(原題=Alferd Packer: The Musical)

Year: 1994
Country: USA
Runtime: 95
監督トレイ・パーカー
脚本トレイ・パーカー
マット・ストーン
音楽トレイ・パーカー
リッチ・サンダース
出演トレイ・パーカー....Alferd Packer
イアン・ハーディン....Shannon Wilson Bell
マット・ストーン....James Humphrey
ジョン・ヘーゲル....Israel Swan
マサオ・マキ....Indian Chief
トゥディ・ウォルター....Polly Pry
ロバート・マラトー....Frenchy Cabazon
story
 時はゴールドラッシュのアメリカコロラド州。仲間を殺してその肉を食った罪に問われるパッカーは無罪を主張するも 死刑の判決を受ける。独房で失望するパッカーに判決に疑念を抱いた一人の女性記者が訪れるが彼は何も話そうとはしなかった。 しかし女性記者が彼の恋人”リアーン”ついて尋ねると彼は事の真相を話し出す・・。

review
 「サウス・パーク」のトレイ・パーカー(&マット・ストーン)が、実在した人物であるコロラドの食人鬼アルファード・パッカーを題材にした ミュージカル西部劇食人映画。大学を出たばかりのパーカーがその辺の兄ちゃんを集めて撮った自主映画だけあって俳優、スタッフ等はほぼ無名。 インディアンの酋長(バリバリの日本人)を演じた俳優は行きつけの寿司屋の主だったりする。正直、金掛かってません。 しかしそれだけに怖いもの知らず(今も変わらんけど)と言うか、若さの勢いだけで撮りました!ってのが実に愉快痛快。低予算ながらも笑いの ツボはしっかりと抑えてるあたりは流石です。 冒頭でいきなり人食い描写がありますが、これが低予算のくせに結構リアルなんですよ。 うーん、コイツは金の使い方を知っとるなあ。カラっとしたお食事風景なので気持ち悪くはないのでご安心下さい。 この、幼児が小さな昆虫をいたぶるような残酷精神は後の「サウス・パーク」に受け継がれていますね。キワモノと分類するには勿体無いくらい近年稀に見るアホな映画です。やっほ〜い。

劇中にハンフリー親子のスリーショットがあるんですが、夢に見そうなくらいそっくり。

other

Left...トレイ・パーカー Right...マット・ストーン
And...サウス・パーク

 

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