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 音楽漬けの日々を思い出して 



HPを開設して、日記を書くようになっていつの間にやら10年。
キーボードを打つという行為は、自分の頭を整理させるのにとても有効でした。
言葉にするという機会を得ていなければ、
もしかしたら今の私はいなかったかもしれない・・・なんて思ったり。
やる気になるというか、励みになるというか。
自分のモチベーションを保つのに、とても役立ちました。

2006年7月以降の文章は割愛しています。
2006年以前の取り組みがあるからこそ、
それ以降から今に続く私がいるのだと思うからです。
ここから先は一生続く音楽道。
音楽漬けだった日々を思い出しながら、
今後も有意義に音楽と関わっていきたいと思います。


2000.11〜2002.3 この時期の私は、指導法に明け暮れていたように思います。ピティナの会員になったのもこの頃。気になる講座は、すべて指導法に関わるものでした。自分の音楽性を磨くとかいう発想はなくて、とにかくいい指導者になりたい・・・としか思っていなかったように思います。唯一自分の勉強に役立てたのは、バロックダンスとの出会いでしょうか。もともとは指導するために必要性を感じて調べたら見つけたという世界でしたが、結局指導法だけなんて狭い領域を飛び越えて、私の音楽を大きく変えた出会いとなったような気がします。
2002.7〜2003.7 ここから私の視点が大きく変わっているのがわかります。この時期は、もっといい指導がしたいのであれば自分自身の音楽性を豊かにしていくしかない、ということに気づき始めた時期です。そして、指導に必要不可欠な音楽的な自立を自分に求め始めた時期でもありました。怒涛の勉強が始まります。かなり焦っていたのがわかって面白いなぁ。(笑)思い起こすと、この時期にフォルテピアノやチェンバロとも出会っていて。転機となる時期だったのかもしれません。
2003.8〜2004.7 怒涛の音楽生活はまだまだ続きます。今やれと言われても絶対にできない。若いってすごい。(笑)この時期は、音楽の自立へ向けた勉強と同時に、足しげく演奏会へ出向くよう心掛けた時期でもありました。また、基礎練習に目覚めたのもこの時期。コルトーとハノンにはまりまくりました。姿勢、指の使い方、あらゆるものを矯正しようと試みていた時期です。この時期はまった基礎練習があるから、今の私がいるのかな・・・と思うことも。
2004.8〜2006.7 この時期まだまだ音楽的な自立の基礎をやっている・・・と思っていたのですが、今振り返ると基礎はこのあたりで抜け出していたのかな。奥行きが出てきて、手にする本もそういった奥行きのある本になっていきました。ピアノ史メモ年表の作成や、弦楽器との合わせなど、自分の音楽世界を広げて奥行きを持たせるという、これまでの基礎から一歩踏み込んだ勉強になっていたようです。今は、この延長線上なのかな。ここから先の勉強は一生続けていかなきゃいけない学びなのだと思います。




2000.11〜2002.3
この時期の私は、指導法に明け暮れていたように思います。ピティナの会員になったのもこの頃。気になる講座は、すべて指導法に関わるものでした。自分の音楽性を磨くとかいう発想はなくて、とにかくいい指導者になりたい・・・としか思っていなかったように思います。唯一自分の勉強に役立てたのは、バロックダンスとの出会いでしょうか。もともとは指導するために必要性を感じて調べたら見つけたという世界でしたが、結局指導法だけなんて狭い領域を飛び越えて、私の音楽を大きく変えた出会いとなったような気がします。

【2000.11.12】バロックダンス

今日恵比寿にある日仏会館でフランス音楽詩集という演奏会があり、行ってきました。クラヴサンとバロックダンスというプログラム。ずっとバロックダンスを見てみたいと思っていた私は、この演奏会を知って飛びついたのでした。
以前からメヌエット・ガヴォット・サラバンド・・・・一体どんな踊りなんだろうと思いながらピアノを弾いていた私。想像しても民俗的な踊りばかりが浮かんできてしまい、宮廷舞踏が思い浮かばない・・・。ネットで「舞踏」というキーワードを使い検索しても、宮廷舞踏についてあるサイトに辿りつかず・・・・。民俗舞踏はたくさんあるんですけどね。でも、なんとか資料として本を一冊見つけることができたんです。結局それだけで、一度見てみたいという私の願いは頓挫していたのでした。

そんなとき、雑誌にバロックダンスのビデオ発売の文字が!!もちろん早速購入しましたよ!この時代の宮廷舞踏をバロックダンスというのだなんてことすら知らなかった・・・・。(このビデオについては、資料館にアップする予定でいます。)そして、ビデオが手に入るぞっと嬉々としていた矢先に、この演奏会へのお誘いが!!もう行くしかないでしょぉ〜〜〜

日仏会館のホールはとても狭く、クラブサンの演奏を聴くには調度よい広さでした。以前聴いたのは、トン・コープマンの協奏曲で、しかも大きなホールだったので、今回は音そのものを堪能することができました。それにしても・・きっとチェンバロも発達しているんですね。
トン・コープマンのときも今回のチェンバロも、とても大きかった。昔はもっと小さくて、これほど音は響かなかったのだろうなぁ、などと想像しながら聴いたのでした。

ダンスで面白かったのが、スペインのフォリア(ダングルベール作曲)です。両手にカスタネットを持って、タンタカタカタカタカと複雑なリズムを叩きながらの踊りです。こんなに激しい踊りが宮廷舞踏にあったのだなぁと驚きました。ビデオを見ても思ったけれど、宮廷舞踏って、舞踏教師なる職業があったほどに難しいですよ。ステップなど複雑で・・・。

今回の演奏会は、ほとんどがチェンバロの演奏。ダンスがほんの数曲・・・・もっともっと見たかったっ。またこういう機会を見つけて行こうと思ったのでした。


【2001.4.26】勉強会

今日♪先生主宰のラ・パレットの勉強会へ行ってきました。
楽式をいかに教えるかという話題になったとき、
先生のレッスンノートに付いてくるシールの使い方を教わってきました。
今までこのシールを全く使わず、
レッスンノートだけを活用してきた私。。。

私は今まで理解がついてこれる年齢の子どもにだけ、
ABAについてお話するようにしてきていました。
しかし!このシールを使うことで、もっとわかりやすくなるんですね。
林檎、葉の付いた林檎、なし、葉の付いたなし、葡萄、葉の付いた葡萄。
これらを使うことによって、
「この林檎と同じメロディが他にもあったねぇ。どこかな?」
「じゃ、同じ林檎のシールを貼ろうね」
などといって、
自然と楽式を体で覚えていくことができるんですね。
A,A1などといった言葉を用いるより、ずっとわかりやすく、
見た目にもとてもわかりやすいです。
しかも、子どもにとっては楽譜がシールで楽しくなるんですね。

今日早速3名の生徒に使用してみました。
かなりとっつきやすかったようです。
ABAを小学四年生の生徒に教えたときは、
なかなかとっつきにくかったようですが、
このシールだと、あっという間!!
その小学四年生は、既に5年生になっているので、
今更シールを使う必要はありませんが、
楽式への理解がスムーズにいくのは間違いありません。
わかりやすく、見やすく、理解しやすい。
いいこと尽くし。


【2001.11.29】ヴェルサイユの祝祭V

今日紀尾井ホールへヴェルサイユの祝祭を見に行ってきました。
バロックダンスって、なかなか見に行く機会がありません。
今日はとても貴重なひとときを過ごすことができました。

私が資料室でお勧めしているバロックダンスのビデオを監修している
浜中康子女史が監修している演奏会で、
ルイ14世時代の劇音楽あり、ダンスありで、とてもためになりました。
とくにこの劇音楽「太ったカトスの結婚」は、
バロック期の舞台作品として楽譜・振り付け・歌い手や演奏者の
ステージ上での動きなどが記された完全な台本として現存されている
唯一のものとのこと。
舞台の作りは観客をその時代の貴族に見立てた流れになっており、
その時代の王宮にタイムスリップしたような気分でみることができました。

舞台そのものにも感銘を受けましたが、
なによりも浜中康子の存在そのものに感銘を受けてしまいました。
プログラムをみると、彼女はこの舞踏譜の解読から手がけています。
桐朋のピアノ科を出たあと、バロックダンスの研究に没頭し、
それまでの研究の成果をここまでの形にしてしまう、
そのエネルギーと集中力に非常に感動しました。
あれだけ多くの人が協力してくれ、
一緒に舞台を作り上げるということは、
きっととても魅力的な人なのだろうなぁ・・・などと勝手に想像したのでした。

ひとつのことを極めるって、本当に大変です。
浜中女史の踊りはとても優雅で美しいものでした。
凛としていて、存在そのものに惹かれた私です。
こんな生き方ができるってすごいな、すばらしいな・・・・
そんな熱い思いを胸に抱きながら帰ってきたのでした。



【2002.2.19】渡辺由記子公開講座

今日午前中、渡辺由記子先生の公開講座へ行ってきました。
「やる気を引き出す魔法のレッスン」・・・と聞くと、
どこにでもある最近流行の生徒との接し方、声かけだけか?
なんて疑念を持ってしまいますが、
内容はとても濃いもので、充実した2時間半を過ごすことができました。

脱力、指の強化、表現力の導き方、
こういった指導法は常に模索しながらのレッスンです。
今回の講座では、たくさんのきっかけをいただいたような気がします。
非常に具体的で実践にそのまま使えそうなものも多々ありました。

日頃疑問に思っていたこと、
「もしかして今の私のレッスンは、もっとこうした方がいいのでは?」
なんて思っていた悩みなどが、少し氷塊したように思います。

指の強化については、日頃から思うところがあり、
脱力にだけ気を止めていると、結局は一本一本の指が独立しなかったり、
最近思うのは、指がしっかりしていないと脱力もできないのでは、ということです。
今回の講座を聞いて、やはり基礎となる脱力と指の強化は
常に同じ割合で重要視すべきものなのだと思うに至りました。

この他、表現力についても、
導き出すだけでなく、やはり伝えていかなければならないこともあるわけですが、
いずれ生徒自身の力で応用が付くように、
生徒の表現力の引き出しが多くなるようにするには、
このバランスをどのようにとっていくべきか、非常に悩んでいたところでした。
もう少し伝えることに重きを置いてもいいのでは?
最近そんな風に考えるようになっていたのです。
白紙の状態で、表現しなさいといっても、表現できるはずもなく、
ピアノで表現するとはどういうことなのか、
これをもっともっと具体的に伝えていっていいものなのでは・・・
今はそう思っています。
今日からもう少しこの点を踏まえてレッスンしていくことになりそうです。

あ、そうそう。もうひとつ学んだこと。
15分でたくさんのことを注意するよりも、
たったひとつのことを集中してそこだけ部分的にレッスンする。
これをもっと取り入れるべきだと実感しました。
今日のレッスンは普段にも増して、やる気満々です。(笑)



【2002.3.31】ピティナ・ワールド・フェスティバル

27日から今日まで、ピアノ指導者協会ピティナ主催の
ワールド・フェスティバルに参加してきました。
朝から晩まで、こんなに忙しく活動することってなかなかありません。
なんだか学生時代に戻ったようで、心地よい疲れです。

ネットで知り合ったkiku先生との対面を果たし、
その上同じピアノを奏でることもできました。
本番までスタジオで練習したり、指揮者からレッスンを受けたり、
たった2日だけの練習期間でしたが、なんとか本番へ!!
最初の3ぺージめちゃくちゃ緊張しました。
でも、合わなければならないところがビシバシ合って、
みんなの音楽が聞こえてきて・・・・それがどんどん快感に!!
最後は笑顔で演奏を終えることができました。
kiku先生との素敵な出会いに加え、こんなオマケまでついて、
本当に最高のひとときでした。

そのほか、様々な講義を受けたり、公開レッスンを見学したり、
本当に充実した数日間でした。
こんなにたくさんの先生方が、こんなにピアノ教育に熱く関わり、
前向きに取り組んでいるのだということを知り、大きな刺激を受けました。

この数日間の出来事を、頭の中で整理するには、
まだ何日かかかりそうですが・・・・(笑)
自分の中で熟成し、今後のレッスンに生かしていきたいと思います。

あー 楽しかった〜〜〜〜!!!




2002.7〜2003.7
ここから私の視点が大きく変わっているのがわかります。この時期は、もっといい指導がしたいのであれば自分自身の音楽性を豊かにしていくしかない、ということに気づき始めた時期です。そして、指導に必要不可欠な音楽的な自立を自分に求め始めた時期でもありました。怒涛の勉強が始まります。かなり焦っていたのがわかって面白いなぁ。(笑)思い起こすと、この時期にフォルテピアノやチェンバロとも出会っていて。転機となる時期だったのかもしれません。
【2002.7.18】バッハ・インベンション研究会

今日は第3回目のバッハ・インベンション研究会でした。
私が大学の時、ゼミでお世話になった中村佐和子先生の講座です。
毎月第3木曜日にある講座なのですが、これが面白い!!

中村佐和子先生は、とても個性的でエネルギッシュな先生です。
授業もそうでしたが、やはりこの講座もエネルギッシュ!
ただ話しを聴くだけではなく、参加型の講座です。
もちろん多少ドキドキはしますが・・・。
この緊張感、ほんと学生時代を思い出します。(笑)

1曲につき、4回くらい講座があります。
ということで、かなりじぃ〜っくり分析していくことになります。
この分析、生きた分析なのが面白いのです。
ただ、ひたすらここはこの和音、ここはこういった和声進行で・・・
なぁんて分析するのではないのです。

例えば、現在14番を勉強しているところなのですが、
最初T-W-X-Tという和声進行になっています。
(詳しくいうと、そこにもうひとつハーモニーが加わっているのですが)
これをまず、実際に鍵盤で演奏するのです。
ベースはB-Es-F-B。
これにソプラノをB-B-A-Bの密集で演奏します。
おもしろいのはここからで、これを実際の演奏に合わせてみるのです。
(ということで、毎回演奏者4名が決められています。)

演奏にハーモニーが加わることによって、
横のメロディでしか感じられていなかったもの、
またはハーモニーを感じている「つもり」でいたものを、
実感することができます。

今日はゼクエンツを根音に合わせて演奏しました。
あぁ、ここってこんなに美しい響きだったの?!
今更ですが、実際に合わせてみると想像以上のものです。

曲全体の根音を見つけだしたら、
曲に合わせて根音を演奏します。
こうすると、曲全体のハーモニーがこんなにもくっきりと
浮かび上がってくるものなのか・・・と驚きです。

中村先生のゼミは、今現在の私にとても役に立っています。
それは何故かというと、
先生の授業はつねに「こども」を意識しているからです。
幼児教育を勉強はしているものの、
じゃ、そういった発達過程にいる子どもに、
どのように教えるべきなのか・・・難しいことです。
それら具体的な案を豊富に提示してくださったのが
中村先生のゼミでした。

この講座も自ずとそういった性質を帯びてきます。
子どもにハーモニー進行を教えるコツ。
ゼクエンツを体に染みこませるコツ。
たくさんあります。
私自身の勉強になるだけでなく、
それらをレッスンに生かせるということ。
楽曲分析はとても難しく、
それをこどもたちにどうやって伝えていけばよいのか・・・なんて、
もともとアナリーゼが苦手な私にとって、
自分のことで精一杯の課題であり、
それをレッスンで生かすことなどなかなかできるものではありません。

それが、この講座では両方取得できてしまう。(笑)
とはいえ、問題はここで習った分析の仕方などを、
応用できるかどうか・・・です。
まだ3回目で、1曲しかやっていないので、
これから少しずつ分析そのものに慣れていき、
生きた分析を取得して、
レッスンに生かすことができるようになれば
嬉しいなと思っています。


【2002.9.2】岩田先生公開講座

とうとう待ちに待った今日がやってきました。
早く岩田先生の講義を聞きたい!ずっとずっとそう思い続けてきました。
期待通り岩田先生の講義はとても面白く、
大変内容の濃いものでした。

HPでおなじみの語り口の巧さに加え、
ただの分析に終わらない、
実際の演奏を交えた講義は、
ドビュッシーが苦手な私にも充分楽しめるわかりやすい内容のものでした。
(しかし、わかりやすいというだけではなく、
本当に中身が濃かった!!久々に集中しまくりました。(笑))

私は、受講者全員の横顔と後ろ姿が見えるところにいました。
主催者としては、受講者の反応はやはり気になるところで・・・。
チラリチラリと全体を眺めていたのですが、
みなさん真剣に講義に参加しておられ、
先生のお話にうなずく方、鉛筆を走らせる方、
本気で勉強しようというみなさんの意欲が、
勉強をする場としてのとてもよい雰囲気を作り出していました。

そして、終わった後みなさんの満足した笑みに出会うことができ、
受講者としての満足感と、主催できてよかったという満足感で
気持ちがいっぱいになりました。
この場を借りてもう一度、岩田先生に深く御礼申し上げたいと思います。
本当に本当にどうもありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします!!!


【2002.10.07】バッハ・インベンション研究会U

今日はバッハ・インベンション研究会の日でした。
中村佐和子先生の講座です。

嬉しいくらいわかりやすくゼクエンツについて教えていただけました。
後は、これを自分の体に染みこませるべく、
何度も何度もピアノで演奏せねば!!

1曲を何回にも分けて講義してくださっているお陰で、
他の曲への応用力が身に付くような気がしています。
大切なのはハーモニーを感じることですが、
今日は1曲全体を、4声体で演奏するところまできました。
これがとても楽しい!!!
ただ書かれた4声体を弾くのではなく、
バッハの楽譜を見ながら、それができるようになったらなぁ、
なんて思います。
ということで、あとは訓練あるのみ!

今までどんな風に取り組んだらよいのか、
方法が見えてこなかった私にとって、
この講座は、本当に救世主のような存在です。
せっかく訓練の方法がわかったのだから、
これはしないわけにはいかないな・・・・がんばらねば!!
とにもかくにも、頭じゃなくて体に覚え込ませたい〜〜〜〜!



【2002.10.28】岩田先生公開講座シリーズT

シリーズ第1回目の今日、もうウキウキワクワクしてしまって・・・
昨日は全然眠れませんでした。(^‐^;;
当日の準備をしながら、もう楽しみで楽しみでっ。

いろんなことが見えてくるって、面白くてやめられないですね。
岩田先生の講座は、演奏付きの分析なので非常にわかりやすく、
時代背景などもお話ししてくださるため、
ドビュッシーの全体像が見えてくるようで楽しいです。
(詳しい内容は、別にアップしてあるのでここには書きません。)

それにしても・・・
今日のアラベスクとボヘミアンダンスの演奏・・・すばらしかった。
音色の変化や、表現の豊かさ。
岩田先生がアラベスクの最後の余韻をじっくり堪能した後、
すぅっと立ち上がってお話しに戻られる間(ま)・・・・
その余韻を受けての話しの始め方。
講義そのものが音楽だ!とその瞬間に衝撃を受けました。

先生の講義は、全体に大きな流れがあります。
それは時代背景、ドビュッシーの特徴、楽曲分析という複雑な要素を、
自然に絡み合わせることによって、
立体的なドビュッシーを私たちの前に提示してくれます。
私たちにはまるでドビュッシーのハーモニーが自然に色合いを変えてゆくように、
自然な流れにのせられているように感じますが、
実は非常に考えられた、構成感のある講義なのだと実感させられます。

この考えられた構成感と自然な流れが、
この講義は音楽だ!と感じさせる要因なのかな?などと思ったのでした。
次回はどんな音楽が聴けるのでしょう。本当に楽しみです♪



【2002.12.1】グループレッスン

今日岩田先生1回目のグループレッスンがありました。
このときばかりは、師匠と弟子。
こういった気持ちの切り替えも気持ちのよいものです。
しかし・・・その分緊張も・・・(笑)
生徒三人ともに緊張の面もちで、レッスン開始。
早めにこの緊張から開放されたい私は、
一番に見ていただくことにしたのでした。(^‐^;;

このレッスンで嬉しかったのは、
ソナタがよく見えてきた・・・ということでしょうか。
ベートーベンのソナタまでいっちゃうと、
「じゃ、ここは何?」みたいな部分がたくさん出てくるし、
主題も長いし、コーダも長いし・・・(笑)
経過もコデッタも長くって、判断しにくかったりします。

もちろんまだ全部理解できたとは言えませんが、
全体像を把握することが、少しできるようになったかな・・・。
全員ベートーヴェンのソナタを持ってきていたので、
自分のレッスン後、他の人の演奏に耳を傾けながら、
一人で形式に関してちょこちょこメモをしながら見学できたのが、
これまたよかった!

自分でわかる範囲のD-Tは、書き込んできてはいたのですが・・・。
じゃ、それを演奏に反映できていたかというと、
やはりただ頭の中だけで問題を解くかのように書き込んでいただけで、
それを演奏に生かすところまではいっていなかった私。
公開講座を聞いても、今回のレッスンを受けても、
そういった知識を演奏に生かせない自分を痛感しています。
そして、こういう機会がその自分を変えていけるチャンスだと、
ワクワクしながら受講している私もいるのでした。

自分のレッスンを受けて、全体像の把握以外に思ったこと。。。
それは自分が思っているような演奏に聞こえていないということ。(^‐^;;
私はポロポロとしたタッチで弾いているつもりでも、
左右のバランスが私の思っているほど差が出ておらず、
聴く側にはぼやっとして聞こえている・・・・
結構こういうこと私の演奏では多いのです。
で、それがわかっていながらなかなか克服できていない。
それを今回また痛感させられちゃいました。とほほっ

面白かったのは、効果的なデクレッシェンド、クレッシェンドの方法。
長いクレッシェンドやデクレッシェンドって難しいです。
自分の持てる音量の幅なんて決まってるし・・・。
それを音のバランスなどを利用しながら、
そのように「聞こえる」工夫をする。耳の錯覚とでもいうのかな・・・。
これは本当に面白かった!!

次回のレッスンも楽しみ!
吸収できるものは何でも吸収したいっ!
そのためには、やはり前準備が大切。がんばらねばっ!!



【2003.1.24】スケールとアルペジオ

最近ピアノの練習前に、
全調スケールとアルペジオを弾くようにしています。
(今更だけど・・・(^‐^;; )

で、気づいたこと。
恐るべしスケール&アルペジオ!!
1回スケールとアルペジオを通しただけで、次に弾く曲の音の鳴りが違う!
曲の練習に入る前、ツェルニーを持ち出してきたり、
ハノンを持ち出してきたり・・・いろいろしたけれど。。。
どれよりも効果がある気がしてます。

やっぱりスケールとアルペジオは基礎中の基礎!なのですよね。
あぁ、今更だけど・・・感動♪
ウルウルしちゃうくらい美しいスケールとアルペジオを弾いてみたいわ。(^‐^;;


【2003.2.5】ピティナ千葉支部主催公開講座

今日は岩田先生の公開講座を聞きに、千葉まで行って来ました。
遠いと思っていた千葉。結構近いかも・・・・。

千葉での講座は、こちらではまだやっていない後期の作品があったりして、
まだ聞いたことのない内容がたくさん含まれていました。
最初の方は、印象主義などについての説明。
ここはシリーズを聞いたことのある人間にとっては復習ですが、
そういう人もいるだろうことを心得ていらっしゃる先生は、
プラスアルファで、聞いたことのない内容もちょこちょこ入れてくださいました。
今までシリーズで得た知識の総まとめができた・・・といった感じです。
ということで、和声についても時代背景についても、
すり込みすり込みと同時に、まとめまとめ・・・といった感じで、
鉛筆を持たずに、頭の中で反芻するように聞くことにしました。

そして曲の分析。
分析の方法、それを演奏に生かすための説明などは、
こちらのシリーズと同じ方針で説明されました。
大学時代の講義を受けているような感じです。
その中で、シリーズではまだ語られていない、
サティとの交流についてお話しがあったり、
ソステヌートペダルについてのお話しがあったりして、
本当に充実した内容の濃い講義でした。
きっと私を含めあの場にいた人たちみなさん、
2時間頭をフル回転させたことでしょう。(笑)

今回も「例」として、様々な演奏がありました。
アクセントとしてのペダリングを用いるところで、
モーツァルトのトルコ行進曲が出てきたり、
ベートーヴェンの減7の使い方として、悲愴が出てきたり・・・。
ジャズのペダリングは・・・とジャズを演奏なさったり。

和声の不安定な音から解決へ・・・という例についても、
ハーモニーを実際に演奏なさっての説明。
そして、これらの音をどのように表現したいのか・・・
といったところまで語られるあたり、
やはり分析から演奏へ・・・の復習でした。
何度も何度もきくうちに、
どう表現したいか、という説明ができるようになっていきそう。。。

もう今回で5回目の講座。
やはりすべてに共通するものがあるわけで、
それが私の中に刷り込まれれば刷り込まれるほど、
私の身に付く・・・はず!(笑)
これを今度はレッスンで、自分がどこまで出来るか試す。
で、試して演奏までなかなか反映できていない自分を露呈し、
がっくりくる・・・と。(^‐^;;

落ち込んじゃうことも多いですが、
このサイクル、私の中で最高なのでは?なんて思っています。
公開講座→レッスン→公開講座
こういったサイクルの中で、共通点である
分析→演奏表現の部分をできるだけ学び取り、
自分のものにしていきたい!

ここ数日ほとんど岩田先生漬だったので、
あらためてそんなサイクルに恵まれた自分を発見しました。
うんうん。日記なんか書いてる場合じゃないぞっ!!
復習復習〜〜〜(≧∇≦)


【2003.2.6】生きた和声

先日スケールとアルペジオの練習にはまっていると日記に書きましたが、
それに一つ加わりました♪
掲示板で生徒のとねりこさんが、ハノンのスケールの並びが、
何故ああなのか、といった質問をしてくれたとき、
あらためて基本に立ち返る機会を得ました。

そこで、思ったのです。
う〜〜ん。属調へいく自然な感覚を私こそが身につけたい!と。(笑)
ということで、岩田先生に主調から属調へ移行していく、
和声進行を教えていただきました。
自分で考えようといろいろ試行錯誤したのですが、
結局わからず・・・聞いちゃいました。(笑)

Cdurのスケールを弾いた後に、TWX〜とカデンツの中で移調。
その流れでGdurのスケールを弾く・・・というワケですが。
指使いさえ覚えてしまえば、
全調で弾くのは実はそれほど大変ではないんですよね。
でも!!でも!!!
頭を働かせながらだと、これが難しい!
それぞれの和音がどういった和音なのかひとつひとつ確認しながら、
そしてそれぞれの和音がもつ響きの特徴を感じながら・・・。

私がやりたいのは、これらを演奏に生かすことなので、
とにかく、それぞれのもつハーモニーの響き、TSDの性質などを
しっかりと頭と体にたたき込まなきゃなのです。
導音が主音にいったなぁ、第7音が半音下がったなぁ〜
なんて全部いちいち確認しながらの作業です。

練習したのは、たったの1時間半なのに・・・
なのになのに!この疲れ具合はなに?!!
いかに普段頭を使わずにピアノの練習をしているか。
なんか実感してしまいました。(^‐^;;

今練習中なのは、
平行調へ移調するハーモニー進行。
属調へ移調するハーモニー進行。
半音上の調へ移調するハーモニー進行。
全音上の調へ移調するハーモニー進行です。

演奏にも生かせるけれど、伴奏付けも豊かなものになりそうな予感・・・。
がんばって身につけようっ♪

【2003.5.31】インマゼールの演奏会

今日は、naoちゃんと一緒にフォルテピアノの演奏会へ行って来ました。
フォルテピアノ・・・マジではまりそうです。
チェンバロにしても、フォルテピアノにしても、
現代ピアノのもつ豊かな響きがない分、
演奏表現がとても豊かになる気がします。
そして、現代ピアノ以上に楽曲の構成をはっきりと認識した演奏だと感じます。
岩田先生が、古典の特徴はコントラストだとおっしゃっていましたが、
これらの演奏を聴くと、本当にそれがよくわかります。
ピアノでもこういう表現使いたいなぁ・・・などと思うのですが、
そうするとクドくなっちゃうんだろぉなと思ったり。。。

インマゼールの演奏は、本当にすばらしいものでした。
前回フォルテピアノの演奏会へ行ったとき使われたピアノは、
この世にフォルテピアノというものが生まれたばかりの頃のものがモデル。
今回は、それより後に作られたフォルテピアノがモデルなので、
前回より鍵盤数も多く、音も豊かでした。

インマゼールの演奏は、音色がとても豊か。
そして、なによりも表現力がすばらしい。
多少のミスタッチはありましたが、
そんなのは気にならないほどの表現力。
特に、第2番と第3番のソナタは、すばらしい集中力による演奏で、
これを聴いてしまったら、
どんなピアニストが演奏したソナタも物足りなくなっちゃうかもしれない。
フォルテピアノによる彼の演奏は、それくらいすばらしいものだったのでした。

できれば、彼が現代ピアノではどのように演奏するのか・・・
それも聴いてみたかったな。。。。


【2003.7.21】楽曲分析

今ベートーヴェンのソナタOp.31-1を譜読みし始めています。
今日は1楽章を分析してみました。
まだ全部分析し終わってはいないのですが、とにかく楽しい!!!
今まで見えてこなかったものが、いろいろと見えてくるからです。

ほうほう、ここはこぉんなに長いドミナント・・・!
さっきと同じドミナント進行のゼクエンツが、
アレンジされてここではこんな風にっ!ははぁ〜〜〜っ
おっ、属7の和音にここで第9音がっ!
なるほど、保続音が右手に・・・。
この再現っ。へぇ〜〜〜っ

みたいな・・・。(笑)
やっぱりベートーヴェンってすごい〜と思いつつ、
じゃ、どう弾こうかなぁ〜などとワクワク考えている自分がいて。
今までは、なんとなく・・・と感覚で弾いていたものが、
こうして分析していくことによって、
こう弾こう、ああ弾こう、と具体的に言葉に表現できるようになっています。

まだ譜読みということで、スラスラは弾けませんが、
ハーモニーの進行を弾いてみたり、遊び弾きしている感じで楽しいです。
ま、今は第1楽章だからこんなにリラックスして楽しめるのかも・・・。
恐ろしいのは第2楽章。。。
果たして気持ちよく弾けるようになるのであらうか・・・。ふあんだ( ̄▽ ̄;A




2003.8〜2004.7
怒涛の音楽生活はまだまだ続きます。今やれと言われても絶対にできない。若いってすごい。(笑)この時期は、音楽の自立へ向けた勉強と同時に、足しげく演奏会へ出向くよう心掛けた時期でもありました。また、基礎練習に目覚めたのもこの時期。コルトーとハノンにはまりまくりました。姿勢、指の使い方、あらゆるものを矯正しようと試みていた時期です。この時期はまった基礎練習があるから、今の私がいるのかな・・・と思うことも。
【2003.8.19】エリーゼのために

最近聴き比べCDを編集するのが楽しい私。
先日はテンペストを編集。
で、今回は題名になっているエリーゼのために。

ブレンデル・仲道郁代・ギーゼキング・ケンプの演奏です。
ブレンデルと仲道郁代は、かなりゆったりしたテンポ。
ギーゼキングはこの中で一番速いテンポだけれど、
たぶんみんなが持っているエリーゼのためにのテンポ感よりちょっと速いくらい。
ケンプは、その中間くらいのテンポ。

テンポ設定だけでもこれだけいろいろあるわけだけど、
表情のつけ方などは、ほんと千差万別。
その中にあって、仲道郁代の演奏はちょっとさびしかったな。
ありきたりの演奏・・というか、教科書的というか・・・、
発表会で子どもが演奏するだろう演奏のお手本といった感じ。

他の3名は、それぞれ個性が光ってマシタ。
共通しているのは構成感がしっかりしていること。
場面の切り替わりがすごくはっきりしていて、心地がいい♪
またひとつひとつのフレーズが、とっても生き生きしていて。

誰もが弾いたことのある、
そしてクラシック音楽を知らない人も、この曲は知ってる・・・・
それくらいの名曲。

う〜〜ん。
こういう曲を改めて勉強しなおすのもよいかもしれない。
私だったら、どんな風に演奏するだろうか・・・。
遊びで弾いたことしかない曲なので、興味津々。
本気で取り組んでみたら面白いかも。

ちなみに、私はギーゼキングの演奏が気に入りました。
あ、でもブレンデルも捨て難いかなぁ〜〜。
ブレンデルのテンペストはそれほど好きになれなかったのだけど、
この曲の演奏は好き。
テンペストは3名分しか作成できなくて、
ブレンデル・グールド・シュナーベルの聴き比べでした。
私はシュナーベルが好みのようで、もうたまりませんっ。(笑)



【2003.9.29】岩田先生公開講座

今回もソナチネアルバムから。
特に面白かったのは、形式についてのお話。
ソナタ形式の成り立ちについてわかると、
どうやって演奏しようかな、と思うヒントになるので、
めちゃくちゃ面白い!!

それぞれの形式の特徴。
それが次の形式へ発展していく。

岩田先生と会うたびに、こういったお話しはしていただいていたのだけれど、
なかなか頭の中だけだと整理ができない。
今回は公開講座ということで、
ボードに書いていただけたので、しっかりと整理することができました。
なかなか頭の中だけだと整理しずらい。。。(笑)

個人レッスン、公開講座と、
ここのところ全体の構成について見ていくことができるようになってきて、
譜読みの楽しみが倍増してきている私。
昨日見ていただいたエリーゼだって、
1年前の私だったら、適当に演奏してるんだろうな〜って思う。
全体像が把握できて、こうしようああしようと具体的に思えるって、
本当に楽しい。
後は、そこに柔軟性が欲しいところ。
こういう演奏もありだし、ああいう演奏もあり・・・という柔軟性。
ピアノ講師という立場にあって、絶対に必要な視点。
それが、柔軟性なんだとつくづく思う。
ただ、それは「なんでもあり」という柔軟性ではないわけで、
そこが難しいところ。

まだ30そこそこだから・・・・と許される現状でも、
10年後には許されないと思う。
10年間何を勉強してきたの?ってことになるから。
10年後には、40らしい知識と深みのあるレッスンができるようになっていたいな。
20年後には、50らしい深みのあるレッスン。
がんばろっと。


【2003.10.28】スケールを表現する

常々音楽的なスケールを弾きたいと思いつづけている私。
でも、なかなかそうはいかない・・・。
音の粒をそろえるとか、全体の流れとか、そればかりに気をとられる。
スケールを音楽的に演奏するってどういうこと?
きっとそれが本当のところわかっていなかったのだと思う。
「いなかった」というのは、音楽的なスケールとはどういうものなのか、
今日気づいたからデス。(自爆)

のぼりをクレッシェンドで、くだりをデクレッシェンドで、
全体をなめらかに・・・なぁんて、そればっかりに捕らわれていました。
それは重要なことなのだけど、
それだけでスケールを音楽的に演奏できるかというと、
それは違うのだ・・・と今日「具体的に」気づいたのです。

それぞれの調には、それぞれの雰囲気があるわけで、
それをどう「表現」するか・・・ということなんですよね。
(あぁ、ほんと今更だけど。(^-^;A )

短調などは、表現するのがとても楽しい!
和声的短音階の増音程も面白いし、
旋律的短音階ののぼりとくだりの変化なども面白い。
今まで当たり前のように弾いていたけれど、
これがこれほど面白いと感じたのは今日が初めて。
あぁ〜、本当に今更なんですよねぇ〜。はぁっ

一体今まで私はスケールのなにを見てきたというのか。
スケールになにを感じてきたというのか・・・。
音を羅列してただけ・・・。
聴いた感じ、乱暴でなく美しく弾けているかどうか、
それだけでスケールを演奏してた。

スケールが面白い。
それを感じるのは、スケールを表現しようと思えるから。
きっと、今まで美しくきれいに弾こうとばかり思って、
「表現しよう」とは思っていなかったのですね。
音楽的にスケールを弾くということは、
ただ美しく弾くのではなく「表現」がそこになければならない。
今日はその当たり前のことに気づいた一日だったのでありました。(^-^;A


【2003.11.10】岩田先生公開講座

昨日は岩田先生のピアノレッスン&和声(作曲)で頭パンパン状態。(自爆)
今日は公開講座で、頭パンパンになりました。(笑)
ロンド形式とソナタ。
単純ロンドは、すぐにロンドだ!とわかりますが、
今回扱ったモーツァルトのロンドなどは、
思わずソナタ?と思わせられるような部分が多々あり、
たった一人でソナタなのかロンドなのかを判断するのは難しいほどです。
展開してたりなんかするから・・・f(^-^; ポリポリ

ベートーヴェンのロンドは、ロンド形式の中にロンドが含まれていて、
すでに脳みそがちょいとグデン状態。(笑)
こんなに頭使うことって滅多にないから、脳みそが悲鳴をあげる!
そのあとこのモーツァルトのロンド・ソナタだったものだから、
頭パンパン状態もいいところ。(でも心地よかったりするのデス。)

楽譜を見ながら先生の演奏を聴いて、
さらにそれをノートに書き取る・・・(AやBなど見やすくまとめる)
そういう行為を経てすら、頭の中はグルグルと苦しむのであります。
ただでさえ頭の回転の遅い私には、つらい二日間でもありました。
いや、もちろん面白かったのですよ!
ただ、真剣に理解しようと思えば思うほど、つらいものでもあるのデス。

私の落ち込む様子を見るに見かねた岩田先生。
「でもね、演奏する側にとって一番大切なのは、
2つのコントラストを理解することだから。」
でも、これくらいで脳みそグデングデンになってしまう自分が悲しくもあり。(T-T)

あぁ、音楽って奥が深い・・・。
でも、こんな自分に落ち込みつつも、楽しくてやめられない。
最初はピアノ講師という職業柄、
なんとか学ばねば!という義務感からだったものの、
今は知るということの面白さに触れ、楽しくなっています。
楽譜を目の前にしたとき、多くのことが読み取れる。
多少なりとも以前より読み取れることが多くなってきた今、
頭がグデングデンになるからといって、
落ち込みつつも「楽しい〜〜」
と脳みそにはドーパミンが分泌されるのであります。

そうそう!
昨日のレッスン(ベートーヴェンのソナタop.31-1第1楽章)も楽しかった!
二通りの弾き方をやってみたり、
Tが続く冒頭の部分にある休符に何を感じるか・・・といったあたりなど、
ワクワクしすぎちゃって興奮しながらレッスンを受けてしまいました。
「楽しい〜〜!」を連発しながらレッスンを受ける私って・・・。
(一緒にレッスン受けてたnaoちゃん引いてたかも。(⌒〜⌒;A )



【2003.11.29】クラヴサン音楽の100年

今日は東松山でサロンコンサートがありました。
チェンバロの工房が主催しているものです。
今回のテーマは、フランス音楽。
クラヴサンとは、フランス・チェンバロのことです。
ルイ13世からルイ16世までの時代。
最初はリュートの音楽を
そのままクラヴサンで表現しようとしていたものが、
次第に現在私達がよく耳にするような鍵盤音楽に
発展していく様子がわかって面白かったです。

で、私はというと、
どうやらルイ13世頃の演奏が好きみたい。
ランベールという作曲家の宮廷歌曲が特に気に入りました。
私達が普段聴き知っている歌曲とは違って、
旋律がちょっと独特なんですよね〜。
それがたまらなく私にはよかったのでした♪

そうそう、楽器も2台用意されていて、
17世紀フランス様式のものと
18世紀フランダース様式のものがありました。
こちらも、前者の音色の方が私の耳に合うみたいです。

普段弾きっこで使っている会場よりも小さいくらいの会場での演奏会。
やっぱりチェンバロなどは、これくらいの空間がよいですね。
当時王様や貴族たちは、これくらいの空間で、
演奏を楽しんだんだろぉな〜などと想像しながら、
楽しいひとときを過ごしたのでありました。

今回はバロックダンスは付いていませんでしたが・・・。
バロックダンスありの演奏会にも行きたいな♪


【2004.1.16】基礎練習

ここのとこ、基礎練習の重要性を改めて感じています。
というのも、お正月休みで指がかなりぼけていたっ!!(自爆)
そんでもって、3月の発表会用にテンペストを練習したら、
思ったように表情がつかないつかない・・・・。
「私ってへたっぴ〜!」と悲しくなってしまったのです。

で、これは曲を練習する以前の問題だと思い、
基礎練習を丹念にすることにしたのでした。
やってみてびっくりするほどの効果!
ミスタッチがどうだとかいう問題ではなく、
「表情」を思ったようにつけるということ。
これがびっくりするほど思うように動くのです。

先日内田光子の演奏を聴いて、ひしと感じたのは、
左手の表情だったのですが、
それがびっくりするぐらいによい表情が出てくる。
表現力があるとかないとか以前の問題で、
基礎練習が足りなかったのね・・・と実感。

ということで、私オススメの基礎練習メニューをば。(笑)

1)コルトーのピアノメトード(全音) P9〜P14
  P11以降の練習は、指のみによるスタッカート→レガートを
  フォルテ→ピアノでやっています。

これプラス、よさげなのをピックアップして練習します。(30分)

2)スケール全調 指のみによるスタッカート→レガート

これに15分くらいかかります。

基礎練習とはいえ、たったの45分ですが、これがすごい効き目!!
もう楽しくてたまんなくなっちゃいます。(笑)

私が特に気に入っている練習方法は、
指のみによるスタッカートです。
これはリズム練習より魔法の練習だ〜!と気に入っています。
指先の摩擦を感じることによって、
1指1指を意識することができるようになるのです。
独立性が高まる上、指の強化にも繋がります。

ただ・・・・。
指が痛いとか、腕が痛いとかになると困るので。。。。
これを読んで練習しようと思われた生徒さんは、
練習の仕方が効率よい動きになっているかどうか、
先生にチェックしてもらってくださいね。

コルトーにしてもスケールにしても、
きちんとした動きができて、初めて練習の意味があるので、
まずは、それらの練習方法をきっちりと身につけてから・・・だと思います。
興味のある方は、是非お試しあれ。

今年は人前で弾く機会が多くなるし、
自分の練習に励みたいと昨年以上に気持ちが高まっています。
なんとか練習時間を作って、基礎練習を続けようっ♪
がんばるぞぉ〜〜!(っていうか、めちゃくちゃ楽しいよぉ!)



【2004.2.22】レクチャーコンサート

今日ヤマハのグランドピアノフェアへ行き、
予約していた村上輝久氏のレクチャーを聞いてきました。
『いい音ってなんだろう』を読み、
いつかレクチャーを聞きたいと思っていたので、
ワクワクしながら有楽町へ向かいました。

最高だったのは、
モーツァルトやベートーヴェンが実際に使用していた楽器の音を、
聴けたことです。(録音)
音色の変化を求めて、ピアノがどのように進化してきたのか、
実際の音を聴くことで、
今まで見えてこなかったものが見えてきた気がしました。
ベートーヴェンの後期に、あそこまで音色が豊かになっていたとは・・・。
かなり驚きでした。

ここ1年、チェンバロやフォルテピアノに興味を抱き、
そういったレクチャーコンサートや演奏会に通いましたが、
ロマン派の音楽(音色)には目を向けてきていませんでした。
これら音の発展を10年ごとに追った録音を実際に聴いた後、
ピアニスト堀江真理子さんの演奏を聴くことによって、
今回はロマン派の「音色の変化」を今まで以上に体感することができました。
頭で理解した気でいるのと、体感した!と実感できるのとでは、
大きな違いがありますね。

昨日のY先生のレッスンを見学し、
「音色」というものを改めて考え直し始めたところ。
もともと「音色」にはこだわりのある方だと思っていたのですが、
ん〜〜〜、まだまだ!!

昨日、今日と音色について考えさせられる機会を与えられ思ったこと。
「どういう音色で弾きたい」というイメージが、
具体的にはっきりしていないと、そういう音作りは無理だということです。
ということは、それだけいろんな「音色」を知っていなければならない・・・。
果たして、私はそこまでいろんな音に出会っているだろうか?
自分の知っている音色なんて、たかが知れてる・・・。
今までその中で試行錯誤していただけではなかったか??
まだまだ、知らない音がたくさんある・・・そう感じました。
たくさんの「音色」に出会い、
たくさんの「音色」を得て、それを生徒に聴かせてあげたい。
生徒たちに、たくさんの「音色」を感じてもらえたら・・・そう思います。

一番いいのは、やっぱり生演奏をたくさんたくさん聴くことですよね。
まだまだ聴き足りないんだなぁ〜〜〜〜。
3月に内田光子の演奏会へ行く予定。
そこでは、どんな「音色」に出会えるのでしょう?
今からワクワクです。(*^_^*)


【2004.4.5】室内楽体験

ピアノトリオを体験してきました。
前日に公開レッスン、翌日本番という日程でした。
で、がっくし落ち込みました。(自爆)
とにかく人前がこんなにダメだったかと、
自分に驚いています。

ソレイユや講師演奏で随分人前に慣れたと思っていたのですが、
先日のテンペストにしても今回にしても、
あまりにも緊張しすぎる自分がいてまいっています。
特に今回はアンサンブル。
アンサンブルって緊張したことなかったのに・・・(T∇T)
まぁ、気持ちはソロのような設定だったので、
(チェロもヴァイオリンも知り合いじゃない。。。)
そういう意味では、ソロと同じだけの緊張感があって当然といえば、
当然だったのかもしれません。
でも、テクニック的にかなり簡単な曲だったのに、
あんなミスをしてしまうとは・・・・。

テンペストと今回で思ったのは、
今まで本当に自分の畑で演奏していただけ、
本当の意味での緊張感は味わってきていなかったのだ・・・ということです。
また、これまでにないほど自分に厳しくしてきている点も大きいかな。
1曲に関わる際の姿勢や視点が以前より厳しく深くなったのです。
音楽の深みが見えてくれば見えてくるほど、
本番小心になる自分がいます。
本番は自分を自由にしてあげればいいのだけれど・・・。
なぜか必要以上に緊張してしまうみたい。

以前岩田先生が、大学時代は年に4回くらい人前で弾く機会があって、
あるとき突然緊張していない自分に気づいた・・・・とおっしゃってました。
それくらいの頻度で不特定多数の人に演奏を聞いてもらう機会をもたないと、
きっとこの大きな壁は崩せないのだろうと感じています。
今まで体験したことのないほど大きな壁が自分の前にあって、
かなり落ち込んでイマス。

でも、今日は埼玉でnaoちゃんと花見をし、
夜は思う存分彼に今回のことをお話し、
かなぁり気が楽になったので、
この大きな壁に逃げることなくぶつかっていけそうです。
緊張感というのはどんな一流のプロでもあることですが、
(アルゲリッチなどは「逃げたい!」と言うことがあるほど、
楽屋裏で蒼白になるらしい・・・。
ミケランジェリもそうだったっていうし。)
それでもきちんと本番自分を表現できるということは、
やはり集中力のなせる技なのでしょう。

きっとまだまだ集中力が足りないんだな。。。
人目を気にしすぎる性格も影響している気がする。
とりあえず、普段の練習からもっと集中力を高めて練習するようにしようっと。

あ、で、室内楽体験ですが、アンサンブルはやはりよいです。
私にはソロよりも向いている気が前からしていたのですが、
今回もやはり、アンサンブルの方が好きそうな自分を発見しました。
今後はもっとトリオをやっていきたい。
今回は自分のためのレッスン、自分のための発表の場でしたが、
本来アンサンブルとは全員のための発表の場。
3人で曲を作り上げていく・・・という経過も体験したい。
ということは、チェロとヴァイオリンの仲間を発掘せねば・・・なんですよね。

10月にもこのようなレッスンの機会があり、
早速申し込んできたので、
どんどんこういった場にでかけていって、
よい仲間を発掘できるよう視野を広くもっていきたいなぁ。

自分の足りない部分、目の前に広がる大きな壁との遭遇は、
とてもとてもきつくツライものですが、
考えてみると、今までそこまで自分に厳しくしたことがなかった。
与えられた厳しさなどはあったけれど、
自分に課した厳しさというのはなかったし、
大きな壁というのも経験したことがありませんでした。

それだけ甘い環境の中で、音楽を勉強してきていたということなのでしょう。
人生のうち一度は自分に厳しい環境を設定しないと、
この世界で本当の意味で精進するということは無理・・・。
趣味ではないのですから。
「音楽バカ」になる時代が絶対に必要な世界なのだと実感しています。
すごい世界を自分の人生に選んでしまったものだ・・・。

でも、自分の人生の道をこれと決めた以上、
どこまで自分に挑戦できるのかやらなきゃ後悔するだろうと思います。
こんな風に日記で「がんばってる」を表現するのって、
格好悪いと思う人もいるかもしれないけれど、
「必死」になるっていいことだと思う。
みっともないほど必死な姿をあらわにしたって、
それが自分の成長に繋がるのであれば素敵なことだと思う。

これから10年くらいは必死に髪振り乱してがんばって(爆)、
10年後くらいに、
「でも、音楽の世界ってまだまだ深くて。
一生勉強しつづけないとね。」
なぁんて言いながら、ゆとりを持って勉強しつつ、
生徒と接していく講師になれたらいいなぁ〜〜〜〜〜〜〜。
ん〜〜、10年後じゃまだ40だな・・・。
この言葉は60歳くらいにならないと合わないなぁ・・・。
じゃ、あと30年髪振り乱してがんばんなきゃなのか・・・。(自爆)
やっぱすごい世界を選んでしまったものだ。(⌒〜⌒;A



【2004.5.19】安定した姿勢

今年の目標は「安定感」の私。
La Musique du Soleilの演奏では、
腰痛だったということもあり、最悪の姿勢で演奏してしまいました。(T-T)
姿勢が悪いと、演奏も安定感のないものになってしまいがちです。

で、ここのところどういう姿勢がいいのか、
いろいろ試行錯誤していたのですが、
なかなかしっくりくる姿勢が見つかりません。
ところが、La Musique du Soleilでの出会いにより、
これが解消されそうな予感♪

千葉からU先生が出演してくださったのですが、
この先生の演奏にすっかりほれ込んでしまった私。
とにかく聴いていてワクワクドキドキしちゃったのです。
リハのとき思わず「私U先生の演奏大好き!」と告白してしまいました。(笑)

そして、この先生の姿勢のすばらしさ!!
私の求めていた姿勢がそこにあったのです。
U先生とは、背丈も似通っているし、とても参考になります。

ここのところ出演者のためにビデオ録画をしているのですが、
そのたびに自分の姿勢とU先生の姿勢を比べ・・・、
いろんなことが見えてきました。
何が見えてきたかは内緒です。(うほほっ)

気をつけたい点が感覚でわかってきたので、
演奏にかなり安定感がでてきました。
姿勢ひとつで、こんなに演奏が安定してくるものか・・・と驚いています。
6月のホームコンサートでは、
この安定感ある姿勢を自分のものにして演奏したいなぁ〜〜。
で、自分のものにしたら、もちろんそれをレッスンに生かす予定です♪(=^・^=)



【2004.7.14】基礎練習

あれからずっと基礎練習にはまっています。
でも、おかげで随分力がついたなぁと思います。
この年になって、自分の上達が目に見えてわかるって嬉しい。
ピアノは長い目で見ないと、なかなか上達が見えてこないので、
ここ1年でそれが見えてきたというのは、かなりの成果!

ここ2、3ヶ月取り組んでいるメニューは、
指を広げた運動です。
どうしても指を広げると手に負担がかかってしまうのです。
少しずつ筋力をアップして、それを克服したいなぁと。
友人に、恵美子は細かな動きが得意・・・・と言われ、
得意な動きばかり練習しても意味がないと、
この練習を多く取り入れるようになりました。

ハノンのオクターブの練習。
アルペジオの練習。
6度のトリルの練習。

いずれも最初はかすれるような音からの練習でした。
無理は禁物・・・と自分に言い聞かせ、
脱力できた状態で筋力をつけていく方法を重要視しました。
今では随分音が鳴るようになってきました。
こうやって身に付けることができると、
この練習方法はいい!とレッスンに生かすことができるので嬉しい。
自分が一番の実験材料です。(笑)
(オクターブ、アルペジオはミューズクリニックに更新してあります。)

指が以前に増してしっかりしてきたこと、
姿勢が安定してきたことで、
演奏そのものが安定してきました。
明らかに音が違うとわかるのは気持ちがいい〜♪

実は先日のホームコンサートつっかえはしたものの、
安定感や音そのものについては、かなり上達したなぁと、
自分を褒めてあげたのです。(あぁ、私って自分に甘い・・・(^-^;A)
つっかえたのは、すっごくすっごく残念なのですが、
音の違いには本当に驚きました。

年に何回か使用しているホール・ピアノなので、
その違いがよくわかるのです。
まず第1音目から「え?このピアノってこんなに鳴ったっけ?」と。(爆)
音が鳴ると演奏表現にも幅が出てくるので、
全体に今までにできなかった演奏ができたのだと思います。

これからも自分を実験台に、
どんどんよい演奏を目指して、それをレッスンに生かしていきたいな。
自分が苦労すれば苦労するほど、その過程はレッスンに使えます。
それにしても・・・早く人前になれなきゃなぁ・・・。
練習しても練習しても、人前でつっかえてしまうなんて悲しすぎる・・・(T-T)



【2004.7.17】流さない(ハノン)


最近マルカートでの練習がいかに大切か実感しています。
レガートだと指が流れてしまう・・・。
私の場合、指が勝手に先に動いてしまうのです。
ということで、どんな曲を聴いても前のめり。
伴奏、連弾にしても、ソロにしても、
ビデオで確認すると、すごく前のめりに聞こえる。
なぜかなぁとずっと思っていたのでした。

ここ数ヶ月、メトローノームに合わせ、
マルカートで流されないよう、
平均に16分音符を入れて練習するように心がけていました。
先日のホームコンサート。
グループレッスンのステージ伴奏を聞くと、
今まで前のめりでテンポが速くなりがちだった伴奏が、
落ち着いたテンポで演奏できています。
それはソロにも言えることで、
ハノンでのメトロノームをつけての練習って、
こんなに重要だったのかと驚かされました。

それにしても、子どもに基礎練習の重要性を伝えるのって、
すっごくすっごく難しい・・・。
私も子どものころキライだったし、
先生にいくら説明されてもピンとこなかったなぁ。
「すごく弾きやすくなった〜!!」という実感を体験しないと難しい。

この基礎練習って、適切な動きを学ぶだけでも神経使う。
でも、神経を使って集中して練習しないと、
せっかく基礎練習しても無意味な時間になってしまうんだなぁ。
私も30過ぎてやっとこさ、
基礎練習って楽しい〜って思えるようになった。(^-^;A

ピアノって、着実に着実に一歩一歩が大切な楽器だなぁと思う。
大人になって、少し着実にってことができるようになってきたかな。
子どものうちは、それって難しいよね。
でも、私は負けない。(笑)
家での練習ができていなくても、
週に1回のレッスンで15分くらいかけてやるだけで、
かなぁり違うもの。
一緒に基礎練やろうね〜〜〜♪




2004.8〜2006.7
この時期まだまだ音楽的な自立の基礎をやっている・・・と思っていたのですが、今振り返ると基礎はこのあたりで抜け出していたのかな。奥行きが出てきて、手にする本もそういった奥行きのある本になっていきました。ピアノ史メモ年表の作成や、弦楽器との合わせなど、自分の音楽世界を広げて奥行きを持たせるという、これまでの基礎から一歩踏み込んだ勉強になっていたようです。今は、この延長線上なのかな。ここから先の勉強は一生続けていかなきゃいけない学びなのだと思います。
【2004.8.2】夏期音楽講習会

母校で夏期音楽講習会がありました。
丸々3日間の集中講座。久々の学生気分を味わってきました♪

【演奏に生かすピアノの構造と知識 弾き較べ講座】

1日目:午前中・・・ピアノの発展史と様式学
          古典派の場合「ベートーヴェン」
    午後・・・・ベートーヴェンの作品 公開レッスン
2日目:午前中・・・3種類のピアノの違い
          ロマン派の場合「ショパン・シューマン」
    午後・・・・ショパン・シューマンの作品 公開レッスン
3日目:午前中・・・ペダルとピアノタッチとアクションの関係
          近代の場合「ドビュッシー・ラヴェル」
    午後・・・・ドビュッシー・ラヴェルの作品 公開レッスン

朝9時半から5時半過ぎまで、みぃ〜〜っちり講習でした。
かなぁり疲れたけれど、かなぁり面白かった!!
母校がこういったことを企画してくれるって嬉しいです。
これからもどんどん企画して欲しいな。

弾き較べたピアノは、
スタインウェイ・ベヒシュタイン・ベーゼンドルファーの3種類。
公開レッスンも弾き較べながらのレッスンで、
いろんなことが見えてきました。

強く印象に残っているのは、倍音について。
倍音を感じながら弾くってよく聞くことだけれど、
具体的にどんな感じなのかわからなかった。
体で耳で倍音を感じるってどういう感覚なんだろう?
それが今回わかり、大きな収穫でした。

まず、それぞれピアノメーカーによって、
倍音のどの音を強調させるか、が違います。
それがそれぞれの音色の違いとなって出てくるのです。
単音での響きは、ベーゼンが最高の音色でした。
すっごく色彩が豊かなのです。
けれど、倍音を多く感じる分、一度に多くの音を鳴らすような曲の場合、
もわぁあ〜〜っと汚くなりがちです。
ペダルの構造も他の2種と違い、扱いが難しそうでした。

ベヒシュタインは他の2種に較べ豊かな響きではないけれど、
とても美しい音色のピアノでした。
単音を鳴らすと、ポ〜〜ンと音が少し上がっていきます。
そのせいか、私は明るい響きを感じました。
また、一つ一つの発音がしっかりしているので、
細かな動きのある曲や、一度に多くの音を鳴らす曲に合っているようです。
協奏曲のような場合、音の響きがオケに負けてしまうかも、と思うけれど、
小さな会場では、美しい音色を存分に生かすことができるし、
音色そのものはスタインウェイより魅力的に感じました。

で、最後にスタインウェイ。
スタインウェイの一番の特徴は、やはり豊かな響き。
大きな会場に対応できるよう作られたものなのだから。
音もとても安定しています。
ぽ〜〜んと、常に一定の音程を保って音が伸びます。
ベヒシュタインは上がっていったし、
ベーゼンは下がっていきました。
響きも豊かだし、音も安定しているし・・・・。
でも、こうやって弾き較べると何かが足りない。
そんな風に感じる音でした。
他の2種と較べると、無機質な音に聞こえるから不思議です。

いずれも倍音がどのように響くのか、
先生がたくさんたくさんわかりやすく試してくれました。
そのお陰で、倍音を感じるということがどういうことなのか、
具体的にわかったのです。
よく倍音の音を抑えておいて弾き、
その弦を共鳴させる実験がありますよね。
でも、それでは感じられなかったのです。
この実験では単音にたくさんの音を感じる、
ということができなかったのです。

でも、先生のお蔭で、
1音の中に、いろんな音を感じることができました。
「本当だ!ドの中にミもソもある!」と。(笑)
そして、その後それらを感じながら演奏するということが、
どういうことなのか、具体的に曲で知ることができました。
ショパンのエチュード1番の最初。
あれ、ドの倍音から出来てるんですよね。
ショパンは倍音を上手に使った作曲家なのだそうです。

古典派はオーケストラの音楽。
作曲家はピアノという楽器のために作品を書いたわけではない。
けれど、ショパンやシューマンは、ピアノのために作品を書いている。
ピアノの響きを生かした作曲というものが、どういうことなのか。
それらが具体的に見えてきました。
今まで感じられずにいた響きを、
今後は堪能しながら弾くことができそう!!

また、午後の公開レッスン。
1度に何人ものレッスンを見学できるというのは、
本当に勉強になります。
先生がおっしゃりたいテーマのようなものが見えてくるからです。
この先生は公開レッスンになれていらっしゃるようで、
レッスンするだけではなく、
その意味合いをしっかりと聴講生にもお話してくださる先生でした。

大事なのは、こう弾くのだ・・・と演奏を提示するだけではなく、
その本意を相手が理解できるように説明できる、ということです。
先生は何度も「こう弾きなさい、とは言いたくない。
こういう方法もある、ということだ。」とおっしゃっていました。

2、3日目のレッスンテーマは、以下のとおり。
(公開レッスンで、シューマンとラヴェルを選んだ生徒がいなかった。)
ショパンのテーマは、「倍音の響き」「模様のようなパッセージ」
「美しいメロディ」「左右のコントラスト(緊張感)」
ドビュッシーのテーマは、「感覚の表現」「解決しない響き」
「ひとつひとつ独立した響き、色彩」「音域によるコントラスト」

これらがレッスンで具体的に示されるのです。
もちろん今回講習会を受けただけで、
私自身の中にきっちり入り込んだかというと、そうは言えないけれど、
今まで見えてこなかったものが見えてくるような、
そんなきっかけを与えてもらえました。

ところで、この公開レッスン。
私よりずっとずっと目上の方がレッスンを受けられていました。
たぶん大学を卒業してからずっとピアノ講師をなさっているのだろう、
といった方々です。
みなさん、大学を卒業してからもずっとずっと精進してこられた方ばかり。
テクニックもきっと大学時代よりずっと弾けているのだろうし、
なによりも表現力が豊か。
そして、先生のおっしゃることに対する反応のよさに驚かされました。
他の若い人たちは反応が悪かった。テクニックはあっても・・・です。
先生のおっしゃることがすぐにわかるか、わからないか。
これは、表面上で受け止めるか、質的な部分まで理解して受け止めているのか。
その違いなのだと思います。
そして、それらは大学の4年間だけでは学びきれないことなのです。

最近思うのは、大学を卒業するということは、
「音楽の世界へようこそ〜」という入口の鍵をいただけただけで、
まだまだ先は長いということです。
大学は、音楽ってこういうものなんだよ・・・と、
様々な音楽の世界を垣間見せてくれる場です。
そこから先、それらの世界を深めていくのは、
大学を卒業してから、一生かけてやることなのですよね。

ずっとずっと目上の方、
きっと音大などに生徒さんを入学させているだろう、実績のある先生方。
そういった方々が、こうやって丸3日間の講習会に参加し、
レッスンを受けていく。
本当にすごいことだと思います。

生徒を教えることで自分の勉強をやめてしまうのではなく、
自分自身を昇華させていこうと、日々努力している方々。
そういう先生方が、こんなにもたくさんいらして、
こんなにもすばらしい演奏をなさるのだということ。
それは、私にとって最高の励みです。
「私ってまだまだだな。」と思うと同時に、
「これからもがんばっていこう。」と前進するエネルギーをもらえます。

体力のない自分にほとほとまいっちゃった3日間だったけれど、
本当に充実した3日間でした。
たくさんの刺激をもらいました。
これらの刺激を自分の中で消化させるのは、
まだまだ時間のかかることだけれど、
こういう機会を持てたことに喜びを感じます。
楽しかった〜〜〜〜っ!


【2004.9.1】基礎練短縮

やっと基礎練習を短縮できる段階にまできました。(^-^;A
長かったぁ〜〜〜。
これからは、もっともっと曲をこなしていかねばっ!
ここまでの軌跡は、レッスンにも生かせるなぁと思うので、
ここで、ちょいとまとめたいと思います。

【コルトーのピアノメトード】
半年弱凝りました。とはいえ、第3章以降はまだ手をつけていません。
特に時間をかけたのが、第1章です。

第1章:徹底的に指の独立を強化します。ハノンより分解した練習方法なので、
   確実に独立が身につくと思いました。特に持続音を用いた練習が効果的。
   B群は調を変えたりマルカートや指のみによるスタッカートなどで練習。
   C群はすべてはやらず、抜き出して練習しました。この章は基本中の基本、
   A群とB群がとても効果的だと思います。

第2章:ハノンにはない分解されたスケールの練習方法が提示されています。
   これは私にというより、生徒に使える!B群の最初に提示された練習方法
   などは、5才の子に使えたほどです。スケールがうまく弾けない理由は、
   くぐり後の指の準備だったりするのですが、その際にこの方法で練習
   するとすぐによくなります。
    A群の一部は手が小さいためやらないほうがよい・・・というものも
   ありましたが、その部分を除けば、親指の支えをしっかりさせたり、
   親指の柔軟性を鍛えたりするのによい練習方法ばかり。こういう練習方法
   があるとわかるのはレッスンに使えるのでよいです。(私はというと、
   このあたりはさらりと流しました・・・・(^-^;A )
    この章で実際に私が練習したのは、B群の練習No.4aです。親指のすばやい
   動きが要求される運動で、付け根がしっかりしていないとできません。
   スケールに生かせる練習です。また、アルペジオのため、練習No.9aを
   しつこくやりました。これも気に入った練習。C群は練習No.3をいろんな
   調でやりました。

ここいらまでコルトーに傾倒し、時間を忘れひたすら練習していたのですが、
ある時友人がやっていたハノンに心移り・・・。
(だって楽しそうだったんだもん)
コルトーをここまでやっていたことが
ハノンの効き目を倍増させたように思うので、
順序としてはよかったような気がします。

【ハノン】
最初のうちは、コルトーと併用して第1部だけをやってました。
そのうち第2部とスケール練習へ移行。
このときもコルトーと併用していました。
練習方法は指のみによるスタッカートが中心。
(今では、これよりもマルカートの方がいいような気がしています。)

コルトーをやめてからは、第1部・第2部31番までとスケール全調。
その後、「恵美子は指がまわるから」の友人の一言で、
得意なことばかり練習しても意味がない・・・と目覚め、(笑)
指を広げる動き中心のプログラムに変更しました。

第1部はやめ、第2部31番までとアルペジオ全調、
減7・属7のアルペジオ、51番のオクターブ。
これは苦手なだけに苦労しました。(^-^;A
とにかく手を広げるだけで負担がかかる。
ということで、アルペジオにしてもオクターブにしても、
わざとかすれるような音からはじめました。
腕を脱力した状態で、無理のかからない状態から少しずつ慣らしました。
1週間もすると、かなり音が出てくるようになり、
1ヶ月もすると、テンポアップしても疲れないし音も出る状態に。
かなり効き目がありました。
その他、50番・54番3度の動き、49番6度の動きを併用してました。

6度の動きが堂々とした音、テンポでできるようになるにつれ、
もうそろそろ曲中心にしていかなきゃな・・・という節目を感じました。
運動ばかりしていてもつまらないし意味がない。
これまでの練習は曲をよりよくするためにしてきたものなのだから。
実際サンサーンスのアレグロ・アパショナータは、
随分いい音で弾けるようになっていたし、
テクニック的にもかなりラクになってて楽しかった。
友人曰く、大学時代よりテンポもアップしていたらしい。
(大学時代のテンポを自分では覚えていない(^-^;A )

こう楽しくなってくると、いろんな曲に挑戦したくなってくるもの。
とはいえ、基礎練習をやめる勇気もない。
あっという間に逆戻りしそうで怖いもの!
なんとかこれを30分に短縮せねば!と気は焦るばかり。
いや、時間があればやっていいのだろうけれど、
そんなに時間が取れないのです。(T-T)
いろいろ試すものの、なかなかしっくりこず、
やっぱり30分は無理があるのかな、と思い悩んでいました。

で、やっとこさ落ち着きました。30分コース。
スケール全調、アルペジオ全調・減7・属7、オクターブ音階全調、
54番3度のトリル、分散オクターブ音階、6度のトリル。
これが30分で収まるということが、ちょっと嬉しかったりする。
8ヶ月前の私には、絶対無理だったから。
テクニックがつくと、
より効果的で高度な基礎練習ができるようになるものなのね・・・。
というか、この8ヶ月は基礎練習を身につけるための8ヶ月だったのかもしれない。
(でも、ハノンの前書きにはこれ一冊1時間で終わると書いてるのよね。(^-^;A)

本当は、3度のスケールなども入れていきたいけれど、
それはまた次回に・・・・ということで。
今はとにかく曲がやりたい!!
なんとか30分コースと仲良くやっていけそうな感触を得たので、
これからは曲に集中できそうです。

今やっている曲は、ショパンのノクターンとフォーレのトリオ。
フォーレのトリオの譜読みが大変・・・。
Iさんごめんなさい。がんばって合わせの日までには間に合わせます!
余裕があれば、今まで譜読みしてきたモーツァルトのソナタもやりたいけれど、
時間がなかなか取れない。
どっちつかずになりそうなので、
とりあえずこの2週間はこの2曲に集中しないと・・・。
ノクターンはレッスンがあるし、
トリオは合わせがあって切羽詰った状態。(^-^;A

バリで充分休息してきたのだから、
ここらでふんばらないとなぁ。
あぁ、なんとか30分に短縮できてよかった・・・・。
バリへ行って気分転換してきたし、岡田先生ほどじゃないけれど、
自分自身の小さな節目を感じたのでした。



【2005.8.3】国立音楽大学夏期音楽講習会

1,2日と行ってきました。
今年は「音楽基礎理論講座・上級」を受けました。
朝10時から夕方4時まで、久々に学生気分を満喫してきました。
丸一日って、やっぱり疲れるかも・・・(^_^;)
学生時代は当たり前だったのになぁ。

講師は鵜崎庚一(うざき・こういち)先生です。
とてもすばらしい講義をなさる先生で、
受講できて本当によかった!

今回受講して、これはゲット!と思った箇所を、
「重要」としてメモしました。
和声問題を解くためのコツをメモしたのではなく、
ピアノを演奏する際に、必要な「意識」をメモしたつもりです。

・伴奏(ハーモニー)の中からメロディは生まれてくる。

・伴奏の上の音とメロディが対位法になっていると美しい。

・音階の決定権は中音が握っている。
 
・長調TWXすべて長三和音である。
 ここに短三和音が入ると変化が生じる。
 第3音の響きがとても重要。
 長三と短三の変化を感じることが大切。

・和音とは音色である。(三和音は原色。四和音は微妙な色合い。)

・密集と開離の響きの違い。(混在している面白さ)

・三和音は3つのハーモニー、
 四和音は6つのハーモニーが同時に鳴っている。

・四和音の第7音は予備する必要がある音。
 前もって準備された第7音への意識が重要。
 (バッハ/平均律第1番プレリュードなど)

・副属は機能を強めるために使う。

・副属、準固有、ナポリ、ドリア、ピカルディなどの和音は、
 選び抜かれた場所で使われる。
 音を上げたり下げたりすることには、目的がある。
 そして、必ず行き先がある。

・形式の3原則は、「反復」「変化」「対照」である。

・コーダや終止に、その曲のスタイルが出る。


【2005.8.4】第3音の響き

今練習しているメンデルスゾーンの、
「3つの幻想曲またはカプリッチョ」第3番。
とてもとても美しい音楽なのだけれど、
なかなか美しく響かせることができません。
もっともっと美しいはず!と思うのですが、
それがなかなか。(_ _;)

で、先日の講習会なのです。
一番印象に残った「第3音の響き」の重要性。
今日このことを念頭において練習しました。
どの音が第3音なのか気になるところをすべてチェック。
美しく響かせることに重点を置いた練習です。

結果、すばらしい効果が!!うほほっ
今までD→Tなど、音の方向性を持った、
導音や限定進行音などを響かせることには注意していました。
このことにより、ハーモニーが流れていくのです。

でも、この第3音は見落としてました。
第3音を響かせるだけで、
こんなにも芳醇な響きになるとは!
やってみて重要だと感じたのは、
第3音だけを意識するのではなく、
根音との響きが重要だということです。

あとは、具合探しで・・・。
ハーモニーばかり抽出して、メロディが薄れるのもいけないし、
メロディだけ抽出して、ハーモニー感がないのも薄っぺら。
バスに第3音が置かれているのか、
ソプラノにこの音が置かれているのか。
それとも全く違う箇所に置かれているのか。
それでも「具合」は変わってくるわけで。

こういう重要な響きを与える重要な音を楽譜から抽出する作業を、
いちいち音符に○をつけながらやらなきゃならない私は、
まだまだ「実践経験」が不足しているのだと思う・・・。
和声実践で体得したものが、こういうところで生きてくるんだろうなぁ。

とりあえず、演奏していて、
すぐにそのハーモニーがどういうハーモニーで、
どこが第3音で、どこが限定進行音なのかを、
パパパッと感覚でわかるようになりたいなぁ。
今のところ終止などのD→Tくらいしか、感覚的にわからない。(_ _;)
導音も感覚でわかる。
でもでも、それ以外はまだまだ。(T_T)
やっぱり実践なんだなぁ〜。

このことに重点を置いた訓練をしよう。
和声の解答本があるから、
それからこういった音を抽出して、
そういった意識でハーモニーを鳴らす訓練をしよう。
で、先生がおっしゃっていたように、
同主調に移調して・・・・。
余裕があれば近親調へも移調したいところ。

あぁ・・・こういう地道な訓練をしなきゃ、
ここから先はないんだな・・・・を実感。(T_T)
でも、ドビュッシーのハーモニーはすごく芳醇だった。
それは、こういうことなんだろうなぁと思った次第。
がんばろぉ。


【2005.9.9】線になるきっかけ・・・

昨日の今日だけれど・・・・。
旧約聖書やギリシャ神話を音楽と結び付けていく、
点を線にするきっかけに、昨日の夜偶然出会いました。
嬉しい!!

クラシカチャンネルをつけていたら、
ムーティ指揮のスカラ座クリスマスコンサートが、
放映されていたのです。
様々な作曲家のミサ曲が演奏されていました。

チェックポイントは、
音楽と歌詞の関わり・・・かな。
字幕スーパーを読みながら、
音楽を聴くと、
本で読んだ知識と音楽が一体化していくのがわかります。

特に印象的だったのが、神への賛美。
主よあわれみたまえ・・・という、
罪ある人間という存在も気になったけれど、
主への賛美という、
輝かしい栄光に満ちた音楽が、
日本人にない感覚だなぁと感じたのでした。

「神は光なり」という、
雲の隙間から差し込んでくる光のような音楽は、
建築の本を読んで、「光」を感じる音楽が、
「神」に繋がっているのだと知りました。

昨日の夜は「栄光」「賛美」という、
堂々とした荘厳な音楽から「神」を感じ、
これまでになかったイメージが、
ぐわんっと広がりました。

もっとミサ曲を聴こう!!
でもって、ギリシャ神話をテーマにしたオペラも見よう!

まだまだ線には程遠いけれど、
線への道のりがちょっと見えた気がして、
嬉しい一夜の出会いだったのでした。


【2005.11.5】ピアノ史メモ年表作成中

思い立ったら即行動な私。
欲しい欲しいとずっと思っていた年表。
しかも、私好みのね。

とにかく全体を見渡せるものが欲しかったのです。
ピアノを中心として、他音楽の作曲家、
文学、建築、美術、世界史、日本史といったものが、
い〜〜っぺんに見えてくる年表です。

メモ年表なので、そんなに細かくはないですが、
パッとなんとなぁ〜く見えてくるものがあるような・・・、
そんな私専用の年表♪

本を読んだり、美術館へ行ったりすると、
どんな時代の作品なのかなぁとか、
この時代の作曲家は誰だったかなぁ〜とか思うわけで。
でもね、私は数字に疎いのです。(T_T)
とにかく数字が覚えられない。
ってことで、ぼわわわわぁ〜んとぼやけてよくわからなくなる。(_ _;)
もっとクリアに想像したいの!

ぱっと文化・歴史全体が見渡せるような年表が欲しい!
しかも、いつでも手軽にぱっと見られること。(これ重要)
で、その年表見ながらいろんなことを想像してワクワクするのデス♪

最初はエクセルで作成しようかと思ったのだけれど、
これだと印刷してもA4には絶対収まらないし。
エクセルファイルで見ると見にくいし・・・。
それならウェブにアップしちゃえばいいぢゃん!ということになったのでした。
これならいつでも気軽に見られるし、見やすいし♪
お手軽で私向き。

全体の流れをどうまとめるか決定し、
それに合わせて表を作成。
気になる作曲家名の打ち込み完了!
只今夜中の4時!もう早朝だぁ〜
ん〜〜〜、でもめっちゃくちゃ楽しかった!!
あやふやだった部分がずいぶんクリアになったので。
嬉しいなぁ〜〜〜。

あとは穴埋め穴埋め!
私の好きな画家や、作家、建築の歴史や世界史・日本史の流れ、
まぁ、その他もろもろのメモを加えていけばいいだけ♪
(日本史は嫌い&苦手だけど、
ベートーヴェンって江戸時代の作曲家だったのねぇ〜
とかいうのは楽しいので。(笑)
・・・ってか、江戸時代長すぎ・・・(_ _;))

さてさて、どんなことメモしようかなぁ〜。('-'。)(。'-')。ワクワク
今週末は忙しくなりそうなので、
ちょっと手が付けられないのが残念。(T_T)
ま、少しずつ少しずつ作っていけばいっかぁ。
楽しいなぁ〜〜うほほほほほっ


【2005.11.16】続ピアノ史メモ年表作成

ちょこっとだけ更新。
古典派のピアノブーム時代。
これは面白いですヨ。
この時代に作られた指を鍛えるための機器が、
シューマンの時代まで流行ってたんですねぇ〜〜。
シューマンはこれで手を痛め、ピアニストへの道を断念。
作曲への道へと進んだのでした。
国立音楽大学楽器学資料館で、似たような機器を見たけど、
ありゃ指&手を痛めて当然って感じの、
ガッチガチの機械でありました。
矯正ギブスみたいな機械。(笑)

このピアノ史メモ年表。
作成していて、ひたすら頭を悩ます部分があったりします。
年代を追っているだけではなく、
それぞれ時代別に区切っている点に難しさがあるのです。

ってことで、わざと「バロック→古典派」だとかいう、
( )を付け加えていたりするのです。
時代ってのは流れ続けているわけで、
「ハイ!ここでバロック終わりね。
これからは古典派でいきましょう!」みたいに、
きれいさっぱり区切れるわけではないのです。

例えば、バロックの「音楽メモ」欄一行目。
*調性音楽の芽生え
でもね、一番最後の行を読んでみると・・・
*平均律クラヴィーア曲集:1720頃(第1巻)-30年代(第2巻)成立
バロックの中でも、発展し続けているのです。

で、難しいのは他の文化も一緒にしているところ。
例えば古典派の音楽家に多大なる影響を与えた「啓蒙主義」。
バロック時代の「文学・哲学」に記入してある名前の、ジョン・ロック。
生きた時代は17Cだけれど、思想は18Cのさきがけなんですよね。
内容で区分するなら、18cに入れたくなっちゃう。
でも、生きた時代が、明らかにバロックだからバロックに入れています。

デフォーとスウィフトも同様です。
こちらは明らかに18cにも生きてるし。
バロックを1740年までという区切りにしていなければ、
18c啓蒙時代として18cに入れたい人物です。
この作品は、啓蒙思想の上に成り立っている作品なので。
でも、生きた時代はバロックだからバロックに。
思想的には、古典派に入れたいところなのだけれど・・・。ムズイッ

古典派でも悩みは尽きません。
「ピアノ史」年表なので、中間に変なのがある。(笑)
ハイドン・モーツァルト→ベートーヴェンと素直にいきたいところですが、
その中間にピアノは普及したわけで・・・。
その上、ハイドンやモーツァルトの時代と、
ベートーヴェンの時代とでは、
ピアノの発展度合いがまぁったく違ってくるのです。

ハイドンとモーツァルトの時代はチェンバロ主体。
もちろんモーツァルトもピアノは知っていたし、実際弾きました。
でも、チェンバロの方が身近だったんじゃないかなぁ〜。
ベートーヴェンはというと、もうピアノの時代の人。

たかだか60年の中で、
めまぐるしく展開していくのが古典派です。
ということで、これまた区切るのが大変。(_ _;)

だって、ハイドンとモーツァルトなんて、
人生そのものがバロック→古典という移行期にあるわけで、
初期はバロック色が濃いし、晩年はいかにも古典派って感じだし。
一方ベートーヴェンの人生は古典派→ロマン派。
ベートーヴェンはロマン派の作曲家だという人もいるくらいで・・・。

見やすくするために作成した年表なので、
区切らないわけにはいかないのだけど、
それにはこういう難しさが生じてくるんですね〜。
時代は流れてる・・・を実感です。

戦争を体験した100歳のおじいちゃんが、
現代の日本を生きてるのと同じですよね。
青年期と今とでは、がらりと世界が変わってる。

ただの年表じゃ、頭がクリアにまとめられないため、
このように区切りのある年表にしたわけだけど、
難しいですねぇ〜〜。(笑)

そこで頭を悩ましてるだけで時間が経っちゃいます。
で、なかなか進みません。
頭を整理することができちゃえば、すっきり前進できるんですけどね。
まだまだ勉強不足なので、
じっくり調べてからじゃないと整理できないんです。とほほっ

この先思いやられるなぁ〜。(T_T)


【2006.2.16】バルトークでダイエット?!

いやいやふざけてるわけじゃないんですよ。
ほんと、運動なんです。バルトークのアレグロ・バルバロ。

1月からこっち、ずっと練習する気が起きず、
読書すらもままならず、
どうも調子がおかしかった私。
やっとこさ少しずつピアノに向えるようになってきて、
ここ3日久々に本腰を入れての練習。
本当は毎日コンスタントにできればいいのだけれど、
私はバイオリズムの上下がとってもとっても激しいので。
今回は長かったなぁ〜〜。
ピアノに向かえるようになると、本当に楽しい。
気持ちも晴れ晴れするし♪

1時間くらいかけて、コルトーをゆっくり→速く→さらに速く!
指が目を覚ましたあたりで、この曲に突入。
腹筋をかなぁり使います。
腕にも筋肉がつきそうな勢いです。(笑)
これで、腕細くなるかなぁ〜?
それとも、筋肉がついて益々太くなるかしらん。(恐ろしや・・・・)
ずっと手を広げた状態で演奏するので、
手のひらにも筋肉がつきそう。
この曲の場合、美しい音色より勢いが欲しいのだけれど、
まだまだ指や手のひらの筋肉が弱いせいで、くぐもった音になりがち。

腕の重みを効率よく使えるようになれれば、
もっとストレートな音になるんじゃないかなぁ・・・。

【私が欲しいと思っている筋肉】



ここがしっかりしていると、手の形が安定する上、
オクターブの際、腕の重みがしっかりと鍵盤にまで伝わりやすいので。
ここには書いていないけれど、ほんとは関節ももっと強くしたい・・・。

昨年オクターブの練習を多く取り入れて、
オクターブでもある程度音が鳴るように手を作ってきていたので、
あとはこの上にさらに重みに耐えられるだけの筋肉と関節を補強していけば・・・かな。
ここのところのんびりしすぎて太ってきちゃったから、
いいダイエットになりそう。

練習後は必ず上半身をストレッチ。
ストレッチしないと、だるいままで終わっちゃうので。
まるで運動した後のように体がすっきりです!
こんなに激しくカロリーを消費するような曲、久々だなぁ・・・・。
毎回こういう選曲をしていれば、太らないのかな。(笑)


【2006.4.10】涙を浮かべて微笑む

スコダの解釈がとても興味深い一冊。
 「ベートーヴェン・ピアノソナタ演奏法と解釈」パウル・パドゥーラ=スコダ著

アナリーゼを演奏に繋げるヒントもたくさん。
まだ、全曲分読んだわけではありませんが、
とても印象深い言葉があったので、
ブログに書くことにしました。

ソナタ第1番の中の一文です。
「短調と長調の関係があいまいになり、
次のメランコリックなメヌエットの気分を準備する。
短調=長調とは、涙をうかべて微笑むことである。」

短調と長調のゆらめき。
これは、調性だけでなくハーモニーにもいえることだと思います。
短3和音と長3和音のゆらめき。
これも「涙をうかべて微笑むこと」。

以前ソナタの作曲に挑戦しているとブログに書いたことがあります。
途中で放り出している状態ですが、<(;~▽~)
ブログに書いたほかにも、この経験で学んだことがありました。
それが、この2つのゆらめきです。

私は展開部を短調にしたかった。
でも、私の力ではどうしても安っぽいメロドラマになってしまう。(_ _;)
どんなにがんばっても、ただのメロドラマ。
作曲家ってすごいなぁ〜を実感。
安っぽくならないように作曲することの難しさ!
やはりそこには、和声の知識が必要なんですよね。

で、先生に見ていただいた結果、
短調の響きの中に、長3和音の響きを取り入れる工夫があったのでした。
一瞬悲しげに微笑むハーモニー。
短調は長調があるから、短調を感じる。
長調は短調があるから、長調を感じる。
長3和音の広がりは、短3和音があるから感じるもの。
短3和音の翳りは、長3和音があるから感じるもの。

そしてこのハーモニーや調性の揺らめきを、
アナリーゼで終わらせずに精神性にまで高める言葉が、
「涙を浮かべて微笑む」の一文だったのでした。

とてもとても美しい言葉。
心に響きます。

さきほど、スラブ舞曲の第10番をアナリーゼしました。
弾いていたときには、はっきりと感じなかったこと。
なんとなぁく気分だけで弾いていた箇所。
ピアノから離れて、楽譜と会話することの大切さを身に染みます。
「涙を浮かべて微笑む」音楽が、ここにもあったのです。
中間部の長調や、その中にときおりあらわれる短3度の涙。
終結部手前で一瞬あらわれる、悲哀の中の肩を落とした微笑み。

そして、悲哀の音楽最後のハーモニーは長3和音。
この最後の響きに何を感じよう?
泣きつかれて眠ってしまったのか?
新たな未来への希望を託しているのか?
それとも、最後まで涙を浮かべて微笑んでいるのか?

楽譜を深く読めば読むほど、
表現することの喜びを味わうことができるのだと、
心に響く言葉に出会ったとき思います。


【2006.7.12】バッハ

アレグロ・バルバロも無事終わり、
今バッハのフランス組曲を練習中です。
むかぁしむかし、どうやらやったことがあるようなのだけれど、
まぁったく記憶なし。<(;~▽~)
ほんっと、頭使わずに言われるがままに弾いてたんだろうなぁ・・・。

当時の楽譜は全音版。
丁寧にデュナーミクからアーティキュレーションスラー、
フレージングスラー、すべて書き込まれています。

今使用しているのは、ウィーン原典版。
近々ヘンレ版も購入し、
見比べながら譜読みする予定。
とりあえずは、ウィーン原典版での譜読み。
全音版と違って、何も書かれていません。

で、改めて思ったのです。
バッハってすごい勉強になる!って。

音のまとまりを探すこと、
音の流れを見つけること、
ハーモニーを感じること、
拍子を感じること。

これらができていないと、
何も書かれていない楽譜をどのように演奏するか、
決めることができないんですよね〜。

ただ音符が羅列していた楽譜から、
まとまりや流れが見えてくるようになると、
本当に気持ちがイイ!
時間があっという間に過ぎていきます。
頭を使うのが心地よいというか・・・。

でね、思ったんですよ。
ベートーヴェン以降の楽譜に接するとき、
これほど頭を使っているだろうか?って。<(;~▽~)
・・・・・・使ってない(_ _;)
書かれていることが多すぎるからか、
見えなきゃいけないことが見えなくなってしまいがち。

世間はモーツァルト・イヤーだと言っているのに、
今年をバッハ・イヤーに決定した私。
たっくさんバッハの音楽に接して、
出来る限りたくさん譜読みを進めて、
「生きた読譜力」を養いたいデス。

それにしても、なんで他の作曲家の場合は、
こんなにたくさん練習できないんだろぉ・・・。
バッハは、いくらでも練習できちゃう。
時間の経つのがとても早い。


【2006.7.27】夏期講習〜鵜崎庚一先生〜

国立音楽大学の夏期講習が始まりました。
今年も鵜崎先生の講座を選択。
昨年は和声でしたが、今年はブルグミュラーの分析。
昨年和声に関しておっしゃっていたことが、
このブルグミュラー分析に繋がっているということが、
とてもよくわかる講座です。
明日も引き続きあるのですが、
とりあえず、今日のまとめを書こうと思います。

★曲には「場所」がある。(冒頭・クライマックス・終止)
★冒頭のモティーフを見る。そのモティーフがどのように変化していくのか?
   →楽曲が見えてくる
★曲を作るには材料が必要(調性・和音→何が中心の調で、それがどこへ行くのか?)
   →近親調があるから、主調を感じることができる。
★5度の音程は「入れ物」。ここに何が入るかで色合いが変わる。
★ブルグミューラーで使われる重要な和音(T〜Z、Uの七、Wの七、属七、属九)
★バスの動きを把握する。→バスの支えの上に響きは作られる。
   →和音記号を記入する際、転回までしっかり書くと、バスラインが見えてくる。
    バスラインが音楽を引っ張っている。

【アナリーゼの方法・順番】
1)主調の和音を取り上げる。
2)主調以外の和音に着目する。
  →主調に対し目立つ和音。色合いが変化するところ。
3)4声体によるバスとソプラノの流れをみる。(その楽曲の骨格)

★楽曲の骨格(4声体)に非和声音が加わり、響きや表情が生まれる。
 非和声音を意識して演奏することは重要。
★転調の際の書き方は、amoll→Cdurと書くのではなく、
 主調に対し、何度調かで書く。(イタリア数字の小文字)
 このことにより、主調との関係が目で判断しやすく、全体像がつかみやすくなる。
★終止をよく見ること。どういうニュアンスで、どういう規模の終止なのか。
 「D→T」(さらり)と「S→D→T」(がっちり)では、終止の強さが違う。
★主音上の属七は、強烈なインパクトがある。(いわば和音の2階建て)
★半音の動きは、音楽を前へ押し進める。
★オクターブの動きは弦が共鳴し、響きが豊かになる。
★ロンド形式の「C」は、曲の中間といういい位置にあるので、
 曲の決め手となる。
★聴音力→音を聞き取る能力だけでなく、
       反復・変化・対照というメロディの変化を聴き取る力を養うことは大切。

つらつら〜〜と書きましたが、
これらを実際にアナリーゼしながら説明していただけるので、
とてもわかりやすく、しかも「生きた分析」という実感が湧いてきます。

今日家に帰ってきて、早速今練習中のバッハ/フランス組曲を、
面倒だなぁ〜と思いつつ、上記の方法でアナリーゼしてみました。
今まで見えてこなかったことがたくさん見えてきてびっくり!
どんなに面倒でも、やっぱりやっておくと違うんだよなぁ〜を実感。
ピアノにばかり向っていても解消されない原因が、
こういう地道ぃ〜〜なところにあったりするんですよね〜。(_ _;)

弾く練習もしたい!!
でも、もっと楽曲を読み込まないと、
練習しても意味がない・・・てなトコロに今いるわけで・・・。
弾きたいけど、ちょっとがまん・・・みたいな・・・辛いなぁ・・・(T_T)
まだアナリーゼしなきゃいけない曲がたっくさん。
もっとスラスラできちゃえばラクチンなんだろうけれど、
すぅ〜〜っごく時間がかかる私は大変デス。(_ _;)

でも、ここで力をつけておけば、
いつかラクチンになる日が来るよね・・・・そうなるといいな・・・。
がんばろっ。