Club 144
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ごあいさつ

航空機、特に戦闘機のスケールモデルとして思い浮かべる縮尺はなんですか?

1/72?それとも1/48? 1/32なんていうのもありますね。T模型やH製作所の最近の製品は、非常にシャープな成形で気持ちよく、そのまま組んでもすばらしい仕上がりが得られます。

しかし、たとえば米国海軍機F-14を例にとると、1/72でも全長・翼幅とも26cm
。模型の大きさとしてどうでしょう? 何かとても大きく感じるのは私だけでしょうか? そして大きさの割に軽い。プラモデルの宿命でもある、この軽さゆえに、質感(重さは見えないはずなのに不思議と・・・)がソリッドモデルなどと比較して劣っているように感じてしまいます。

模型としての手ごろな大きさは人それぞれでしょうが、ひとつの基準として手のひらサイズがあげられます。ミニカーの1/43がその代表です。プラモデルが1/24中心にリリースされているのを尻目に、大人向けの高級模型として、1/43のレジンキットや完成品が、高い地位(ステータス)を得ています。1/43のレジンキットは、修正や部品追加など、それなりに手を加えないとまともな模型として完成することができません。そこがまたモデラーの独自性意識をくすぐり、自分だけの作品へと導いているのです。

航空機でも自動車の1/43に匹敵するスケールはないか?

私が1/144に注目したのは、そんな理由からでした。

実際、1/144の戦闘機はちょうど手のひらサイズ。ベースとなるキットのプロポーションさえ正しければ、細かい部品を追加することでディテール密度(精密感)が向上し、とても好ましいモデルになります。

しかし、残念ながら1/144の製品はディテールはともかく、プロポーションが正しい製品はごく限られています。1/144はT模型やH製作所など、国内の大手メーカーにほとんど取り上げられていないのです。

それはなぜでしょう? 

私は航空機モデルにおける1/144の位置付けが、旅客機や爆撃機のような大型機は別として、「いわゆるお子様あるいは初心者向け」となっているからと思われます。このため製品の価格帯が数百円に抑えられ、結果として低レベルの製品、あるいは十数年前の金型を用いた製品にならざるを得ないのではないかと推察されます。このことが、またモデラーを1/144から遠ざけてしまうという悪循環に陥っているのです。何千円、さらには何万円もする製品がある自動車の1/43に比べると雲泥の差です。

いつの頃からか定着してしまった「1/144=お子様向け」という固定観念をうち崩し、その地位を高めたい。1/144スケールの模型としての手ごろな大きさ、精密感を多くの人に知ってもらいたい。そしてメーカーには1/144のすばらしいキットを数多くリリースしてほしい。そんな思いで、このウェブを開設しました。

しばしお付き合いいただければ幸いです。

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