名前
仲村アキヒサ Akihisa Nakamura

担当
Voices , Songwriter , Composer , Band master

使用機材
Larynxe , Vocal cord , Korg 01WFD , Korg M1 , D1600 HDR etc...

コメント
私のこだわりバンド「シンデレラ・サーチ」
 小さい頃から音楽好きだった.特に歌は好きで良く口ずさんでいたようだ.でも学校の音楽の成績はすこぶる悪く才能ゼロと思っていた.そんな私が小学生のころ、ゴダイゴに衝撃を受けて以来ロックに目覚め、以降プログレ、HR/HM、AOR、ファンク/ブラコン、シンセサイザーミュージックに至まであらゆるジャンルの音楽に傾倒してきた.良く言えば「幅広い」悪く言えば「ミーハー」な私だが、平然とジャンルの壁を越えて聴けるのはそこに流れるメロディにある.私はいわば「メロディ至上主義」なのである.つまりメロが良ければ(気に入れば)ジャンルがどうあれ、演奏者が何者であれ、全く頓着がないわけだ.まぁそれは飛躍しずぎかもしれないが、とにかく「良い曲なら何でも」と言う感じだ.そんな私が結成したシンデレラ・サーチ(以下CS)はいわゆるプログレッシヴ・ロックの影響下にある.しかしながら変拍子だの、長い曲だの、宗教的あるいは幻想的な歌詞世界だのという、いわゆるプログレの醍醐味とするような要素は実は二の次であり、とにかくメロディ重視なのだ.それがまさに「こだわり」なのである.当初はおりしも80年代の初頭からマリリオンやIQといったネオ・プログレッシヴ・ロックのムーヴメントにあおられたジェネシス・フォロワーの3世代目を目指して結成した.しかしそれはひとつのキッカケに過ぎなかった.当時から変わらぬコンセプトは1)メロ重視であることはもちろん、2)英語詩であること、3)創作小説に基づくシアトリカルな作風やステージであること、である.さらにもうひとつに4)ポップであること、というのがある.そもそもゴダイゴという良質のロック・ポップスがルーツであるがためか、基本はあくまでも「歌モノ」であり、ただそれをプログレというひとつの方法論によって表現したに過ぎない.だからきっと、いわゆるプログレの本流とは一線を画する趣向なのかもしれないが、逆にインスト系も充実した究極の歌モノをめざしている、という言い方もできる.そしてもう一つこだわっていることがある.人のアルバムを聴いていると必ず良い曲とそうでない曲がある.この良い曲を聴いるときの「ハッとする感じ」や鳥肌が立つような「アレ」を常に憶えるような曲作りをめざしている.捨て曲なしのアルバム製作は私の永遠のテーマである.