料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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  その一 田舎暮らし
   
   ワタシの主人夫婦があこがれの田舎通いを始めたのは、今から二十年前。
 当時、ワタシはまだこの世になく、二十年後の今またワタシはこの世にない。
 つまり、一匹の犬の一生よりも長く、主人夫婦は田舎通いを続けてきたことになる。
 ここで諸君は「君の名は?」ときいてくれるであろうか?当然、否だろう。ワガハイという名の猫ならいざ知らず、だれも犬の名などに関心がない。だから自分で言う。
   
  「ワタシこそが西参道で有名な、かのドーベルマン・ハヤテである」。
   
   しかし冷静に考えて西参道は短い。表参道とくらべたら涙が出るほどだ。しかも片側は首都高が塞いでいて昼なお薄暗い。そこで有名と言っても、わずかな戸数の、わずかな顔ぶれの間でだけのことである。
   そこへいけば主人夫婦が通っている山梨県のとある村では、それこそ全員がワタシのことを知っている。「なんだあ、あの真っ黒い、でっけえ犬は?」で始まった反応も、すぐに「ありゃあ東京の人の犬で、へえ確か、ハヤテってゆう名じゃん」となる。
   この噂話ブロードバンドは、ときに便利であるが、ときに不都合をひきおこす。そのため主人夫婦にも苦難の日々があったのである。風は強く、波は高く、雲は黒く腹も黒い・・・。
   
   その辺のところは、序序にワンワンお話しして、これから田舎暮らしをなさろうという方々のお役に立てればと思っているのだが。
   
  教訓  田舎ヘ行ッタラ、目立タナイヨウニ、スベシ。
   
    つづく
 
 
     
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