料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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左:MAY 右:十兵衛
撮影:岡崎伸彦
 
     
  もうモウロク?  
     
 

 

 近頃悩んでいる。
 つい最近のことだけど、二代目ドーベルの十兵衛が足を上げたとたん、ポコポコンと何かが後ろに飛び出した。つまり小のつもりで足を上げたのに別のところから別のものが飛び出してしまったのだ。十兵衛はあわててハッケヨイの形になったが時すでに遅し、もう出るべきものは出つくしていた。これには本犬もさることながら飼い主の私もビックラコエた。
「どしたのよ、間違っちゃったの?そんな顔して見たって、アタシは知らないよ、なーんにもしてないからね」
 それでも十兵衛は私が呪文を唱えたと思って三白眼で睨んでる。

 以前にも書いたことだが、都会で飼う以上トイレの場所には気をつかう。コ洒落た通りはご法度だし、裏道は住宅地だからこれまたまずい。公園まで「まだまだ」といい続けて我慢させる。しかし寝坊したときなどはそのデンにあらず、あらかじめ決めておいた要所要所で用を足す、武勇デンデン。
 知らない町へ行った時は、このデンデンの場所を見つけることが最優先事項。
 で、「ハイッ、ここならヨシ、シコシコヨーシ、シコヨーシ」とセミのような呪文を唱えるとモヨオシテくれる。まあオス犬だから小のほうは、こんな呪文もたいして必要ない。匂い付けの用意はいつでもバンタン整っておりやす。
 

 だがハッケヨイはちとテクがいる。十兵衛は幼い頃から木の下派だ。木がないとなかなか相撲が取れない。グルグル回って匂いをかぎ、あちこち引っかいて品定めをする。これが長い。気に入らないと他所へ移動しようとする。とにかく背の高いものを求める。電信柱があればいいのだが、今はあまりない。時に信号柱を目指して突っ走ろうとする。慌てて自転車ごと押さえながら「ダメダメ、取り直しっ」
 で、大丈夫そうな木を見つけては、「ンチコヨーシ、ンチコンチコ」と言う。つられてポコポコポッコーン。
 しかしまあ、これも周囲の状況によっては難しい。いくらオバはんとはいえ、近くに男性がいるのに「ンチコ、ンチコ」は恥ずかしい。妙齢の女性にはハッケヨイの姿も見せたくない。しばらく「まだまだ」と言い続ける。次から次へ人は通る。
 そのうちガマンできなくなって、お座りがちょっと浮いてポンッ。それがまだ「ノコッタノコッタ」していて、その後の足上げポコンになったのかと悩んでるわけ。

 あまり周囲に気を遣うと犬の健康にはよくないのかも。出物腫れ物トコロ嫌わずというから。
 それとも、5才でもう耄碌?もうやめてよね。

 

 
     
 
     
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