料理とワインの店:BISTRO KRI-KRI
   

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  某月某日
   

 テレビの調子があまりよくない。時間帯によってはBS以外映らなくなった。畢竟メジャーリーグばかり観ている。イチローも松井も日本にいるときより身近になった。メジャーリーガーの名前もだいぶ覚えた。顔なじみが増えればベンチを覗くのも楽しい。選手たちは燕の横並びよろしく談笑している。負けてはいるが点差は小さい。ガムを噛む顔が明るいのも頷ける。画面はゆっくりとパンして監督のアップ。こちらは渋面にガム。横の副指揮官らしきも噛んでいる。次にカメラはバッターを捕らえる。どうやらガムでタイミングをとっているらしい。クチャクチャ・ストライク、クチャ・ボール。クチャクチャクチャでホームラーン。ピッチャーは頬をふくらませガムもふくらませ。ああ、風船しぼめばピッチャー交代。審判もマスクの下で噛んでいよう。
 これだけ皆が噛むからには、ガムとは集中力を増す道具なのかもしれない。甘さが疲れを取る場合もあろう。歯磨きがわりという珍説もある。これ我が説。だってペッペとよく唾を吐く。音を立てての飲食や、ゲップを嫌う人たちがどうして唾は大丈夫なのだろう。「オナラはOK、口から出るものは要注意」それが彼の国のマナーだと思っていた。それともスポーツは別物か。

 ガムに戻ろう。考えたのはガムと英語の相性だ。
 マウンド上では今まさに判定をめぐってやり合っている。
監督「ザッツボール、クチャクチャ、ボールボール!ペッペ」
球審「ストライク、クチャクチャ、ストライク、クチャ」
監督「ノー、ノー、クチャクチャ、ファッキュー!ペッ!」
球審「ゲラウト!ゲラウト!ゲットアーウト!ペッペ(オオ、マイマスクに唾がぁ!)」
 これが日本だと
監督「あーれはないでしょー。どーう見たってボールだ」
球審「いーや、ストライク。ぜーったいストライク」
監督「おタクどこ見てんの?何年やってんの。ったく恥ずかしいよっ」
 ガムが合うのはやっと最後になってからだ。
監督「ヘタクソッ!クチャクチャ」
球審「タイジョー!ペッペ」
 我が英語力のひどさは脇に置いても、あまり口を開けないで話す外国人を見ていると、ガムを噛んでいるのか話しているのか判断に迷う。つまり英語とガムは渾然一体、相性がいいということだ。

   
   

 

 
 
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