大鳥居の側に料亭発見。


門の外から中をのぞき込むも・・・

商売ッ気を微塵も感じさせないたたずまいに気圧され気味。


むう。


値段はおろか、焼き蛤を食べさせてくれるのかさえもわからない。

心や財布が葛藤を繰り広げたが・・・


小心者っす〜



ということで桑名の街を引き続き流れ歩く。



・・・。






裏からも、もう一枚撮っておこう。






みなさんも一緒に噛みしめてほしい。


「おいしいですよ!」


あまりにもストレートな宣伝文句。


「おいしいですよ!」


宣伝文句はおろか、日常会話でさえ、

この言葉を使う日本人が、今どれだけいるだろうか。

さあ、一緒に声に出して言ってみましょう。


「おいしいですよ!」








本多忠勝、一言申す


ワシにもやらせろ、

くわなルネッサンス!


ホントにそんなことを? 忠勝さんが? 草葉の陰で泣いてない?


今年の桑名は大騒ぎです。


だろうと思います。








うーん

かなり ちがうのではないか。

ぜんぜん ちがうのではないか。



そんなツッコミを入れながら写真を撮っていると・・・



「こんにちは!」

???

おさげ髪の、日に焼けた、中学生くらいだろうか

元気そうな女の子が僕に挨拶をしてくれていた。


「・・・こ、こんにちは」


あわてて挨拶を返す。

動転している僕をよそに、その子は元気に歩いていく。




な、なんだ?! なんだ? なんなんだ!

僕が撮っていたのは、こんな写真だぞ!?

しかも自慢じゃないが、僕の風体はちょっとあやしいぞ?

悪目立ちするというか。


僕なら絶対自分に声を掛けたくないが。



いや、まてよ。

どこへ行っても道を訊かれるし、すいませーんシャッター押してもらえますかぁ?

言われるな?

意外に良い人っぽい? 僕。






なるほど。 大合点。





無断転載ご勘弁