2002.10.01
アストロノーカ中古5000円は高いと思う。
準新作のプレステ2ソフトが買えちゃう値段だもんなあ。
2000円では安いにしても
3000円以内に収めて欲しい今日この頃。
2002.10.01 その2
ワシントン編 その4
ユニオン駅という長距離列車が発着するらしい大きく広い建物。
そこにあるCD屋で。
僕が入った途端、アラームがけたたましく鳴り響く。
立ちつくしていると
黒人のお姉さんが駆けつけて来て
「君、そこ通った?」
YEAH ・・・
I am エントランス
いつにもまして英語大爆発。あせってるから。
誰が入口やねん。
「〜〜〜〜〜〜on CD?」
身に付けてってこと?
NO、NO
こーやって入ってきただけですぅ
と再現VTR。
それで鳴らなかったので
あー、ちがうね、ってことに。
その後からやって来た人は、ずいぶんと疑惑の眼差しを向けてきたけど
このお姉さんは最初から疑ってない感じだった。
この日は朝の10時から午後3時まで
ナショナルギャラリーで絵をみたあと
一旦宿へ戻って
ホワイトハウス〜議会〜最高裁判所
そしてユニオン駅から宿、と歩き詰めでさすがに疲れた。
それで早寝している僕をみた
例のおじいさんに吹き出される。
郊外へ以外は歩いていたのだけれど
この日以後、移動に地下鉄を使うことにする。
2002.10.02
アストロノーカをさらにもう一本見つけたが、やはり高い。
このゲームを巡って何か起きているのか!?
そう思って友人にも探索を手伝ってもらうことに。
その友人も品薄に驚いていたが
買い取り価格が1700円であることを突き止めてくれた。
ならばその倍額くらいで買えるものではないのだろうか。
それにしても買い取り1700円・・・。
予想以上に高評価なのだな。
2002.10.03
エースコンバットの4を遊んでいます。
これくらいたくさんの人がプレイしているゲームになると
不満や要望が絶えることはないようですが
僕でも遊べるというのは特筆もの。
当然、very EASY モードです。
なのに新しい戦闘機を買うお金が貯まらないくらい低い戦績。
だから最初に買ったF−16でがんばります。
他に対地ミッション用にA−10と。
しかしF−16がこんなに弱いとは。
空戦用の特殊装備がないから。ミサイル避けられっぱなし。
後ろから撃ってもダメならと正面攻撃を編み出して一時は凌いだものの
ついに、にっちもさっちもいかなくなって
長らくお世話になったF−16を下取り、ギリギリでEF−2000。
強いなあ、長射程・複数ロックオン。
僕はYF−23という戦闘機の形が好きだったんですけど
今回はどれだけ話を進めても出てこないらしいですねえ。
残念なことだなあ。
攻略サイトを探していて
http://www16.big.or.jp/~trom/c/acecombat4.html
こんな素晴らしいサイトに行き会いました。
憧れるなあ、こういうトボケた文章力。
あ、まあネタバレっちゃあネタバレだけど
知らない人が読んでも何のことだかわからないと思うので
多分大丈夫。
2002.10.04
ワシントン編 その5
ペンタゴンへ行く。
と、言っても外から見るだけだけど。
そのものズバリ、ペンタゴンという名前の駅で降りて歩いていくと
すれちがう軍人さんが、こちらへ敬礼してくる。
おかしいな、何だろう、と振り返ると
サンダーバードみたいな人
が真後ろを歩いていた。
偉い人かと思ったけど
よく見ていると、軍人さん同士がすれちがうときには
お互い敬礼するようだ。
そのまま裏手に回る。
高いフェンスで囲まれた工事現場。
背後には高速道路か自動車道か。とにかく車がびゅんびゅん走っている。
怖いくらい人がいない。
フェンスを覆う布の隙間から、遠い、新しく修復されたと見える壁が。
そこだけ色が違う。
2002.10.04 その2
友人からついにアストロノーカ入手の報。
ぐっじょ〜ぶ。
ぐっじょ〜ぶ。
「うるさいよ
4000円以内ということやったけど3980円に消費税で」
ぐっじょ〜ぶ。
ぐっじょ〜ぶ。
「うるさいよ」
たまに僕が横文字を使うとこれだ!
「宿命でしょ」
なんやとー
「わたしはバイだ!!!」
「お前最悪!!!」
・・・すまん。『家族計画』ネタが使いたかっただけで。
「それでこれ、どうする?」
そらあ、受け取って・・・それから送るに決まっとる。
「え、マジ?!」
はあ? それ以外にあるか?
「人が好すぎるぞ!」
お前に言われたくないわ!
僕以上のお人好しのくせにッ!
「でもこれから先、このままでは今に自分の力以上のお願いをされて・・・」
「背伸びするようなことに・・・」
うん。その忠告は有り難く受ける。
これを最初で最後にするつもり。
>メールの内容は公にするべきではないかと。
>そのための”メール”です。
>他の人に見られてもよかったらここに書くでしょうし。
という掲示板の意見もまさに一理ある。
それで直近の打つ手として、メールアドレスを外そうと思う。
メールは内緒話なのだとしたら
いま、別に内緒話は必要ない。
掲示板ならある種の抑止力も働くだろうから。
最近スパムメールがたくさん来るようになったし
ウィルスなどの安全面からもその方が良い。
必要なら、そのときそのときに載せれば済むこと。
自己紹介のページからメールアドレス削除。
2002.10.06
デパートの一階で一人ソフトクリームを食べる。
すぐに口の中が冷たくなる。
寒いかも。
そういえば小さい頃のことを思い出す。
あれは何歳くらいのときだったか。
幼稚園には上がっていたかなあ。
父親に連れられて行った買い物で、ソフトクリームを食べさせてもらったのだった。
しかし小さい子供のこと。
すぐに口の中が冷たくなる。
ソフトなクリームの部分だけではなく
コーンのカップが食べたくなる。
だけどまだまだソフトなクリームは泰山の如くそびえ立ち
コーンのカップは遙か彼方。
それで僕はどうしたか。
カリッ。
コーンカップの底をかじったのだった。
ぽたぽたぽたぽた
溶けだしたソフトクリームの大洪水。
ハンカチで必死に底を押さえる父親の姿を憶えている。
「あのときは悲惨やったで」
だろうなあ。
僕は楽しかったけど。
2002.10.07
ニューヨーク編 その1
JFK国際空港からマンハッタンまでは、どうも交通が入り組んでいるらしい。
まず地下鉄の駅までバスに乗らなければいけないみたい。
そこから悪名高いニューヨークの地下鉄に大荷物持って・・・
さすがにそれはイヤだ。
僕のような不慣れな旅行者はそういう危険は避けたい。
そこで贅沢だけど、タクシーを拾うことにした。
ニューヨークのタクシーはイエローキャブとか言って真っ黄色。
しかしながら真っ黄色をしていても白タクの場合もあるとか
日本人だとわかると料金をボラれたり、わざと遠回りをされたりするとか
トランクから荷物を出してもらうまではお金を払うなとか
・・・色々ガイドブックに書いてある。
うーむ、恐ろしい。
実は僕は、日本でさえタクシーに一人で乗ったことはない。
ど、ドキドキだ。
どうやって乗ろうか。
荷物を転がしながら、ゴロゴロー、ゴロゴロー。
タクシー乗り場があるとか書いてあるんだけど、どこだかわからずに彷徨う。
やっと見つけた、それらしい乗り場では。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
おじさんに何か言われる。
でも、このおじさんは係りの人みたいだし、なんとなく行き先を訊かれているように思う。
タイムズスクエア!
やっぱり行き先で良かったようだ。
それで次々とやって来るタクシーの一台を止めて、
その車の登録番号と、何かあったときの連絡先が書かれた切符を渡してくれた。
ははあ、なるほど。
そういうシステムか。
ここまで行きたい、と妹がプリントアウトしてくれた宿屋の地図と
ガイドブックにある地点の両方を見せる。
しかしどうもわからないみたいだ。
しかも全然意志疎通が上手くいかない。
とても英語とは思えないような訛りの強い言葉を話す。
中南米とかの人なのかなあ。

電話番号はないか?
というのはわかったので、メモしたページを見せると
電話して場所を訊いてくれた。
やっとこさ着いて納得。そらあ、わからんわ。
通りに面しているのはドア一枚。
そんな宿だった。
料金は40ドルだと言われた。
マンハッタンまでは料金固定、一律35ドルだと書いてあるんだけど。
35ドルに、tollとかいう道路料金が5ドルなのかな?
まあ電話してもらったりとかお世話かけたし
include チップ、
そう言って50ドル渡しておいた。
2002.10.08
ニューヨーク編 その2
一泊33ドル × 10日 プラス カギ保証金10ドル
というのは大部屋・素泊まりにしては高いかな?
でも立地がニューヨークのど真ん中ですごく便利だった。
荷物があるのでエレベータを使わせてもらったんだけど
ハンドルが付いている。
そのハンドルを左右に回して上げたり下げたり
操縦しなきゃいけないエレベータ。
扉もエレベータ側の鉄網と、建物側の分厚いのとの二重構造で
当然手動。
これは一人では使えないだろうなあ。
出発の朝は早いんだけど
やっぱダメ?
6 o’clock なんですけど。
などと運転してくれている女の子に訊いているうちに目的の2階到着。
扉が開いて、もう少し年上の、お掃除お姉さん。
運転していた女の子が困ったように、そのお姉さんに事情を話し始めたので
僕も相談に乗ってもらおうと・・・
がしっ。
お姉さんに肩を掴まれて顔を覗き込まれている。
えっ、えっ、なに、なに!?
目? 目が何!?
目ヤニでもついてますか?
まさか僕の瞳が100万ボルト!?
「その、まつげは何だ、切ったのか?」
「それともライターで焼いたのか?」
そう言われているようだった。
えろうすんませんなあ
まつげ短くて
しかも下向き直毛で。
No、No、切ってません。
ボッっとライターで焼く仕草をまだしているので
No、No、焼いてもいません。
そんな恐ろしげなことしません。
生まれつきコレです。
I borned with it.
すると珍しいものでも鑑賞するモードになって、大いに感心される。
さらに覗き込まれる。
運転してくれた方の女の子なんかは、わざわざ自分で切っているんだって!
へぇぇ〜
世界は広いなあ。
まつげは短い方が良いという価値観もあるのかあ。
妹に
「お兄ちゃんの目って変わっとるよなあ」
「そのまつげ、目に入って邪魔にならへんの?」
とかよく。
どこの人だったんだろう。
肌の色は黒めだったけど。
本題のエレベータの方は。
「2階くらい大丈夫でしょう?」
と豪快に笑われた。
ええ、まあ。
なんとでもしますけど。
2002.10.11
22222ヒット記念企画。これはある勇者の物語である。
CoCo壱番屋。東京ではあまり見かけないが、関西方面では名高いカレーチェーン店。
このカレー屋、辛さや量、トッピングなどを比較的自由に変えることができる。
そして1300グラムを超える量を20分以内に食べきれば・・・
タダ。
これで有名な店なのである。
もうお分かりですね?
そう。そのカレーを食べきって僕を祝ってくれる、と。友人が、ね。

訪れたのは、水道橋。
うーん、ドキドキするなあ。まず注文するのがためらわれる。
いや、僕はプリンしか食べないけど。
「このポークの1300を・・・」
お、いったー!
「ご挑戦入りまーーーす!!!」
うわあ。
大声で呼ばわったよ、この店員さん。
まずはルール説明から。
「〜〜〜米粒ひとつ残さず食べて頂きます〜〜〜」
「〜〜〜席を立たれますと失格となりますので〜〜〜」
ふむふむ。
大丈夫。常識的なことばかりだ。
何かの拍子に立ち上がる、というのには気を付けなければならんだろうけど。
そして・・・
「13時48分、ご挑戦入られましたーーー!!!」

僕は、黒ごまプリンを食べながらストップウオッチを睨む。
1分経つごとに教えていく。
ううっ
口の中ジャリジャリ〜
すげえ食感。

スプーンでさくさくと白い御飯部分を崩していっている。
そして崩しておいた御飯を、ルーとは別にバカバカ放り込んでいく。
なるほど、そういう作戦か。
しかし・・・
みるみるスピードが落ちていっている。
これは間に合わないのではないか?
と、思ってもまさかそんなことを口に出して言ったりはしないが。
淡々と秒を読む。
それにしてもまったく水に手をつけない。そんなに苦しんでいるのなら水を飲んでも・・・と思うが。
水では絶対に腹を膨らませない。そういう方針らしい。
そして残り5分。

「これ、無理・・・」
ついに友人が弱音を吐く。
だがこの段階では、むしろ僕の眼からは達成できそうに見えた。
食べている本人は段々苦しくなってくるので、徐々に悲観的になっていくが
反対に
見ている傍観者の方は段々残りが減っていくので、楽観的になっていくようだ。
だから僕の返事はこう。
「そうか? いけそうに見えるけど?」
「一生に一度のことだし、ここであきらめたら後悔すると思う」
ラスト1分!

おおーーーっ! いった! いった!
皿を持ち上げて
残りのルーを飲み干しにぃぃぃ!
「すいませーん! これでいいですか?!」
タイム19分22!

「すげえ、1300食べた・・・」
「えっ、どこどこ!?」
後ろの席のカップルも驚いている。

書類書いて、店内に飾られる写真撮影して。
レジでは
「1300グラム食べきられましたので、値引きさせて頂きます。180円になりますね」
「御馳走さまでした。どうもお世話になりました」
丁寧な挨拶返してるし。
黒ごまプリン代だけ払って水道橋を後にする。
バッ! うわコイツ走り出したよ!?
ホームに入ってきた電車に乗り込もうとエスカレータを駆け登りやがった。
お前、元気やなッ!?
すると絞り出すように
「・・・もう・・・ゴールしてもいいよね・・・」
やっぱり元気だった。
2002.10.13
ニューヨーク編 その3
3夜連続でダニの襲撃。腰のあたりを中心に刺される。
夜中の3時になると刺され始める。
それで仕方なく起き上がって部屋の外の階段に腰掛ける。
他の人は刺されてない、って。僕のベットにだけ住んでいるらしい。
受付に言いに行ったけど笑われただけだったし。
はあ。仕方ない。虫よけを買おう。
しかしヒマだなあ。
まだ外は暗い。
出歩くのは危険だろう。
ガイドブックには治安が驚くほど向上した、『眠らない街』などと書かれているが
駅に防弾チョッキ・ショットガン姿の
警官が立ってなきゃならない街はあんまり安全とは思えない。
昼間は積極的に歩いて回る。
テロを受けたグラウンド・ゼロとか、
チャイナタウンとか、メトロポリタンミュージアムとか。
busy、とにかくbusyな街だった。
人も物も、良い面も悪い面も
みんな多い街。

毎日よく歩くせいだろうか、足がガタガタになっているようだ。
2時間、3時間と休憩無しで歩けていたものが
わずか30分くらいでヘタリこんでしまうほどになっていた。
このままでは、ニューヨークにいる甲斐がないってもんだ
そう思い始めた頃、一軒のマッサージ院に行き会う。
イーストヴィレッジという地域だった。
中国人の指圧らしい。
ふーむ。
アメリカまで来て指圧をするからには凄腕かもしらん。
勇気を出して入ってみる。
受付の人は、池袋に住んでいたこともあるとかで日本語が上手だった。
「日本人ノカタ、足裏のマッサージ、とても好きですネ」
40分、30ドル。
ひざから足裏まで。
一カ所、ものすごく痛い場所があって。
なんだろう。どこか悪いのだろうか。
this point、what?
アキレス腱とふくらはぎの間あたり。
笑いながら、「イタイ?」
「Don’t worry」
足の裏は内蔵が多いが
純粋にここは足の疲れだ、と。
う〜 効く〜 気持ちいい〜
というようなことは全然なかったが
マッサージを受けたあと
不思議なほど足が軽くなった。
また1時間、2時間と歩けるようになった。
すげえ!
2002.10.15
一風変わったゲームとして、個人的に期待していた
『悪代官』(PS2) ですが
残念ながら僕には楽しめなさそうです。
悪代官となり悪徳商人と結託し、オープニングから山吹色のお菓子が飛び交うこのゲーム、
とてもバカでバカで、バカなのは最高にいいんです。
受け取った賄賂で屋敷に罠や用心棒を配置して
悪を懲らしめに来る、こしゃくな正義の柳生十兵衛とか十手持ち、桜吹雪、黄門
などなどを返り討ちに仕留めるのが目的なんですが
もうねえ、帯を回すと 正義の味方が現れる
なんていうセンスが堪らないんです。
しかしまず戦闘がアクションなのですけど
アクションが苦手な僕には、なんだか操作がしっくりきません。
そして、自分の盾となり
血煙を上げて次々倒れていく家臣たち。
これを見ると、どうにも心中穏やかではいられません。
・・・向いてないようです。
本当に残念だなあ。
2002.10.16
二周年です。柿をむきました。
まだ一年くらいのような気もするなあ。
2002.10.18
住基ネットっていうのが話題になってますよね。
正式には、住民基本台帳ネットワークでしたっけ?
情報を一カ所に集積するのは危険ではないか、とか
国民を番号で管理するのか、とか
コード番号が漏れた場合の個人情報の流出が大きくなる、とか
なんか色々言われているみたいですが
一方では便利になるとも聞いています。
それなら、本当に便利になったのかどうか
ちょっと試してみよう、という趣向。
てくてくと区役所を目指して歩いていったりなんかして。
入ったところでいきなり盆栽展していて驚いたり。
盆景とかいうらしい
海や山の景色のミニチュアは見事なものだなあ
・・・って目的はこれちゃう。
奥に進むと戸籍がどうとか証明書がどうとか書いてある表示。
これに違いない。
住民票というのを取るには、っと。
申込書に記入して、それを窓口に持っていく。
えっと、あの、僕は本籍地は三重県なのですが、この住所という欄には・・・?
あ、なるほど、住所なので住んでいるこっちでいいわけですか。
申込書と引き替えに番号札をもらう。
目つきは鋭いけど親切そうなお姉さんだった。
本でも読みながら待っ
「びれっじさーん」
あたふたとカバンと本をつかんで、上着をひきずりながら窓口へ引き返す。
はい?
ええ、そうです。
住民票を移したりといった手続きは無しで、ただ住んでいるだけだと思います。
区民ではないです。
それだとこの区役所にはデータがないので、
という説明を受ける。
あの、住基ネットというのが出来たと聞いたんですけど
それではできないですか?
「広域交付は来年の夏から」
ということになっているそうな。
あ、わかりました。
どうも。
あれ、じゃあ今って、運用もしない情報が集積だけされてる?
メリットなしのリスクだけ?
それって順番が逆じゃあ?
2002.10.19
ニューヨーク編 その4
長い旅行に洗濯はつきもの。
洗濯物を抱えて廊下へと出ると、まつげのときのお姉さん。
「ランドリーか?」
と訊かれたのでYESと答える。
すると
「来な」って感じでエレベータを運転してくれた。
エレベータはどうやら地下まで降りてきたよう。
そして
どう見ても洗濯機ではない洗濯機を前に、とまどう僕へ使い方を教えてくれる。
まず正面にドアがついている。戸棚のように。まるで乾燥機。
そこへ洗濯物を放り込んで
上に付いている蓋を開けると、2つ穴があるから
「 half、half 」
に洗剤を入れる。
そして25セントコインを6枚入れると・・・動き出す。
ほぉぉぉ〜〜〜


来い、来い、と帰りもエレベータに乗せてくれる。
興味津々と見ている僕に、ちょっと動かし方を教えてもくれる。
ハンドルを左にまわすと、ダウン
ハンドルを右にまわすと、アップ
ハンドルを真ん中に合わせると止まるらしかった。
一階と二階の間なんかにも止めて見せてくれたり。
ほぉぉぉ〜〜〜
「ホォォォ〜〜〜」
まねされてるし。
Thank you so much!
「アリガトォ〜」
35分後。
階段で地下まで行ってみると、ランドリーと思われる部屋のドアには鍵が。
掃除しているお姉さんを探して
ドアがロックされていると事情を話すと
レセプションに行って
「ランドリー Key please」
かなんか言えって。 「4coinだよー」
一階の受付でカギをもらうと
「I need key back」かなんか言われる。
ん〜? いつ? いつ返す? when?
扉を開けて乾燥機使ってすぐか?
それとも乾燥しおわってからか?
僕の必死の英語、というか一人芝居はまったく通じず
受付お姉さんは不安をかき立てられたらしく
人を一人差し向けてドアを開けてくれた。
乾燥機は目盛りをデリケートの所に合わせて使う。
なんか縮む気がするんだよなあ。
妹も縮むって言ってたし。
今回の洗濯機は特殊だったけど、アメリカでよく見かけるタイプのもなかなかスゴイよ。
まず日本で普通に洗濯機と言われるものを想像してもらって。
パカッっと蓋をあけると洗濯槽がありますわな。
で、その中心に洗濯槽の深さと同じだけの高さを持った
黒く巨大なスクリューがそびえる。
まあなんというか。
このスクリューを小さくしよう、なんていうエネルギーがあるなら
もっと大事なところへ振り向けよう
ってな感じのお国柄、なのかな。
階段を上っていくとお姉さん。
「found it?」
いぇすー
乾燥機もやっぱり35分?
「ハーフ アワー」
Thank you!
「アリガトォ〜」
思わず笑う。
ありがとうございました。
2002.10.22
ニューヨーク編 その5
泊まっていたのは4人部屋だったのだけれども
最初に一緒になったのは、僕と同じくボストン〜ワシントン〜ニューヨークと回ってきて
しかも同じ日にチェックインした、ギリシア人コンビだった。
しかしギリシアの人は自分の国のことを
『グレイス』
と言ってきて戸惑った。
遠い記憶で確かそう言うんだ、ってことを知っていたから
空中に地図を描きながら
この辺? とか。
エイシェント ゴッド ストーリー のある国じゃないですか? とか。
・・・ギリシャ神話のことを言おうとしてるわけだけど。
三都市のうちで、どこが一番好きか? と訊かれて
うーん、今のところはボストンが
I think、 Boston is best.
そう言うと
「We think so! Boston is best!」
って勢い込んで返されたっけ。
ギリシア人コンビのあとに同室になったのが、ヨハン&アミンっていうオーストリア人コンビ。
「ワタシノ 母ハ 日本人デス」
うお!?
それでヨハンの日本語はかなりのものだった。
顔を合わすたびに毎回、工夫した日本語の挨拶をしてくれて
僕を大いに楽しませてくれた。
そんなわけだから、僕らが会話をするときは
ヨハンが日本語、僕が英語を使うという、なんかあべこべに。
でもなぜだかそれが非常に上手くいって
コミュニケーションの方はすごくスムーズにできた。
あー、うんと、たしかに take は「とる」なんだけれども
日本語の「とる」はもっと意味が広いです。
漢字シンボルは知っていますか?
例えば「とる」を漢字で書くと
・取る(take)
・撮る(take photo)
・盗る(steal)
・捕る(catch)
・・・なんて日本語を教えたり、また君が代をハミングするハメになったり。
お返しにオーストリア語を教えてもらったり
(MP3ファイル・56kバイト)
そしてオーストリア国歌を聴かせてもらったり。
(MP3ファイル・348kバイト)
「アナタは ・・・ モウ ・・・ sleepって日本語?」
ねる。
「アナタはモウ、ネマスカ?」
yeah、yeah。
「パチッ(電気消す音)」
2002.10.23
ニューヨーク編 その6

42丁目のタイムズスクエア周辺っていうのは、有名らしいじゃあないですか。
僕は知らないけど。
この写真にうつっている、道の真ん中の広告塔みたいな建物が有名なんですよね?
違うかな?
その有名な場所、通りを豪快にドーンとぶち抜きで歩行者天国にしてしまうという。

両側にはテントを張った出店が連なります。
おもちゃだの、仏像だの、マッサージだの、なんだかんだと多種多様。
たくさんの人で賑わっています。
あっ。
みやむさんに頼まれている
PowerPuffGirlsだ!
PowerPuffグッズだらけのテント発見。
食い入るように見つめている僕にお店の人が寄ってきて
「ぜーんぶ1ドルeachだよ」
なにっィ
じゃあこのキーホルダーを全部ください。全部。
だから、みやむさん宛の小包はデカく。
仮装している人もいました。
オースチン・パワーズとかいうのの格好した人とか、
「俺はネイキッド・カウボーイ〜♪」

僕なんかは見かけた瞬間、ギョッとしましたが
ネイキッド・カウボーイさん大人気。
特に女性に。
歌う暇もないくらい次から次へと
一緒に写真にうつってくれるようにと求められていました。
僕もね、せっかくのお祭り騒ぎということで
通りの似顔絵描きさんに一枚頼んでみましたよ。

・
・
・
僕が容姿に劣るというのは定評になっているわけですが
それを外国で似顔絵にしてもらうと・・・どうなるのか?
興味がそそられるじゃあないですか。
イスに腰掛けて、どうもナナメ45度くらいから描いてもらっている様子。
僕は普通にしていると不機嫌そうに見えるらしいので 少し微笑んでみたり。
そんな僕と目が合うと、絵描きさんも笑っている。
道行く人も笑ってる。
そしてッ!
「うんうん、よくできた、very good だ」
と言いながら見せてくれたのは
・
・
・

・
・
・
思わず見入ってしまった。
び、美少年やな〜。
僕がこんなに凛々しいとは。
これで額縁代込み、35ドルは安いねッ!
実物を知っている野郎どもは今頃、腹ぁ抱えていることと思います。
2002.10.26
ゲームをすると更新が滞る。そんなわけでちょっと色々プレイ中。
といっても、
新シャードが開いたウルティマオンラインで家を建てるべく奮闘しているとか
そういったことは全然なく。
しばらくは 『戦女神2』 をやることになりそうです。
一作目はそうですね、全体としてはまあまあと言ったところだったのですが
格好いいオープニング、独特の穏やかな雰囲気・BGMから
忘れられないくらい強い印象を受けまして。
まあ、一言でいえば
エッチシーンでも
経験値が貯まる
18禁・本格RPG、かな。
・・・それでどうして穏やかなのかはやってみないとわからない。
ヒロインもいいけど巨体糸目副官がお気に入り。
活躍しないかなあ。
前作では
将軍はどうなってもいい、副官死ぬなー
と思ったりしましたごめんなさい。
2002.10.29
私だ・・・
極秘情報を伝える。
トノサマンのテーマの最後の部分は
暴れん坊将軍!
繰り返す。
トノサマンのテーマの最後の部分は
暴れん坊将軍!!
以上だ。
健闘を祈る・・・
2002.10.30
逆転裁判のBGMは前作の方が良かったように思います。
なんだか
学校から帰ってきた午後
陽の入る部屋で
やっと手に入れたファミコンに向かって
サラダの国のトマト姫をしていた・・・
そんな頃を思い出させてくれる音楽でした。
あ、カプコンか。なら、天地を喰らう。
2002.10.31
みょうちくりん写真館
珍妙なゴルフクラブに、追加更新。