料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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  その五 村の行事
   
   

 さて無事に懇意にしてくれる人たちも見つかった。グループの他の人たちとの交流もつつがなく始まった。緑はまぶしいほどだし、山々は雄大である。毎週命の洗濯ができる喜びに手元の酒も美味い。
  しかし酒を飲む前にやることがある。村の行事への参加である。祭については述べた。今はそれ以外の、あまり楽しくない行事についてである。


 村の人たちは生活していくために協力して幾多の行事を、毎年決められた日に行っている。まず「道作り」。どんどん伸びてしまう道端の草を放っておいたら車は通れなくなる。年に二三回は草刈が必要になる。
  自分の家の前だけではだめだ。その村への道すべてで行われる。雪かきもあれば、野ネズミの駆除のような作業もある。もれなく参加することは不可能としても、居合わせたときくらいは協力すべきである。


 それと冠婚葬祭がある。婚儀に関してはあまり心配しなくてよろしい。そこまで親しい家はまだ少ないだろうから、呼ばれることもあるまい。
  問題は葬儀である。通常、葬儀は人手がいる。とくに主人夫婦の通う村のように土葬だと、穴掘りという大仕事がある。村には年寄りが多い。いくらか若い諸君が穴掘りを買って出れば、村人に仲間と認知してもらえる近道である。ワタシの男主人も二回ほどお手伝いをした。ついでにワタシも手伝おうとしたら「シッシッ」と叱られた。穴掘りは得意なのにワオーン。


 これは楽しい行事の部類に入るが、秋の収穫祭をかねて運動会というのがある。参加するのはジジババばかり。青年たちもいるにはいるが、消防の仕事を兼ねてだから出たり出なかったり。運動会は人が多いほど面白い。この際、積極的に楽しんでみたらどうだろう。しかし年寄り相手だと思って「楽勝、楽勝」とうそぶいていると、とんでもない。田舎の人は体力がある。せいぜいひ弱な都会人は、笑われないように準備体操を怠らないことだ。
 

   
 

 

   
   
   
 

 教訓 村ノ行事ハ、居合ワセタ時ニハ、参加スベシ

 

            つづく

   
 
 
     
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