料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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  某月某日
   

 友人とレストランに入ったら、恰幅のいい外国人に「ボンジョールノーッ」と挨拶された。帰ろうと思った。テンションについていけないし、イタリア語で注文しなければならないとしたら厄介だ。しかし友人が「二人です」と言ったら「アチラへどうぞ」と日本語で答えたのでホッした。席へ向かう間、数人の日本人スタッフが「ボンジョルノこんにちは」と声をかけてくれた。なるほど日本にあるイタリア料理店という意味ではこれ以上解説的挨拶はない。しばし異国情緒を、という配慮もわかる。実際、少しそんな気分を味わわせてもらって楽しかった。

 これとは少しニュアンスが違うが、昨今ファミレスやらコンビニでは日本語を二つならべて「いらっしゃいませコンニチワ」などと言う。「いらっしゃい」は小さく「ませ」は大きく強いのでどちらかというと「ませコンニチワ」と聞こえる。「マセてねえよ」と言いたくなるような挨拶である。だったらお得意の「マジ」を使って「マジコンニチワ」と言えばいいじゃないか。「マジに」、つまり心をこめてコンニチワ。
 いつから挨拶はこのように二つ以上という習慣ができたのだろうか。慣れれば何でもないような気もするが、慣れないとなればいつまでも慣れない。
 いずれそれがご近所付き合いにも浸透して、朝と昼の間には「おはようございますコンニチワ」、夕方には「コンニチワこんばんわ」、極早朝だったら「コンバンワおはようございます」となるのだろうか。その場合、朝そのものや真昼、真夜中は?
 そうかその時にこそ「ボンジョルノこんにちわ」を見習えばいいのだ。外国語の選択に迷うなら「コンニチワコンニチワ」でもいい。おじさんたちはその度に「♪世界の国から・・♪」なんて歌っちゃうかもしれないが。

 それにしてもこれほど親切丁寧がてんこもりの風潮になると、お店に入っても、「三名のご予約でしたね?」が「三名様のご予約お受けたまわり申しておりました」なんて何を言っとるのかわからなくなり、聞いている方も、どうせ長いマニュアルだろうと流しているから、
「以上でご注文のお品はおそろいになりましたでしょうか?ではごゆっくりお召し上がりくださいませ、お味はいかがでしたでしょうか?お忘れ物のないようにお帰りくださいませ、お支払いはゲンキンで宜しかったでしょうか?」
  なんてまだ食べてる最中に言われたとしても全然気づかなかったりする。
 挙句、まだデザートも出ないうちから、次の客がゾロゾロと入ってきて「お立ちいただいて宜しかったでしょうか?」なんて言われても誰が責任取るんだろ。
 

   
   

 

 
 
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