料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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  その十 花もいろいろ
   
   

 

 
 
 花といえばもう一つおもしろいエピソードがある。おもしろいなんて今だから言えることだ。当時は大変なことになったと思った。

 農家を借りてすぐ、主人夫婦は大家さんのお宅にちょっとしたプレゼントをお持ちした。
  挨拶等はすでに済んでいたのだが、いざ家具を入れるに及んで、おたずねしたいこともいろいろでてくる。急に思い立ったことでもあり、町まで下りて花を買った。当時はまだ大きなスーパーもなく、花屋も一軒やっとみつけたくらいであった。

 食べ物は好き嫌いがある。置物を買うゆとりはない。またそんな訪問でもない。花が一番無難だと考えた。自分の身におきかえても、何につけ花束をもらうのは嬉しい。主人たちはそう考えた。

 大家さんは留守だった。畑は家の前なので留守は想定していなかった。後で知ったのだが、皆いろいろなところに畑を持っていたのである。
 出直すことにして、花束だけは玄関に置いた。メッセージカードをもらってはいなかったが、車で持ち歩くよりいいと考えた。大家さんも花束を見て、だれか訪問客があったことを知るだろうし、それが主人夫婦であろうと推察する可能性は大きい。

 しかしこれが間違いだった。大家さんは警察官を呼んでしまった。誰かの嫌がらせか、呪いと考えてしまったのだ
 その地域では通常、花束のやりとりはしないのである。その必要がないと言った方がいい。どの庭にも四季を通じて花があふれているのだから。その庭も、都会に比べたら格段に広い。花束とは、庭が十分ではない都会人のために存在しているものなのかもしれない。

 二人が揃って平身低頭したことは言うまでもない。 

              

 

   
 

教訓 何事モ自分ニ都合ヨク解釈シナイコト

   
                  つづく
   
 

 

 

            

   
 
 
     
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