その4------ 盛り上がるということ ------


 お久しぶりの更新です(^_^;)
どーも、最近激多忙状態になってまして、
文章を書く余裕が全く無くなっていました。
そろそろ気分転換がてらにちょくちょく書いていこうかな、と思っています。
今後もよろしゅー。(^_^)/

 さて、表題の”盛り上がる”ってことについて。
最近、(特にG1)でよく見られるのですが、どーも大きなレース=お祭り
みたいに勘違いしている人達が多いなぁ、って感じます。
多分これはTVとかであおっているって事もあるんでしょうけど、
何とかなんないもんですかねぇ、あの手拍子は・・・(ーー;)
盛り上がること自体はもちろん大事なんですけど、
(おれだって盛り上がってますよ〜もちろん!)
あの手拍子は「良くない事」であるなぁと思います。

 競馬の主役は、やっぱり馬です。
それを観に来ている(いや、魅せてもらう)観客は
「なるべく気持ちよく走ってもらう」
ために努力するべきだと思います。

 今までに何頭もの馬たちが、お祭り気分の大観衆に圧倒され、
実力を発揮できないままに勝負を終えてしまいました。
中にはゲート内で暴れてしまい、走ることさえ出来なかった馬だっています。
彼らや彼らに関わった人達(馬主さん、調教師さん、厩務員さん、そしてジョッキー、etc・・・)
の気持ちを思うと、いつも胸が痛みます。

 この「手拍子」のやっかいなところは、それ自体が悪意のあってのことではない、という所です。
盛り上がっている当人達には悪意は無いので、彼らに注意することも出来ず、
この頃はTV(某CX)のあおりなんかもあって、どんどん手拍子の大きさが大きくなっている気までします。
(パドックでのフラッシュ撮影なんかは、明らかに「悪いこと」であるので、
JRAでも注意していますし、周りの人達も文句を言ったり出来るんですが・・・)

 グレードレースは、観客にとっても心躍るものですが、
馬たちや彼らに関わる人達にとって、何よりも待ち望んだものであるはずです。
なんとか全ての馬たちに、できるだけ気持ちよくターフを駆けていって欲しい、
そう願います。