2003.09.02


      丸君の薦めで 『寄生獣』 という漫画を読みました。

      むかーし、何巻か読んで、あまりの残虐シーンに、とんでもねー! と思ったものですが

      あまりそういう風には感じなかったなあ。

      漫画の内容は変わらないはずなので、僕が成長したのか、時代に流されているのか。


      「食べる」ということはどういうことなのかなあ、と。

      この世の中で、永遠なものは見かけませんよねえ。物は壊れるし、生き物は死にます。

      そんな中で生き物は、他者を取り込むシステムで

      成長したり、死ぬのを先延ばししたりしているということなのかなあ。

      いやしかし、それだけではないような。

      例えば、もしも食べなくても生きていけるとしたら・・・どうなるだろう。

      なかなか楽に生きていけていいような、そうでもないような。

      動物として考えると、他の種に干渉しなくなるかも。

      食べたり食べられるという「関係」がなくなれば、他の種どうしの接点はなくなるかも。

      食べたり食べられないようにするために進化している部分って大きいですよねえ?

      ふーむ。

      そうすると種の多様性というものは生まれなかったかもしれないのだなあ。


      というようなことを考えたりして。





    2003.09.02 その2


      このまえ帰ったときに、親父から読みなさいと渡された  『バカの壁』 という本。

      細かいところで疑問に思う点はいくつかありましたが

      簡単な言葉で書かれていて読みやすいし、一読の価値はあるかもしれません。

      本筋の内容はもう一度くらい読まないと理解できないだろうけど

      なかに、人間の脳の仕組みについての話題がありました。

      脳は非常に高級なものだと思いがちであるけど、計算装置なのだ、というようなことが。


      そうか。そうか。人間は自然という枠組みの中で、自然を人工的になぞっているのだなあ。

      逆に人工物から自然を見ると、脳はコンピュータ、生き物も機械だ、と書かれている。

      この場合、「食べる」ということは、当たり前すぎるけどバッテリーの充電か。

      すべてのエネルギーの源は太陽光で、植物が発電しているのだな。

      それが食物連鎖によって隅々まで運ばれて供給されている。

      ならばそうすると、この世界での究極のエネルギーは太陽か。

      石油を燃やしているうちはまだまだ甘ちゃん? 太陽光発電でやっと自然に追い付く?

      原子力発電は自前で太陽を作ろうってこと?


      そうだとすると順番がおかしいように思う。

      必要は発明の母だっけ? 文明は必要に応じて発展していくわけで。

      原子力発電は太陽光発電が破綻してから出てくるべきものなんじゃないかなあ。

      そうならない原因はエネルギー産業の既得権?

      ソーラーパネルはきっと森林のように広大な面積がいるだろうから。

      建物という建物の上を占めて自家発電されたときには、商売上がったりだろうなあ。


      人間は自然を人工物でなぞっていく生き物なのだとすれば。

      科学に限らず芸術など他の分野でも、自然を見事に表現すれば喝采されるのかなあ。

      そして人間のアイデアは自然を超えることはできないのだろうか。


      なんだか夏休みの宿題みたいなことに。

      読書感想文。





    2003.09.03


      遠方の友人に、ひげ剃りの泡に付いてきた松田優作のバッジを送ったところ、

      お返しの小包がやってきた。開けると

      ころっ

      エビス様が転がり出た。





    2003.09.04


      「おめえ、わかってんのか!」、「うるさいつってんだろ!」

      幼い我が子に向かって言っている若い母親を見かけるが。ここ2〜3年くらい。

      あれはいいんだろうか。僕があんなことを母親から言われたら相当衝撃なんだけど。

      母親が母親っぽくなければ、子供も子供っぽくなれないだろうなあ。

      だからなのか、子供を見ていると、たまーに妙なのがいる。

      傍目から見てもわかるくらい、母親の顔色をうかがっている子供。

      演技としか思えないくらい物わかりの良さをアピールしている子供。


      また突然なんですけど、しばらく出掛けます。

      10月になったら帰ってくる予定です。






  DOR <驚き> 3 Sep 2003 23:51:28


    みやむ様に驚かれてしまった・・・。
    もうまっとうな人間には戻れないということか・・・(遠い目)


    ってネタにしてすみません>みやむ様。
    古賀亮一、面白いと思うんだけどなぁ。

    ・日記について
    「親の顔色を伺う子供たち」についてですが
    数年前、スーパーで自分の母親に物凄く乱暴な口調で話す小学生くらいの男の子をみました。
    「んなこともわかんねのかよ、ババア!!」
    って母親に怒鳴ってました。
    母親も母親で
    「○○ちゃん、ごめんねぇ」
    とか言ってるし。世も末感をビシビシ感じましたよ。
    自分の息子がそんな口をきこうものなら、前歯が無くなる程殴ります>俺なら。

                      まー、子供はおろか結婚の予定も無いけどさ DOR














  S自動車学校 Ose <お礼とお願い> 6 Sep 2003 09:44:03


    こんにちはびれっじαさん
    合宿免許の物語の舞台になった「S自動車学校」でHPの管理をしてるO瀬です。
    指導員がびれっじαさんの物語をを発見して、知らせてくれました。
    早速拝見しました。大変面白かったです。
    プリントOUTして全職員に回覧させていただきました。














  タオル男 <帰還報告> 21 Sep 2003 15:00:45


    びれっじαさん、お久しぶりです。他のみなさま、お騒がせします。
    つい先日びれっじαさんの旅先(?)で一緒だったタオル男と申します。 そう、あのいつも頭にタオルを巻いていた小僧っすよびれっじαさん。 たちの悪い先輩たちへの忠誠も示し終え、先頃バイクで無事実家に帰り着きました。 いただいた本、読んでますよー。銀英の一巻、読みました。 ははあなるほどって感じです。二巻も読もうとおもいます。

    ・・・びれっじαさん、もうちょっとです。がんばっ!