料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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左:MAY 右:十兵衛
撮影:岡崎伸彦
 
     
  旅は犬連れ  
     
 

 ハヤテとの最初の旅は北海道だった。知人をたずねての旅だったが、このとき、実は大失敗をしてしまった。

 日数の関係で飛行機をつかうことにしたのだが、フェリーで送った車が苫小牧に届くのは翌日のことだった。しかたなくレンタカーで動くことにした。あちこちと市内観光をして、とある湖畔に一夜の宿を決めた。七階建ての温泉宿で、浴場が最上階なのが気に入った。
  早めに一風呂あびて夕食までの時間をハヤテと湖畔を散歩した。白鳥や鴨や、それから名も知らない水鳥たちが人を恐れるふうもなく、のんびりと水に浮いていた。ハヤテも小走りに水辺を行ったり来たりして楽しそうだった。
 

 辺りが暗くなってからハヤテをレンタカーに戻し、こちらは北海道ならではの海の幸の数々に舌鼓を打ったのだった。再び最上階の風呂につかって夜景をタンノウし、床についたのは夜もだいぶ更けたころだった。頭の隅でチラとハヤテのことを思い出したが、出て行くものオックウでそのままにしてしまった。今までも一、二泊の小旅行ならたびたびしていることだし、その折ハヤテを一晩車においておくに何の不都合もなかったからだ。
 

 さて翌朝、車のところへ行った私はガックリとひざをつくことになった。下痢である。
 前日のハヤテの体調は万全だった。考えられるのは寒さである。さすがに北海度だ、10月にもなれば夜の冷えがおそう。ハヤテもケンメイにガマンはしたのだ。ドアを開けた私の前で首をうなだれている姿を見ればわかる。夜中に一度も様子を見にいってやらなかった私が悪いのだ。
 結局、午前中いっぱいを車の掃除についやしてしまった。これにコリて二度と、よその車にハヤテを泊まらせたことはない。四国も九州も、ぜんぶ自分で運転して連れていった。
ハヤテも慣れた車なら安心するのか、その後は極寒の車中でも粗相はしなかった。

 
     
 
     
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