可変VF-4作例記事の造型無宿氏。
「当初は大前提である可変機構が設定されず、後に後付け的にバトロイド形態が
デザインされた。」
(よく読むと別に間違ってないんですが、誤読の誘発の可能性ありです。
この号は知名度が高いので危険度高し)

バンダイEB「スタジオぬえメカニックデザインブック」のVF-4の項
変形すると明記されているも、別記で「この機体がバトロイドに変形するとは考えにくいが
試作タイプのデザイン段階では、その予定であった。」とある。
(隣のページにその試作タイプの画稿があって、なぜVF-4のほうにこんなことが書いてあるのか、
いったいだれが書いたのか?)


                極論
VF-4のみならずマクロス(もともとはガンダムも)では現実世界のデザインの発生経緯や
初期デザインの変遷を設定や解説記事に盛り込む、援用するといったことが
良しとされているため(マニアにだけ分かる共通言語的いたずら)、
VF-4においては
「最初はファイターしかデザインされてなかったんだぜ、
分かるやつにしか分らない秘密なんだぜ。分かるような分らないような尻尾を
残しておくぜ」が行き過ぎた結果なのかもしれません。(自戒も含めて)

あと、河森氏の発言で「VF-4は(本編にバトロイドとして登場させる予定がなかったので)
航空機として自由にデザインした」という旨の記事を読んだ記憶があり、
複数の方が同様の認識をされているのですが、ズバリは見つかっておりません。
ただ、これの原因となったらしい記事がいくつかあり、いかにソースを示します。

マクロスデジタルミッションVF-X最強攻略ガイド 小学館 河森氏インタビュー記事
「(前略、)その時(VF-X4デザイン時)のデザインはより変形重視、おもちゃ重視の形をしてたんですけれど、
「フラッシュバック」のビデオでやる時はどうせ変形シーンは出てこないものだから、もっと空力を考えた形に
しようと思ってあれに落ち着いたんです。」(で、そうなると、何故に2012ではバトロイドを出さなかったのか?というか
何故意図的に出そうとしなかったのか?っていうのが疑問になってきたり。同様に「(メガロードはロボットに)変形しませんよ(笑)」
という河森氏とか。

前述モデルグラフィックス158号 河森氏のインタビュー記事

「あれ(VF-4)は飛行形態のデザインが先行ですね。VF-1と違って商品化という前提がなかったので」
(この号は入手難なマクロスプラスの再録もあり、影響度が非常に大きいですね。)

追記 根本的な話ですがこういう都市伝説的な説がウイキなんかの記述で普通に定説化してたりします
またそれらがクロニクルにそのままコピーされてたりするので、、、、、、。

追記2 「VF-4はSR-71ブラックバードが元デザイン」うんぬんについては三胴機であることに言及されて、
河森氏自身が「ブラックバードが好きだったんです。」と答えているため一般化しているのですが、
VF-4様の三胴型戦闘機は70年代後半から試作計画として普通に存在しており
これとかはほとんどそのままだったりします。
(ちなみのこのころVF-9カットラスそのままな予想図も存在します。)
一連の「VF-1はF-14がデザインソース」とかと同等、河森氏の発言があってもインタビュアーに合わせて話をわかりやすく
している節があるので、、、。


2011/12/3 PM 1:25 児童雑誌における初代マクロスのコミカライズについて 小学三年生編 改稿版


 前述の三年生版コミカライズ(作 居村真二氏)の前篇が入手できたので記事をまとめて書き直します。

   はい「小学三年生」です。ご存知の通り、この時期(82〜84)小学館の学習雑誌でプラモ記事といえば、
 ぶっちぎりでこの三年生。各種デストロイドバリエから水中スクーター、メーザー砲付きデストロイドと
 もうなんてったって三年生だったわけです。(山本直樹センセの功績だそうです。)で、そこで掲載された
 コミカライズ作品は、、、

  小学三年生 居村真二氏!!(82/11〜83/12)
   基本的に毎月の連載ではなくて、放送開始に当たって、導入部のみを前後篇とした2か月だけの集中連載です。
   作者はウルトラとか紺碧とかで有名な方です。歴代ウルトラコミカライズでは
    内山まもるセンセが居て、コロコロ創刊で、かたおかセンセとか来て、
   ウルトラ超伝説アンドロメロスを描いてた人で、シャープネスとかかっこよさでは定評があり
   一連のマクロスコミカライズのなかで別格です。コクピット舐めでマクロス甲板を望むとか
   本編を置き去りでイカしたビジュアルを提供されています。まだお若い方と思っていたのですが
   デビューが1966年で2005年にお亡くなりになっておられます。(いまにしてみるとUWW別冊に転載されていたマンガはものすごい若さだった。)
   とにかくメカが三倍増し位のかっこよさです。

     前篇(18P)
    「テレビスタート記念 特別2か月連さいまんが 超時空要塞マクロス 〜地球は今、大きな宇宙戦そうにまきこまれようとしている…。」
    宇宙、見開きで被弾してるマクロスを背景に輝のVF-1Jがガウォークに変形してリガードと闘っている。
   「変形こうげき…やった!」(もうどういうかやんちゃな輝です。衣装も準備稿のスーツというか
      船内遭難時の私服から首のスカーフをとった状態なので若干の違和感ありです。下に画像追加しました。)
     「輝、後ろにてきがいるぞ!」「えっ」「うわあ!」VF-Jをかすめるリガードの攻撃。
   「だめだやられる!」間一髪、輝の目前で爆発するリガード。「えっ!?」驚く輝。
   「だいじょうぶか、輝?」爆発の煙から現れるVF-1S、輝をすくったのはロイだったのだ。
   「戦とう中は気をぬくな!遊びじゃないんだぞ!」「サンキューせんぱい!」
     「まだまだバルキリーの変形そうちを使いきれてないようだな。」「いや〜〜、せんぱいよりはうまいですよ!
   「今度は自分でしまつしますから手を出さないでください!」「このへたくそが何をいうか!!」
     「おふたりさん、戦とう中よ!けんかはやめて!!」「いや、輝のやつが…!」「たく!もう。」と未沙。
     「てき戦とう機が引き揚げていきます。」とはクローディア。(なぜか彼女はどのコミカライズよりも美女に描かれています。)
     「これで終わってくれればいいのだが…。」とはグローバル、それにかぶせるように「てきはまたせめてくるにきまっています!」未沙
     「そ、そうか…。」タジタジとバツの悪いグローバルを笑う、クローディア。「バルキリー隊をマクロスにもどせ!」「わかりました。」
      格納庫のVF-1、かたわらにロイと輝。「どこへ行くんだ、あまり時間がないぞ!」「ちょっと食堂へ」ロイに答える輝。
     「はらがへってはいくさはできません。」「フフフ、たいしたいぶくろぜ!」と心の中でつぶやくロイ、何故かうれしそう。
      場所は変わってブリッジ。「てきはそうとうな戦力だ!だがこのてきをたおさねば、地球には帰れない…。」とグローバル
     「このマクロスなら、やっつけられます!」強く言い放つ未沙。「ミサ…。」そばで心配するクローディア(美女)
     「そうかもな…。」(かもの横には点がふられてます。)「かもではありません!」は未沙(こっちもかもに点。)
     「ああ…はい」押されるグローバル、(未沙ものすごく凶暴です。)そしてことの起りを回想し始めるグローバル
     「しかしあの事けんが、この大戦そうのはじまりだったとはな…。」そして話の導入部へ。
     「10年前の7月全長千二百メートルもの巨大宇宙せん艦がほのおのかたまりとなって、地球に落ちてきたのであった。」
   「その戦かんは宇宙のかなたで高度な科学技術によって作られていた。 宇宙の大きな戦いに使われていたのだ!」
     「地球の人類は10年間かけて戦かんをしゅうりした。ぼろぼろだった戦かんはすばらしい宇宙戦かん『マクロス』として
      生まれ変わったのだ。そして初めて飛び立つ日のことであった…。」アタリア島上で完成を見ているマクロス。
     「マクロスのてき、ゼントラーディ軍の宇宙かん隊が太陽系内にとつぜん出現した。その時…。」
     「ケイカイセヨ ケイカイセヨ…。」島内放送で警告が響く、港に係留されているプロメテウスなめでダイダロス、その奥にマクロス。
     「どうした このけいほうはなに事だ!?」さけぶグローバル。(顔がものすごいのです。)
     「わかりません。マクロスがひとりでにこのけいほうを発していて…。」(未沙の顔がシャープすぎて怖いです。
      自転車のスポークをとんがらかして世の中に分らないように悪人を葬ってそうです。)「なに!?」うろたえるグローバル
     「よしメインエンジン始動だ。」「わかりました。」起動するマクロスの動力。
      考え込んでいるグローバル「どういうことだ、なにかいあやな予感がする。」
     「メインエンジン出力120%いつでも離陸可能!主ほうエネルギー出力OK!照じゅんもOK!」「かん長、マクロスがかってに動いています!」
     もちろん悪い予感は的中。マクロスの旧指令システムが動き出してこちらの指令が通じません。」「なんだと」
     「全システムを止めろ!」「だめです艦長、コントロールできません!主ほうが発しゃされます」
      要塞艦状態で密着していた艦首が左右に分離し発射準備のための放電現象が始まっている。
     「ドドオォン」発射されるバスターキャノン。「うおっ、」「きゃーっ!」まぶしさに目が眩む、ブリッジ要員達。
    巨大なビームが大気圏を超えて宇宙へ、爆発するスヴァールサラン。
     「マクロスは自動的にてきのゼントラーディ軍をうつようにできていたのだ。こうして、地球人も宇宙の大戦そうに巻き込まれてしまった
      迫りくるゼントラーディ艦隊、被弾し爆発するアームド艦。空戦ポッドがとびかい激しい戦闘が起きている。
     「ゼントラーディ軍のこうげきは強力だった。大ピンチのマクロスは基地近くの住民5万人を乗せ、月のうらがわにワープをこころみた…。
      マクロス艦橋部、周辺でも激しい戦闘がおこなわれている。「しかし、マクロスは冥王星にまでワープしてしまった。(ここでもワープの表現)
      しかもその時ワープそうちをこわし、地球にもどることは非常にむずかしくなってしまった。マクロスは今、少しずつ地球へもどろうとしている。」
      太陽系内のマクロスのたどった軌跡が図解で示されている。太陽系の惑星の他、ハレー彗星の公転も図示されている。
      マクロスの現在の場所は天王星と土星との間とされている。
     「*ワープとは、ものすごいエネルギーで空間をとびこえて、はるか遠くに行ってします方法だ」(図鑑に加えられたキャプション。)
    マクロス要塞艦なめで土星を見る「進路を土星のわの中、カッシーニ空間にとれ!」とグローバル。
     「あそこは水のかたまりがじゃましてレーダー探知のきかないところだ!」(顔すごいです。)
     「ミサ、バルキリー隊出動だ!」「きん急よび出しをかけます!」そのころは娘娘飯店でラーメンを馬鹿食いしていた。
     「バルキリー隊の隊員はプロメテウスかん板に集合してください!」「もう時間かよ。そんじゃミンメイごちそうさん!」
      去り際、犬にほえられる輝。それを見送るミンメイ「あれでパイロットがつとまるのかしら…。」(ミンメイも強力な美女でかかれます)
      一方ブリタイは土星を監視しつつ様子を見ていた。「ブリタイ様、マクロスが土星のリング内に入っていきます。
      われわれに対してきしゅうこうげきをしかけてくるものと思われます。」とエキセドル。
     「こしゃくな!きばをむきだしたか!」怒りをあらわにするブリタイ。「マクロスを手に入れるためにこうげきを手かげんしているというのに…。」
     「ゼリル艦長をよべ!」「ゼリル艦長ならこんな任務はかんたんだろう。ほくそ笑むブリタイ。
     「こころえましたブリタイ様、ゼリルの名にかけて、むきずでマクロスをつかまえてまいりましょう。」モニター上で答えるゼリル。(本編とは別人なり)
      土星の環、小岩石群のなかを進むセリルの大型LST。そのころマクロスからは第7バルキリー隊が発進していた。
      命令を通信するロイ「みんなよく聞け、てきかんをカッシーニ空間におびき出し、そこをマクロスの主ほうでやっつける作戦だぬかるな!」
     「おれたちゃオトリか!つまらんの。」と不満げな輝。そこへロイのゲキガがとぶ。「こら、輝!何をいってるんだ!大事な任務だぞ!」「すいませ〜ん!」
     「一時方向にてき戦かん発見!」叫ぶ輝、アステロイドを蹴散らしなが現れるゼリル艦「空戦ポッド発信せよ!」
      戦闘を開始するバルキリー隊。「こうげき開始!!」「一番乗りだいくぜ!」もちろん輝。レーザー機銃を発砲する。
      ゼリル艦を攻撃を加えるバルキリー隊。「すごい巨かんだ、マクロスの2倍以上はあるぞ!」
     「おろかなやつらよ。そんなちっぽけた武器でこうげきしてくるとは、わらわせるな。」と余裕のゼリル。
      ゼリル艦に取り付いて飛ぶ輝。「たしかにマクロスの主ほうでないと、歯が立たないな。」と、そばを飛ぶ僚機が撃破される。
      背後に空戦ポッドがとり付いていたのだ。「わあ!」「輝!全速力でふり切れ!」「りょ りょうかい。」戦闘空域から離脱するバルキリー隊
     「フフ、にげ出したか!」「ようし、われわれのおそろしさをてってい的に教えてやる。」ニヤと笑うゼリル。
     「カトンボどもを追え!!」追撃を命ずるゼリル。アステロイド群を出るゼリル艦。「よし、カッシーニ空間にさそい出した!」
     「散解だ!マクロスのほうげきがくるぞ!」それぞれに離脱するバルキリー隊。
     「よし、今だ!主ほう発しゃ!!」叫ぶグローバル。が、発射状態から沈黙したまま動かないマクロス。
     「なにやってんだい。早く主ほうをうてよ!」揶揄する輝。「どうした!?」とグローバル「おかしいんです。主ほうが作動しません!」未沙。
   「な、なんだと!!」うろたえるグローバル。迫りくるゼリルの大型LST艦。「悪あがきはやめるんだな地球人ども!!」
     「たのみつなの主ほうもこしょう…?」「はたしてマクロスはどうなる…!?」で、前篇おわり。

   後篇(14P)
     表紙 地球を背景に立つVF-Jバトロイド、輝、ミンメイ、クローディア、ロイ、未沙、グローバル
   「テレビスタート記念 特別2か月連さいまんが 超時空要塞マクロス 〜マクロスは地球をすくうことができるのか!?」
   *前回のあらすじ 「宇宙から落ちてきたマクロスを修理した地球人は、とつぜんてきの宇宙人のこうげきを
    受けた。てきは強力。土星のちかくまでにげたマクロスが今、主ほうでてきをたたく作戦に出たが…。」(原文ママ)

   「戦とうポッド発進!カトンボどもをたたきつぶせ!」追撃を命ずるゼリル艦長。逃走しつつ叫ぶ輝「なにをやってんだ、マクロスは!?」
    被弾するマクロスのブリッジ。「おとり作戦は中止だ!バルキリー隊 こうげきに転じろ」あわてて指示を変えるグローバル
   「まってました。!」嬉々として攻撃に向かう輝。「気をつけろよ輝!」「わかってま〜す!」背後からの空戦ポッドの攻撃をかわす輝
   「おっと!」「バトロイドチェンジだ!」変形するVF-1J「いくぜ!」ゼリル艦にとりつく輝のVF-1。
    バトロイドの背後に一機のリガードが近づいてきている。「輝、後ろにてきだ、動きを止めるな!」
   「わかってます、先ぱい!まるで子どもあつかいなんだから。」そこへリガードの砲撃。「おわっ。」あわててよける輝。
    すかさずガンポッドで反撃「輝さまをなめるなよ!」四散するリガード。「へへ、ざまあみろ!」
   「自分の戦艦にあなをあけるなんてバカなやつ!」バトロイドに向けたリガードの攻撃でゼリル艦に穴が開いていたのだ。
   「よおし、中へ入ってあばれてやれ!」 一方マクロスは激しい攻撃をうけていた。「こりゃあまずいぞ!マクロスがやられそうだ…。」
   (被弾するマクロスを背景にファイター状態のVF-1のコクピットが見えていて、輝と同じ服をきているパイロットが乗っているのですが、
    経緯からして別人のようです。ロイ?}
   「ミサ、やつらのこうげきなんとかならないか?」とグローバル「それが…、でもマクロスは、相手に負けずよく戦ってますわ!」
   「とんでもない、やつらはマクロスをつかまえる気だ。だから、手かげんをしとるんだ! 主砲がダメならトランスフォーメーションだ。」
   「それはむりです!」「いまはピンポイントバリヤーでの防ぎょで手いっぱいです。甲板上で動きまわるピンポイント バリヤー。」
   (ページ下の解説「トランス フォーメーション…変身のこと ピンポイント バリヤー…せまい面積にのみ使える防ぎょまく」)
   「トランス フォーメーションを行うにはてきのこうげきがはげしすぎます。」叫ぶ未沙。「くくっ…、マクロスはこのままやられるのか!?
    モニターで被弾するマクロスの様子を見るゼリル艦ブリッジ。「フフフ、もうひとおしだ、まもなくわれわれの手におちるだろう。」
   「しかしブリタイさまはこんな戦艦になぜきょうみを持つのか…わからん!」勝利を確信するゼリルに激しい振動が襲う「わああ どうした!?」
   「エンジンに異常発生!」「なんだと!?いったいどういうことだ…。」うろたえるゼリル艦長。
    ゼリル艦内を手当たりしだい破壊しながら進んでいく輝のVF-1J「へへへ、ざまあみろってんだ!」そして、艦内ドアをぶち壊した先には…。
    ゼリルの背後で爆発が起こる。「うわっ!」おどろくゼリル。そこに現れる輝のバトロイド。「な、なんだ!?」状況の飲み込めないゼリル
    一方、輝のほうも混乱をきたしていた。「うわああ! で、でっかい!」(前編からの経緯なので巨人と知らない)
   「お、おのれは?」とたいじするゼリルも困った状態。「お、おれ達がたたかってる相手とは…こんなに巨大な人間だったのか…。」
    狼狽する輝、そのころマクロスでは「艦長、てき艦の動きが止まっています。今なら変形できます。」沈黙しているゼリル艦
   「よおーしトランスフォーメーションだ!」変形するマクロス。強攻型となりゼリル艦に対峙するマクロス。
   「ゼリル艦長、マクロスが巨大ロボットに変形しました!」「な、なにっ?」輝そっちのけで問い返すゼリル、呆然自失の輝。
   「こ、これは…。ブリタイ様はこのことを…。」青ざめるゼリル。腕を振り上げるマクロス。「ピンポイントバリヤーの全エネルギーを
    ダイダロスに集中!」「ダイダロスアタックだ!!」とグローバル。ゼリル艦の艦首に穴が空き、炎を吹くゼリル艦。
   (モンスターやトマホークの描写はない)ゼリル艦内、ゼリル自身も輝の目の前で炎に包まれる。「ドォウゥン」爆発するゼリル艦。
   「やったわ、艦長」と未沙。「ああ…、これからの長い戦いのスタートの音だ。
    ブリタイ艦に報告が入る「土星リング内でばく発がありました!ゼリル艦との通信もとだえました!」
    「あのゼリルがやられたのか…、信じられん。」「敵もやりますな。」とエキセドル。「いずれわしがこの手で…。」決意を新たにするブリタイ。
    要塞艦にもどり土星付近をゆくマクロス。「主ほうのこしょうの原因はわかったか?」
    「ピンポイントバリヤーを開発した時に配線ミスをしたようです。」グローバルに答える未沙。「フフフ、配線ミスとな…。」
    「宇宙人からのおくりもののマクロスはまだまだわれわれの手におえないようだな。考えれば、やっかいな物をしょいこんだものだ。」
    気を取り直して一同(未沙、クローディア、ロイ、)に指令するグローバル。「さあ、地球に向けて出発だ!」「わかりました。」と未沙
    「ところで今回のお手がらのぼうやはどうしてる!?」ロイにたずねるグローバル。
    「われわれの相手が巨大な人間と知って、だいぶショックだったようです。」「なるほどむりはないな。」
    マクロスシティ内の公園にいる輝とミンメイ。ベンチに腰掛け、うつむき、元気のない輝。ベンチの後ろに立ち、
    輝にハッパをかけるミンメイ。「元気ないわね、輝、また食べすぎ!? それとも戦とう中にドジでもやったの!?
    「うるさいなあっ!そんなんじゃないって…。」と振り向く輝。が、すぐそばにミンメイに顔があり、もうちょっとで、
    キスになるところをあわてて立ち上がる二人、ハートマークが浮かんで消える。
    土星をあとにするマクロス。輝の肩を抱くミンメイ。
    「今、マクロスは土星をあとに地球をめざしていた。しかし、その行く手には、まだまだ多くの苦難がまちうけているのだ!
      負けるな輝地球をめざして!」(特別2カ月連さい「超時空要塞マクロス」・終わり)
     ハシラのキャプション「続きのお話はテレビのマクロスでみてね」

           お話としては「ダイダロスアタック」をていねいになぞった形です。輝は居村キャラになっているのでパワフルかつ粗野です。
       対するゼリルも本編とは別人の、これまた居村翻訳なので私生活で遭遇してもかかわりたくない様な恐ろしい人相になっています。
       (ゼム様、情報どうもありがとうございました。)このほか未沙やミンメイも居村調のシャープな造形になっていてこれはこれで
       魅力的であります。(ウルトラセブンにおける桑田次郎{現 二郎}版の感じ。)例外的にクローディアがやや年齢を落とした感じの
       美少女風になっていてこれはもまた良しだったりします。衣装はどうも準備稿を参照したようです。
       人物と同様メカもかっこよく描かれており、マクロス変形シーンもきちんと変形システムを理解した描写になっています。
       (これが当たり前のようでなかなか無い)バルキリーもきちんと航空機としてコクピット内が描かれていたり、
       本編で描かれるべきメカニック描写がなされています。
       で、お話ですがコミカライズでは定番の「調子に乗ってロイに助けられるが反省しない」「ダイダロス・アタックで
       巨人と遭遇して巨人であることに困惑する」
       (いずれも本編では存在しない描写、またはニュアンスが違う)が描かれているのですがこの辺はコミカライズにあたって
       提供された資料にそういう記述があるのか、担当者の指示があるのな、とも思われます。絵のクオリティーが高いので
       一見の価値ありです。あと、ミンメイと輝のデートなど二人の関係がまともに描かれるのも特記でしょうか。
       以下に抜き出し画像入れときます。
       ほんとは怖い一条輝
       同族を食べてそうなゼリル
       これはこれで強力にキュートなミンメイ
       人間離れしたグローバル
       微妙な未沙
       どうとも言い難い未沙と美少女クローディア
       デートな二人
       コクピットとかやっぱり微妙な未沙ちゃん
       世界の全貌



2011/11/13 PM 6:55 児童雑誌における初代マクロスのコミカライズについて コロコロコミック84年夏休み増刊号編


 劇場版公開に伴い、コロコロ増刊号で特集が組まれました。巻頭にカラーグラビアがあり(2P分)とてもはしょったストーリー紹介が
 あります。そして特別企画としてマンガが一本掲載されています。

  「ロイ・フォッカー英雄伝」斉藤栄一氏作。前口上は不要です、とりあえずストーリーを

   宇宙を漂うマクロス要塞艦(おそらくTv版だけど絵がものすごくてよくわからない)
   宇宙を疾走するロイのVF-1Sファイター。リガード部隊へ突入! 火を噴く頭部のレーザー機銃。
   次々とリガードを破壊するVF-S。ここでタイトル「超時空要塞マクロス ロイフォッカー英雄伝」
   〜バルキリーに命をかけた一人の男がいた!! 「フフッ、宇宙が呼ぶぜ。」特別読みきり27ページ
   「おおかたかたづいたな。」リガードに背後から銃撃されているVf-1を見つけるロイ。
   「ん!!輝のやつ。」その後ろからリガードをレーザー機銃で撃ち落とすロイ。
   「なにをウロチョロ飛んでやがる!」「せ、先輩!」逃げ去る残存リガード部隊。それを追撃戦としているVF-1達。
   「こちら編隊長機。ふか追いはするな、帰還する。」
   マクロス内に帰還するガウォーク群、プロメテウス内の格納庫のVF-1ファイター。
   帰還してヘルメットを脱いでいる輝にロイが近寄ってくる、何も言わず拳固で殴るロイ。それを見ているクローディア。
   (なぜ格納庫にクローディア?)「あのザマはなんだ!!撃ち落とされたいのか!」「くっ」倒れている輝。口からは出血が。
   血を拭きつつ「おれにはアクロバット飛行のアマチュア大会で7回優勝した腕があるんです。かんたんにはうちおとされませんよ!」
   ロイ、輝の胸ぐらを掴みつつ「バカヤロー!! そんなもんなんになるこれは戦争だやるかやられるかなんだぞ!!
   「おれなんか統合戦争で180機も撃墜したわい!!」吹き出しとは別に「180!」の書き文字有り。
    (おそらくこのあたり、本編の1話をを資料にしてシナリオを作ったんでしょうがいまさら後の状況で語られるとおかしな具合です。
    このあとも本編や設定から抜き出さした描写が出てくるのですが状況にそぐわなかったり、本編のどこにも挿入できないエピソードで
    困ったことになります。)
    「そんなの自慢する事じゃない…。」胸ぐらを掴まれたままの輝、抵抗します。(二つ前のコマと胸ぐらを掴んでいるロイの手が逆になってますが
    気にしちゃいけません。)そこへ割って入るクローディア(服がベタなので劇場版らしい)「ロイ、きょうは何機おとしたの。」
   「ほんの十機」といいながらクローディアのお尻を指でつつくロイ。
   平手を振り切っているクローディア、頬っぺたが腫れているロイ(経過を飛ばしてみせるギャグ漫画的な表現。
   「輝!次は助けてやらんぞ。自分のことは自分でやれ!」
   クスッと笑うクローディア「あの人エッチなことさえしなきゃ尊敬してあげてもいいのに。」ハッとする輝。
   「ロイがあなたにきつくあたるのはあなたを死なせたくないからよ。気にしちゃだめよ。」ウインクしながら去るクローディア
   釈然としない輝「先輩がおれのことを心配してるなんてうそだ。撃墜した敵の数を自慢する人がなんでおれのことを…。」こころの叫び。
   (本編では輝とロイの間では幼少からの顔見知りにして同僚という歴があり、しっかりとした信頼関係があって
    相互に人物とその能力を認めている前提で描写されるため、こういう展開はひどく違和感があります。)
    地球へ向かうマクロス要塞艦「これより本艦は燃料補給のため地球へ向かう。」
   (もうこのあたりでTV版も劇場版も無関係の独自の状況となっています。作者的には「ゼントラーディ襲撃のたびに地球外に出撃するマクロス」と
   いう認識のようです。)
    誰もいない格納庫、ひとりVF-1のコクピットに座っている輝。「輝…。」その様子を遠くから見守るロイ。
    ワナワナと震えながらスパナを握りしめる輝「俺は飛行機が好きだ、 だが…。」たまらなくなり」スパナを振り上げる輝。
    「兵器として使うくらいならこわしてやる!」あわてて止めようと駆け寄ろうとするロイ、しかし、振り上げた輝の腕をぐっと
     掴む初老の男性のシルエットが。「まちな、若いの!!」パッと明るくなるロイの表情「あ、あの人は…。」
     「バセット整備班長!」「わしの大事な子どもにやつあたりしないでくれ。」「子ども!?」
    「ああ、フォッカー少佐のおかげでこいつもりっぱに働けるようになったんじゃ。」「えっ!?」驚く輝。
    やれやれ(書き文字)「おまえさんなにもしらんのか。」
    「あれは5年前 そう2004年のことじゃったー。VF1計画と名づけられたこのメカのテストパイロットとして
     フォッカー少佐が、当時はまだ大佐だったがー、選ばれたのじゃ。」背景にVF-1各形態の図面みたいなもの、
     (ええっテスト中になにかあって降格されたんですか?やっぱセクハラ!?ちなみに本編でテスト中の
      ロイの様子を描いている「レイニー・ナイト」では当時、中尉となっています。大尉と…まちがえた?)
    「その時のあの人のいい方がおもしろかった。」くくくと笑うバセット。
     回想、敬礼するロイ。「どんなものでもそいつが空を飛ぶものであれば喜んでおうけします!」
     回想からもどって「そりゃそうだ!こいつは飛行機と戦車とロボットをごちゃまぜにしたものだからな。」
     はっははとVF-1を叩くバセット。茫然と見つめる輝「完成までにはずいぶん手をやいたものじゃ。」
     「あれは速度試験の…ときじゃった。」回想、飛翔してるVF-X、きちんと脚部側面に「TEST」と書かれている。
     (一応資料として本編の設定画が提供されているらしい、そういえばエスパー太郎とかプラファイター丈でも
     プラモデルのパーツが実際のキットの分割に即して描かれており、資料としてプラモデルそのものを提供されている
     節があたったんだけど、編集側がそういう支援をしてたのかなあと思われます。内容を見る限り作者ご本人が意欲的に資料に
     当たっているとは思えません。)耐Gスーツ風の特殊装備でコクピットに居るロイ。「現在速度マッハ4! 機体に異常なし。」
     雲の上を上昇するVF-X(きちんと設定通りのマーキング)「マッハ5、マッハ6!」(X-15並みですなあ。そうかそれで雲の上かあ。
     って考えてないでしょ。)ガクガク、操縦桿を握るロイの手「ん!!操縦桿が動かない!」
    「スピードがどんどんあがってく!エンジンの反応暴走だ!操縦不能!!」ウイイン、悲鳴を上げる計器盤。
     空中で爆発する試作機。
    「先輩はどうなったんですか!?」バセットに問う輝。「くっくく、それが…。」
     脱出し、パラシュートが高い木に引っ掛かりぶら下がったロイ「何十年整備員やってるんだ。あぶなく死ぬところだったぞ!」
    「おまえさんこそあいつを大事にあつかえ!」怒鳴り返すバセット。
    「しょっちゅうけんかしたもんじゃ」パイプをくわえつつ輝に答えるバセットVF-1のコクピットを叩きつつ、
    「フォッカーのおかげでこいつの欠点もわかってきて、」「ついにVF1計画の一号機が完成したのじゃ!」
    滑走路上、VF-1Aに乗り込むロイ。機体の周りには整備兵が動き回り、誘導員が手前に見える。
    「こいつをこわしたらただじゃおかないぞ。」コクピットのロイにゲキを飛ばすバセット。
    「まかせておきなって。」ヘルメットを付け答えるロイ。
     飛翔するVF-1.歓声が沸き起こり、ヘルメットが宙を舞い、抱き合って喜んでいるスタッフも見える。
    「テスト飛行は大成功だった!!」コクピットのロイ「こいつの乗りごこちは最高だぜ!」
    笑っているロイ。「あの時はのフォッカー大佐はいい顔をしておった! 最近あの顔が見られないのは残念じゃが。」
    「ひきつづき変形装置のテストにうつろうとした時じゃ。」攻撃を受けて爆発炎上する滑走路。「敵襲だーっ!!」
     反統合軍の戦闘機が多数飛来したのだ。背後から3機のカリョービンが迫り、銃撃を受けているロイのVF-1
    「ちっ、しつこいやつだ。」「フォッカー大佐むちゃはするな-。変形テストもまだすんでいないんだぞ!!」
     叫ぶバセット。「ええい、いちかばちかだ!!」コクピットのロイ意を決して高速飛行中にGレバーを入れる。
    エンジンを前方に転回。変形するVF-1.逆噴射状態のバルキリー、三機のカリョービンをオーバーシュートせしむる。
    「飛行機が急停止した。ばかなー!!」即座にレーザー機銃で銃撃され四散する三基のカリョービン。
    「なんと実践で変形テストを見事成功させてみせてくれたんじゃ!」「だがあの人はこういったものじゃ」
    VF-1に触れながらつぶやくロイ「こいつも人殺しの道具になっちまったな。」
    「先輩がそんなことを…。」驚く輝。「おっとおしゃべりがすぎたわい。」はははとわらいながら去るバセット。 
    「あの人は勇敢な男だよ。わしゃ好きだね。」ふるえながらスパナを握る手(輝?)。投げ捨てられたのかロイの足元に
    転がるスパナ。(直前までスパナを握ったままバセットの話を聞いている輝をロイが気づかれないように物陰で
    見ているという状態だったんですが、それに気づかずに輝が去るっていう描写がないのでおかしな具合になってます。
    「バセットじいさんよけいなことを…。」一人ごちするロイ。やがてゲンコを握りしめながら決意する。
    「だが、輝!おれたちがなんのために闘っているのか、おまえにも必ずわかる時がくる!。
    (いま一つ論旨とか気持ちの流れが不明です。)
     地球の公園(バックにはマクロス)のベンチで話す輝とミンメイ。(上陸禁止ではないようです。)
    「俺 軍隊にむいてないのかもしれないな。」「わたしむずかしいことはわからないけど、」ベンチから立ち上がるミンメイ。
    「輝たちが一生けんめい戦ってくれるからわたしたちは平和にくらせるんだなって思うの。」
    「ミンメイ…。」見つめる輝にてへっ(ハート)と舌を出して恥ずかしがるミンメイ
    (なんとなくながれで読んじゃうけど、かなり意味不明な展開。元ネタとしては「トランス・フォーメーション」の
     将来の嫁、軍に入れってこと?のくだりなんでしょうけど、なんともね。ミンメイの服もなんかおかしい。)
     と、そこに緊急の呼び出しが。
     ビービー、「スクランブルだ!!」立ち上がる輝。マクロスへ駆け出す。「ミンメイシェルターにかくれるんだ!!」
    「輝!!」(この世界では日常的にゼントラーディぐんが攻めてくるため、防空壕的にシェルターが用意されているのだろうか?)
    バルキリーの先端部から緊急発進するバルキリー隊「バルキリー隊発進!!」(えっと、ここまでのシーンでマクロスの
    特にプロメテウス部がまともに描かれてなくて、ここがプロメテウスなのかアームドなのか以前に腕として船が付いている
    という認識を作者がしてないような気がします。もちろんそこにバルキリーの格納庫があるということもわかってなさそう。)
    「輝 もたもたすんなよ!!」わだかまりの消えない輝。「わ、わかってます。」ところが、町では。
    子供たちをつれて(よっちゃんにあらず)逃げていたミンメイがリガードに狙い撃ちされていた。
    「キャーっ」叫ぶミンメイ。そこへロイのVF-1Sが変形し体ごと盾となってミンメイと子供たちを守る。
     ビームを被弾するロイ。「せ、先輩…?」狼狽する輝。さらにそこにもう一機のリガードが、
    「はさまれた!」うろたえるロイ。「うああ、ミンメイがあぶない!!」たまらずガンポッドを乱射する輝。
    蜂の巣となり動きを止める二機のリガード。「う、撃ってしまった。」ぼうぜんと立ち尽くす輝。
    突如リガードのハッチが開き、ゼントラーディ兵が現れた。「!!」驚く輝。
    「人間そっくりだ!あんなのが乗っていたなんて…。」(毎度、コミカライズではこのくだりが前後関係、設定、それまでの経緯と
   一切関係なしに挿入されるんですが、誰かが強制的に書かしてるんでしょうか?もちろん本編では第二話のオチで、のちにダイダロス
    アタック中に剥き身のゼントラーディ人と対峙してショックを受け、銃撃を躊躇するものの、ナレーションにあるとおり、
    剥き身なら躊躇するのに戦闘機相手であれば躊躇がないことに自らの変化を見出して悩むのでこういう話ではありません。)
    「輝 撃て!!」叫ぶロイ。銃(ヌージャデル・ガーが装備のもの)を輝に向けるゼントラーディ兵。ガンポッドを構える輝の
    VF-1、しかし。「だ、だめだ、おれには撃てない!!」目をそむける輝。引き金を引かんとするゼントラーディ兵。
    あわやというとき後ろからハチの巣にされるゼントラーディ兵。倒れるゼントラーディ兵の背後で銃を放ったロイ。
   「せ、先輩あなたって人は…人殺し!!」ロイを指差し罵る輝。ガンポッドを方に収納するロイのVF-1S、
   「輝!おまえが撃ったリガードを見ろ」もう一機のリガードを指さすロイのVF-1S。
    破壊され開いたハッチから亡骸の腕が出ていて動かない。「あの中でも巨人兵が死んでいる!お前が殺したんだ!!」
    言葉を失う輝「くっ」「目をそむけるな!これが戦争だ!!」叫ぶロイ。「お前なんのために軍隊にはいったんだ。}
    「えっ」(そういえば宇宙を漂流して命からがら帰還したわけではなさそうで、どうやらずっと地球にいた臭いこの世界の
    マクロスで輝が軍に入る必然ってなんなんでしょうね?)言葉に詰まる輝。
    子供たちを介抱するミンメイ(そういう意味ではこの世界のミンメイはアイドルでもなんでもない一般人になっちゃいますよね?)
    「おまえミンメイが好きだろう。好きな人を守りたいからはいったんじゃないのか!」輝を諭すロイ。
    「はっ!!」となにか気がついたのか輝。(そうなの?)地球をバックに叫ぶロイ。
   「だが、今は好きな人だけじゃない!!ふるさとの海や山ー、この地球を守るために戦っているんだ!」
   いたく反省する輝「せ、先輩!!おれ……。」フッと笑うロイ「もっともおれの場合守るだけでもないけどな。」
   「えっ、というと…。」コクピットの輝。ロイのVF-1にクローディアから通信がはいる
   「ゼントラーディ軍の大型艦が地球に接近中よ!」(仕事中のクローディアはこういう親しげな話し方はしないような…。)
   「いくぞ輝!」「はい、先輩!!」大気圏を離脱する二機のバルキリー。    さらに宇宙を飛翔するバルキリー隊をバックに笑顔のロイ。
   「おれは宇宙が好きなんだ。宇宙を飛ぶことがーー。たとえそれが戦闘ばかりの宇宙でもなー。」
   書き文字「飛べバルキリー 男の夢をのせて!」         (おわり)

   はい長文閲覧ありがとうございます。登場するメカの様子を見る限り、どうやら執筆にあたって相当量の資料の提供(もしかしたら
   シナリオ指南も)受けて描かれているようなんですが、どういいますか、全然世界観が違う世界のマクロスといいますか、
   作者がまったく元のマクロスの内容を理解しないで描いてしまったようです。描きようによっては近藤和久の「ガンダム戦記」の
   ように本編に挿入可能なエピソードや場合によってはオフィシャル化されるような本編を補足/補完する内容にもなり得る企画だったの
   ですが、(というか、絵は止むを得ないけどお話だけでもなにか書かれてないか、裏設定的な内容じゃないかと
   勝手に期待してたのでものすごく一生懸命、探して買ったのですが…。)
   まったく及ばない内容です。このあたりが講談社の「ボンボン」+近藤和久+ストリームベースによるガンダムの外伝的展開の
   半オフィシャル化現象に「小学館に於けるマクロス」のそれがまったく及ばなかった理由かもしれません。
   またマクロスとは無関係のオリジナル作品と捉えて読んでも、なんだか戦争中の戦意高揚映画ぽいというか、
    どのあたりに「男の夢」が描かれていたのかようわかりません。(本編で輝はスクラップとなったファンレーサーを
   失われた夢と語りますが…。)あまり言いたくはないですが人選というか、居村真二氏あたりだったら
   歴史は変わっていたかもしれません。




  2011/11/9 AM 9:55 児童雑誌における初代マクロスのコミカライズについて 小学四年生編 


 パソコンが治ったので再開です。今回は小学四年生。この時期この本は小学館の学習雑誌の中では三年生に
 次いで、よく模型の記事が載っていました。マンガも「プラファイター丈」83/10〜(「エスパー太郎」83/4〜の斉藤栄一氏の作。
 念力でプラモを動かして戦う。エスパ〜と何が違うかというとこっちは動かすだけで乗らない、つまり
 プラモインがナインですが、まあ、ようするにほとんど同じ漫画です。マニトウみたいな敵も出てきます。)が連載されています。
 で、ここまで紹介したコミカライズがいずれも82/10から数か月間だけの限定企画でようは放送開始に合わせた番宣企画
 だったわけですが、この四年生ではすでにマクロスは放送終了後でオーガスが放送中の83/9〜83/11に掲載されました。
 内容は文章に挿絵と模型写真が付帯したいわゆる絵巻物記事で、連作ではありますが直接の連続性はなく、名場面+アルファで
 3話構成となっております。(厳密には本編と整合しない)文章は本家の脚本家であり、小説「白い追憶」の執筆者でもある大野木寛氏、
 絵はこの手の本ではお馴染みの渡辺正美氏、ジオラマは小北和哉氏(下の日記のUWW解説を参照されよ。)
 となってます。また第一話と最終回の巻頭のジオラマは製作記事が別途掲載されていてこれを読めばあなたも製作が可能…。
 それでは各号の内容を。

  小学四年生
   超時空要塞マクロス ジオラマストーリー 第一話接近戦「ドッグファイト」9P
    巻頭ジオラマはドック内のVF-1Aバトロイド、ファイター3機。
   (記事では白黒だが、小学六年生83/12付録の「マクロスバトルゲーム」のゲームシートに別撮影のカラー写真が入っている。
   これによるとバトロイドはカーキ色とダークグリーンのツートン。
    ファイターは白でカラーラインがないものと一般兵カラーの機体が確認できる)

    マクロス内、公園でミンメイを待つ輝デートの約束をしていた模様。そこへ自走式電話が輝を呼びに来る、
    相手はミンメイ。急用でデートに来れない旨。「あーあ、つまんないの。」とベンチに座りんでいたら
    トランスフォーメーションのコールが…。
    バルキリーの発進準備があわただしいプロメテウス。そこに輝が駆け込んでくる。ミサにに罵られつつ、
    バルキリーに飛び乗り、マックス、柿崎とともに格納庫エレベーターを経て甲板に出る輝。(宇宙らしい。)尾翼を開き、主翼を開き、
    カタパルト射出。マクロスに迫るゼントラーディ軍(カムジン、オイグル他)、マクロス艦上での戦いが始まった。
    輝に危機を救われるロイ「はっ、おまえに助けられるようじゃ、おれもそろそろ引退かな。」
    「先ぱい、引退するにはもうおそすぎるんじゃないですか?」「ちがいない。ハッハッハッ。」そこへ未沙。
    「バーミリオン小隊。第三区に敵とりつき始めたわ。ただち向ってください。」「りょう解。マックス、柿崎。」
    急行する小隊。第三区ではデストロイド部隊が防衛しているところにカムジンのグラージが暴れていた。
    スパルタンが撃破された。そこへガウォークで割って入る輝。ビームを放つグラージ。それを避け、バトロイドに変形して
    ガンポッドで応戦、かわして接近するグラージに輝はファイターに変形して上昇、それをジャンプして追うグラージ。
    二機の激しい空中戦が展開する。途中、一機のリガードが加勢に入るがカムジンがこれに威嚇射撃。
    「バカヤロー、これは一対一の決とうだ。手出しするな。」と一喝。(以下原文ママ)。
      二機の戦いが再開された。カムジンと輝の二人にとって、もう戦局はどうでもよかった。ただ相手をたおすことだけに
      全力をそそいでいた。ガンポッドのじゅうだんがグラージの片うでを落した。輝は勝ったと思った。その一しゅんのスキをつかれ
      バルキリーの足をビームがつらぬいた。
      「しまった。」戦いの場が一しゅん静かになった。今やたがいの力量を確かめあった二人の戦士は、ただじっとみつめ合っていた。
      たがいに相手が動き始めるのを待っていた。この次どっちかが動いた時、戦いの決着はつくだろう。
      永遠にも似た長い時間がたったような気がした。カムジンはひたいにあぶらあせがにじんでくるのを感じた。
      とつぜん、オイグルからの通信が入った。「カムジンのだんな、もう半数以上がやられたぜ。」
      カムジンは、急に戦士から指揮官に引きずりもどされた。
      「わかった、引上げるぞ。」グラージは飛びさった。輝は全身にはりつめていた力がぬけていくのがわかった。
      「隊長、追わなくていいんですか?」柿崎の声が輝の耳にひびく。
      「追わなくていい。どうせまた来るさ。」輝はめんどうくさそうに答えた。
      「敵がせめてくる。それをオレたちが追い返す。するとまたせめてくる。…こんなことがいつまで続くんですかねェ。」
       輝は答えなかった。その答えは輝にもわからなかったからだ。輝には、星だけがその答えを知っているように思えた。
                                                (10月号につづく)

       …内容的にはバーミリオンの面子が揃っていて、宇宙なので「ロンゲスト・バースデー」が元なんでしょうが、
       導入部からTFとか、カムジンの撤退理由など微妙に整合しません。簡単にストーリーだけを要約しましたが描写は結構細かく、
       発進シークエンスや戦闘は丁寧に書かれています。


   超時空要塞マクロス ジオラマストーリー 第二話着艦「ランディング」8P
    巻頭ジオラマはクアドランローのミサイル一斉発射。対峙するVF-1Jバトロイド(1/72)。1/100ファイターも見える。
    (カラー写真は確認できてません)

     地球に帰還したマクロスはひとときの休息をとっていた。(*マクロスの地球外退去問題には言及されない)
     そのころ、ブリタイは本来手を出すことのできないマイクローンの星、地球に戦闘を仕掛けるべく
     ラプラミズをして命令違反を誘因していた。ラプラミズ艦からミリア率いるクラドランロー部隊が大気圏に突入、
     これを迎撃すべくバーミリオン隊は発進した。成層圏で展開する激しい戦闘(挿絵のバックは丸い地球)。
     破壊されるVF-1、墜落するクアドランロー。そのなかで変形しつつ素早い動きを見せるバルキリーをみとめるミリア。
     「ひとつ、お手合わせを願おうか。」マックス機に突っ込むミリアのクアドラン・ロー、しかしそこに一機のバルキリーが
     割って入った。「じゃまをするな!」とミサイルを放つミリア。これで落としたものとそのバルキリーのことを忘却し
     マックス機を追おうとするミリア。が、ミリア機に着弾する銃弾。「きさま……わたしのミサイルをよけたのか?」
     「俺が相手だ!」それは白に赤いストライプの輝のVF-1Jだった。変形しつつ背後に回る輝機。ミサイルを放ち
      離脱、形勢を立て直して「いくぞ!」と輝に迫るミリア。すでにマックスの姿はなかった。そこへ部下から
      通信が。味方の半数以上に損傷が出ていると知り、撤退するミリアの部隊。追撃をしようとする輝にミサの通信が入る
     「敵は戦意を喪失しています。ただちに帰還しなさい。」「了解、りょうかい。」
     「それから、着艦は通常着艦にしてね。」「ええっだって、バルキリーは垂直離着陸機(VTOL)だぜ。」
     「これは命令です。もしもの時の練習だと思って。おやりなさい。」不服そうにプロメテウス(地球上)に着艦する輝。
     指示に従いコースを修正し、甲板に降り、フックをワイヤーに掛け着艦を終える輝、翼を畳み格納庫へ運ばれ、
     生きていることを噛みしめる。ところが、、、。(以下原文ママ)
      突然、その満足感をうちやぶるように。きん急サイレンが鳴り渡った。「変形不能におちいり、さらに着艦フックの出ない機体が
     発見された。これよりネット着艦(かん板上におりた飛行機をあみのような物でおさえ、とめる)を行う。各員、配置につけ!」
     未沙のきん張した声があたりにひびく。
      「いったい、だれが……。」輝は階段をかけ登っていった。かん板要員十数人がネットを引きづり出し、作業を開始する。
     「急げ、急ぐんだ。」チーフのどなり声がとぶ。きん急時の消防車が出動してくる。ネットが起こされ、着艦準備が終わった。
     だが、かん板要員の顔から、きん張の色は消えない。これからが本番なのだ。
      問題のバルキリーがしんちょうにコースを修正しながら、プロメテウスに近づいてきた。関節部分からけむりをふき上げている。
     輝はその機体の翼端に見覚えのある黄色いストライプをみとめた。
      「ジョンソン!!」それは訓練学校時代の友人、ジョンソンの機体だった。「もっと減速するんだ。」輝はさけんだ。
     だが、すでにおそい。タイヤがかん板をしっかりつかんでいた。
      そのバルキリーはそのままネットにつっこんだネットは突進する牛をくいとめる闘牛士のように、バルキリーを停止させた。
     バルキリーの尾部が1メートルちかくはね上がる。消防車がかけ寄り、消火剤を散布する。ほのおはみる間にしずまっていった。
     消化服に身をかためた作業員がキャノピーを開ける。そして、グッタリしたしょうじょう士のジョンソンを引きずり出した。
      輝は、そこへフォッカーがかけ寄っていくのを見た。ジョンソンはフォッカーの中隊の人間だった。
     ジョンソンの体がたんかに乗せられた。その作業をじっと見つめるフォッカーの表情からすべてをさとった。
      ジョンソンの思い出が、輝の頭の中を走馬灯のように、かけめぐった。輝はひざの力がぬけ、その場にへたりこんてしまった。
      だれも、ひとこともしゃべらなかった。そして、だれの目も運ばれていくジョンソンの体にそそがれた。そのちんもくの中、
     ジョンソンの体はゆっくり運ばれていった。
      かたむきかけた太陽が、彼らの長い影をかん板上に投げ出した。  (11月号につづく)

      *シークエンスとしては「カンフー・ダンディ」のはずなのですが、ミリアのマクロス攻撃参加までの
       いきさつもずいぶんというか…別物です。(本編では暴走するカムジンを止める体裁でミリアが派遣され、
        意図的に戦闘に加わる。)なによりダイダロスアタックを掛けないので輝も負傷しません。
        主題は損傷した僚機のネット着艦で、仲間の死が描かれます。またこの号では「可変バルキリー徹底研究」の記事があり、
        イマイ(現バンダイ)の1/72可変キットの組み立てレポート、注意点喚起、さらにスーパーファイターキットと二個一で
        スーパー化するスクラッチ記事まで載っている。(腕のスーパーパーツの不要部分の切り出しと左右分割あたりの難易度が
         高い)「脚部のベントラルフィンが元キットの指示の場所ではスーパーパーツに干渉するのでずらして接着。」という
        あたりがキモかもしれません。



   超時空要塞マクロス ジオラマストーリー 最終回「バトルシティ」市街戦 7P
    だんだんページが減ってきました。最終回です。巻頭ジオラマは市街地で1/144ヌージャデル・ガーと対峙する1/100ガウォーク。
    前回の屈辱を晴らすべく地球へ向かうミリアのクアドラン・ロー。連戦連勝の勇士の誇りを輝とマックスに踏みにじられたからだ。
    そこへ同じく、輝に遺恨を残すカムジンが同調。、マクロス艦にカムジン艦が強襲をかける。飛び交うビームとミサイル。
    双方に大きな損傷を残しすれ違い、立ち去るカムジン艦であったが、多数の攻撃部隊を残していった。もちろんその中には
    ミリアのクアドラン・ローとカムジンのヌージャデル・ガーが…。プロメテウスからバルキリー隊が発進、大空中戦が展開された。
    ミリアは輝とマックスをすぐに見つけた。「カムジン、私たちだけが戦える場所ををつくるんだ。」
    「いったい、どうする気だ!」「ま、私にまかせて、ついて来て。」バーミリオン隊に向かう、ミリアとカムジン。
    輝の目前で反転上昇。「マックス、あの二機を追うぞ。」「りょうかい。」ミリアたちを追う輝とマックス、戦闘空域を
    抜けマクロスの破損部から艦内に侵入するミリアたち。対応におわれるブリッジ。
    「シャミー、なんであながあいた時に閉鎖しなかったの?」「だってェ、宇宙空間じゃないからしめなくてもいいと思ったんですもの。
    でも。もう全部しめましたから、これ以上入って来ません。」「これ以上入られてたまりますか。」とは未沙とシャミー。
    二機を見失った輝はブリッジに侵入機の居場所を確認。通りの影から放たれた不意のミサイルを避け、二手に分かれたミリアとカムジンを
    追う輝とマックス。「マックス、おまえは右だ。俺は左手のヤツを追う。」「りょうかい。はやいとこカタをつけましょう。」
    ヌージャデルガーは開口部から上階へ、輝もすぐ後を追うが姿を見失う。すでに避難が終わり、無人の街。不意に背後からのミサイルを
    よけ、ガウォークに変形し市街地へ逃げこむ。追ってくるミサイルに上昇反転しガンポッドでミサイルを落とす輝。
    市街地を進む輝は一本隣の道にヌージャデル・ガーを見つける。お互いに相手を見つけたとたん。あたりは火の海となった。
    ビルの陰に逃げこむ輝。ビルの間を抜ける影にガンポッドを打つ。命中はしたものの致命傷とならず、ビームを連射しながら
    逃げるカムジン。
     一方、ミリアとマックスの戦いも激しいものだった。ミリアがミサイルを撃ち、マックスが避けながら発砲、それをミリアがよける。
    高速で市街地を走りぬけるミリアをマックスは追い続けた。ミリアが角を曲がった。マックスは一本手前の角を曲がり、加速して
    ミリアの前に躍り出た。ミリアはあわてて上昇、一瞬の隙にマックスが発砲、クアドラン・ローのエンジンが破壊された。
    ビル街に墜落するミリア機。サーボ・システム(自動制御システム)が破壊され動けないミリア機。ミリアはあわてず脱出ボタンを押す。
    大きな音ともに頭部装甲が吹き飛び、這い出るミリア。が、直後に機体が爆発。ミリアは気絶する。ガンポッドを構えたまま近づくマックス
    倒れているミリアを発見した。(以下原文ママ)
     これが二人の宿命的な出会いだった。ミリアの美しい横顔を爆発の炎がさらに美しくてらしていた。
    「デッカイけど。かわいいな。」マックスはそうつぶやき、彼女を助け起こそうとした。その時、彼は何かを感じた。
    マックスはパッととびのいた。彼が立っていた地点にビームが撃ちこまれた。そこに現れたのはヌージャデルガーだった。
    「ゼントラーディ一の勇士が、だらしねえぜ。」ビームは正確にマックスのバルキリーをねらった。マックスは応戦しようとしたが
    すでに弾薬はつき、その場からにげるしかなかった。ヌージャデル・ガーはミリアを助け上げると、すぐ艦外に脱出した。
    「クソッミリアがこのざまじゃ、引上げるしかねえじゃねえか。」カムジンはしたうちしながら、自分の艦に急いだ。
    「バーミリオンリーダー、何やってるの?」未沙の声が輝のコクピット(そうじゅう席)中にひびく。
    「敵は艦外へ逃げ出したわ。ただちに帰投しなさい。」輝は何も答えず、自分とはほぼ互角だった敵のことを考えた。
    マックスは倒れていたミリアを思い出していた。彼にとって、ミリアが敵だということはどうでもよかった。
    マクロス艦内での戦闘は終わった。だがマクロスとゼントラーディ軍との戦いはまだまだ続くのだろう。
                                              (おわり)

     お話的には前回に続きですので便宜上「パイン・サラダ」になるんですが、すでに本編とは別物になってますね。
      (本編だと二回目の襲撃では輝は入院中。)ロイの死も描かれないんですが、なぜか柿崎と共に出てきません。
     また気を失って倒れた?むき身のミリアを見て「かわいい」と言うあたり、のちの劇場版が入っていたりします。
     なんとなく続きそうな感じがするので打ちきりだったのかなとも思います。
     総じて熱意ある文章で描写も一般小説並みなんですが対象年齢的に難しかったのかもしれません。
     

      さて、マクロスコミカライズはここで紹介した以外の学習雑誌では載っていませんでした。(グラビアや模型の記事は結構ある)
      そのほか、講談社のテレビマガジン/徳間書店のテレビランドは数冊確認しましたが載っていなかったようです。このほか、秋田書店の
      冒険王(?)に掲載されていたようですが…。(初期はふつうの漫画雑誌だったのが70年代末にテレビマンガ、特撮に特化したコミカライズ誌へ
      変貌、付帯するペーパークラフト系付録が小学館の学習雑誌のそれに匹敵、または凌駕していたのも特徴。ただ、83年の春に
      「TVアニメマガジン」と誌名を変更しているので2誌にまたがって掲載された可能性があるが詳細不明。
      ウイキでは「TVアニメ〜」にのみに掲載の記述あり。秋田書店は「マイアニメ」誌の発行元。そこではマクロスの特集記事が
      精力的に掲載されてた。)

      次回はマクロスコミカライズの真骨頂(というか珍作になっちゃいますね。)84年劇場版公開時に発売された
      コロコロコミック夏休み増刊号掲載の「ロイフォッカー英雄伝」(ほらタイトルだけだとワクワクするでしょ?)
      ただし、作者が「エスパー太郎」の斉藤栄一氏っていうのがミソというかなんというか。乞うご期待。



2011/10/29 PM 8:55 児童雑誌における初代マクロスのコミカライズについて 小学三年生編 10/30追記/修正12/3削除


 前編入手に伴い改稿いたしました。12月3日の日記参照ください。
     なお次回は小学四年生なんだけど、これは小説+挿絵+プラモ写真の絵巻物になってるやつ。
         くれぐれもマニトウにマケナイヨウにプラモイン。



2011/10/28 AM 8:55 児童雑誌における初代マクロスのコミカライズについて 小学二年生編


 続いて小学館の学習雑誌「小学二年生」(82/11〜83/3まで)
 まず、小学一年生はグラビア記事はありますがコミカライズはありません。で、二年生。
 描き手は坂丘のぼる氏、コロコロで「ザ・ゴリラ」(ピーメをぶら下げた刑事が活躍するアクション漫画。
 後に相棒はS&WのM29の6inに進化したあと、悪人をリンチで皆殺して警察やめて終わる結構ハードな内容。)
 を書いてた人ですね。で、あの劇画調の絵柄でマクロスを思いきや、輝は4等身のお子様キャラ
 内容も、前述の古城版が忠実に原本に則していたのに対して痛快に飛躍しています。
 キャラ、メカともにままならない感じでテイストは「キンタマン」とかに近い内容。

 11月号 第一話が載ってるはずだけど未入手。

 12月号 巻頭煽りから「とべバルキリー、うなれバスターキャノン。」11p
        「マクロスは平和のために、たたかうぞ。」
  いきなし、やな予感がします。続いて宇宙を進むマクロス
  「ゼントラーディ軍のこうげきをうけて宇宙の はてへワープしたマクロスは、今地球へ むかっている。」
  (冥王星ではないらしい。あとこの漫画では全部「ワープ」です)
  宇宙をきりきり舞いする輝のVF-1J。ロイがマクロスから叱咤します。
  「一条、おまえまともにとべんのか。」「すいませ〜〜ん」
  コクピット内の輝。ト書きで「第七バルキリー隊 コードナンバー23 一条輝」とある
  (第七とか23とかこんな数字ありましたっけ?それはともかくこの世界の輝は
  一流のスタントパイロットではないようです。)
  「なんじゃこのボタンは。テレビゲームみたいだな」とそこらのボタンを出鱈目に押す輝。
   「うわあっ、すごいスピードだあ」急加速しはじめるバルキリー
   「ば、ばかも〜ん。一条もどってこーい。この近くにはてきがウヨウヨしてるんだぞーっ」とロイ
   とそこで何かを見つける輝「なんだあれは、土星のかげから…。」
   (いちおう今回は太陽系のなからしいのですが、別の回では、、、)
   出現したのはゼントラのピケット艦、アームが伸びて輝のバルキリーはあっさりつかまります。
   バルキリーのひみつを知られてはイカンと艦長をけしかけるロイ。艦長、マクロスを救出に向かわせます。
   救出のため砲撃。しかしそのため輝くは開いたキャノピーから外に放り出されてしまいます
   それを見ていたロイ曰く「あのバカ、シートベルトをしっかりしめろといったのに」だそうです。
   水かきで宇宙遊泳しつつバルキリーにたどり着いた輝は脱出に成功。人質が無くなってさらに戦闘が激しくなりますが
   「だめだ、敵が多すぎる」ので「これ以上攻撃をうけるとマクロスは…」やばいらしい、そこで
   グローバルは「バスターキャノンはっしゃじゅんび!」の命令を出します。
   (事前に用意してたのかな?)
   ロイは「ええ、バスターキャノンを!? しかしあれをつかうとマクロス内部のまちがメチャメチャになります。」
   と反対しますが「しかたがないこのままではやられる」と強行するグローバル
   「トランスフォーメーション!」とレバーを入れるロイ。(なぜロイ?)
   揺れるマクロスシティ。「うわー地しんだー」逃げ惑うマクロス市民、
   「これが強攻型マクロスだ!」(たぶんロイ)変形して直立したマクロスそのままバスターキャノン発砲。
   (というか設定画の立った状態の絵にビームを描き足しているので背泳ぎ、背面状態で発射
   砕け散るピケット艦。「やったぜ」と歓喜する輝、「一条。人さわがせなやつめ!」「いてっ。」とゲンコするロイ
   「むむっ…マクロスのひみつが知りたい。マクロスがほしい。なんとしても手にいれろ。」とブリタイ。

 1月号 巻頭煽りから「たたかえ、バルキリー!!しんげきだ、デストロイド!!宇宙のあくをたおせ!!」11p
   「X星地球基地からSOSがでています。」「よしX星へちゃくりくして基地をしらべる。しんろへんこう!」
   というわけでX星へ。(やっぱ太陽系ではないのか。火星基地のエピソードなわけですがミサもライバーもでてきません。」
   そのころマクロス艦内では輝とデストロイド隊の松崎真がバルキリーとデストロイドのどっちのほうが強いかで
   大ゲンカ。基地待ち受けるカムジン。罠にはまってロイは気絶、ロイの救助に向かおうとするも輝のバルキリーは大破。
   そこへ松崎のトマホークが「のれ!おれがつれてってやる。」カムジンの猛攻の中トマホーク隊は前進。
   トマホークが盾となり、気絶したロイのバルキリーまでたどり着く。輝はロイのバルキリーに飛びつき、搭乗。
   攻撃に耐えられずトマホークは爆発するも輝はロイのバルキリーで大暴れ、カムジンは「くそっ覚えていろよ。」と脱出
  (このカムジンは後述の通り、人間サイズの可能性が…。)
   松崎の死に「ありがとう松崎…おまえはおれのために死んでしまった…。」と悲しむ輝…。
   と、トマホークの瓦礫の中から「ばかやろーっ!おれはいきてるぞーっ!」と飛び出してくる松崎
   めでたしめでたし。

2月号 巻頭煽り「バトロイドを、パワーアップしたアーマードバルキリーがとう場だ!!」
   ト書き「マクロスの進路方向から、いじょうな電波がでています。」
    「どうやらあの星にてきのき地があるらしい。」とグローバル
     (…ってこの世界の太陽系は謎の星が色々あるらしい)
    「このまますすむとてきにやられます!」とミサ。
    「進路をかえるわけにはいかん!!きしゅうこうげきだ!!アーマードバルキリー出げき!!」
    グローバルいけいけです。
    「えっアーマードバルキリーって?」疑問な輝です。
    「来いよ見せてやる。」とロイ
    で、次のページはアーマードバルキリーの解説で、画稿は見慣れた設定画のトレースなんだけど、キャプションが
    結構すごいので丁寧に採録。

    「これが新しく開発されたアーマードスーツだ。」この「スーツ」ってのがミソだったりします。
     新開発ってのも、、アーマードは極初期設定でもバトロイドの要素として描かれてたり、
     バルキリーの標準要素なので、ことさらに新開発と書かれると不思議な感じですなあ。
    手首のところのいままでグレネードとされてた所は
     「レーザー光線はっしゃ口」
    両肩のミサイルベイとされていた所は
     「この部分がひらき、レーザー光線をはっしゃ!」
    (そう、これは全身からまばゆいレーザーを放つサイコガンダムみたいなメカなのだな)     「ボディはとくしゅ金ぞくでつよい!」

    「おおすごい!」輝
    「てきのほうだんなんかこわくないぞ」ロイ
    そして発進する二機のVF-1のファイター。あれっ、ファイター?
    ファイターの襲撃をキャッチしたゼントラ秘密基地のパラボラアンテナ
    「地球人がせめてきたぞ!こうげきだ。」(地球人って、、、、。)
    「おっとっとそんなものにあたってたまるか。」とビームをかいくぐるガウォーク。
    (これが初期イメージボードにあったミサイルポッドを搭載したガウォークのトレースだったりします)
    とそこで「アーマードスーツをつけろ!!」ロイ。つけろって、オイ。
    (言い終わらないうちに絵はもうアーマードついてるし。)
    ということでこの世界のアーマードパーツはいつでも任意で収納/展開できるらしい、ゆえにスーツなのか、、。
     (いや、全然説明になってないし、)
    「一条、おまえは内部をこうげきしろ!」とロイ(でも絵はVF-1Jのアーマード)
    「りょうかい!」と輝もまたVF-1J、基地内部に侵入。
    「う、うお。な、なんだこいつらは!!身長が10メートル、人間の5ばいはあるぞ!」
    えっ知らなかったの?つか、前回、剥き身のカムジンと対峙してたやん。まさか、あのカムジンは人間サイズ?
    (だいたい「ダイダロスアタック」のネタを「バイバイ・マルス」のあとにやるって…ホワイ何故?)
    「一条、こうげきしろ!」とロイの激が飛びますが「だ、だめだ。生きてるやつには、うてないよう…。」と戦意喪失。
    「ばかもーん。やらなきゃやられるんだぞ!早くたおせ!!」とロイ。
    「く、来るな!近寄るとうつぞ。」というものの発泡できず、ブリタイよろしく鉄パイプでバルキリーをドツキ廻すゼントラ兵達。
    「たすけてくれーっ。たい長!ころされるーっ。」と叫ぶも、さらにリガート部隊まで乱入。
    「死ね地球人!」「うわあー」「一条ーっ。」(このころの漫画は「死ね」って言葉が多いなあ。カゲマンなんか百連発。
     「怪獣に食われて死ね!」「崖から落ちて死ね!」「洪水にのまれて死ね!」「炎に焼かれて死ね!」ETC…。)
     やがて爆発するアーマードバルキリー。ところがアーマードは無傷。これはアーマードスーツの御蔭(らしい)
    「ようし、まとめてめんどうみてやるぜ。」となぜか戦意を取り戻す輝。
    「たすけにきたぞ!」とロイのVF-1Jアーマードがとび蹴りで乱入。
     爆発するゼントラメカ「やった!」と二台のアーマード。
    ト書き「マクロスとてきのたたかいは、まだまだつづく…。やるぜガッツだマクロス!」
    左柱「来月号のたたかいを見てくれ!(輝)」
     どういいますか、、、ものすごいです。(返す返すもザ・ゴリラ調でやって欲しかった。)次は最終回。

 3月号です。巻頭煽り「われらがマクロスとゼントラーディ軍のさいごの けっせんがはじまった!!
    「ちきゅうまであとひといきだ。だがゆだんはできん。てきがどこからせめてくるかわからんぞ、」とグローバル
    「マクロスめ、これがさいごのたたかいだ!!リガードはっしん!!」とブリタイとブリタイ艦。
    ズゴゴゴゴとブリタイ艦が迫って来るのはいいけど迫ってくるのが何故かお尻の方なのでなにをかいわんや。
    「てきだ、バルキリーはっしん。」いきなり空戦です。
     「うむむ…これではけっちゃくがつかない。一きうちでしょうぶをつけるしかない!!」
      (ホワイなぜ?)とブリタイとグローバル。「いったん引きあげだ!」「バルキリーもどれ」
     そして「マクロスとゼントラーディ軍さいごのしょうぶだ!!」とにらみ合いがはじまります。
     (ブリタイ艦のお尻に対峙するうつ伏せのマクロス強攻艦)
    「かん長、なぜ先制こうげきをしかけないんですか!!」「こういうときは先にうごいた方がまけだ…。」
     (ようわかりません。)「マクロスめ、はやくうごけ!」とブリタイ。
    にらみ合いが続くのだが、、、「ええい、もう、まてんビーム砲はっしゃ!」キレるブリタイ。
    ブリタイ艦のお尻(しつこい)から発射されるビーム。「今だ!反転して光線をよけろ!!」
    その場で縦方向に回転してふたたびうつ伏せのマクロス。よくわからんがビームを回避。
    「し、しまった。早くにげるんだーっ。」とブリタイ。すかさず「バスターキャノンはっしゃ!!」
     「おう、やった。」ロイ「おれたちのかちだ!!」と輝。
     そこでグローバルが「ちがう。てきはワープしてにげたにちがいない。」
     (ほんまか?ちなみに背景は不敵に笑うブリタイ)
     「たたかいはまだ、まだつづくのだ。地球と、宇宙の平和のためマクロスはたたかうぞ!」(おわり)
    左柱 「ながい間 おうえんしてくれてありがとう!!」
     う〜ん。これはいちおう最終回のつもりで描いてるのかなあ。色々すごいなあ。(輝は全く活躍せんし。)
      次は小学三年生版ちゅうことでプラモイン(エスパー太郎は斎藤先生ですって。)
    しかしまあ平仮名ばっかりだから読みにくいことおおびただしいなあ。




2011/10/28 AM 0:55 児童雑誌における初代マクロスのコミカライズについて てれびくん編


散漫に展開します。粗まとめなのでまずここに。
概要としては、プラモ狂四郎系のプラモに乗ってどうのとか改造してどうのは置いといて、
ここではマクロスそのものを漫画化した奴だけを記述。

下の方から

「てれびくん」描き手は古城武司氏。劇場版イデオンとかのコミカライズの人、
  絵柄は一峰大二とかうしおそうじ系の人でこの時代でもレトロな感じなんですが
  とにかく絵がうまい方でしかも細かい。この方コミカライズの他にも
  本誌グラビアの挿絵も描かれているんですが、どれも正確に設定画のフォルムやバランスを
  理解した上で描かれていて(設定画のトレースも少ない)元の画稿より立体感があるという達者さです。
  (個人的に一番気持ちいいマクロス絵。)実際、この時期のプラモ漫画も含めてマクロスメカがきちんと
  描かれてることはほとんどなく(エスパー太郎とかプラモファイター丈とかどれもそれなりな状態です。)
  この人と後述の居村氏のみといってもいいくらいです。
   進宙直前の南アタリア島全景を描いてらっしゃるのですが
  もう描ける限りこまかいビルを描きこんだって風情になっております。(おそらく初期設定のイメージボードより細かい)
    なお、連載は83/11〜84/3まで
 11月号 「マクロス発艦せよ!!」落下して改修、進宙式まで1ページ、
  輝がD型に乗って大活躍してミンメイ乗せたらフォールドで冥王星まで。15p 

 12月号、「強攻型マクロスとうじょう」冥王星で両腕付けて、艦内に街を作って、地球へ発進。
  土星で戦闘。輝、敵艦に逃げ込むが「いきてるやつはうてない!!」と苦悩。
  マクロスは変形してダイダロスアタックというか、ピンポイントバリア腕で
  ゼントラーディ艦をひとつと言わず破壊しまくる。(ちょっと意味が違う)19p

 1月/2月未入手。なんかフォッカーがミリアに襲われるくだりがあるらしい。
  (本編では特に特定されていないゼントラーディ婦人兵士のクアドランローの攻撃が原因)

 3月号 「バトロイド大暴れ」いきなりベッドのフォッカー。
  ト書きが「ミリアのバトルスーツにやられたフォッカー少佐は、、」とある。
  輝、柿崎、クローディア他、皆に看取られて「輝、あとはたのむ。」と言い残してガクっとお亡くなりになります。
  そのころゼントラ側ではミリアをマイクローン化。シューと縮むミリア。
  うってかわって地球上から退去を命ぜられるマクロス(地球まで戻っていたらしい)
  グローバルが統合軍本部と押し問答をしてるとゼントラ襲撃。輝は「アーマードバルキリーゴー!!」と発進。
  フォッカーの仇を討つべく、鬼となる輝。大暴れ。その頃マクロスではバリア増幅装置が完成、
  技師曰く「今までのような部分的ではなくマクロス全体をバリヤーでおおうことが出来ます」
  嫌な予感がしつつ、いきなし使用。プロメテウスに穴をあけての侵入を画策する宿敵敵ミリアのクアドランロー。
  (マイクローン化してるんだけど、、、どうやって運転? オチはこの後、すぐ)
  それを発見する輝、そのまま空中戦(地球上なんだけどアーマードで飛び回るのよね。)
  アーマードのミサイル乱射で爆発するクアドラン。しかしミリアは小型カプセルで脱出…って
  デザインはケルカリアですやん。で、どさくさにまぎれてプロメテウスに侵入成功。
67   (次回はマックスとゲーム対決かな?と思いきや…。)
  その頃マクロスではバリア増幅装置に異常が!!
  「もういいバリヤーを止めろ!」
  「無理です止まりません。」技師
  「全機マクロスからはなれて!」ミサ
  「すごいバリヤーがどんどんひろがっていくぞ。」輝
  …と、ああ〜ん、柿崎くんが死んじゃう!!と思いきや、、、、。
   「うわあ。」ブリタイとエキセドル。
  「やったあゼントラーディ軍が大ばくはつだ。」あちこちで爆発するゼントラーメカ。
  左の柱「長い間、おうえん、ありがとう「超時空要塞マクロス」のまんがは今月でおわります。」
  欄外下「超時空要塞マクロスはひきつづきTVでおうえんしてください」10P

  なんか急に終わりにされた臭いです。まあ、ほかのもそんななんですけどね。
  とにかく後述のコミカライズ(居村氏除く)に比べるとすごく丁寧に設定画に則して描かれておられます。
  (ケルカリアとかは御愛嬌として、ミサイルとかすごくたくさんの数を丁寧に描写してはる)
  キャラは全体に年齢が7,8歳上げた感じで、これのミサはなんかイイ感じ(あくまで個人的な感想)
  予告 明日は小学二年生版 坂丘のぼる氏でプラモイン!!(注:エスパー太郎は斎藤先生です)



2011/10/24 PM 9:30 アルファルファ作戦


轟天はしらべてもしらべてもよー分からん状態なので小休止、
(誰も知らないところで円錐の木片にICテープをぐるぐる巻いて、二重だとどうなるかとか
 三重だとどうなんねんとかやってますが、それはまたの話)
んでもって目下の目標のアルファ号のデザイン画をじとーと作製してたので公開


*イオノエンジンは前後に2ブロックにしたので4本足、その吸気口は上面に穴が開いてるだけだと
 負圧が生じちゃうような気がしたのでインテイク増設。ついでに前の吸気口と、後ろの吸気口で
ずらして配置、、とかって実際に作らないとさっぱり伝わりませんなあ。
原子炉は小松崎設定無視して、イオノエンジン部に挟まれた配置で前後二基。
あと推進エンジンは轟天よろしく4連クラスターでエンジン直結のインテイクのほか、
一段後方のラムジェット吸気でさらに推力アップ。元プロップでアイリス風になってた排気ノズル部は
ぐるっと一周がエアブレーキで偏向ノズルも兼ねると。
とかなんとか妄想しつつ実作業に入れてないなあ。(できたら1/144で作りたいなあ)



2011/10/18 PM 1:30 映画「海底軍艦」轟天号のプロップについてその3


     ブログで指摘のありました「東宝特撮映画全史」(83年刊)の記述について。(TACさんどうもありがとうございました。)
  まずこの本、いままで引用してきた本とは格が違うのであります。宇宙船の記事はイラストレーターの開田氏による
  研究記事ですし、超兵器画報と空想科学〜は関係者への取材や調査によるものとはいえ外部の編集者である岸川氏の
  研究記事です。その点、この本は本家東宝から出ていてなにせ本編の製作者である「田中友幸」監修なので
  信憑性は一番。間違いなんか無いはずなんですが…

   まず本書の文章記事から情報を読み出します。(要約文です。

  ミニチュアは4.5m、2m、1m、さらに数十センチのもの、の4種類
  最大の4.5mのものはエンジンを内装し(水面を?)自走式である
  (ロド注 繰り返しだが本編中に水上を船のように航行するシーンはない。)
   4.5mが水上を自走可能だとすると「空想科学画報」にある航行する轟天の写真は4.5m個体ということになる
   特徴はノコ刃が個体Bより大きく出っ張っており、後部土砂排出口も個体B等より丸く大きい)

     2mのものはフロンガスのタンクが仕込まれていて、後尾にはチューブを付け
  ドリルのモーター用に電源を取っており「撮るときは(チューブを)隠して撮ってるんです。
  すれすれで撮ったりね。」(ロド注 前述の通り電源チューブがそのまま移っているシーンがある)

  劇中、試運転で湖面から浮上するシーンは4.5mのものが使われており、空気圧を使ったクランクに
  ミニチュアを乗せて一気に押し上げる。
  (ロド注、本編ではクランクによる浮上シーンは湖から二回、海から一回、
   これらが同じ個体で4.5mだとするとアンテナ5本で、ドリルはやや長い系で歯数14列
   後部、吸気口と土砂排出口はやや丸いタイプ、噴射口は尾翼と矛盾しないタイプ。という特徴が加わることになる。)

  湖面に現れたのち上空に浮上しドリルが回る次のカットは2mモデルである。

  その次のカットで高空を飛んでいるシーンは1mモデルである。

  「一番小さいミニチュアは約30センチ、水槽用に使われた」井上泰幸

  このほかドリルだけのものもあり、ムー帝国の心臓部の壁を突き破って入るシーンに使われた。
  (ロド注 突入シーンのカットは3つあり最初の2カットは船体が一緒に写っている。)
   船体が写らずドリルだけが写るのは三つめのカットのみ、ただしドリル自体は個体Cのものくさいなあ)

  (ミニチュアは)四種類は使ってる)
   (ロド注、4種類以上もあり得るということだろうか?)

  大きいのはドリルが回転しない場合はドリルを取り換えたり、、動力をはずして撮った
  (ロド注 「取り換えたり」とあるのはおそらく一連の2mモデルのことであろう。
   ただし、複数の船体があってドリルを付け替えたのか、ドりルを付け替える事等)
   船体を改修して用いたという意味なのか、詳細は不明))

  ドリルはアルミのものもある(ロド注 木製またはFRPなどの樹脂製のものもあったのか?)
  普通に考えて個体Aのドリルが金属製でない円錐を作っておいて何かを巻きつけた工作と思われる)

  マンダ討伐後海底の岩場からムー帝国へ突入するシーンはドリル回転と後部の土砂放出と噴射口のチューブを
  写さないために船体が1/3ほど地中に侵入したところでオーバーラップが行われている。

     つづいて写真とそのキャプション。
   例によって船体上部のみの合成の為のアップ用プロップの写真。キャプションは
   「5メートルクラスのミニチュアのブリッジ」とある。

     木製丸椅子の上に置かれた1m個体の写真(別に変わったところなし)

      ドック上 爆破される轟天。個体Cと思われる。(本編では写らない斜め前からの撮影)

      ドック上 個体Aの写真数点。艦橋格納状態の写真あり。

   ほかリアル注水中とドック内ガレキ下敷き状態写真あり。(別に変ったところなし。)

      後部からケーブルが伸びた状態で飛翔している、恐らく個体Bの写真数点。
   フロンガスエフェクト展開の写真もあり
   これらは同じミニチュアと記述されている。

      空気圧式のミニチュアを持ち上げて浮上シーンの準備中の写真
   (こちらの写真だと4.5mなのかなあと思うのですが…) 

      上記方法で浮上する轟天の写真数点

   さらに浮上シーン、奥にもう一つ轟天のミニチュア

   プールに運び込まれる轟天(空想科学画報の収録のもの)

   クランクに固定された轟天がクレーンによってプールへ運ばれていく様子。
  (ここまで流れだとクランク状の個体と同一のはずなんですが、、)
    こっちは4.5mはなさそうな感じですが、、2mともいいがたい、、。)

     収納状態でフロンガスエフェクトを展開しつつ飛行する轟天

 *ここまでの考察。
  この本の情報を考慮すると2mの個体についてはいままでの考察とほぼ矛盾しない。
  問題の4.5m個体だけど、これを読む限り、4.5mモデルは存在し、空気圧式クランク台に乗せられ海面に浮上するシーンに用いられた。
  海上を自走可能な個体であったが本編ではその能力は発揮されていない。ということのようだ。
  またドリル回転等のギミックは搭載していないように思う。
  ドリルは歯数14列、アンテナは5本、噴射口は尾翼と矛盾しないタイプで浮上シーンでは中から水が流れ出ている。
  (もしかするとこのなかにスクリューを内装してるのだろうか?)

   *「空想科学画報」でなされたドック内の個体Aの写真に付けられた「4.5m」との記述について、
   以上ここまでの調査でこの個体は2mモデルの一つ(あるいは何度か改修/補修された2mモデルの1状態)
   であって、4.5mではないと思われる。なによりこの本の著者岸川氏はこれ以前の「超兵器画報」ではちゃんと2mと
   記述されている。ここからは推測であるが、「超兵器画報」に無くて「空想科学画報」にある写真の多くは
   この本にあったものが多く、「超兵器〜」(93年)の時点では参照できなかった(またはしなかった)のが、
   後の「空想科学〜」(2008)の時点で初めてこの本を参照した可能性がある。、この本記述では
   前述の通り試運転時の浮上シーンで4.5m個体が用いられとあるのだが、本編では浮上シーンは短く、
   続くカットで2mの個体Aと入れ替わってしまうため、個体Aを4.5mと錯誤された可能性はないだろうか?


        2011/10/14 PM 1:30 映画「海底軍艦」轟天号のプロップについてその2


 現時点での結論。
  撮影には主に3種の2m個体が用いられたようだ。
  ドックのセットに於いて3種類の個体が確認でき、そのうちの一つは確実に2mモデルであるので
  見分けがつかないようなスケール違いのセットを組んでない限り、同一の大きさである。
  この三種についてまとめると以下にようになる

   「2m個体A」
  安定翼/ノコ刃/艦橋/尾翼が収納可(艦橋は完全には収納出来ないと思われる)
  ドリルは刻みの端が断ち切られたようになっていて仕上げが悪い。
  歯数は約15列。おそらく回転しない。
  側線状の排水口は塗装表現(段差が殆どない)
  後部の吸気口は上下に二個ずつ、その後方の土砂排出口も存在する。全体に四角い造形


    「2m個体B」
  安定翼/ノコ刃/艦橋/尾翼はすべて固定。
  ドリルはやや歪みがある。東宝に現存する81年に発掘されたドリルのタイプ。歯数は約13列でやや短い。
  回転するがピストン運動はしない。
  側線状の排水口は浅い彫刻表現。
  後部の吸気口は上下に二個ずつ、その後方の土砂排出口も存在する。個体Aより丸い感じの造形
  内部にフロンガスエフェクトの装置をもち、飛行状態の多くはこれらしい。また完全水没可らしい。
  噴射口は右上、左上、右下、左下、に並ぶ尾翼の引き込みと矛盾しないタイプで噴射ノズル」個別のリブがないタイプ。
  (リブについては後に図解します)
  「2m個体C」
  安定翼/尾翼が収納状態(固定くさい)、ノコ刃のみ展開していて駆動する。
  艦橋は第一甲板ごと存在せず上面はツルツルの状態。
  ドリルはプロップ中もっとも精度が高く、回転しつつ衝角がピストン運動するのはすべてこのタイプ。
  歯数は約15列で全体の長さは個体Aタイプに近い。
  側線状の排水口は浅い彫刻表現だがBタイプよりよれた感じがする
  後部の上下に二個の吸気口は存在せず、その後方の土砂排出口のみ存在する。
  ゲートを破る/ムー帝国に突入するといった、弾丸状態、ドリル回転ピストン駆動のためのプロップのようだ。
  噴射口は右上、左上、右下、左下、に並ぶ尾翼の引き込みと矛盾しないタイプで噴射ノズル」個別のリブがあるタイプ。
  (リブについては後に図解します)

  追記:個体Aと個体Cに関しては本体自体が非常に似ているので、個体Aが何らかの消耗、損傷したあと
     ドリル、船体の改修が行われて個体Cとなった可能性はある。またスチール写真に見られる個体Aの
     不出来なドリルは画面で見られないため、スチール撮影後に個体Cのそれに換装された可能性もある。
     個体Aの側線排出口であるが、塗装表現であるため、擦れるような撮影を経ると剥がれて不明な状態になる可能性が
     ある。個体Cにおいては薄い彫刻表現と記述したが要するに薄い板に排出口の穴をくり抜いたものを
     上から張り付けたように見えるのだが、もしかしたら擦れて消えた個体Aのそれを補修するために
     そういう処理を施したのかもしれない。


    結局、ほとんどのシーンはこの3種で撮影されているように思う。
 1m個体は海底でのムー潜行艇追跡シークエンスに使われている可能性があるが、現存のスチールのように
 轟天と潜行艇がおなじ画面でチェイスするシーンは劇中存在しないので1m個体は宣伝用スチール撮影専用だった可能性がある。
 この個体は噴射口が上下左右に配置されている致命的なエラーがあるが画面では写らない。
 というわけで実際にはほとんど使用されていないと思います。画面で使われている可能性があるのは
 水槽で実際に水中で撮影されているダイブシーンくらいだと思います。
 (そのほか海中の遠景シーンで使われてるらしいがティテール不明で分からない)
 逆に空気圧式クランク台使用で撮影された海中からの浮上シーンでは後部の噴射口が見えていて
 右上、左上、右下、左下、の配置ですので1m個体ではないでしょう。また
 この撮影に2m個体を用いているとすれば、ダイブも2m個体を使ってそうなもんですが、、、。


   で、問題はずっと存在するとされている4.5mモデルというか16尺(484.8センチ)モデル。
 個人的にこのサイズの轟天全体が造形された個体ははないのではないかというのが個人的結論。
 というのは画面を見る限り「全身がある(と思われる)轟天のプロップ」でとりたててディテール的に細かい
 個体が存在しない点(形状に多少の差はあってもどれも似たような密度である)
 作劇的に轟天単体で写っているシーンが多く、2mより大きいものを作製する必然がない点、
 例えば、新轟天のように艦載機を放出するとか比較物があって、両方をキチンと見せたいシークエンスがあれば
 作る必然があるがそういうシーンは
  パッシン高島と真琴(ダイヤモンドキックとケロニアもいるけど)の回収シークエンスくらいしかない。
 またもし4.5mサイズの轟天を使うとすればドック上のシーンなんだけど、前述の通り、スケール違いのセットを作るのは非効率。

 で、そしたら16尺のミニチュアってなにかというと、、、、。
  結局、合成用の船体上部だけの作ったアップ用個体のことではないかと、、、。
  このプロップですが写真で見ると艦橋付近だけのようですがよく見ると原子砲の前のノコ刃の端が見えているので
  下手をすると前方にノコ刃が全部ある可能性もあり、後方も原子砲、乗り込み用ハッチもあるようなので
  実際には全長の3/4程度は存在するのかもしれません。また船体下の方もどこまであるのか不明ですが
  ここまでの再現だと製作者的にただの部分プロップとは考えてなかったのではと想像されます。
  なので証言として3尺、6尺、にならんで16尺の轟天もあったと話しても不自然でないかと。
  ただ空想科学画報で書かれているように5mを超えていたとすると16尺でなくて17尺になるんですけどね。

  あと残りの1m以下とか30センチとかはどうなんでしょ。
  ロングで使われてても、、つかロングのシーンってほとんどないんですが、、。
  で、30センチは現存していてと書かれているんですが写真が出てこないので、、下手するとドリルなし1m個体の
  錯誤の可能性もあるのかなと。


  と言った所で、なんか情報があるかたはブログまでお願いしますね。
ロドリゲス翁の仮設住宅.モルタル28階建て



      2011/10/12 PM 11:30 覚書:映画「海底軍艦」轟天号のプロップについて(調査中 暫定公開10/13改稿、10/14再改稿。)

2m轟天を三国志祭で見て色々気になったんだけど、そもそも劇中の2mモデルってどれさ?
で、調べてみたけどまとめておられるところがないので自力で調査。
ここであらためて文献整理。

   *自戒も含めて注意点。文献それぞれの記述は細かい矛盾があり絶対ではない。
 いずれも製作者自身による直接の解説ではなく、多くが現存する写真と
 関係者の口述などから第3者によって書かれたものであるため記述者に
 悪意がなくても錯誤、エラーが生じるため。
(以下文章は記事の要約でそのままの写しではない)

2m轟天展示場で聞いた情報。
 「このモデルのドリル部は現存する実物のドリルからモールドしたものです」
  (後述の2m発掘ドリルと全く同一の形状)
 「このモデルは撮影に使われた2mモデルを出来る限り再現したものです。」

ウイキの記述より
 「金属製、木製の16尺(484.8センチ)、6尺(181.8センチ)、1尺(30.3センチ)の三種類、
 またロケット型の3尺ミニチュア(90.9センチ)が作られた。
 メインの撮影には6尺タイプが使われた。
 3尺ミニチュアは、ロケット型への変型描写のため艦橋部が同部に収納、上昇するよう作られた。
 轟天が湖面に初めて姿を現すシーンでは16尺タイプのミニチュアを用い、ミニチュア下から
 圧縮空気を一気に解放する手法で、重量感のある浮上を描いている。」
 (3種類といいながら全部で5サイズの存在が書かれている。
  他の本もそうだが、同一サイズで複数作られたかどうかは記述がない。)


  宇宙船81年冬vol.5より
 「ミニチュアは5点つくられた。30センチのモデルのみ現存している。」



宇宙船81年秋vol.8より

 東宝倉庫から2mサイズのプロップのドリル部分(歯数13例、短い)と1mプロップの本体
 (艦橋あり、ドリルなし、のちに複製されゴジラファイナルウォーズ版轟天が作製された。)
 が発掘され、第1回特撮フェスで展示された(写真あり)



宇宙船83年春vol.14より

 撮影風景の写真3枚  一つはプールに運び込まれる2m個体。飛翔状態で周りにスタッフが集まっている写真。炎上する艦艇群の上を飛ぶ轟天の写真。
 問題は三つ目の写真で、これを見るとケーブルむき出しで飛翔状態の撮影に用いられたのは2mサイズの様な気がする
 (ちょっと4.5mには見えない)



東宝特撮超兵器画報(93)より
 「ミニチュアは4.5m、2m、1m、60センチの四種類が作られ
 巨大なもの(4.5mとは断言されていない)浮上クレーン、
 空中シーンは噴射煙のフロンガスタンクを内蔵した2mモデル、
 ロングの全体カットは1m そして水中の遠景用に60センチのものが
 使用されている。」
 この本の記述だと、他の本で言及されている
 「現存している(いた?但し80年代以降に撮られた写真がない)
 30センチモデル」の記述がない。

ドック内で試運転を待つ轟天

特徴としては
 側線のように分布する排水口が塗装表現。
 ドリルの工作が最も荒く円錐にあとから帯をくっつけたように見える、
 (一番端がきちんと整形されておらず断ち切られたようになっている。
  この部分はドリルの上面に来るように固定されているらしく
  この位置から動かない。
 歯数は約15列。
 後部の土砂排出口が四角く掘りが深い、
 地中前進のために三方向に設置されたノコ刃/艦首安定翼/後部
 水平垂直尾翼は収納ギミックがあ。
 艦橋は上甲板のみの大型モデルに近い細かい造型 アンテナ5本
 (後述のリブ分割比は1対5くらい)
  *ドリルの歯数とリブ比についてはのちに図解で示します。

*以後「ドック個体A」と呼称する
 この本では2mモデルとの記述があるのだが、、、。

 同時にプールの水面を航行する個体の写真が添えられているが
 アンテナは4本
 このほかこの本では1mモデルとして
 結構な数の写真がのっている。(おそらく同じ個体)

  特徴としては
   側線排水口が(安定しない)穴あき表現
   ドリルの歯数は約13列で長く、もっともシャープで刻みも等間隔で安定している。
   艦橋、尾翼などは収納できない造型。
   後部噴射口は「上下左右十文字」の尾翼引き込みと矛盾する仕様。
   後方右側面がべこべこしてる。
   土砂排出口、その前方の吸気口は楕円形の穴。
   船体底面の左右にある腹ビレというか安定リブがまるっきりない。
   ドリルが回転している写真があるがドリルとともに先端の衝角も共回りしてるようだ。
   艦橋の造形は一番簡単で艦橋側面から生えている潜舵の前方に見える
   ぐるりのリブが存在しない。
   *以後「1m十字個体」と表記


空想科学画報vol.1(2008)より
 「ミニチュアは4.5m、2m、1m、78センチ、30センチの5種類。
 さらに合成用に第一甲板より上のみの大型モデルが作製された。」
 とある。

 宣伝用スチール。「1mモデルを各種背景と合成したとある」
 みる限り前述の「1m十字固体」のようだ。

 前述の「ドック固体A」写真。この本では4.5mモデルとされている
 何点かのドック内写真に続いて第一ゲートから第二ゲート間の通路
 (実際に注水するシーンが撮影されている場所)
 の写真があるのだがこれは別の個体にみえる
 特徴は
  側線排水口はやや浅い彫刻表現
  ドリルの歯数は約14列で、溝の黒い部分も強い光沢がある。
  「ドック個体」のようなノコ刃/安定板の収納ギミックがない
  艦橋が「ドック個体」より低く、リブ比は1対4くらい
  精密さ等は「ドック個体」と同程度
  後尾の土砂排出口は後端が四角く、前端が丸い形の造形。
  以後「ドック個体B」と呼称

   続いてムー襲撃でドック内が破壊され、瓦礫の下敷きとなった轟天の写真
 特徴は
  側線排水口は塗装表現か、極めて浅い彫刻に見える
  第一甲板より上がなくツルツルの状態
  ドリルは歯数約15列で衝角は厚みのあるタイプ
  ノコ刃は厚みがあり収納ギミックがあるようだ。
  (「ドック個体A」から上甲板をはがしたようにもみえるが後述の理由で「ドック個体C」とする
   ドリルは「ドック個体A」のそれより精度の高いものが付いているように見える)

 船体上部のみの合成の為のアップ用プロップ。
  「長さで5m以上、高さはマストも含めて80センチ以上」とある。
  よく見ると艦橋、電子砲だけでなく甲板にあるノコ刃や船体側面の一部まで作られているのが分かる
  船体の下の方はどこまであるのか不明。
   (あっ、つまりそういうことか!!)
  電子砲の銃身の真ん中あたりに透明の太い部分があるのがミソ。

 上 プールを航行する轟天
 下 プールに運び込まれつつある轟天。(2mミニチュア、フロンガスタンクを持つとの記述あり)
  連続で2枚示されているんですが、違う個体にみえる。
  尾翼は上の方が大きく、ノコ刃も上の方が大きく出ている。
  下はノコ刃/安定翼ともに固定で、ドリルの歯数は約14列
  艦橋のリブ比は1対4くらい
  形状からすると「ドック個体B」のようだが、、、。

    プール上空からの轟天の写真。
 ドリルが短く「航行しつつフロンガスエフェクトを展開中」と読めるのだが、、、。

   プール海面上、空気圧式のクランク台に乗せられて、浮上シーンの撮影をしている写真。
 後方の噴射口が「引き込み可」のタイプで水が流れている。
 おそらく後述の試運転時の海上浮上シーンの撮影と思われる。
 (本編に水を噴射口から吐き出すのが見える)

 上下、艦橋を収納しつつ飛行する轟天を左右から
 2mモデルとの記述あり。上下とも同じ個体に見える。
 ドリルはの歯数は13列。ノコ刃、安定翼、尾翼のいずれも収納ギミックを有する。
 (「ドック個体」にみえるのだが、、)

   上 1mサイズの轟天
 超兵器〜に収録とおそらく同一のもの「十字個体」?」
 ドリル(衝角ごと)回転中。

 下 ムー艦艇と並ぶ轟天
 78センチと記述されている。ドリルの衝角がなく、造形も1mモデルより手荒な感じ。



    =========================================================================================
*本編の轟天登場シーンより
 ドック内試運転。前述「ドック個体A」にしか見えないがドリルは精度の高いものに
 換装されている可能性がある。歯数は約15列。(前述の発掘された2m用ドリルではない)艦橋収納状態で登場し、
 合成なしで艦橋/ノコ刃/安定翼/尾翼を展開する。
 (胴体、土砂排出口の少し前あたりにリベットが二個見える)
 胴体の側線排水口は塗装表現。
   第一ゲート第二ゲートへの移動から個体が変わる 注水。
  差し替え後の個体の特徴
   ノコ刃/安定翼共に固定。ドリルの歯数は約13列、前述の「発掘された2mドリル」のようだ。
   側線排水口は浅い彫刻表現。アンテナは4本
   第二ゲート解放後は水なしの撮影となるが個体は変わらないようだ。
   ドリル回転させて前進。(これも発掘2mドリルのようだ)
   但しドリル部のみ回転で衝角は回転もピストン運動もなし。
   ここで全身が写る。
   艦橋のリブ比は1対4。尾翼/安定翼は固定。
   後部噴射口は「引き込み可」な配置の仕様。
   (縁取りのみ凸で噴射口自体は平面に穴がある状態)
   おそらく前述の「ドック個体B」のはずなんだけれど、、、。

 湖面より浮上する轟天1
  まず海面がもりあがりやがて艦橋が現れて浮上する。全身が出て来る前にカットが切れる
  個体確認は難しい

 浮上後、湖面より上昇する轟天
  アンテナは5本。ドリルの歯数は約13。前述した個体Aの出来のよくないタイプなのだが、
  フロンガスエフェクトを掛けているのでフロンガス搭載モデル?


 飛行状態
  ここからは別の個体?
  ドリルは回転するも衝角は回転もピストンもしない。

   爆破されるドック内
  ちらっと写るが「ドック個体A」臭い。

 ガレキ撤去中
  これもちらっと写るけどやっぱ上甲板のない「ドック個体A」みたいだけど
  ドリルは歯数15なので後述の「ドック個体C」か?

 点検後発進する轟天
  前半のゲート強行突破シーンはやはりドリルの歯数が約15列。ボディは「ドック個体A」くさいがドリルは別物で
。     側線排水口は薄い彫刻表現になっている。あえていうなら「ドック個体C」か?
  ドリル回転に加えて衝角がピストン運動。ドリルが長い。
  ノコ刃は駆動ギミックがあり収納可能。艦底にリブ存在。

  で、カットが切り替わって後部が写るが、こちらはリベットは確認できないし、後部、土砂排出口は楕円形。
  尾翼はたたんだ状態の固定のようなので「ドック個体C」とも別の個体の撮影らしい。
  (このシーンではお尻に電線をつないだまま発進していきます。噴射口部分は不明)

   湖面より浮上する轟天2
  ドリルの歯数は約14〜15列。
  

   飛翔しつつ、艦橋を収納する轟天
  収納するカットの艦橋は「ドック個体A」のそれに見える
  (収納ギミックもドック内展開とほぼ同一の動作に見える)
  アンテナは5本 おしりが写る前にカットは切れる。

 砲弾型で飛翔する轟天。
  流れで行けば「ドック個体A」か「ドック個体C」なのかなあ。
  すくなくとも艦底にリブはある。
 更に飛翔する轟天
  フロンガスエフェクト。艦底の噴射口も発光してます。

   炎上する艦艇群。そこに現れる轟天、旋回後着水潜行。
  動いてるわ、合成で荒いわでわかりません。
  潜行中、ドリルは回ってるんですか、、、。
  ピストン運動しているかは分かりません。

 ムー帝国に帰還する潜行艇を追う轟天
  ドリル長い。回転している。でもピストンはしてません。

 ムー帝国入り口で停止する轟天
  正面からのカットなので、、、衝角は厚みの無いタイプみたいですが、、、
  ドリル歯数は15列。ノコ刃は厚いです。

 轟天マンダの追跡をかわして脱出する海中のシーン   ほとんどシルエットです。
 真琴回収後浮上する轟天
  海上にでるカットは、、、後方からです。アンテナ5本、尾翼は前後方向に長いタイプ
  噴射口は「引き込み可」で後部の土砂排出口は楕円のタイプ

 水中へダイブする轟天
  わかりません。

   マンタと対峙する轟天
  ドリルまわってます。

    マンタに巻きつかれる轟天
  よくわかりませんが足で掴まれている向きのカットでうつる
  後部の土砂排出口は楕円形のタイプのようです。

   逃げ去るマンタと残る轟天
  わりとディテールが見えるカットです。
  ドリル回転。ノコ刃は厚みのあるタイプです。

   マンタ冷線砲を放つ轟天。
  前カットと同様 ノコ刃は厚いタイプで駆動しそうです。安定翼ともども収納ギミックあり
  ドリルのみ回転でピストンなし。歯数は約15列
  側線排水口は薄い彫刻表現です。艦橋がありません。
  安定翼は収納状態で、収納ギミックを備えるタイプ。
  ドリルからすると「ドック個体C」なんですが、、。

 ムー帝国へ突入する轟天
  噴射口は「引き込み可」です。
  ドリルのみ回転です。 

   突入する轟天(艦橋収納状態)のドリルのアップから全身
  ドリル回転でピストン運動。(衝角は回転していません。)
  ドリルの歯数は約15列、安定翼は収納状態。ノコ刃が駆動しています
  側線排水口は薄い彫刻表現。尾翼は収納されていて引き込みギミックがあるようです。
  で、問題は土砂排出口(ドック個体のよりやや丸い)はありますが、
  その前にあるはずの吸気口が上下ともにありません。
  また全体ににべこべこしていて「ドック個体A」とは違うようです。
  後部噴射口は「引き込み可」のタイプでリブ付きです。
  おそらく「ドック個体C」だと思いますが。

 突入する轟天(ムー帝国側から)
  前述の個体と同じものです。甲板部は平面になっているようです。

    ムー帝国内を進む轟天
  同様の個体のようです。

 ドリル部アップ
  厚みのあるタイプです。回転+ピストンですが、プロップ的な消耗が
  あったのかぐらぐらしています。

 冷線攻撃をする轟天(ドリルのみ)
  ドリルの歯数は約15列、回転はしない。

 脱出する轟天
  ドリル回転、衝角ピストンで後ずさりしていきます。
  これも土砂排出口はありますが、吸気口は上下ともありません。

 浮上する轟天
  前述のクランクに載せられた轟天のようだ。

 ムー帝国爆発後、脱出してきた潜行艇と対峙する轟天(艦橋展開状態)
  空想画報に載っていた水上航行(上)のタイプにノコ刃と尾翼が似ている
  土砂排出口とその前の吸気口あり。(左側面)

 潜行艇のレーザーをかわす轟天、冷線を発射する。+海面に着水。
  前に同じ。



本編のまとめ 
 本編中ドリルは 
 *ドリルは回るが衝角は回転もピストンもしない
 *ドリルが回って衝角はピストン運動する(ただし衝角は回転しない)
  (ただし遠景でドリルが回っているシーンで1mサイズが用いられていれば
   ドリルと衝角が一体で回っている可能性はあるが画面では確認できない。

 1mモデルのスチールのせいでよく問題にされる後部噴射口だが、本編では上下左右配置の  (尾翼収納と矛盾する)噴射口は写っていない。



=======================================================================================
でここから本論つうか考察。まず確実なのは

*展示されていた2m轟天のドリルは現存する2mモデル用ドリルと歪み、よれも含めて同一のフォルムなので
確かに実物の複製である。よって劇中でこのドリルを持つ個体は「2mサイズのモデル」である。


最初に登場する艦橋昇降ギミックとノコ刃、翼収納機能をもった「ドック個体」なんだけど
これは4.5mなのか2mなのかが謎。仮に4.5mだとするとその引き続きで第一ゲートと第二ゲートの間のリアル注水シーンで使われている
個体(おそらく水没するため別の個体に差し替えで、実際別の個体に見える)はどのサイズになるのか?
4.5m→2mとリレーしたのであれば、レールに乗せられた状態の撮影で、
第一ゲートが閉まるまでは合成なしで最初にいたドックの様子が写っているため、
極端に大きさの違うものを使って撮影するのはほぼ不可能なので個体差し替えの為にスケール違いの全く同じセットを
もうひとつ用意した事になるが、画面、スチールを見るにスケール違いのセットが存在したとは思えない。
(ただこの注水は水槽内で行ったとされているので注水シーンのみ別セットを組んで
スケール違いのドックのセットを巧妙に配置して撮影した可能性もないではない)
また2m→2mとするのが一番自然だけれど、そうするとギミック多数搭載の2m個体と水没用のギミックなし2m個体が二つ以上が存在する
ことになる。しかしながら画面で見る限り、各部の収納ギミックを有する個体が、移動中に固定モデルに差し替えられ
注水シーンとなり、その後フェイク水中画面になってドリルを回転させるのだが、その個体はドリルを見る限り
注水に使った個体と同じ個体に見える。(2m仕様のドリル)これが同じ個体だとドリル回転ギミックを備えた個体を
水没させた事になる。以後言及するように、水没するシーンと海面上のシーンは必ず別カットになっているので
水没可の個体とギミック搭載個体はきちんと使い分けられているようにおもうのだが、、。

水中/水上撮影に言及すると、劇中リアルに水に触れる、濡れる撮影をしているのは
 件の「ドック注水シーン」「試運転、湖面からの浮上シーン」「炎上する艦船群に助けに入ってムー潜行艇と対峙するシーン」
(旋回後、着水)」「真琴救出後浮上シーン」「再攻撃のため海面にダイブするシーン」「ムー帝国破壊後、浮上するシーン}
「潜行艇を凍結されて海面に着水するシーン」。
空想科学画報の写真上下を見る限り水中/水上の撮影で用いられた「(底が水面に触れる程度も含む)ぬれてもよい個体は」二つ以上あり、
写真下の個体は一緒に写っている人間との対比で間違いなく2mモデルなのだが、その上の水上航行しているモデルは形状から
別の個体である。また2mモデルは「フロンガスのタンクを内蔵」とした記述があるが、
画面上で実際にフロンガスを使用したと思われるのは主に海上からの浮上シーンと弾丸状態での飛行時の下方への噴射であるが、
浮上シーンにおいて、水没した状態から浮上するのと海面からガスエフェクトをかけながら浮上するシーンで必ずカットを割っている。
これに類してドック以外のシーンではドリルを回転させている個体は水面に接触するあたりまでが1カットだが
水中からダイブの様子を捕らえたカットではドリルは回転していない。
また空想科学画報だと「ガスエフェクトしつつ航行してる」とする写真があるんだけれど、今一つ、ガスエフェクトを
併用しているかは判断しにくい。
邪推ではあるが、浮上前に水の盛り上がりがあってから船体がでてくるシーンがあるが、
撮影の手間を考えると船の下に空気を送るパイプなりを置いて船の下から排気するほうが簡単のように思われる。
なお劇中、水上をガスエフェクトを掛けながら進むシーンはないのであの写真は隣の写真の「空気圧式クランク台で
浮上する轟天」を上から撮った様子ではないかと思うのだが。
不思議な感じがするが海底軍艦に於いて轟天が普通の潜水艦のように前進しつつシュノーケル部から徐々に
海面に現れる、といった描写は存在しない。

ほかの謎
ドックの撮影の個体が全部2mだとすると、いずれの文献でも存在したとされる4.5m個体は
どれでどこの撮影で用いられたのか?
1m個体とされるものは写真が残っているので実在するとして78センチの個体は本当に存在するのか?
1mと呼ばれてるものは当然3尺のことなんだけどこれはセンチでいえば90.9センチなので78センチのものを
漠然と3尺と呼んでいたの可能性はないだろうか?
1m個体と、2m個体用ドリルが発掘される前に現存していたとされる30センチ個体は本当に存在するのか?
ドリルはアルミから削り出された。とされていて、形状と精度にかなりのバラツキがあるので、
おそらくどのサイズもワンオフだと思われるが、「発掘2されたmサイズのドリル」を持つ個体は
回転ギミックを備えつつ、水没させられたのか?まさか、他の同サイズ個体へドリルの付け替えがあったのか?

全然解決にむかっとらんなあ。



とりあえず、備忘録的に表記。整理が全くついてないですが、
徐々に改稿します。
*追記 なんか分かったような気がする。結論は次の日記で




2011/9/23 AM 0:30 覚書:HJ誌の「UWW」についての記録(2011.10.7追記)

うちで確認したUWW連載記事。

UWWとは86年1月号より同年12月号までHJ誌で連載された、
特撮作品に登場するメカを取り扱った解説/考察記事である。

まずこれに先立ちHJ増刊マーク1誌(85年8月〜12月 隔月誌。全3冊で休刊)に
「パラレルメカノロジー」のタイトルでウルトラ警備隊のメカに関する解説/考察記事が
載り、これを引き継いだ形でHJ本誌で連載が始まった。

主に山本直樹氏、一戸寛氏を中心として、設定、開発経緯などが考察され、
これに青井邦夫氏、長谷川正治氏、吉田譲氏、のイラストレーション、田中精美氏の
内部構造図解等が加わった、今からすると恐ろしく豪華な布陣の記事であった。
いわゆる現代的リファイン/リデザインのハシリともいえる。
通常あったような公式設定からの写し、ではなく、劇中の描写を好意的に説明、裏打ちするような
独自の考察設定で、制作上のエラーにまで合理性を与える豊かな内容であった。
(海底軍艦のアンテナ等。)このため記事の終わりには「あくまでも架空の設定です。」
という但し書きがついていた。

後に科特隊、ウルトラ警備隊、MATなどのウルトラメカに関する記事を集めた別冊が出ている。
これは連載記事に加筆、調整を行ったもので、特筆すべきは描写の未来性から
時系列的に MAT→科特隊→ウルトラ警備隊の順になっているところがミソ。
(MATの描写が他の二作品よりリアルで近未来的だという判断。
よってこの本の世界ではウルトラマンジャックは「帰ってきた」ではない。)
また、この本のイラストレーションは同じメカを各描き手が自由にリファインしているため
、 設定資料的な整合性は放棄されている。(特にウルトラホーク1号)

なお、それ以外の連載記事はまとまった形になっていない。

。 マーク1誌、HJ誌の連載終了後、HJ誌上に於いて
87年1月から隔月掲載で12月まで、同一アプローチに加えてストーリーを加えた
リファイン版「マイティジャック」の連載(全6話)が展開した。
こちらはイラストレーションに加えて毎回、作例記事があり。、主に千草巽氏がモデリングに
あたっていた。

後記、「スーパーウエポン 超兵器研究」は宇宙船誌に87年12月号(VOL.39)より
88年8月号(VOL.43)まで掲載された同一指向の考察記事。
こちらは特撮/アニメ両方扱っていた。
執筆は一戸寛氏でイラストレーションは小北和哉氏と堀井敏之氏とスフィウスLABとなっている。
特記としては鉄人28号がレシプロエンジン駆動になっているなど、(旧実写版も原子力だよね?)
原本からより飛躍した内容であった。

   *2011/11/4追記 スフィウスLABは人名ではなく、小北氏と堀井氏ともう一名で
 構成されるグループ名、。83/12の小学三年生付録の「プラモアニメヒーロー辞典」によると
 堀井氏がガンダムの図面集(おそらく朝日ソノラマ刊 機動戦士ガンダムマニュアル)を作った時に
 応援で集まったのがきっかけと書かれている。この記事では模型クラブのように読めるが全員イラストを描くのが好きと
 あるので当初からイラストレーターのグループであったようだ。



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Hj増刊マーク1(隔月)連載分「パラレルメカノロジー」(85年8月Vol.1〜12月VOL.3に掲載)
 第1回 ウルトラホーク1号
 第2回 ウルトラホーク2/3号
 第3回 ポインター・マグマライザー開発史


HJ本誌連載分86年1月号〜同年12月号
 第一回 マットアロー1号
 第二回 マットジャイロ (雑誌巻頭の目次では第一回)
 第三回 マットアロー2号(雑誌巻頭の目次では第二回)
 第四回 ジェットビートルPart1(雑誌巻頭の目次では第三回)
 第五回 ジェットビートルPart2(雑誌巻頭の目次では第四回)
 第六回 ジェットビートルPart3(雑誌巻頭の目次では第五回)
 第六回 海底軍艦
 第七回 惑星大戦争 轟天
 第八回 66式殺獣メーサー砲車
 第九回 緯度0大作戦 アルファ号
 第十回 地球防衛軍 アルファ号
 第十一回 連載最終回 執筆者イラスト集+「MIGHTY JACK」予告編

*注 実際には全12回で終了したのだが、なぜか第二回より目次の回数表記が
   間違っており、(本編記事では「ジェットビートルPart3」までは
    正しい回数が書かれていた)「海底軍艦」の回で本編表記が間違った
    目次に揃えられてしまい、結果として第六回が二カ月続く事となった。
   そのため最終回は第十一回となっている。

その後90年にウエーブより発売された「1/87 66式メーサー殺獣砲車」の取り説に
 第八回の記事の改稿版が掲載されている。このキット自体が当寺ウエーブに居られた
 山本氏による開発で HJ版より画稿が増え、関連メカのメカの年式などが改められている。
 この取り説にはこのほか、実際の映画製作上のデザイン、プロップ製作の経緯等の裏話も掲載されている。
 なお、なぜかHJ版で載っていた青井邦夫氏の画稿のみ他者の画稿に入れ替えられている。

     *この後、90年7月ホビージャパンフェスに於いて頒布(?)されたホビージャパン製同人誌に「H.J.F」に
  おいてUWW 第十二回(実際には第13回)として「ムーンライトYS-3」の記事が掲載された。
  執筆 山本直樹氏 イラストレーション田中精美氏 で開発史が載っている。
  (TAC1991様情報有難うございます。)


HJ別冊 「UWW ウルトラシリーズ・超兵器の世界」 88年1月
      (連載記事のうちウルトラメカ関係を集めて改訂、調節して合本としたもの
       さらに記事を追加した改訂版(91年12月)有り。)

HJ別冊EX誌
 (元々、青井邦夫氏の連載があり、断続的にUWW関係のイラストを掲載していた。
  ただし、基本的に他の掲載分の流用でUWWとしての新作はなし。)

HJ誌 続編的連載「MIGHTY JACK」(87年1月1話〜87年12月6話まで隔月で掲載)
  デザインリファン。作例作り下ろし。オリジナルストーリー展開。


  「宇宙船」誌に連載された「スーパーウエポン 超兵器研究」
 (一戸寛氏による続編的連載)
  87年12月号(VOL.39)第1回 鉄人28号(旧実写版?、26/27号の記事もあり)
  88年2月号 (VOL.40)第2回 レインボー戦隊ロビン ペガサス
  88年4月号 (VOL.41)第3回 地球防衛軍のメカ(宇宙からの侵略者に立ち向かう、地球防衛ラインの解説。
             ファイアーフォックスが参加してたり、
             アルファ号についてUWWの続編的記述あり)
  88年6月号 (VOL.42)第4回 エイリアン2メカ パワーローダー/ドロップシップ/APC
  88年8月号 (VOL.43)第5回 宇宙の騎士テッカマン




   2011/8/22 AM 11:30 作りかけ進行。

 ずいぶん前にやりかけてたやつを進行させます。
ネタは潜水も合体もしないアルファ号と第二ベーター号といけたら元祖ベーター号です。
これ始めたのは4年位前ではなったかな?で、本編だとほんとにミサイル形状の筒に
申し訳ほどの吸気口がついてるほか、尾翼が生えてるだけで造形的にはシンプル過ぎるうえ、
胴体半ばに二か所設置された小さなプロペラで浮上していたり
(出力的にどうにもならん上、設置場所が重心位置にないのもいや〜〜〜ん)
いろいろ困ったメカなのですが、
HJ誌に連載されていた「UWW」(85〜87年)に記事があって痛快な飛翔の考証やデテールの追加された画稿
があったのでこれらを頼りに作ります。

UWW連載10話の画稿「退役寸前のアルファ号)

同記事より内部図解、ホバリングには上昇用ターボエンジンのほかイオノエンジンを用いる原子力航空艇という考証
(のちに発売された別冊には未収録)

ペットボトルにプラ板張ったやつの前後にタイトーのプライズの「エメラルダス号」の取っ先と
オケツをくっつけたもの。キャノピー用のバキューム型、ほか要複製パーツの原型等

(劇中にでてくるのはパースモデルなのでこのアングルで見てもああなりません。)

ピンが来てないけどインテイクと銃座のバキューム型。

キャノピー用の原型


全長は60センチくらいでスケールでいうと1/350になるのか?
これを元に新造2つしてパーツ複製して、脚を作って、収納ギミック作って、、、、、。

んでもってさあ、この機体、尾翼付け根付近がくびれていてって解説されたり、
ガレキやトイではくびれが再現されているんだけど、これ、船体が絞ってあるっていうより
尾翼が思った上に分厚くて、付け根が船体にかぶって、くびれてるように見えてるだけとチャイます?
(同時期のスピップ号とかものすごく分厚い)
誰か詳しい人教えて下さい。

PS:なんとなく基地としてブログを設置しましたのでご意見等はここ




2011/5/18 AM 9:30 今年の出し物

えっと、静岡ホビーショー2011、第22回モデラーズクラブ展示会無事終了しました。
(あたしは行っておりませんが)作品に関して、色々とお褒めいただきありがとうございます。
心より御礼もうしあげます。また、現地参加のサークルの皆さんには作品の移送、展示、管理等
大変お世話になりました。合わせて御礼申し上げます。有難うございました。


んでもって作品ですがブツがまだ帰ってきてないのでお手数ですがニュース記事で、、。
「静岡県警に配属されたタチコマやジム改コンペなど個別記事では取り上げられなかった静岡ホビーショーの作品まとめ 」
(下の方のGM改コンペ編。ギガジン様ご紹介有難うございます)
で、ジム改コンペのマニングス機がコドリゲス作であたしのがGM改少女になっております。
んじゃまた。


2011/5/9 PM 4:30 珍しく宣伝です。

 まだ生きてます。えっと、ここでは極めて珍しいことですが宣伝です。
5月14/15日に開催される「第50回静岡ホビーショー」の「モデラーズクラブ合同展示会」に
アタシが混ぜてもらってるサークル「暗礁空域 茨の道」が参加します。
で、ロド公とコドリゲスの作品も4発ほど展示致しますのでお寄りの際はよかったらご覧下さい、
つか、ぜひどうぞ。(恐ろしいことにこのサークル、プロのライターさん達のお作品まで並んでおりますから
寄っても無駄になりません。そんなとこにアタイのブツがいけしゃーしゃーと並んでます。)
ブツは「スカイダイバー5号」「巨大フジアキコ隊員」「ジム改(コドリゲス作)」
 のほか、新作の「グフレディVSジム改少女」になっております。
(サークルの課題が「HGUC1/144GM改」で何か作れだったので、、、
 あとGM改コンペのジャブロー基地様の展示台×2も作った)
なおロド公は現地に行きませんので苦情等はこっちに直接連絡ください。
dossoullアットマークterra.dti.ne.jp
(もちろんアットマークは記号に変えてね。
あと風紋さんとこが止まってはるようなのでBBSも入れないようです、)


  2011/2/17 AM 10:30 直しました

あけてます。生きてますどうもです。よろしくです。
去年作ったスカイダイバーが猫にこかされたり、ひっかかれたりでバラバラになっていたんですが
2月11日〜12日にサークルの展示会をするということであわてて修復いたしました。
ついでにディテールを追加して再塗装もしてありますが、あんまり変わらんですね。









展示会では主に40代以上の方に反応があったようですが、旧バンダイとか新世紀合金の既製品と思われる方も、、、、、、
(形が違うんですが、、、)念のため後半のダイバー部分はフルスクラッチです。(スカイ部分は今井製の改造だけど元の形がありません)
バンダイのは手に載るサイズですねん。これ50センチ強ありますねん。
(なんか悲しくなっちゃったなあ。)今年も明石プラモ甲子園に出ます。はい出ますとも。



2010/12/21 PM 10:30 ヤフオクで2000円だった。

はいまいどです。新作です。さんざっぱらバイクを調べて、作成準備に入って、
メッキパーツを水抜き剤に漬けたり使えそうなフィギュアを漁って、、、結局できたのがこれです。





*海洋堂 1/8 アニスファーム (原型ボーメ氏)ソフビ版
  えっと念のため、元はボーメ様の初期の作なので顔面が元と関係ない
 ボーメ顔なので上下方向に伸ばしたりしたので原型がありません。
 んで、スカートと足が一体成型で、現代ではもはや食玩以下の表現なので
 バキューム絞って別部品にして中身を想像でデッチしました。
 ついでに襟の辺りも着脱可能になってますが、、、、。
 やっぱりラッカー系筆塗り。(オーバーコートのみ艶消しクリアの缶入り)
(でも本編みたことないんだよなあ。)



注:パーツを着脱した状態を見たい方はこのページのURLの末尾「top2.html」を 「anice06.jpg」「anice07.jpg」「anice08.jpg」に変えてやるとごにょごにょごにょ。
(次はさすがにバイク作る、、、はず。)



2010/9/29 AM 0:30 1/12のバイクの総集編(暫定版)

82年初頭、 田宮1/12参入後の展開です。最後にHJ誌82年1月号の記事から
田宮のスタート時点のラインナップを再構成


   田宮(81年末〜)
 1 1/12 ヤマハ YZR500
 2 1/12 ヤマハ RZ250
 3 1/12 スズキ RG500
 4 1/12 ヤマハ RZ350
 5 1/12 ホンダ CB750F(82)
 6 1/12 ヤマハ ベルーガ80(82)
  *ベルーガは同一スケールでイマイとアオシマが出してるところへ乱入です。
   いい度胸です。もっとも田宮はほんとどのメーカーが発売したあとに
   1/24 カウンタックLP400を出してくる自信家なので、、、、、。
   このあと物凄い勢いで開発を続け、1/12のバイク模型を席巻するので
   今では田宮が1/12の元祖なんて話が出てきてしまうわけです。


それでは田宮が入ってくる前までのバイク模型を1/12中心にを総括して論証。



71年以前


 パイロ(のちにライフライク?)1/16 ポリスサイドカー?


 プロターの1/9シリーズ
  *ずっと1/9、一時1/6もあったらしいでもなんといっても1/9。詳しいことは専門の方に聞いて下さい。


71年以降



レベルの1/8シリーズ
 *記事として出てきたのは73年なんですがそれ以前から始まっていたようです。
  こことエレールが1/8なのでこの時代は1/8がバイクの中心的スケールだったようです。
  ラインナップで拾えたものを列挙。
   ハーレー エレクトラ二種
   ハーレー ドラッグ
   カワサキ マッハ3
   ホンダ スーパースポーツ+他10種(ここまで73年の記事)
   トライアンフタイガー(ここから78年の記事より)
   トライアンフショーバイク
   BMW R75/5
   BMW ポリスタイプ
   BMW レーサー
   ハーレー カリフォルニアポリス
   ホンダ CB72スーパースポーツ


エレールの1/8シリーズ
 *これも長くシリーズが続いていました。詳細は不明ですが
   広告から採録しました。
   ラベルタ750SF(以下、78年頃の広告より)
   ラベルタ750SFC
   カワサキ 500マッハ3H1
   カワサキ 700マッハ3/5
   カワサキ 750マッハ4
   BMW R60/5
   BMW R60/5ポリゼ
   ホンダ CB750
   ホンダ 950SS
   ホンダ 950SS ボルドール
   スズキ RV90
   ノートン SS
   ノートン コマンド75
   ノートン 750ハイランダー
   BMW R100RT(ここから81年)
   BMW R100RS
   カワサキ 1000G
   カワサキ Z1R
   カワサキ 1000LTD(81)
   ヤマハ TY125


田宮の1/6シリーズ(70年頃スタート)
 *年に数作ながら80年代を超えて現在まで続くシリーズ。
   バイク模型が全く売れなかった76年も唯我独尊に開発を続け
   年間の人気投票では毎回上位に食い込むお化けシリーズだった。
   サイズと価格的にお子様御断りの床の間用高級キットにして
   田宮の技術見本のような内容であった。
  ホンダCB750(70)
  ホンダ ダックス(71)
  BMW Rシリーズ(72)
  ポリスハーレー(75)
  ハーレースポーツFXEスーパーグライド(76)
  ヤマハモトクロッサーYZ250(76)
  ホンダモンキーZ50J1(79)
  ホンダ ゴリラ(79)
  ハーレーダビッドソン クラシック2種(80)
  ホンダ MB50(80)
  ハーレー サイドカー(80)
  ヤマハ XS1100LGミッドナイトスペシャル(80)


   ハセガワの1/10シリーズ(71〜72年頃)
  ヤマハ スポーツXS650、
  同 サイドカー付き
  BMW R75/5 他、
   *数種のみ。このシリーズの後
    (カーモデルはあったものの)悪くないキットらしいのですが興業的に良くなかったのか、
    ごく最近までバイクは出してないですね。
    なお、BMWは71年で田宮の1/6(72年)より先の発売。


アオシマのクラシカル・モーター・サイクル・シリーズ
  *もしかしてパイロの1/16と関係あるんでしょうか?
   1/16 4種


エッシーの1/9シリーズ
 *二次大戦中の軍用バイク類
  BMWサイドカー
  BMW
  ハーレーダビッドソンサイドカー
  ハーレーダビッドソン
  ツェンダップ
   *実態はバイクの模型というよりフィギュアや武装、歩兵装備品などが
    付属する大スケールのAFVセット。ブルマークが販売したりトミーがやったり
    色々でした。今はドラゴンに流れたとか。


日東の1/8シリーズ(72〜)
 *古くからの安定したシリーズ、のちに刀なんかもでます。
  ホンダ モンキー
  ホンダ ダックス
  スズキ ホッパー
  ホンダ カフェモンキー
  ホンダ カフェダックス
  スズキ カフェホッパー
  スズキ バンバン(73)
  スズキ ハスラー(73)
  カワサキ Z1300(ヨーロッパ仕様)(80)
  カワサキ Z1300(アメリカ仕様)(80)
  カワサキ Z1300(ツーリングタイプ)(81)
  ホンダ CB750F(81)
  ホンダ CB750ターボ(82)


日東の旧1/12シリーズ(72年以前〜)
 *旧と書いたのは後のモンキーゴリラシリーズで仕切りなおして
  番号が振られるため。
  スズキ レーサー、
  スズキ A90、
  ヤマハ AT90
  ホンダ CB450
  ホンダ 白バイ(CB450のバリエ)
   \300 白バイ(情報がこれしかありませんねん。73年)
   *同時期に1/16のバイクキットもあるらしいのである種の箱スケールかもしれません。
    ただ、おそらくこのシリーズが1/12と称するバイク模型では最古参のようです。


日東の新1/12シリーズ(79年〜)
  *モンキーに始まる原付シリーズで、クリア部品付属と
   パイピング可能なことで今井との差別化を図ったようだ。
   ホンダ ゴリラZ50J-3
   ホンダ モンキーZ50J-1
   ヤマハ GT50
   ヤマハ GR50
   ホンダ ゴリラLTD
   ホンダ モンキーLTD
   ホンダ MB-5(80)
   ホンダ MB-5ボルドーファッションタイプ(80)
   モンキーダビッドソン(80)
   モンキーダビッドソンサイドカー(80)
11  ハーレークラシック(ここから81)
12  ハーレーエレクトラグライド
13  ハーレーポリス
14  ハーレーサイドカー
   ブラックゴリラ
   ブラックモンキー


イマイの1/12シリーズ
 *当初はスクーターのみで低価格の廉価版キットであったが徐々に精密化した。
  ただヘッドライト等に透明パーツを用いないのはこのシリーズの特徴。
  このあと(83年頃)ユニオン(太田精型)の金型を入手したのか
  BMW R100RS/Sもラインナップに加える。田宮参入前は
  ココと日東とアオシマが1/12を支えていた。
   ヤマハ チャピィ
   ヤマハ パッソーラ
   スズキ ランディ
   スズキ ユーディミニ
   ヤマハ タウニー
   ホンダ ロードパル
   ホンダ パルホリデー
   ホンダ モンキー
   ホンダ ゴリラ
   スズキ エポ
   ヤマハ TY125
   ホンダ R&P
   ホンダ XL125S
   べスパ P200E
   スーパーべスパ
   べスパ サイドカー
   ヤマハ ベルーガCV80
   ホンダ タクトフルマーク
   スズキ ジェンマ


アオシマの1/12シリーズ(79年〜)
 *ある時期から物凄い勢いで開発。
  基本的に二車種がコンパチになった金型構成で
  これにツーリング仕様とSP仕様の2種がバリエ展開する。
  (もちろんSP仕様は珍走団仕様のこと)
  ここではこの時期の20種を示したが、車体自体は
  8種しか存在しない。ただ、スクーターでないミドルサイズの
  バイクを1/12で開発していた点は重要。結果、このあとも
  「湘南爆走族」仕様のキャラクターモデルとなったり、
  さらに珍走団用パーツを増強しながら。
  30年に渡って販売され続けている。
  特にホーク3はランナー追加でホーク2に先祖返りまでしている。
  のちのゼファーやvマックス、900ニンジャ等のネイキッドバイクシリーズもこれらと
  地続き。

1 1/12 ホンダ ホーク3CB400N
2 1/12 ホンダ ホーク3CB400Nツーリング
3 1/12 BMW R100RS
4 1/12 BMW R100RT
5 1/12 スズキ GS400E
6 1/12 スズキ GS400L
7 1/12 スズキ GS400Eツーリング
8 1/12 カワサキ Z400FX
9 1/12 ホンダ ホークCB250N
10 1/12 カワサキ Z400FXスペシャル
11 1/12 スズキ GSX400E
12 1/12 スズキ GSX250E
13 1/12 ヤマハ XJR400(このへんで81年)
14 1/12 ホンダ ホーク3 400N SP
15 1/12 スズキ GS400E SP
16 1/12 カワサキ Z400FX SPDX
17 1/12 ヤマハXJ400スペシャル
18 1/12 カワサキ Z250FX
19 1/12 スズキ GSX400F
20 1/12 スズキ GSX400Fスペシャル


アオシマの1/12 マイスクーターシリーズ
1 1/12 ヤマハ ベルーガ80
2 1/12 スズキ ベルーガスペシャル
3 1/12 スズキ ジェンマ
4 1/12 スズキ ジェンマスペシャル
5 1/12 ホンダ タクトフルバック50
 *内容とサイズはイマイと丸かぶりですが
  元キット自体が開閉、可動ギミック満載でお楽しみ状態な上、
  スペシャルと称してタイヤやボックス、風防等、オマケをギューギュー詰めにして
  「お買い得でっせ!!」なキットを
  展開するのはアオシマ式。逆にイマイはパーツを減らして
  低価格、イージーアッセンブルを売りにしていたのですが、、、。


アオシマのダイナミックマシン・ドラッグバイクシリーズ(80年)
 NO.1 ビッグモンスター
 NO.2 ブラックウルフ
 No.3 レッドシャーク
 No.4 ビックベア
  *3輪バイク、いわゆるトライク。ただ、具体的な実車はないのか、
   メーカー名などは示されない。なんとなく直四の大型エンジンが載っている
   約1/16 モーター走行するが、動力の構造は当時の1/24 カーモデル様
  (左右のタイヤに大盤のギア付きシャフトが刺さっていて、これに横置きした
   ピニヨンギア付き130モーターが動力をあたえる構造)で、後輪まわり全体が
   サイドカーの側車のようにカウルで囲われていて、アクスルユニット等は再現されない。
   また、4種だがほとんどのパーツは共用で一部のパーツのみの差し替えのようだ。
   ライダーのフィギュア付きだが箱絵で2人乗りしててもフィギュアは1体しか付属しない。
   *2011/3/8実物(ブラックベアー)入手に伴い改稿。サイズが違ってました。ごめんね。


 ナガノの1/8シリーズ(73〜)
  ホンダ CB750(二種)
  ホンダ ゴールドウイング(77)
  カワサキ Z1-R(78)
  カワサキ KZ1000(78)
  ハーレーダビッドソン FLH1200(78)
  スズキ GS400E(79)
  カワサキ FX400
  ホンダ CB900F2


 ナガノの1/10シリーズ(
  ホンダ RC162(73)
  ヤマハ 250T3(73)
  ヤマハ TD3(78)


レベルの1/12シリーズ(75年〜)
 *位置付けは1/8より低価格、イージーアッセンブルということらしいです。
  意外に数があります。なお78年ごろに状態が悪化して新規開発が止まり、
  他社の旧キットをOEMで販売していた時期があります。
  (モノグラムと合流した現在の様子はご存じのとおり)
   カワサキ 500SSマッハ3(75)
   ヤマハ 250DT1(75)
   カワサキ KZ900LTD(76)
   カワサキ マッハ3
   カワサキ ストリートレーサー
   ハスクバーナ
   スズキ モトクロッサー
   バハ ハスキー
   ヤマハ GR50(79)*おそらく日東製
   ヤマハ GT50(79)*おそらく日東製
   (イギリスレベル)
   ハーレー ストリートイーグル(80)
   ハーレー ロウライダー(80)
   ハーレー チェンギャング(80)


ユニオンの1/15シリーズ(79年〜)
 *この前にBMW R100RS等の1/12シリーズが有るはずだが詳細不明
  BMWは後にイマイに金型が移り再販される
  基本的に大型バイクを手ごろなサイズ、価格でということなんですが
  エンジンのフィンの数をはしょったり、マニアには今一つみたいです。
  つい最近まで普通に流通してたんですが、、、、。
   カワサキ X1-R(78)
   カワサキ Z750カスタム(78)
   カワサキZ1000 ポリススペシャル(80)
   カワサキ Z550LTD
   カワサキ KZ400LTD(81)
   ハーレーダビッドソン FXB-80スタージス(81)
   ハーレーダビッドソン FXB-80ローライダー(81)
   カワサキ Z1000 ポリス人形付き
   カワサキ Z250FX


フジミの1/15シリーズ(81年〜)
  *なんで1/15なんだろう。ユニオンとチームだったわけではなさそうです。
    ハーレーダビッドソン FLH80クラシック
    ハーレーダビッドソンFLH80ツアーグライド
    AMF ハーレーFLT80ポリススペシャル
    ヤマハ RZ250 四種
    国内仕様250/輸出仕様250/フランスヤマハ製カウル付き350/カスタム化した250


ニチモの1/10シリーズ(81年〜)
  *別にナガノと合わせたわけでなく、なぜ1/10なのかは分かりません。べつにハセガワのとも関係ないようです
    ハーレーダビッドソン FLH-1340クラシック
    ハーレーダビッドソン FLH-1340ポリスタイプ/
    ハーレーダビッドソン FLH-1340エレクトラグライド2
    ハーレーダビッドソン FLH-1340クラシック(ブラック)
    ヤマハ RZ250
    ヤマハ RZ350




------------------------------------------------------------------------------------------------------   2010/9/28 AM 0:30 1/12のバイクの話81年〜編

ほほいのほーいのほいのほい。はい81年
ガンダムが来てますがバイクもブームです。特にハーレーが狂ったようにブームです

まずはHJ1月号ニチモの記事から

 ニチモ 1/10 ハーレーダビッドソン FLH-1340
 バリエは4種でクラシック/ポリスタイプ/エレクトラグライド2/クラシック(ブラック)

続いて日東の広告1月の分と2月号の分

 日東 1/8 カワサキ Z1300(ヨーロッパ仕様)
    1/8 カワサキ Z1300(アメリカ仕様)
    1/8 カワサキ Z1300(ツーリングタイプ)
    1/8 ホンダ CB750F
 *それぞれ通しナンバーは1/6オートバイシリーズNo.10/11/12/13

 日東 1/12 ハーレークラシック
    1/12 ハーレーエレクトラグライド
    1/12 ハーレーポリス
    1/12 ハーレーサイドカー
 *それぞれ通しナンバーは1/12オートバイシリーズno.11/12/13/14です。

 同3月号、海外新製品情報からエレール

 エレール 1/8 カワサキ 1000LTD

      1/8 BMW 100RT
      1/8 BMW 100RS

 同5月号よりアオシマの広告。

17 1/12 ヤマハXJ400スペシャル

 同5月号の作例記事

 ユニオン 1/15 カワサキ Z1000ポリスタイプ
 *記事によるとこのキットは同社Z1-R、Z750カスタムからパーツ流用
  しとるんだそうな

 同5月号模型店の広告より

 マッチボックス 1/72 ハーレークラシック
         1/72 スズキ RG500
 *記事では1/72とあるけどたぶん1/12でしょうね。

続く7月号。見本市情報より

 ユニオン 1/15 カワサキ Z1000 ポリス人形付き
      1/15 カワサキ Z250FX

 フジミ 1/15 ヤマハ RZ250
  *シリーズ通しナンバーはno.8だそうです。

 ニチモ 1/10 ヤマハ RZ250

 ハーレーの次はRZ250のブームですね。
 確かに実車も物凄い人気だったんですが。
 あとでここへ田宮が乱入してきます。

同7月号、アオシマの広告。

18 1/12 カワサキ Z250FX
19 1/12 スズキGSX400F
 *インパルスまでもう一歩です

1 1/12 ヤマハ ベルーガ80
2 1/12 スズキ ジェンマ50
 *こっちはマイスクーターシリーズという別ラインです。
  、、ということは今再販されてる1/12スクーターはイマイのやつじゃなくて
  アオシマ自身の作なのかな?(おまけにヘルメットも入ってるし、、)

同7月号、作例記事より
 ユニオン 1/15 カワサキ KZ400LTD

 *これも同社Z550LTDからのパーツ流用があるんだそうな

同7月号の模型店の広告より

 エアフィックス アリエルアロー
         BSA C15
         BMW R69
 *いずれもスケール表記がありません。

続けて8月号、作例記事から

 イマイ 1/12 ヤマハ ベルーガCV80
   *そういえばここ5が月くらいイマイの広告がないです。
   (このためこの時点のラインナップが不明)
   記事では廉価版なのでヘッドライトはメッキ部品だけで
   レンズが入ってないそうです。、、現在のアオシマ再販の奴は
   どうだったっけ?なおヘッドライトをメッキパーツだけで済ませるのは
   イマイの原付シリーズに共通の仕様です。

どんどんと9月号。アオシマの広告より

3 1/12 スズキ ジェンマ
4 1/12 スズキ ジェンマスペシャル
 *毎度のスペシャルバリエ。オマケはヘルメット
  風防、スペアタイヤみたい。

同 9月号 作例記事。

 フジミ 1/12 ヤマハ RZ250
 *記事によるとこのキットバリエが4種で
 国内仕様250/輸出仕様250/フランスヤマハ製カウル付き350/カスタム化した250
 だそうな。で、記事だと1/12になってるけどまずまちがいなく1/15

 イマイ 1/12 スズキ ジェンマ
 *この辺り車種もスケールもアオシマと丸かぶりですね
  イマイが広告を入れなくなってしまったのでラインナップが
  わかりません。

同 9月号メーカーの広告より

 ニチモ 1/10 ヤマハRZ250

 日東 1/12 ブラックゴリラ
    1/12 ブラックモンキー
    *たぶん成型色が黒になったということでしょう。
    キャプションに「クリアー部品有、パイピングOK」と
    あるのはイマイのやつとの差別化ですね。

同、10月号作例記事より

 ユニオン 1/15 ハーレーダビッドソン FXB-802種
  *バリエは2種でスタージスとローライダー。キットそのものは
   同一でデカール違いのみだそうです。

やっとイマイの広告入りました。
前述のラインナップに加えて

 イマイ 1/12 ヤマハ ベルーガ
     1/12 ホンダ タクトフルマーク
     1/12 スズキ ジェンマ

の3種が追加です。

同11月です。広告より。

 日東 1/8 ホンダターボ
 *商品名はこうなんですが要するにCB750のターボですね。
  CX500とかではないです。

同 11月作例記事より
 ナガノ 1/8 ホンダ CB900F2
 *記事では日東のCB900の方が出来がいいとか
  メッキが悪いとかろくなことが書かれてません。

同 広告より

 アオシマ
20 1/12 スズキ GSX400Fスペシャル

5 1/12 ホンダ タクトフルバック50

  ニチモ
 1/10 ヤマハ RZ250
 1/10 ヤマハ RZ350

は〜〜〜い、とうとう来ました。12月
先に他所のを書いておきます。見本市情報から
 ユニオン 1/15 ????
 *レーサーフィギュア付きのレーサーモデルなんだけど
  車種不明。

 日東 1/8 ホンダ CB750ターボ

ここで田宮が来ます。

 田宮 1/12 ヤマハ RZ250
    1/12 ヤマハ RZ350
    1/12 ホンダ CB750F
    1/6 ホンダ CB750F
 *RZ250は作例記事がありますが、ニチモの1/10との比較になっていて
 あんまり褒められてません。
 と言ったところで、この辺が田宮の1/12の最初になります。
 あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜長かった。

  ね。後発でしょ。(落ち、続くかもしれない)



  2010/9/26 AM 0:30 1/12のバイクの話80年後半戦〜編

 いきます、HJ80年7月号から

 アオシマの広告から

1 1/12 ホンダ ホーク3CB400N
2 1/12 ホンダ ホーク3CB400Nツーリング
3 1/12 BMW R100RS
4 1/12 BMW R100RT
5 1/12 スズキ GS400E
6 1/12 スズキ GS400L
7 1/12 スズキ GS400Eツーリング
8 1/12 カワサキ Z400FX
9 1/12 ホンダ ホークCB250N
10 1/12 カワサキ Z400FXスペシャル
11 1/12 スズキ GSX400E
12 1/12 スズキ GSX250E

予定だったのが新発売に、さらに3輪バイクの広告

 アオシマ ダイナミックマシン・ドラッグバイクシリーズ
      NO.1 ビッグモンスター
      NO.2 ドラッグバイク・ブラックウルフ

 こののち(9月)、NO.3としてレッドシャーク、NO.4としてビックベアがでたらしいっす。
 いずれもスケールとメーカー名は有りません。何となく直四な感じのエンジン付きで
 130モーターで走行、1/16くらいのサイズでライダーのフィギュアが一体付属します。

で、7月号は見本市情報。

 田宮 1/6 ハーレー 2種
    1/6 ホンダ MB50

日東 1/12 ホンダ モンキーダビッドソン/同サイドカー

イマイ 1/12 ホンダ XL125S

ヨーデル 1/8 ホンダ CBXツーリングスタイル
  (イギリス/リックマン製カウリング付きのヨーロッパ仕様)

ナガノ 1/8 カワサキ Z400FX

フジミ 1/15 AMF ハーレーFLT80ツアーグライド/クラシックの二種

 まあこの辺は前回のMA7月号とまるかぶりですな

続いて9月号の日東の広告

 日東 1/8 カワサキ KX1300アメリカンタイプ

〜10月号、イマイのラインナップのおさらい

  イマイ
1/12 ヤマハ チャピィ
   ヤマハ パッソーラ
   スズキ ランディ
   スズキ ユーディミニ
   ヤマハ タウニー
   ホンダ ロードパル
   ホンダ パルホリデー
   ホンダ モンキー
   ホンダ ゴリラ
   スズキ エポ
   ヤマハ TY125
   ホンダ R&P
   ホンダ XL125S
   べスパ P200E
   スーパーべスパ
   べスパ サイドカー
*チャピィからゴリラまではそれぞれ成型色違いの二種ずつで
 販売されていた。エポは三色あったらしい。

 同10月号よりニチモの広告

 1/10 ハーレーダビッドソン FLH1340 クラシック
  *なぜにいまさら1/10?

 同10月より日東の広告と新製品情報から

 1/12 ハーレーダビッドソン FLH クラシック
 1/8 カワサキ KZ1300(アメリカ仕様車)
 1/8 カワサキ KZ1300ツーリング
  *なおKZ1300ツーリングは11月号の広告によると
   「1/8オートバイシリーズno.11」なんだそうです。

 んでもって田宮から始まって物凄い勢いでハーレーがかぶってますなあ
 「ドーベルマン刑事」が流行ってた頃かなと思って調べてみたけど
 「さくっらだも〜〜〜ん。どげど〜〜〜」 のほうは75年から79年の連載で
 映画版が77年、唯一「近江住宅 黒沢さん」のTVシリーズが80年でかぶるけど
 これに登場する加納刑事はハーレーに乗らないし、22回で打ち切りだし。
 なんか、ハーレーブームありましたっけ?

 模型店の広告よりエレールの新作

 エレール 1/8 カワサキ 1000GG

 新製品情報からフジミ

 フジミ 1/15 AMF ハーレーFLT80ポリススペシャル

続けてHJ11月号。

広告よりニチモ

 1/10 ハーレーダビッドソン FLH1340 ポリスタイプ
 *そない白バイにせないかんですか?つか人気あったの?

 同11月号、アオシマの広告1/12シリーズ追加

13 1/12 ヤマハ XJR400(81年1月発売) 14 1/12 ホンダ ホーク3 400N SP
15 1/12 スズキ GS400E SP
16 1/12 カワサキ Z400FX SPDX

 *なおSP仕様のオマケは FRPフェンダー、二段シート、Z2ミラー
  三連ホーン、集合マフラー、アップハンドル、旗棒だそうです。
  すでに珍走団仕様ですね。この後この辺りのキットが繰り返し再販されます。
  あとカワサキ Z400FX SPとZ400FX SPDXの違いはよくわかりません。
  で、no.13ですがなぜか16の後に遡って発売されました。

 同11月号 日東の広告より

 1/12 ハーレーダビッドソン FLH エレクトラグライド

 ハーレー地獄のまま12月号。

 見本市情報より

 田宮 1/6 ハーレーサイドカー
    1/6 ヤマハ XS1100LGミッドナイトスペシャル

 ユニオン 1/15カワサキZ1000ポリススペシャル
 *記事では1/12とあるけど実際には1/15
  そういえばユニオンのBMWの記事がないんですがいつでたんですかね?

 同12月号の日東の広告から

 日東 1/8 ホンダ CB750F
    1/12 ハーレーダビッドソンエレクトラグライド
    1/12 ハーレーダビッドソンサイドカー
    *ようわからんのですがCB750Fには
  「1/8オートバイシリーズNo.13」って書いてあって
  エレクトラグライドには
  「1/12オートバイシリーズNo.12」て書いてあって
  サイドカーには「1/12オートバイシリーズNo.11」
  とあります。なんか田宮風の通しナンバーです。それだけ。

 とかいいつつ続く。
 この記事がまとまる日はくるのか?




2010/9/25 AM 0:30 1/12のバイクの話80年〜編

ほないきますよ。HJ3月号からエレール新製品情報
エレール 1/8 BMW R100RT
     1/8 BMW R100RS
     1/8 カワサキ 1000G
     1/8 カワサキ Z1R
 予定通り、、、かな?

続いて3月号/4月号の日東の広告より現時点のラインナップ

日東 1/12 ホンダ ゴリラZ50J-3
   1/12 ホンダ モンキーZ50J-1
   1/12 ヤマハ GT50
   1/12 ヤマハ GR50
   1/12 ホンダ ゴリラLTD
   1/12 ホンダ モンキーLTD
   1/12 ホンダ MB-5(新)
   1/12 ホンダ MB-5ボルドーファッションタイプ(新)

同4月、新製品情報。

 田宮 1/6 モンキーリミテッド(限定販売)

ここで80年5月のアオシマ1/12のラインナップおさらい。

1 1/12 ホンダ ホーク3CB400N
2 1/12 ホンダ ホーク3CB400Nツーリング
3 1/12 BMW R100RS
4 1/12 BMW R100RT
5 1/12 スズキ GS400E
6 1/12 スズキ GS400L
7 1/12 スズキ GS400Eツーリング
8 1/12 カワサキ Z400FX
9 1/12 ホンダ ホークCB250N
10 1/12 カワサキ Z400FXスペシャル
11 1/12 スズキ GSX400E(予定)
12 1/12 スズキ GSX250E(予定)

 ツーリングとあるのはビキニカウルとパニアケース付き
 Z400FXスペシャルは4to1マフラー付きらしい。

 同5月号 イマイの広告から

 イマイ 1/12 ホンダ R&P

 続いて日東の新作

 日東 1/12 モンキーダビッドソン

  これはモンキー改でハーレー風にしたやつ

ここでMA 7月号の見本市情報。

 田宮 1/6 ハーレーダビッドソン クラシック2種
    1/6 ホンダ MB50

 イマイ 1/12 ピアジオ べスパP-200E
     1/12 ピアジオ べスパP-200Eサイドカー
     1/12 スーパーべスパ
      (ようするに「さらば青春の光」仕様です。)
     1/12 ホンダ XL125S
     1/12 ヤマハ TY125

 フジミ 1/15 ハーレーダビッドソンFLH80クラシック
     1/15 ハーレーダビッドソンFLH80ツアーグライド
  *フジミはこれが初バイクだそうです。

 ヨーデル 1/8 ホンダ CBXツーリング

 ナガノ 1/8 カワサキ FX400(予定)
     1/8 ハーレーダビッドソン
     1/8 スズキGS400E

 日東 1/12 モンキーダビッドソン
    1/12 モンキーダビッドソンサイドカー

同MA7月号から

 アオシマ ドラッグバイク・ビッグモンスター
      ドラッグバイク・ブラックウルフ

 *スケールは表記無し、サイズ的に1/12位。
 いわゆる3輪バイクの模型なんだけど問題はモーターライズで走行するところ。

といったところで短いけど今日はここまで。
(ブームが来てるので多いなあ)

2010/9/22 PM 11:30 1/12のバイクの話79年〜編

じゃんじゃんいきます。で、79年行く前に手持ちのMA誌から補足情報。
まず78年11月の広告よりバイク関係を

エレール
 1/8 ラベルタ750SF
    ラベルタ750SFC
    カワサキ 500マッハ3H1
    BMW R60/5
    ホンダ 950SS
    ホンダ 950SS ボルドール
    スズキ RV90
 う〜〜んなんかラインナップ変わってますなあ。
 それではHj誌に戻ります。

Hj 79年1月〜12月
 正直、時代的にはAFVブームの残滓でスーパーカーブームの終焉、
 スターウオーズのブームが来ててガンダム前夜にあたります。全滅状態の78年から
 色々と浮上してきます、それでは記事拾い上げ。
 とりあえず2月号の広告でエレールのリストがあったので採録
 エレール
  1/8 ノートンSS、コマンド75、750ハイランダー の3種
     BMW R60/5ポリゼ、R75/5 の二種
     ラベルタ750SF、750コンペティション の二種
     カワサキ700マッハ3/5、750マッハ4 の二種
     ホンダ CB750、900SSボルドール、900SSの 三種
 なんかMAのとリストがあわないなあ
で、同2月号の78年度発売全キットからバイク関係

 ナガノ 1/8 カワサキ KZ1000
        ハーレーダビッドソンFLH1200
 日東  1/8 前述のカフェシリーズ3種
 ユニオン 1/15 カワサキ X1-R
         カワサキ Z750カスタム 以上

ユニオンの1/15が出てきたところがミソでしょうか?後の1/12BMW R100は
79年発売らしいのでまず1/15のシリーズが出てあとから1/12がでたようです。

 で、4月号の新製品情報から
 新シリーズ アオシマ 1/12 400ccホンダニューホーク3
                  ホンダニューホーク3ツーリングタイプ
 でましたアオシマの1/12。これによると第一弾はホーク3のようです。
 小手先の追加パーツによるバリエを同時発売するあたりアオシマ商売炸裂です。
 なおツーリングタイプはノーマルキットに汎用ビキニカウルとパニアケースのパーツを
 追加したものでのちのGS400EとかXJR400なんかも同じパーツの追加だったようです。
同、新製品情報から

タカラレベル 1/12ヤマハ GR50
         カワサキ KZ900
         ヤマハ GT50
         ハスクバーナ
         スズキモトクロッサー
 ちょっと増えたみたいですね。

さらに海外の新製品情報で
 エレール 1/8 ヤマハ TY125
 が載ってます。

つづいて5月号。新製品情報から
 アオシマ 1/12 BMW R100RS
         BMW R100RT
これがシリーズ第3弾、第4弾だそうです。
これも一見パーツ追加のバリエ展開に見えますが、実はこの2つ、
最初から両方のパーツが同じランナーに入っているため
全く同じランナー構成で違いはデカールの「RS」と「RT」という文字だけという
内容です。さらに新製品情報から

 イマイ 1/12 ヤマハ パッソル(発売済)
        ホンダ ロードパルL
        ホンダ パルホリデー
        スズキ ユーディミニ
        スズキ ランディ
 このあと長いシリーズとなるイマイスクーターシリーズはこの時期スタートでした。

さらに海外の新製品情報から一点
 エアフィックス ホンダ ロード・レーサー750(スケール表記なし)
と記述があるけど、この時期(いまもだけど)エアフィックスはつぶれかけで
前年度に予告したものの出せないの状態が頻発していたらしく出たかどうかわかりません。
ついでにこの号の巻頭にレベル1/12シリーズの広告があって完成品が写真で載ってます。
(これはタカラの開発なんだろうなあ)

つづいて6月号、これも巻頭にレベル1/12

 レベル 1/12 バハ ハスキー
  ハスクバーナのバリエですが、開発早いなあ

 同 6月号 新製品情報から

 イマイ 1/12 ホンダモンキー
        ホンダゴリラ

と、ここでイマイのモンキー族登場です。いまでもアオシマブランドで買えます。

はい7月号。見本市情報から。

 ナガノ 1/8 ハーレーダビッドソン
 日東  1/12 ホンダ モンキー
        ホンダ ゴリラ
 田宮  1/6 ホンダ ゴリラ

なんかゴリラばっかりですね。ブームなんかあったっけ?
(確かにスクーターとかゼロハンブームではあったが)
このへんで各社1/12に集結臭くなってきました。
なお日東のモンキー類は8月号の広告に完成品写真が載ってます。
(なんかイマイのやつよりよさげですなあ)

で、9月号。で、日東の広告から。
 日東  1/12 ヤマハ GR50
     1/12 ヤマハ GT50

どんどん出ます日東。この二つがNO.3とNO.4で
モンキーとゴリラは1と2だそうです。
つづいて10月号の日東の広告から

 日東 1/12 ホンダ モンキーリミテッド
       ホンダ ゴリラリミテッド
 で、リミテッドってなにかというと銀メッキ仕様ということです。
 実車でそういうのがあってそういう名称だったと。
 でもアンダーゲートなんかない時代ですので、、、

 この号にはイマイのスクーターシリーズの作例が載ってて
 この記事だとこの時点のラインナップは
  1/12 ヤマハ チャピィ
         パッソーラ
     スズキ ランディ
         ユーディミニ
     ホンダ ロードパル
         パルホリデー
         モンキー
         ゴリラ
 で、実際の商品はそれぞれ成型色が2種ずつあるため
 全16種となります、

 で11月号。アオシマの広告から

  アオシマ 1/12 GS400E
   たぶんこれ第五弾(ツーリングが来て6弾)だと思う。次は

  アオシマ 1/12 GS400L

 と予告が載ってます、、、が、実際には最初から両方のパーツが同じランナーに入っているので
 GS400Eを買ったらLも作れます。(デカール足らんけど)そもそもEはロードバイクで
 Lはツアラーというかチョッパー(風)なんですがその差はハンドルとシートだけなので、、、
 んでさあ、うちにこのGS400のキットがあるんですが ホーク3とBMW R100と比べて
 すんごい見劣りするんですが(エンジンのフィンがまともに彫刻してない)同じ時期とは思えないほど
 落差があるんですが、、、あとで金型改修とかしたんじゃろか?
 (手持ちはR100とホークはここ10年以内の生産分、GS400は80年代のモノなので)

 つづけて新製品紹介から

  イマイ 1/12 スズキエポ
  (説明に黒、赤、黄の三色成型とあるが三種でたってことなのかなあ)

  田宮  1/6 ホンダ ゴリラリミテッド

  日東  1/8 カワサキ Z1300
   *この時期カワサキとホンダが6気筒バイクを発売して話題となり、
    (メーカーいわく、偶然かぶったんだそうな)各社こぞってキット化したんだけど
     いずれの実車もエキパイの取り回し等の問題から6気筒をバランスするのが難しく、
     狙ったような高性能を発揮できずに終わっている。)

 12月号。見本市情報から

  田宮  1/6 ホンダモンキーZ50J1
  これはバリエ展開になるだっけ?

  ナガノ 1/8 ハーレーダビッドソン
         スズキ GS400E

 といったところで79年終わり、80年に行く前に手持ちのMAから拾い食い。

 MA誌80年1月の広告より

  イギリスレベル 1/12 ハーレー ストリートイーグル
             ハーレー ロウライダー
             ハーレー チェンギャング
  (箱絵も載ってないので詳細は不明です。)

以上、本日はここまで次は80年の巻。



2010/9/19 PM 11:30 1/12のバイクの話75年〜編

 続いていきます。主にHJになります。

MA 75年1月  レベル 1/12 カワサキ 500SSマッハ3/ヤマハ 250DT1作例記事有り
  いきなしレベルから1/12の新製品なんですが、記事によると、
  ずっと1/8でシリーズ化してたレベルがビギナー向けに低価格で組み立てやすいことを
    最大のテーマに開発されたんだそうな、、でもレベルの1/12ってみないよね?
  作例ではワイヤースポークの張り替えやってます。(結構古い技術なのね)

Hj 76年1月〜12月
 1月号の記事に75年の新製品一覧ていうのがあったんですが、バイクは田宮の1/6ポリスハーレーだけ
 だったらしく、つづく76年もほぼ全滅状態(田宮の1/6ハーレースポーツFXEスーパーグライドの
 新作はあった)作例もなければ、広告にも全くでてきません。でこの状態が秋まで続いて出た新作は
 やっぱり田宮の1/6でヤマハモトクロッサーYZ250だけ。見本市やショーのレポートでも
 バイクに言及がないので田宮以外はなにもないみたいです。
  いちおうスーパーカーブームの始まりで外国製スポーツカーは山盛りでてるのですが、、、
 この時期ってなにかバイクの規制てありましたっけ?(小中学校の3ない運動ってこの辺だっけ?)

Hj 77年1月〜12月
 1月号の記事に76年の新製品一覧ていうのがあったんですが、バイクは田宮の1/6ハーレーFXEと
 ヤマハモトクロッサーだけだったらしく、、、って、去年と全く一緒やん。いやほんと時代は
 スーパーカーとデコトラ、デコワンボックスなんですがバイクは死んでます。さらに電動ラジコン
 もやってきました〜〜。はいアオシマの1/20カウンタックは3月発売です。
 やっと7月号にバイクの新作。レベル1/12 カワサキ KZ900LTD。
 (一応、1/12シリーズって続いてたんだ。)あとワゴン車のプラモが結構出てて、
 それらの付属品としてバイクが入っていたらしい。まあ1/20とか1/24ね。
 はーい。12月号で新作でました。ナガノ 1/8 ゴールドウイング。73年以来4年ぶりの新作?

Hj 78年1月〜12月
 あいもかわらずなにもありません。4月号でレベルの新作1/12 カワサキ KZ900LTDって、
 まだ発売してなかったのか、、、。(結局でたんやろか?)
  5月号にプロターの広告在り、でも「限定入荷」ってことはここ1年ほど入ってなかったのかな?
 8月号に見本市で新作の発表。
 ナガノ 1/8 カワサキZ1-R 1/10 ヤマハ TD3 の二種しかしなんでスケール違いなんだろう?
 あと広告でレベルのバイクキットの一覧があったので採録

 レベル 1/8トライアンフタイガー
      トライアンフショーバイク
      BMW R75/5
      BMW ポリスタイプ
      BMW レーサー
      ハーレー カリフォルニアポリス
      ホンダ CB72スーパースポーツ

  同  1/12 カワサキ KZ900LTD
        カワサキ マッハ3
        カワサキ ストリートレーサー
        ハスクバーナ
        スズキ モトクロッサー

以上。
 9月号の広告でメタル製1/8キットが載ってる。A.J.SとマチレスG45、イギリスBIG6社とある
 10月号の広告で日東の新作 1/8 カフェモンキー/カフェダックス/カフェホッパーの3種
 ようするに既発売の1/8レジャーバイクシリーズにカフェレーサー風にするための
 カウルなどのパーツを追加したものらしい。なぜかカフェバンバンとか
 カフェハスラーはなかったようだ。
 12月号。ナガノ 1/8 ハーレーダビッドソン FLH1200 見本市レポート
 といったところで78年終了。さらに続く。


2010/9/18 PM 11:30 1/12のバイクの話

 気になったのでさらに古い資料を当たりました。この年代は主にHJになります。

Hj 71年6月
  ハセガワの1/10 サイドカーGS1の作例記事あり。
  キット自体はヤマハスポーツXS650に独自デザインのサイドカー
  パーツを追加したもの。これ、古いのは知ってたけど71年とは。
  同記事内にパイロ製1/16 ポリスサイドカーの記述あり
  後の方でも出てくるけどパイロは古くから1/16だったみたい。
  てんで関係ないけど、ウルトラセブンで再度知名度が上がった
  「ネオンブライト」の紹介記事が載ってます。

同  71年7月
  田宮 1/6 ダックス発表。1/6はこれが第二弾かな。
  ハセガワ 1/10 BMW R75/5 発表。げっ田宮より古いんだ

同  71年11月
  田宮の1/6 ホンダCB750レーサーがシリーズNO.3
  として載ってます。

同  72年1月
  で、この号でCB750レーサーの作例があって、
  「一年前に出たCB750の、、、」とあるのでシリーズ開始は70〜71年ということみたいです。
  この号ではほかにパイロの1/16バイクシリーズが5種ほど新製品として紹介されています。

同  72年4月
  日東のオートバイシリーズの広告。
   1/8でホンダ モンキー/ダックス、スズキ ホッパー、
   1/12で
  スズキ レーサー、
  スズキ A90、
  ヤマハ AT90
  ホンダ CB450
  ホンダ 白バイ(CB450のバリエ)
   (この辺が1/12の元祖なのかも。謳い文句に「わりあい簡単に作れます」って
    いうのが素敵)
  新製品紹介でレベルのトライク(スケールモデルというよりキャラクターモデル
  死神さんがシートに浮き彫られてたり。)が3種載ってます。

同  72年9月
  広告で田宮の1/6 BMW R75/5が新発売
   *この辺のHJはあくまでミニカー雑誌でおまけでプラモデルを
    扱ってるため広告も記事も少ないのです。田宮の1/35 88mm砲がこの頃初出。

同  72年11月
  バイクの記事はないんですが新製品紹介に学研の 1/3 ホンダCB750用エンジンって
  のが載ってます。学研エンジンシリーズ第二弾だそうで、1はマツダ ロータリーエンジンだって。
   クリアパーツで、中が見れて、モーター内臓で動くんだそうです。キットか完成品かは分かりません。

同  73年4月
  これまた関係ないけどアオシマ「ワイルド7」シリーズの広告がのってます。
  ゼンマイ走行のバイクが2種。7レーラーが3種。バイクのミニキットが2個ずつセットになった
   マスコットシリーズが4種。

  日東の新製品で1/8 スズキ バンバン(記述がないけど50/80だと思う)
同  73年8月
  トミーの広告で 1/8BMW750とノートン750の記事。エレール製品
  田宮広告にようやっと 1/6 BMW R75/5ポリスタイプ登場。
  (ハセガワのだいぶあとなのね。また全然関係ないけど後藤仁様、23歳の
   写真が、、、すんごい長髪ですね。)

同  73年9月
  ミリタリーモデルの総括が載っててこれによるとエッシーの1/9BMW R75は
   72年春の発売。続くハーレーは73年春の発売。
同  73年10月
  日東の広告 1/8レジャーバイクのシリーズにスズキ バンバンとスズキハスラーが
   追加で5種に。で、問題の1/12シリーズですが、上記5種のほか
   「\300 白バイ」っていうのが追加されてます。なんだろね?

   マルサンの広告でアメリカ州名付きバイクシリーズ6種の記事あり。
    ノンスケールの100円で「スプリングで飛び出すミサイル発射装置付きだそうな。

同  73年11月
   新製品紹介でアオシマの1/16クラシカル・モーター・サイクルシリーズの
   第一弾 ハーレーの記事あり。のちに4種になるんだっけ?

同  73年12月
  ブルマークの広告でエッシーの1/9 ハーレーとBMWサイドカーの記事。
  関係ないけど永大の「ミリタリー秘密基地」はこの時の新製品。
  日東の広告で10月に予告のあった1/8スズキ ハスラー発売
。   新製品紹介で、トミー+エレール、前述の2種に加えて 1/8ノートンSS/ラベンダーSF。
  合計4種。
  このほかプロターの広告在り。この時点では16種のラインナップ。

MA誌 73年12月
   模型店の広告より
   ナガノ 1/8 ホンダ CB750二種
   レベル 1/8ハーレー エレクトラ二種
       1/8ハーレー ドラッグ
       1/8カワサキ マッハ3
       1/8ホンダ スーパースポーツ
       +他10種
  エアフィックス スケール不明
       ホンダ CB750
       BSAC15
       BMW R69
  AMT 1/8 ホンダ TAC90
  モノグラム 1/8 ホンダ チョッパー
  MPC 1/12シャークトライク
  ナガノ 1/10ホンダRC162
      1/10ヤマハ250T3

   *こうして見るとプロターの1/9を除くと、この時代は
    レベル/エレール他で展開してた1/8が主流だったのかなと。
    バンダイも1/8BMWサイドカーの広告で「国際スケールの1/8」と
    記述してたりします。あとほとんどキャラクターモデル状態の
    創作的トライクのキットを各社がこぞってだしてますね。
    (のちにアオシマはモーターライズのトライクを
    発売しよるのですが、それはまた別の話)

HJ誌 74年2月
  トミーの記事。エレールのバイクシリーズ、前述4種に加えて
  1/8 ノートンハイランダー750、ラベンダーSFC、BMWポリス。で7種に

同  74年3月
  モーターサイクル特集。この時点でここまでの鳥瞰図を。
   プロター 1/9を展開中。
   レベルとトミー&エレール 1/8を展開
   田宮 1/6展開(後の1/12は81年に初出)
   ハセガワ 1/10のオフバイク(数種出したのみで終了)
    日東 1/12 ホンダ ドリームCB450 二種ほか、合計6種
       1/8 シリーズ5種
       non メグロ モーターサイクルポリスタイプ(約1/18とあります。)
   ブルマーク(エッシー) 1/9 BMWサイドカー/ハーレーダビッドソン
   バンダイ 1/8 BMWサイドカー
   アオシマ 1/16クラシカル・モーター・サイクルシリーズ4種
  広告にフジ 1/24(ハーレー、ノートン750、BMW750など)の記述あり

同  74年7月
   新製品紹介で田宮の1/6 ハーレー。

同  74年9月
   ブルマークの広告で1/9ツェンダップ(エッシー)追加で3種に。
   このシリーズは後にケッテンクラート(ハセガワ/エッシーの時代)を発売して4種になります。
   このほか イタリー軍モトグッチ/ベルギー軍FN12A/トライアンフ3HWが
   予定されていたそうです。。

同  75年
  なんかねえ、バイクの記事がほとんどないです。新製品情報も皆無。
  雑誌の傾向の所為ですかね?

以降1/12バイクを求める旅は70年代後半に、続く。


2010/9/17 PM 11:30 1/12のバイクとBMW R100RSについて

 思うところあって秋から二輪車をやります。で、1/12。
んでもっていきなり余談です。
いまや一般的となった1/12スケールのバイクモデルですが
車のキットでは古くから一般的なスケールだったのですが
80年以前にはほとんどこのスケールのバイクキットはありません。

 代表的なバイクのラージスケールは

田宮の1/6
日東/ナガノ/ヨーデル(レベルとエレールも?)の1/8
プロターの1/9
ニチモ/長谷川の1/10
フジミ/ユニオンの1/15

(このほかバンダイとエッシーがドイツの軍用バイクをそれぞれ
1/8と1/9で出してる。あとブルマークも。))
というわけで1/12のバイクは80年代以降に現れて、一般化したようです。
で、ウエブ上の記事を見ると軒並み、「80年代前半のの田宮のキットが始祖」
みたいなことが書いてあります。実際、初期のスズキγや刀やドカティの
インパクトはすごくって確かにこれで始まったみたいな気がします。
で、本当じゃろかい?っていうので調べてみました。

ちょうど、手持ちの資料の「模型とラジオ81年2月号」に
当時のバイクキット全種というのがありました。これより1/12を抜粋

  アオシマ 
BMW R100RS
BMW R100RT
ホンダ ホーク3(3種)
スズキ GS400E(3種)
スズキ GS400L
スズキ GSX400E
スズキ GSX250E
カワサキ Z400FX(2種)
ヤマハ XJ400
(現在も入手可能な同社のホーク2は80年代半ばに「湘南爆走族」仕様のために
開発された、先祖がえりキット。)

    イマイ
ヤマハ タウニー
ヤマハ ポッケ
ヤマハ パッソーラ
ヤマハ TY125
ホンダ モンキー
ホンダ ゴリラ
ホンダ R&P
ホンダ ロードパル
ホンダ XL125S
ホンダ パルホリデー
スズキ ランディー
スズキ ユーディミニ
スズキ エポ
べスパ P200E
べスパ サイドカー
(一部キットはアオシマに移動して現在も入手可)
  日東
ホンダ ゴリラ(2種)
ホンダ モンキー(4種)
ホンダ MB50(2種)
ハーレーダビッドソンFLH(4種)

  ユニオン(開発、製造は太田精型)
 *紙面では全て1/15扱いだが1/12と確認されたもの
BMW R100RS
BMW R100S
ホンダ CB50
ホンダ ニューゴリラ
ホンダ ニューモンキー
ヤマハ ミニレーサー
ヤマハ GR50
(このほか記事にはないけどバンダイのオフバイクと  ホンダ カブのシリーズも1/12だった。)

で、、、田宮は1/6はありますが1/12はまだありません。
なので田宮はずいぶんあとから乗っかって席巻したということのようです。
また初期の田宮の1/12キットは1/6キットの縮小版が多く、
1/6キットが買えない層向けの廉価版という位置づけもあったようです。
(当時はポルシェ935とかタイレル6輪とかがそういうラインナップだった。
ある種の年少者対策と言えるかもしれない)
78年あたりに世の中的に原付ブームがきまして、これにあやかって
各社1/12でスクーターないし原付バイクをこぞって開発したようです。
(映画「さらば青春の光」とかも影響するのだろうか?)
このあたり元祖はどれなのか今一つ資料的に追えないので詳らかでないのですが
いち早くミドルクラスをまとまって開発していたアオシマが中興の祖ということかもしれません。
またユニオンの1/12と1/15など、似通ったスケールが混在するメーカーが
ありますがこれはある種の箱スケールなのかもしれません。

と、ついでに覚書。上記リストのうちユニオンの1/12 BMW R100RS/S
(初出は79年らしい)は83年春頃、金型がイマイへ移動し、パニヤケース部分が
追加されて再発売されました。(キットを確認するとランナーのタグにあった
ユニオンの社名モールドが削りとられた形跡があります。)
また、同キットのバリエーションである「クラウザーMKM1000」は
(フレームとタンク、カウル類を新造したバックヤードビルダー的なカスタム車)
83年12月に発表されているのでどうやらイマイの開発のようです。
(この時に同時にイマイは1/12ハーレーファットボブも発表している)
なおこのユニオン→イマイの1/12R100RSとアオシマの同キットは
全く別の金型によるキットで関連はありません。
(でもアオシマのそれは後発の同社400CCバイクに比べて出来が全然いいので
釈然としません。最初はユニオンのがアオシマに移動だと思っていたのですが、、)

と、余談だけでまだなんにもできてないんですね。
とりあえずアオシマのホーク2とイマイのロードパルと
BMW R100RSは作りたいのです。ではでは。


2010/7/18 AM 0:30 行方不明中の完成品 

えっと、ばんばんいきます。まずは今年5月15から行われた静岡ホビーショーで
展示してもらったビネット「ラゴンが出てきた日」です。
社会復帰のため入れてもらった地元サークルでの課題で
「青島かフジミの荷役車両シリーズでなにか作りなさい」というのがでまして
ほとんど反則で作ったのがこれです。
(ほんとはアバターのお姉ちゃんみたいに綺麗とか素敵な感じにしたかったのですが、、、)


*この拙作についてウエブ上で色々な皆さんにお褒めいただき、
 本当にありがとうございます。この場を借りて心より御礼申し上げます。
 (これで向こう10年くらいは模型作れそうです。)


続いて7月9日から行われた明石プラモデル甲子園の応募作品。
スカイ部分は旧イマイキット改造、後半のダイバー部分はフルスクラッチ。
製作が6月に入ってからだったのでスケジュール的にめちゃめちゃ。
目測をあやまっているので形にするだけで精一杯
(毎日2時間づつやっても全然進まないでやんの。あは。)
表面処理を諦めて、塗装に入ったのが9日の朝3時。
まあ鼻も引っ掛けられませんでした。(隣が入選作の「キャラメルマン」っていうのも
困ったもんだった。見劣りすることこの上無し。まさに噛ませイヌ也)
*参加賞はペットボトルのお茶でした。












まあ、ここんとこはこんな感じです。

____________________約1年半のブランク____________



2008/12/24 AM1:30 ガキンチョ養成キット 

さらに色々溜まってますが、コドリゲスネタ(記録の意味強し)
ケーブルで放送中なので1/144のを与えてみました。

ランナー状態で最低限必要な色だけ塗って(本体の白、青はプラのまま)
FCM化したものを7才児に組ませてみました。
難易度は五段階の三ってとこでしょうか、流石82年式です。
摺り合わせないとギミック成立しない場所が数カ所ありますね。
あと関節が旧ガンダムより動かないのはなんなんでしょうか?
ジオラマにしてポーズ固定する前提の設計でもされとるんですかね?

これ透明パーツないんですよねえ、
(流石にまどのメタグリーンの筆塗りは無理があったなあ。銀を塗り忘れてるし)
あと車輪を接着しちゃって回転しない所が製作者は不満だそうです。
(回ったところで全く甲斐のないキットですが)

とりあえず喜ぶコドリゲス。次回作はSDバルキリーVF-1Jだそうです。

追伸:せっかくなのでビデオで撮って鑑賞してるんですが
  なんの呪いか、選りにも選って「27話」を撮り損なったり、、、。
  (生まれてからずっと神戸に住んでます。)
  いまだに「トランミラン」に縁がないですわ。ついでに
  ティンプの予告編に馴染めない、、、、、、。


2008/12/11 PM5:30 ウルトラガン再び 

えっと色々と溜まってますがとりあえず更新。 
ずいぶん前に見つけて改造したのと同じ水鉄砲が百円ショップで売られていたので
まとめて購入。早速改造してみました。(一週間以上前に完成はしてたんだけど遅れて公開)
前回はお子さま用の簡易モデルだったので今回はバレル中心部のパーツをスクラッチして
ディテールアップした上、大人気なくフロントサイト(高すぎ)を増設。
あげくワシ用にグリップを拡張しました。

前回同様水鉄砲機能は残してありまして水を入れて蓋をすれば発砲可能。
バレルクラウン部が青いのはクリアブルーのスプレーが残っていたから。
塗装はブルーを除いて筆塗り。銀でも筆塗り。(写真では分からんって。)

ちなみにトリガー基部の黄色はポリプロで出来ている上、可動で擦れるため処置なしです。

写真が悪いですが、スクラッチ部はこんなです。手荒いです。
なお資料的な事を書くと、まともなウルトラガンのトイとしては古くはポピー名義で
78年頃の発光、電子サウンド ズ等の設計が別物なので間違いなく別金型)が
80年代にバンダイ名義で何回か生産されてまして、(このタイプは最終的に90年代に入って、
電子サウンド内臓の怪獣と組み合わせて遊べる電子機能付きトイに化けて終わったらしい)
これらはとってもカッコイイんですが、サイズが劇中プロップより大きいのが弱点でした。
(というかプロップが変に小さいので、むしろこれらのトイのほうが大人が手に持っても
不自然でない大きさです。ちなみにゼネプロのバキュームキットもほぼこのサイズだとか)
近年バンダイから同様の玩具が出たんですがこちらは一回りサイズダウンしてありました。
プロップ的にはこの新版がほぼ劇中サイズらしいです。だいたいここまでの商品は
ほぼ同じ図面というか形状、ディテールで、バレル中心部のパーツが透明レッド成形の蛇腹風の
独自形状なのも共通です。このほかユタカ名義で「サウンドファイターシリーズ」
(発光+電子サウンドギミック付き豆トイ)の一つとしてウルトラガンも
でていたのですが。サイズは幼児でも小さく、本編とは無縁の数種の電子音がランダムに
鳴るという要らない機能付きでワヤでした。(形状はやはりバンダイ仕様と同じ)
このあと今は亡き「バイス社」から実物レプリカとされる超高級金属削り出しモデル
(無可動、ウン万円也)が出ておりました。
ちなみに今回の改造モデルはバンダイ最新版をさらに一回り小さくしたサイズです。

さらに電飾してICサウンドをとか考えてたら、結局ガキンチョに奪われました。終わり。

2008/10/14 PM11:30 宇宙怪人 その2 


徐々に進行します。ディテール入れました。

背面インテイク

側面の三連機銃。ちょっと設定画とニュアンスが違いますなあ
(素直に穴を開けただけでは設定画のような長楕円の魚雷発射口みたいにはなりません。
フォルムをいじらないと無理。で、ディテール再現のために長楕円のパネルラインだけいれるのも
不自然なので、このまま。)

上面。インテイクの上のパネルラインはエアブレーキのヒンジのつもりだったり。

上の状態から数日後でディテールが変わってます。
インテイクシャッターはホビーハンドブックのラフ稿から
側にあるのはハセガワ1/72クルセイダー(中古で一個200円くらいだった)
のシートを2つ横に並べて接着したもの。9.5m仕様で有人型(マクロス7トラッシュ版)を模索

、、、、、。まあ、コミック(下敷きにしてる本)では、座席の後ろのスペースで
コーヒー飲んでくつろげそうなほど広いんですが、絶対無理無理ですなあ
あとねえ、側面のインテイクのミサイル発射装置も20.5m版にするとVF-1と
共用のが搭載できそうなんだけど、この9.5m版だと完全にマイクロミサイルですね。

シートを詰め込むためにギリギリいっぱい容積を広げた有人型用キャノピー
(すでにコミック版のゴーストとは別物ですなあ)つづく。

2008/9/27 PM11:30 宇宙怪人  

 は〜いマクロスネタです。クロニクルで大騒ぎしてるかたわら
ポツポツやって延べ2週間くらいでここまでですね。
パネルラインはアタリをつけるためにマジックで書いてます。
主要パーツが揃ったので手芸用仮止めボンドでべたべたくっ付けた状態
写真にはありませんが尾翼と底部安定翼もできてるので
あとは脚関係を解決してディテールを施せば完成です。
(鼻が曲ってるのはロド公のおせっかい。)

なんとなく設定っぽい絵。

羽根まがって付いてますなあ。インテイクのとこに白いのが見えるのは
「ホビーハンドブック」に宇宙仕様(スペースシャトルみたいな固形ロケット ブースターがニ本と球形のプロペラントタンク付き。やっぱスーパーゴーストかな?)
が載っててそれだとインテイクが蓋で閉鎖されてるので、蓋があって
開いてる状態ということで。

大きさは適当につくったら13cm強、、、、、。

裏はマジックで書いただけですな。おっと、ノズル類がまだ出来て無いですね。
問題は尾翼。あれって回転するギミックいるんやろか?

主翼(?)も素直に作ったつもりだけど、これ動翼ついとるんやろか?
つか、なんのための主翼なんでしょうか?(詳しい方説明お願いします。)
どんなパネルラインにしたらそれらしいんじゃろか。

両側面のミサイル発射装置の付いてるインテイクみたいな所って
物凄くねじれてて設定画みたくするのが大変です。
でやっぱりこのインテイクはエンジンを経て後部の左右に
ある2*2の小ノズルに繋がるんですかね?
で、この尾翼ってなんの役目するんですか?(詳しい方教えてクダサイ)

スケールどうしようかなあ、9.5m説だとだいたい1/72なんだけどねえ。
(前に作ってた20m仕様の鈍器はいまだ文鎮状態です。
だってよお、一つの面を修正するにジスクサンダ−他で30分。
パテ盛りしたら一回で600円の木部エポキシが消費されますねんでー
あー。もったいねえなあ。とりあえず歌わねばなりません。

ゴースト、ゴースト、GO GO ゴースト!
酸素ない宇宙に、羽根のないひこうきー
宇宙飛行機ゴースト、闘えば勝つ必ず
腕で廻すはUコン機。アクセル握った飛んでった
柿崎、マクソも付いて来い
ヒッキ−遅れるな〜
ゴースト、ゴースト、GO GO ゴースト!
宇宙飛行機ゴースト、宇宙飛行機 ゴオオオオオストオー

*ゴーストは大気圏内外両用です。Uコン機はヒモが切れて飛んでって
大怪我をした人がいて廃れたと伝え聞いております。
ここで言う「ヒッキ−」はもちろん輝のことです。

ところでこれ製品にしたら誰か欲しい人います?


2008/9/4 AM10:30 ぴすとる  

 えーと、深い考え無しにヤフオクでエアガン2丁拾ってきました。

(2丁で1500円。これが恐ろしく高い買い物だったとは。)
あっ、あんたいま笑ったでしょ?ねっ、笑ったでしょ!
、、、それでは笑わなかっただけに解説。
まず右のS&Wの長いやつに見えるブツはこの際おいとく。
(実はこれもたいがい酷い。悲しいかな我らがイマイ製らしい。)
問題はシグのほう。買ってから調べたらマルイのエアガンだった。
(ロド公は85年までモデルガンやってたからその頃のまでしか分からない。
えっ?分からないならそんなもん買うなって?ふん。)
笑った人はもうお分かりのようにマガジンとかP228なのに
デコッキングレバーとか色々足らない。
(商品説明ではもちろん「ジャンク」扱い。これは再現した状態なんだけど
実際はスライドストップもなかった)

この写真ではわかりにくいけどチャンバー廻りもなんかおかしい
なにかがここにあったくさい。
、、で、またヤフオクで同モデルの500円のジャンクがあったので
部品取りに落とす。結果入手できたのが

デコッキングレバーと同スプリング、とバレルにまとわリ付いてた
スプリング。マガジンとチャンバーの何かは付いてませんでした。
(落としてから気付いたけどちゃんと部品が足らないのが示してあった。俺のバカ。
実際にはスライドストップも部品取りできた。)
ちなみに写真のバレルのスプリングは直した後の物。もとはグニャグニャに曲っていた
で、、、、、、この段階で切れました。おまけでマガジン2本付きの同モデル完動品を
ウン千円で仕入れてきました。(実はこのモデルは新品が1700円で入手可能。
ようするにジャンク群を修復するのにマガジンが欲しかったのだが、、、)
で、正しい状態はこれ。

やっぱりちゃんとフタがあったのね。、、でここの部品を

お湯丸でコピーして整えたのがこの写真。後ろのグミみたいなのが
お湯丸のオスメス型。(じつはお湯まるでも両面型もできるんよね。
詳しく知りたい人は連絡ください。)

んで成形したパーツを整える前はこんな感じ↓


素材は性懲りも無く木部エポキシ。なんてことはない
他の種類のエポキシパテが長期在庫で腐ってきていて使えそうになかったから。
切って張ったして銀色塗ったとこ。

そのあと気が変わってつや消し黒に塗り直して組み付けたとこ。

左のオリジナル品と右のでっち上げ修理仕様。
んで、完成したあとおまけで付いてきた説明書を見たら
マルイってマガジンを別売してんのね。あー800円で買えるやん。

ということで完成。



2008/8/25 PM1:30 夏のロケット2  

一族郎党でコドリゲスのガッコに繰り出して、試射しました。
ガッコは夏季開放で手薄なので侵入楽々です。チャンスです。
だれもいないのでやりたい放題です。
では発射の様子を連続写真で

発射3秒前(身元の安全のためモザイクをいれております。)

発射の瞬間。射手を水浸しにしながら飛翔するPBR-01。

約30度の角度で放物線を描く。

徐々に降下。

校庭の奥にある複合遊具「なんたらサウルス」直前へ、、、。

校舎端の水飲み場からハナタレタ、PBR01が校庭を横切って
滑り台下に落着しました。以上。夏終わり。



2008/8/24 PM11:30 夏のロケット  

クロニクル正誤中ですが、そういったこととは関係なく、
夏休みですねん。宿題ですねん。
事の発端は古本屋で「ペットボトルロケットの作り方」という本を見つけて
コドリゲスに「おめえ、作るか?」「うん。つくるよ。」といったのが運の付き
素材を揃えたのが8月20日、流石に発射台のエアチャージ部のワンウエイバルブとか
ロケットの噴射ノズルは7才児の能力ではどんならんので、ロド様が作ったんですが、
これがまたどんならんというか、本の発行が90年代で、載ってる部品の通りに作ると
うまくいかない、というより、載ってる部品がない、というか、そのメーカーそのものが
見当たらない!似たような散水用のパーツを買って帰って組んでみるんですが、
組むもなにも組めない!サイズが合わない!無理矢理組んでも空気漏れ炸裂!
よくみたら本自体にも小さい字で「空気漏れの時はシーリング材で止めて下さい」って
おまえ、そうなら最初から書けよお、、、、。で結局シリコンシーラントを塗り込んで
決着。宇宙船の創刊号思いだすぜ。(こんなのぜってえー、この本の対象のガキンチョには無理って)
てなもんで、部品を買いにカインズホーム(ホームセンターね)に4周するは、
あげく大人加工といいますか、ディスクサンダ−廻すわ、ホルソーをボール盤でまわして
木片に32mmの穴あけるわ、金属のキャップにリーマで加工するわ、
もう子供の夏休み工作ではありませんな。これは
んでもって水もれは解決して発射台とノズルは出来たのでロケット本体を作らせたんですが
カッター使えんのかコドリゲス!ええ、ハサミつかえねえ?ハア?
てんで今日は午前中からカッターの練習。スパルタなので泣き過ぎと知恵熱で
昼飯食ったら、爆睡してるし、根性無しめ。これ以上伸ばすと奥さんの人が切れるので
4時から起こして再開。とりあえずペットボトルの輪切りを7ケ所ほどやらせて
ロケットのノーズコーンを発砲ウレタンで成形しようとしたけど3年物のボンベ入りは
変な汁が出るだけであっさり轟沈。しかたないので素材探しにダイエーへ。
本には「ウレタンフォームのブロックから削り出しましょう」と気楽に書いてあるけど
そんなもん近所のヘボ手芸屋でいっても、いやな顔をされるだけ。
(ほんとに宇宙船の創刊号みたいな1日だ)ノーズコーンの道は険しい。
こういうときは台所用品と洗濯用品と化粧品コーナーへ
ほらええもんありまんがな、ノーズコーンにばっちしなやつが。んでもって
切ったペットボトル(電力会社さん推薦のCCレモン使用)をビニールテープ(黒)で
はッて、おって、きって、はって、ノズルつけてすると、、、

こういうのになります。ノーズコーンは「消臭たまご ラベンダーの香り」。
これに緩衝用のスポンジが詰め込んであります。
後ろに見えてるのが三脚が発射台。木片に散水用アダプターに
自転車の空気バルブが植えてあります。

「わしの作やでえーわしがつくったんやでー」
(ホントは泣きながら輪切りしただけ)

「うらー、おどれらみんな水平射撃の餌食にしたるー」
(それはいいけどそこで発射すると水びたしでびちゃびちゃになるでアンタ
あと、おまえ9月にガッコに提出するんなら、
「こことここ僕が切りましたあとお父さんがやりました。僕泣きました」と書けよ−。)

そんなこんなで明日試射です。ハイ。



2008/7/18 AM11:55 シート関係その3  

じりじり進行します。

後方のブロックと接続しました。

変型するとこんな感じですねえ。青いブロックの裏側に
モニター類を設置して上からちらっと見えるようにすると
それらしくなりそうな。

周辺パーツと一緒。次は機首ブロックを彫り込んで
これらパーツが埋め込めるようにするんですな。

続いて、首脚付けてみました。

裏から。ギリギリ収まりました。

パーツは1/72イマイスーパーバルキリー(現バンダイ)のそのまま
ただしタイヤ自体は厚みを2/3まで削ってますなあ
(前から思ってるんだけど、なんでこんな小さい飛行機で
ダブルタイヤなんだろうなあ、F-15みたく1個のでよかろうに。
08/78/21追記:フックの収納の問題があるので
ダブルでないとダメでした。TAC様有り難うございました。)
あと、カタパルトフックと軸後方の伸縮ダンパーが有りませんが
これらはゴムひも接続の予定

後方から、キャノピーカバー刺さってます。

んでもってキャノピーが容積不足なのでバブルキャノピーはやめて
元祖イマイみたいなノッペラ−なやつにします。(さらに負け組)

伸ばした脚。(なんか長谷の脚より素敵なんだよねえ。ホィ−ルとか)
以上。戦闘はまだまだ続きます。
(アンタ!カンセ−するかもしれないよ。)





2008/7/17 AM0:55 シート関係その2  

なんか出来ました。出来たと言うか、あんまよくないですねえ。知恵熱でてます。
えっと結局、設定ままでは無理無理なのでシート底の形状変えました。
(負け犬モード)まずシートの状態

裏から見たトコ。バトロイド状態(シャフトは1mmステンレス線)

同じく裏から。ファイター状態。
昨日の写真と比べてもらえればペダルの生えているパネルの
構成を変えたのが分かると思いますが、、、、。

コクピットのボックス側にはこういう感じでシャフトが生えてます。

これを組むと、、、。

ファイター状態。シャフトを延長してシートをもう一発作れば
このままでD型が成立しますなあ。

バトロイド状態。コクピットブロック後方が塞がってますが
ここを開放するとシート迫り出しが可能になります。

バトロイド状態裏から。
この仕様の問題点はシート裏面のイジェクション用のノズルが再現できない
(シャフトが通過するため)とこですなあ。やっぱ負けてるなあ。
(でもここで粘るとカンセーセンのでこのまま進む。)続く。



2008/7/15 AM9:30  

いよいよ煮詰まってきました。シート(TV版)です。
えっと、長谷キットのそれはTV版といいつつ劇場版そのままなので
イマイ1/72ガウォークのパーツを元にでっち上げるんですが、、、。

とりあえず延べ4時間後の状態。ペダルの生えてる板がシート座面に近すぎるけど
こうしないと脚収納庫のスペースができないので御愛嬌。

背面のスライドレールはH断面のプラ材があったのでスライド可に
してあります。しっかし、これレールはどういう構造になってるのかなあ、
収納が難しいなあ、でも首が倒れてシートが上がってくるのやりたいなあ。


ほんとはさあ、変型時にシート両サイドのスロットルが生えてる
コンソールも一緒に移動するんだけどちょっと再現は無理やねえ。
あとは裏っかわにロケットノズルを付けたら完成ですなあ。

いちおう続く。



2008/7/9 PM10:30  

はい。本格的に煮詰まってきたので筋彫りです。
いやいやです。大嫌いです。誰かやって下さい。当然誰もやってくれないので
自分でやります。老眼です。泣きそうです。
(コドリゲスよ〜〜〜、バンプレトのメカブトンで遊んでねえで少しは切磋琢磨しやがれ。)


はい。胸です。採寸的に決定しないと変型機構を組めないので
泣く泣く仕上げて行きます。改造ベースはバンダイ1/72のスーパーバルキリー
のそれですが数年間掛かりで長谷もどきにしたりちまちま調整したので
原型とどめてませんね。フォルムはそんなとこですが、
パネルライン入れるにあたって資料チェックです。
百万遍みた設定画をまたしても見るわけですが、今回は
1/48のやまとトイとかタンメン氏のアルティメットなやつとかを
ひっぱり出してみましたが、、、、。
まず前半分というかバトロイドの胸になるところは
バトロイドディテール設定画なんかで明白にしめされてますし
TV版ファイター状態のディテール設定画ともほぼ矛盾がないので
悩みはほとんどありません。なによりイマイの1/100スーパーバトロイド
(同時にこれに準じたバンダイの1/72バトロイド改も)できちんと
立体化されていて不具合もありません。ただ、胸のパーソナルマ−キングの帯
辺りをパネルラインと見るか、ただのマ−キングと見るかで作業はかわりますが
今回は考えなしに筋彫りました。ちなみに1/48ではやまと、タンメンウル仕様ともに
マ−キングの解釈でパネルラインはごじゃりません。
あと劇場版書き下ろしののスーパーファイターの設定画に前述の設定画と
矛盾するディテールがありますがタンメン氏のはこれを再現しているようですね。
(ただしタンメン氏ので再現されてる「機首ブロックの排除時に開けられる
メンテナンスパネル」はこの設定画には存在しません。)
つうことでイマイスーパー仕様にメンテナンスパネルを追加した感じで筋彫りです。
さて問題は後半部分のバトロイドで背中になるところですが、
ここに関してもTV版のファイター/バトロイドのディテール設定画が
拠り所となります。が、主翼に近い所のボックス状のパネルラインは
ともかく、機体の輪切りに沿って引かれたパネルラインは
(可変トイとしては不可能だけどファイター固定だったら
やってほしい)F−14風の断面構造(主翼付け根が逆テーパーで反り上がっている)とかを
示すためのもののような、、、、。加えていうとFー14では4つ、
VF−1は2つだけしかない背面の補強リブ(VF-0では燃タンだっけ?)が
足りない二つ分(ちっちゃいけど)追加されてるのも、、そういうことなのかなあ
んでもってこの辺りタンメン氏のはほぼオリジナル、やまとのはかろうじて
前述のボックス状ディテール再現してるといった状態ですなあ。
あと長谷のはどうだったかなあ、記憶だとなんかリベット、リベットしてたような、、。
まあうちのは適当です。

んでもってこれだけ彫るのに5時間5時間。知恵熱でました。はよ寝ます。



2008/7/8 AM0:30  

*七夕記念、ドタマ製作。

えっと煮詰まってきました。というか、変型の都合上、
サイズの摺り合わせが必要なのでA型(TV版)の頭をでっち上げます。

顎の左右のディテールはでっち上げです。
カメラみたいなところとかは適当にエポキシパテ詰め込んで
パイプとか丸棒を押し付けてデッチアップ。
(どうせクリアグリーンに塗った透明プラ板を貼るから
こんなもんでよろしい。)

上から見るとこんな感じ。ベースはイマイの
1/72バトロイド(絶版)のA型ヘッド
後方のパーツで1っmほど延長してますがフォルムが
かっこいいのでそのまま使用。
機銃は大きくでっち上げ。元の形状はイマイ1/100アーマードとか
可変の1/72とかに付属のとほぼ同じで大きさのみの違い。

後ろがわはこんな感じ。設定画に則しているようなでっち上げのような。
ちなみに劇場版のA型は似て非なるものでフォルムからディテールまで
全然違うので注意が必要ですなあ。

以上、今日の工作終わり。続く。



2008/7/6 AM10:30  

*そこらで売ってた本(見ればわかるが500円也)


まあ、気紛れにこういうのを買った訳です。
「世界の心霊・恐怖画像」(煽りの「恐怖生物」に注目)




中身はシンレー写真とかキモ悪い絵とかが載っとるんですが、
(あとねアルツハイマーに罹った画家さんの絵が豹変する様子とかが載ってるけど
それって恐怖画像として取り扱ったらアカンのとちゃうん。)
他にこういうUMAなんかも紹介されてて、、





その中にこういうのが、、、。おお今も生きているのか、
恐竜の前だぞこれ。うわーすごい!!



、、、、、、、、、、でも、、、これどっかでみたよ、、、、。
(速攻で書庫行って捜索30分)






あった、あった。これこれ。やっぱりあった。(MG誌92/10 96号)



記憶では荒木センセの作例だと思ってたんですが、
読者さん投稿やったのね。しっかしまあ16年も前の写真が一人歩きしてるのねー。
(札幌のKさ〜〜ん、無断で流用というか、えらいことなってまっせ〜
もしおられたらメール下さい。)まあ、そんだけ。おわり。


2008/6/24 AM0:30  

さらにどうでもええはなしの続きなんですけどね。

まあ、毎度おなじみ可変戦闘機の鬼門、機首まわりですな。

キャノピー取ったとこですね。

さらにキャノピーの取り付け基部も取ると、、、

採寸的にキャノピーカバー実装ってことで、、、えっそれくらい当たり前だろって、
しっつれいしましたー。(さらにつづく)


2008/6/24 AM0:30  

どうでもええはなしの続きなんですけどね。

まずはこの写真。なにのパーツかはいわずもがなでありますが。
問題はこれらの厚み。
まず一番右のが当初、厚みを無視して形状優先で削り出したやつで
厚みは3、5mm。これでは可変に使えないので薄くするのですが
右のを基礎に2mmまで薄くしたのが左のやつ。
んで、これを厚さそのままに面取りを広げたのがまん中のやつ。

(厚みはこんな感じ)

う〜〜んこういう面取りするだけで厚みが増して見えるという、、、
まあ、それだけの話なんですがねえ。
(でも長谷のバトロイドもそうなんだけどやんないのよね。
各社ともぞんざいな造型。)


2008/6/17 AM0:30  

やっぱり、どうでもええはなしなんですけどね。

まあ、こういうのでピーンと来ていただけると、、、

非常に嬉しいのですが、でまあ、こういう状態から、、、
二、三回ひねって、ひねってすると、、、

こんな感じの状態に、、、、

なったりするのですが、、、、、

やっぱ、どうでもええ話ですなあ。
(続く。作業時間5時間也)


2008/6/13 PM10:30  

まあ、どうでもええはなしなんですけどね。

見にくいんですが、二本のタミヤの5mm角棒に45度斜めに穴を明けたのと
ポリランナーをL字に切り出します。

棒にポリランナー刺して、

もひとつ刺して、棒状にして、、、、

これを180度廻して、、、、

さらに180度廻して、、、、、、
いやほんとそれだけなんですけどね。
(、、、、、可変VF-1再開発中)


2008/6/8 PM6:30  

まあ、どうでもええはなしなんですけどね。
ケーブルでついこないだまで「ジャッカ−電撃隊」をやっとったわけですよ。
それが三十数本あってアイアンクローも宮内洋に退治されて終わったら、
バトルフィーバーをとばして(東千代之介みたかったのにー)ナニが始まったわけですわ。
それでね、コドリゲスと一緒に「わー内田直哉や〜ロマノが出てる〜」とか言いながら
みとったわけですわ。そしたらね奥さんの人がふらっとやってきて
「なんじゃこいつら、エコ、エコってなんやねん」と聞く訳ですよ。
「いやあんた別にエコなんかゆうてへんやん」とわし。
「なにゆうてんの、どれもこれもバイクやロボットに『エコ』『エコ』って書いてあるやん。」と奥さん
「はあ?!」


ここで一曲。

誰かが助けを 求めてる どこかで誰かが 叫んでる
急げ エコンジマン エコンジスパークだ 頭にきらめく エコンジ〜メカ
戦いの海は オールでこげこげ かなしみの海も人力でこげ アー
小さな節約やりすぎて〜 家庭がギスギス落ち着かな〜い
エコンジ エコンジ エコンジ エコンジ オー!エコンジマン

ttp://www.super-sentai.net/sentai/denji.html
*ページ下のダイデンジン(ロボット)の胸に注目

いや、いちおう模型も作ってるんですよ。ほんと。

2008/1/26 PM11:30  

ほとんどマクロスとは無関係ですが「宇宙船」朝日ソノラマ刊をほぼコンプリ。
現時点での収集状況は。
 マイアニメ(全)
 ジアニメ(創刊〜86年あたり)
 マニフィック〜アニメック(全)
 Bクラブ(全)〜電撃Bマガジン〜電撃ホビーマガジン
 MG誌(創刊〜現在)
 HJ誌(73年あたり〜現在)
 そのほか各種アニメ雑誌まばらに。
模型的/文化学術的な資料としての問い合わせにはできる限り
お答えしますので、問い合わせ下さい。
特にスクラッチビルダ−さんは大歓迎です。

PS:バーチャロンのアーケードモードでジグラットを倒してエンディングを出すと
コドリゲス(愚息)がシクシク泣きます。遺跡破壊後、崩壊した自機を見るのが
忍びないらしい、、、、、。


お前、ウルトラマンタロウなんかみたらトラウマだらけになりそうだなあ。


2008/1/23 PM11:00  

あけました。今年も相変わらずです。ハイ。
現在待機中の造型物は去年からのやりのこしの「スーパーガン(009のじゃないよ)」。
これは90年代に販売されてたお子さまトイのそれが入手できたので
(サイズはほぼ実物のフルサイズ。銃身先端の点滅とレーザー音のギミック付き。
バレルは伸縮しない。バンダイ製。定価1980円也。実勢価格はもちっと安い。)
コレをベースに外観の修正とバレル伸縮ギミックを搭載しようと
あーでもないこーでもないといじっておるわけですが、、、。
今は無きバイスの超絶高級モデルの写真をみたりエステル様/グローバル様のガレキ完成品を
みたりして、まず目立っておかしいのはトリガー周りの形状、グリップ背面の丸み、
ラッパ状のバレル(これは後に謎が解ける)あと重要なのは三角マ−キングの下あたりの面取り
(じつはこれものちに謎が、、、、)ついでにグリップ底の四角い穴が空いて無いところ。
ここで正しい外観について調べてたんですがほとんどの資料は同一の左側面写真で
しかもプロップ完成直後の状態。(本編では確認できないラッパバレルが付いてる初期状態)
んでもって宇宙船やらなんやら漁って調べるとどこまでいっても左側面ばっかり。
やっとこさっとこ右側面を見つけたころには宇宙船がほとんど全部揃ってるし。
(もともと19号までは揃いで買ってた。)あとバレル後方の金具も画面で見ると
蝶ネジに見えるんだけど実は短縮状態のバレルリリースレバー(なんて大層なパーツでない)
のが分かるまで随分かかったり。で、およその形状とギミックは分かったんだけど
果たしてこれをそのまま再現するのが楽しいのかってのが一番の疑問。
このへんSWメカの「全ての流用パーツを把握できたたとしてそれを再現するのが正解なのか?」
(こういう言い回しって「あ」の人臭くてやだなあ)と一緒でアイテムとしてあるべき
所へフライングするべきではないのか?とか思ったり。
(だって安全解除としてのバレルリリースだからワンタッチポンで出てくるのはいいけど
安全装置としてバレルの収納なわけで安全装置を掛ける為に銃口部に手を当てて
縮めるのは兵器として随分おかしいんですよ。)
あと照門、照星の類いがまるっきり無いとか、劇中、バレル後方をみながら
エネルギーの枯渇を確認してたり(28話)するのであそこにはなにかないとおかしいとか。
悩みはつきませんなあ。あっ前後するけど資料として形状とギミックについて役に立つのは
「宇宙船」(朝日ソノラマ)のVOL.20とVOL.57の二冊です。これだけあればスーパーガン
そのものは恐いものなしです。(でも無重力弾ほか麻酔弾とか先端に付けるヤツは
じぇんじぇん載ってませんなあ。)とりあえずコドリゲス(愚息6歳)とダダvsムラマツごっこを
したいのでそのうち切り上げるでしょう。

ところでこの冬は去年から今に至るまでレッドバロン(実写)がヘビーローテーションです。
というのもビデオを整理してたら2話〜最終回39話までのビデオが出てきたのでコド(愚息)に
与えたところ、1日4時間観続けて、終わったらまた最初から見るの繰り返しで
パーティードレスの牧れいが操られて紅健(岡ゆうたにしか見えない)を殺しに行く話なんか
3回どころでなく付きあわされております。
モノは試しでレッドバロンの他にジャイアントロボ(実写)も与えてみましたが
こっちはガキンチョが誘導(ああいうのは操縦っていわないよな)するのが嫌だそうです。
大人が運転するレッドバロンと自転車刑事が最強らしいです、(ようわからん)
(ロボットそのものはGRのほうがスタイリッシュなんだけどなあ。横山光輝メカだし。
ちなみに調べたらレッドバロンは野口竜氏のデザインでした。おおアイキャッチ画伯!!)
あと調子に乗って「戦えマイティージャック」と「キャプテンウルトラ」と
「スパイダーマン(国産)」も与えてみましたがどれもダメだそうです。
(特に「国産」は主人公の造型と仕種があまりにもなので奥さんの人から視聴禁止にされました。)
ようわかりません。たぶん「GUNHED」を見せてもバロンに負けるに違いありません。
(08/1/26修正 × GUN・HEAD  ○ GUNHED)
考えてみたらロド自身が変身サイボーグ+レッドバロンの皮を宝物にしてた時期が
あったのでしゃあねえですね。そういえばスペースウイングスをボール紙で作って
セロテープでくっ付けた覚えが、、、、、。たしかにようわからん魅力があるんですよ



2007/12/21 AM1:00  

はーい。ロドです。作ってます。
事の起こりはヤフオク。ソフビのゴドラ星人の2体セットが安かったのでさっそく入札。
結果、約1000円で落札しました。(例によってウルトラ怪獣シリーズ。でも今回のは、、)
品物は1983年式の旧金型版が二体。(近年、販売されてるのはこの製品から金型を起こし直して
いるらしく、全く同じ造型なんだけど一回り小さくなってます。ヒドラのパターンですな。)
最初はそのうち紅白ねーちゃんを作って並べる為につんどく予定だったんだけど
ガキンチョに見つかってクレクレ抜かすので1体を与えた。、、と残りの1体を
そこらにおいといたのが運の尽き。犬ッコロ(1歳)にかじられて顔面と足首消失。
くやしいので作業を前倒しして、即修復+a.

とりあえず事件後1時間の状態。足首埋めたトコ。
失った顔面はガキンチョに与えたもう一体を取りかえして、
カタドリ複製して解決の予定だったのですが、、、。

例によって暖めたお湯丸を顔面に付けて冷凍庫で
冷却後(これがいけなかった)剥がそうとしたら、、、、。
胴体砕けました。(御高齢ってのもあるみたい)
あと腕が外してあるのは分解したんではなくて
基部が崩壊したため、、、。さすが24年物(最長)。
ガキンチョにばれると大変なのでこっちも同時に修理というか改造。(泥沼化)

消失部分を切り取って顔面のコピーを植えてパーツ的に揃った状態。

砕けた方はひじを改造してポーズ替え、爪も閉じます。
(元の塗装がメロメロなのもミソ。マスキングの型紙がずれてたんだろうなあ。)
画面では見えませんが胴体もパテ埋めして、足も広げます。
(ゴドラっていうと草ッパラをバックに立つ有名なスチールのイメージが強いので、、。)

ンでもってガキンチョが保育園に行ってる間に工作は完了。あとは塗装。
(元の塗装だと赤色が前から見える所しか塗ってないのよね。)

どんどんのぱ。色塗るとこんな感じ。千草センセも言ってますが。
造型が良いので色を塗るだけでこの状態。83年のシリーズではこれとメフィラスが
ベリーベストだと思います。
(ちなみに千草巽センセのはおっとろしく美しい仕上がりになっておられます。
あんなのマネできんです。ハイ。さあ、
ttp://www.bl.mmtr.or.jp/~uematsu/index.htmlへいってみよう。)

後ろ。

砕けた腕の根っこはポリランナーでフォロー。

なんかあれやね。還暦のチャンチャンコ着てるみたいやね。
あとデザインと造型的にはセブン宇宙人ではベスト5に入るカッコよさなんですが
本編のお話的には基地に仕掛けた核爆弾の場所を自慢ゲに話して解除されるとか
せっかく奪い取ったウルトラアイをわざわざダンに届けに行くとかオマヌーが目立ちます。
そのうち紅白ねーちゃん(ウルトラアイを奪いに来るゴドラ星人が化けたセクシー美女)
作るだ。(忘れてたけど、コレでセブン怪獣まで手を付けちゃったんだよね。)

2007/12/01 PM4:00  

えーと、油断してたら12月です。VFー0の後、全然まともなのやってませんが更新。
ちょっと前にガキンチョを連れて元町高架下にいったらジャンクのでっかいウルトラセブンが
転がっていたので500円で購入。(同サイズのキングジョオも一緒に売っていたけど
2500円だったので却下。)アイスラッガーが欠損してるのとあちこち擦れて
銀色が剥がれてるのでアイスラッガー自作して剥がれをタッチアップしてつや消しクリア吹いて完成。

調べたら「京本コレクション」ってシリーズなんですな。
(えっ、定価は5000円越えなの?てっきりバンプレストのプライズモノだと、、、。)

顔の銀とか肩の太陽エネルギー吸収板あたりをリタッチ。同時に擦れてほかの玩具から
付いたらしい汚れもプラシンナーでフォロー。どうでもいいけどこのシリーズ、ポーズの
チョイスが変なのね。(立ちポーズなら素直にエメリュウム光線発射ポーズでいんじゃねえのかな。)


ムック類をみながら適当に木部エポキシなすくりつけて、ごりごりして
銀色だからやむなくプラサフ(ソフト99、旧仕様ってまだ使えるのがすごいなあ)吹いて
アイスラッガー完成です。写真でみると物凄くボロボロのがあるなあ。

お約束ですが喜ぶガキ。

PS:模型作らせろとガキが泣くので予備訓練開始。
銀の下塗りをさしてみた。(結局上塗りフォローして細部もロド塗り。)

メカコレ。暫定1/144。


PS2:ブラックマヨネーズの吉田の声は画面がないと桂ざこばのそれに聞こえる。
PS3:ジョーシン電機のテーマソングのボーカルは
    ブラックマヨネーズの小杉の声にしか聞こえない。

2007/11/15 AM1:00  



一ヶ月振りですが新作完成。しかもメカでなおかつマクロスものでさらに可変。
(当サイトは本来、マクロスメカのサイトです。)
詳しくはここの画像BBSで。
(コンペ作品でお題はウエーブのノンスケールVFー0)

次は、、、、、スーパーガンあたりが公開できる、、かな?


*これより過去の日記(07/5〜07/10ウルトラ怪獣造型マラソン編)は
ここクリックしてください。
(サスガに重くて使い勝手が悪いので分割07/12/1)