Katzeさんに連れてもらって国際プレイに挑戦です!
ドリームキャストのゲームである
ファンタシースターオンライン(略してPSO)の話です。
このゲームにはアメリカやヨーロッパのプレイヤーも参加しています。
僕は英語ができません。
例えば高校の頃、英語の話題になると
友人が、「あ、いや、こいつは英語ができないから」と割って入って
フォローしてくれるぐらいできませんでした。
しかし、海外の人と話がしたいという気持ちはあるのです。
さあ、僕がどれだけ英語ができないか見せてやる!
笑うが良い!
文法・つづりの間違いも直しません!
そのまま書きますから、そのつもりで。
USサーバのロビーに移動すると
さっそくUSAに住んでいるという人と冒険をすることになりました。
チーム名は何にする?
と聞いてみると・・・
「KIL」
だそうです。
「LETS KILL」
なんで?!
もっと楽しそうなチーム名にしないのだろうか。
殺伐としてんなぁ。
冒険に出発してすぐにもうひとり外国人が乱入。
ということは、このチーム名に違和を感じていないんだよね。
最初の方は、日本人と大してプレイスタイルが違うということはないのですが
この途中参加の外人さんは、レベルが低いのに先行するする。
宝箱を一人で取りに行って罠にかかり
頭に寄生地雷つけてきちゃったりとか(笑)
Katzeさんから聞いていた典型的な外国人プレイヤーって感じ。
仲間意識があんまりないみたい。
「town」
と言うので、転送呪文を使って街へのゲートを開きます。
「ya this a good spot」
気の利いた言い回しだなぁ。
「あら、こんなところに牛肉が〜♪」ってなもんかぁ?
Katzeさんが『くれくれ外人』というほど、
何かくれ、という外国人プレイヤーは多いようです。
この人も欲しがりました。
「how do i get new teachs again」
なに言っているのかさっぱりです。
「weapon?」
と聞いてみました。
「i need a better 1」
「weapon that is」
わかりませんが、欲しいのは確かのようです。
現在の装備を訊いてみることにします。
「now weapon?」
「what area shall we do now」
「what you use weapon now?」
「ice rod +1」
アイスロッド+1だな。
チェックルームに預けてあるアイテム一覧を見てみると、これが良さそうです。
マスターボールを取り出して床に置きます。
「ok?」
「thx alot」
「dng it」
「not enough mst」
なんかゆーてるー。
「?」
Katzeさんが、マインドが足りないんじゃないかな〜、と。
なるほど。
ステータス不足でまだ装備できないんだな。
ま、いいだろ。いつかは装備できるようになるんだし。
「present」
「thx」
「you have the day」
「ok?」
「k」
通じたようだ(笑) こんなんで(笑)
坑道エリアにまで来たときです。
敵が強くなってきて。
さらに山のように地雷。
「I GOTTA GO」
「BYE」
「dang i agootea 2 bye」
は?
突然、謎の言葉を残して
アッという間に二人の外人は次々と消えてしまいました。
消えるというのは、回線切断です。
あっさりしてんなー。
まだ一人の戦闘不能者も出てないのに。
まあ、Lv18と12じゃ無理もない、とも言えますが。
しかしすぐに
「i have aids」
「let’s play」
日本人では、ちょっと言わないようなジョークを飛ばしながら
Lv19と26の外国人が立て続けに参戦。
そのまま冒険続行となりました。
う〜ん。そんなに魅力あるチーム名なの〜?
このふたりは、特に変わったところはなかったです。
あ、でもアイテム放棄はやっていました。
さっきの二人もやっていたことですが
アイテムを捨てるのです。
持ち物には上限があります。
一杯になると新しいアイテムを持つことはできません。
日本人同士だと、アイテムを譲り合うため
ひとりの持ち物だけが満杯になるということは少ないです。
みんなで街に帰って売りさばきます。
どうも、そうならないようですね。
ボスを目前にしたところで、その事件は起きました。
Katzeさん曰く「ボスより強い」ザコが現れたのです。
僕は回復魔法をひたすら連発しましたが
外人ふたりは戦闘不能になってしまいました。
急いで復活魔法を連発します。
しかし。
片方はお金が、もう一方は武器がなくなった、と。
戦闘不能になると、装備していた武器と所持金が床に放り出されます。
アイテムとして誰でも取ることができる状態になるのです。
外人1「give money back please」
外人1「i need that」
こちらはすぐに解決したのですが。
外人2「gun?」
外人2「heat auto gun」
装備していたヒートオートガンがなくなったらしいです。
僕以外、みんな口々に持っていないと発言します。
外人1「the boss is right in here」
外人1「let’s kill it」
あ?
ひょっとして、このまま黙ってたら、僕が犯人?
確かに近くで復活魔法を使ったから、その拍子に拾っている危険はある。
もう一度、持ち物を検査する。
うん、やっぱり持ってない。
ロックガンなら持ってるんだけどなぁ。
「rock gun?」
外人2「no」
外人1「heat?」
外人1「some heat lock gun?」
「no have」
外人1「sorry」
外人1「i picked it up in the heat of things」
外人2「s ok」
外人1「no pun intended」
外人2「:)」
あー?
なんかよーわからんけど解決したみたいで良かった良かった。
とか思っていたらギルドカードが届きました。
ギルドカードとは、名刺みたいなもので
相手のカードを持っていると、連絡をとったり、検索して会いに行ったりできるのです。
便利ですが、逆に言えば、信用できない相手に渡すと危険なものでもあります。
このタイミングってのが西洋チックだなぁ、と思ったり。
こうしてボスを倒して、僕の初めての国際プレイは解散・・・
ってまた2人も外人が入って来るし!
だからさぁ
このチーム名がそんなにいいのか?