料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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  その三 良い味方
   
   

 だからそんなことが起こる前に、良い味方をつくるよう努力すべきである。その際たくさんつくってはいけない。村人全員と仲良くすることは不可能だからだ。かならず誰かがもれてしまう。ちがうトラブルが、このもれた人たちとの間から発生する。ああ、そうやって二重、三重の苦難に見舞われてしまうのだ、ブルブルブルッ。


 情報を集める時間がないなら、カンを働かせるのだ。とにかく良い人間の家を選んで仲良くする。あまり遠くの家はだめだ。留守の間に家でなにが起きても察知してもらえない。
 隣の隣くらいが理想的である。すぐ隣というのは人の善し悪しにかかわらず問題が発生する頻度が高い。やれ木の葉が落ちるの、音がうるさいのと。
  ということは、隣は、向こう隣とは問題が多い可能性がある。敵の敵は味方、のデンでいくべし。

 主人夫婦はそんなことを考える暇もなかった。悪党が親切顔で寄ってきてしまったからだ。これはもう不運としか言いようがない。女主人は、カンがさえたか「あの人、感じ悪い」と言っていたが、男主人は笑って相手にしなかった。後で泣くとも知らないで。クウーン。

 さて主人夫婦の不運は脇に置き、良い一軒が見つかれば、その家が仲良くしている数軒と自然に親しくなれる。それこそが理想の付き合い方である。もしあなたの行動に目くじらを立てる人がいても、その人はあなたの属するグループ全員を敵に回すようなことはしない。田舎では、いつどんな行事でお互いを必要とするかわからないからだ。

 これが違う意味で、また問題だ。必要になる、という意味で、主人夫婦に取り付いた悪党も決して村八部になることはない。悪党も心得たもので、村人にはあまり悪さはしない。狙われるのは地域の事情に無知なよそ者ばかりである。

 

 

   
   
   
   
  教訓  田舎ヘ行ッタラ一軒ノ家トダケ、親シクスベシ。
               つづく
   
   
 
 
     
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