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ヘザー・ドナヒュー

 

 
     
 

この略歴は学生たちの遺留品として撮影機材と一緒に発見されたもので、筆跡鑑定の結果、ヘザー・ドナヒューの自筆である事が分かっている。

ヘザー・ドナヒュー。ペンシルバニア州アッパー・ダービーに生まれるが、生後間もなくボルチモアへ移転。移転先は曾祖母の家の近くだった。ヘザーの最も古い記憶の1つは、曾祖母から聞かされた、地元にとりついているといわれる南北戦争時代の幽霊や魔女の話だ。幼い頃は、それらの物語の恐ろしさを楽しんだヘザーだが、のちに、こうした伝承の歴史的、社会学的な価値に興味を持つ事になる。

こうした物語の起源を探り、ドキュメントとして残す事が彼女の目標となった。1991年、まず彼女はメリーランド州ウィートンで独り暮らしを始め、ロックヴィルのモンゴメリー・カレッジに入学。大学ではビデオ制作を学ぶ。数々の結婚式やバミツバ(ユダヤ教の成人式)の撮影をする事でお金を貯め、彼女にとって最初のプロジェクトの準備を始める。それは曾祖母が話してくれた魅力的でありながら恐ろしい物語の数々。彼女の心の中に、そして歴史上に何度も登場してきたブレアの魔女伝説についてのドキュメンタリーだった。