18世紀のフランスで一大恐慌を引き起こした怪事件を、史実に沿って映画化したコスチュームプレイ。主人公はこの事件を調査するため、王室から派遣された博物学者グレゴワール・フロンサック。怪物の正体は現在も謎とされているが、この映画は歴史に隠された“真実”に結論を出そうとする(一応は)本格的な歴史ミステリーだ。だが大まじめな歴史ドラマというわけではない。物語にはフロンサックと地元名家の娘や美しいイタリア人娼婦とのロマンスがからみ、フロンサックが連れてきたアメリカインディアンの青年マニの派手なアクションシーンが盛り込まれる。歴史ロマン、猟奇犯罪ミステリー、ラブロマンス、カンフーアクション、チャンバラ活劇など、映画の面白さがぎっしり詰め込まれた2時間18分の娯楽巨編なのだ。とにかく近年まれな面白さ。フランスで『クリムゾン・リバー』を超える記録的ヒットになったというのもうなずける完成度だ。
DVDにて鑑賞。
アクションものの中でこの作品は私の一番のお気に入りです。(hidebon)
|
|