2001.05.16
心配してくれた心優しき方、どうも。
起動できなくなったときは、もうダメかと。
とにかくなっていたように、すべて戻してみたところ、なんとか復活。
まったくの、元の黙阿弥・観阿弥・世阿弥です。
この先、どーしよー。
っていうか、もともと外付けようと思って買ってきたのに!
この役立たずのケースめ!
説明書の通りに全然ならんやないかっ!
あ、読んでる人わかんないですよね。
とりあえず説明します。今日のは、興味ない人はパスして下さいな。
〜パソコン箱開け奮闘記〜
えっとですね、USBとかいう端子があるんですね。
そこに外付けにしようとハードディスクを探しに行ったのです。
お店の人に訊いたら
ハードディスクの本体と、それを入れるケースを出されまして。
詳しい組み立て方も教えてくれました。
そういうわけで、
ケースと40GBというバケモノのようなハードディスクを携えて帰ってきました。
ところがですね。
説明書の通りに組み立てて、付属のCD−ROMをインストール、
電源入れて、USBの線を差しても、
説明書通りの画面になりません。
インストールウィザードとかいうのが出ることになっているのですが、出ません。
だいたい後ろから出ている、USBの線!
プラグは持つ所がプラスチックじゃないですか? その先に金属の部分がありますよね?
その金属部分は普通、差し込んだらスッポリ入りきるものでしょ?
あまるんですね、 これが。
爪楊枝の先で深さを調べてみましたが、やはり入りきらないようです。
うーん?
だいたい説明書からしておかしい。
”ファイル名を指定して実行「a:\setup.exe」と入力してください”
って言われた通りにしたら、3.5インチフロッピー読むやんけ。
先頭の文字、dにかえましたが。
だいたい、こういうものは、普遍的なものじゃないんでしょ?
aに設定している人もいればdの人もいるでしょう。
・・・どっかこういう勝手な断定にダマされているのかもしれないなあ。
もうとにかく、どうにもならない。
このケースに、嫌気が差してきたので、ハードディスクだけとりだして
直接パソコンの本体の中にセットしてやろうと考えたわけです。
幸い、うちのパソコンには
ハードディスク用スロットというのが、もう一個空いているらしいので。
これは相当な決意です。
僕にはパソコンの知識がまったくありません。
知識のない者にとってのパソコンの箱。
絶対に開けてはならないもの、さわれば壊れるもの、
そーいうものです。
刃物に不慣れだと、近づくだけで切れるんじゃないかと怖いですよね?
それに似ています。
もうドキドキです。未知の世界。
・・・開けます。
おーさすがパソコン。
絨毯の上に鎮座ましましておられる。
どーれ、ふかふか〜
・・・ってホコリだぁぁぁぁぁぁぁ!
絨毯に見えるくらいのホコリ。
心の中で謝りながら、
掃除機の一番弱いので静かに吸い取らせていただきました。
パソコン本体の説明書の指示に従ってネジを外していきます。
ネジ。
僕にとっては大変な作業です。
昔、たくさんネジの頭をバカにしたっけなあ。 (遠い目)
スロットに買ってきたハードディスクを入れて、ネジでとめ、
あっ、このネジはケースに付属したものを流用します。
ネジしか使えないケース。 たっけぇネジ!
そして次々と外したものを戻していきます。
なになに。
IDEケーブルってのに繋ぐようだ。
IDEケーブルには、プライマリとセカンダリがあって、
さらにそれぞれ、マスタとスレイブにわかれているのか。
ようするに、
プライマリ ― マスタ
プライマリ ― スレイブ
セカンダリ ― マスタ
セカンダリ ― スレイブ
という順番で優先度が決まっているのだな。
どうやら、今使っているハードディスクはプライマリ ― マスタらしい。
で、CD−ROMドライブがセカンダリ、マスタ。
CD−ROMドライブの優先度は一番下にしなければならないそうだから
自動的にプライマリのスレイブを選択することになるわけかあ。
IDEケーブルの赤い線に注意して差込・・・
って届かんやんっ!
どーいうことやねんっ!
届かんケーブルを付属させるかあ?! 普通。
さらに電源ケーブルも足りないことが判明。
”あらかじめ装着する装置の添付のマニュアルを読んで、装置に対して必要な
作業(ジャンパスイッチやディップスイッチの設定など)を行います。”
えっ?!
ハードディスクにマニュアル付いてない んですけど・・・。
うーむ。でもスイッチと名がつくからには、スイッチがあるのだろう。
ひたすら眺めまわします。
わかるわけない。
わかるわけないけれども眺めます。
シールのようなものが表面についているのに注目しました。
PK、CS、DSという文字。それに表。
メインはDS、工場出荷時はCS、付属はPK。
これかっ!
とにかくこの文字列を探し回ります。
ありました!
側に黒い突起物が出ています。
さては・・・これがスイッチか?
横へ押します。
動きません。
さらに強く押します。
動きません。
どうやらこれではないようです・・・。
うーむ。
さらに気長に眺めること数十分。
IDEケーブルと電源ケーブルの間に・・・4列の金棒。
そのうちのひとつにプラスチックのキャップが・・・
解けた!
これがそうに違いない!
さっきの表は、このキャップの位置をどこへ変えるかだったんだな!
キャップを爪で触ると、ポロッととれました。
それを左から二列目に置き換えました。
このへんで疲労が頂点に。
寝ることにします。
が。
床がいっぱいで折り畳みベッドが開けません。
・・・床で眠りました。 まるくなって。
ふう。良い季節になったものよ。
で、今日。
長いIDEケーブルと延長用電源ケーブルを買いました。
ハードディスクの位置を入れ替えてみたり
ケーブルを上下逆にしてみたり
もう色々、ありとあらゆる可能性を思い付くまま試してみましたがダメでした。
起動するとハードディスクがない、と言われます。
CMOS SetupでプライマリスレイブをAUTOにしてもダメでした。
なにやらシステムディスクを入れてエンター押せ、
みたいなことが出て、うんともすんともです。
ウィンドウズのCD−ROMを入れてエンター押してみましたが、画面変わらず。
もうさすがにお手上げです。策なしです。
今、唯一、僕が考えられる可能性は、ハードディスクがでかすぎる、ことかな。
なんか、デカイとフォーマットできないとか何とか。
っていうかフォーマットっていうのしてないんだけど…
これはやっぱ後からだよね?!?!?!
あー。なんにしてもパソコン無事でよかったー。
いつもより音が静かで調子がいいのは、
ホコリとったからかなー。