タイトル タイピング覇王・激打2
発売元  SSIトリスター
CPU  Pentium 166MHZ以上(233〜)
メモリ  32MB以上(64〜)
ビデオ  640*480 16bit以上
サウンド Direct Sound
OS   Windows 95/98/NT/2000/Mac
API  Direct Draw


西暦 20XX年
地球は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた。
しかし・・・
人類は死に絶えてはいなかった!!


 チンピラA 「ヒャッホ〜ッ、水だ、水だぜぇっ!!」

 チンピラB 「へへっ、奴ら食料もたんまり持っていやがったぜ」

 チンピラC 「おい見ろよ、後生大事にこんな物まで持ってやがった!!」

 チンピラA 「あぁ?一万円札じゃねぇか・・・こんなもん目にするのはガキの時以来だぜ」

 チンピラC 「こんな紙屑、今じゃケツ拭く紙にもなりゃしねえのによぉ!!」

わずかに生き残った人々は
水や食料を求めて争い
力ある者のみが生きる事を許される。
世界は再び
暴力だけが支配する
弱肉強食の時代へと突入した・・・


「あたたたたたたたたたぁっ!!」

「ぱ       ぴ       ぶ       ぺ       ぽぉっ!!」

「げぼまぁっ!!」

 ケンシロウ 「この村の用心棒は全員始末した・・・
        こいつらと同じ目にあいたくなければ、ありったけの水と食料を持ってくるんだ!!」

 トキ 「おとなしく言うことを聞けば命だけは助けよう。無益な殺生は好まぬ・・・」

 村人A 「そんな・・・胸に七つの傷の男は救世主じゃなかったのか?」

 村人B 「酷過ぎる、これなら拳王に支配されていた時の方がマシだった・・・」

「やかましいっ!!」


 村人B 「ひぃぃぃぃぃぃっっ!!」

 手下A 「ケンシロウ様、トキ様、たっ大変です!!」

 ケンシロウ 「何があった・・・?」

 手下A 「それが、村の入口で待機していたシュレン様とジュウザ様が
      巨漢の男に襲わ・・・おそわぁ・・そわわぁっっ!!」

 ケンシロウ 「おい、どうした?!」


「やべろぉっ!!」

 トキ 「これは・・・北斗神拳!!
     我々以外にこの拳を使う男といえば一人しかおるまい」

 ケンシロウ 「やはり生きていたか・・・」


 ラオウ 「この勝負、見えたわ。死ねぇ!!」

 シュレン 「おごわぁっ!!」


 ラオウ 「ジュウザとかいったな。貴様の拳など、この拳王には効かぬ!!」

 ジュウザ 「拳王の・・・ク、ソ、バ、カ、ヤ、ロ、ウ・・・ごはぁっ!!」


 ケンシロウ 「ラオウ、やはり貴様だったか・・・」

 ラオウ 「ケンシロウ・・・この村で何をしている?」

 ケンシロウ 「見て分らないか、水と食料を調達しているんだ」

 ラオウ 「村を襲ってか?以前は救世主気取りでいたようだが
      俺のいぬ間に本性をあらわしおったか・・・」

   ケンシロウ 「これも生きる為だ。多少の犠牲はやむを得まい?」

 ラオウ 「・・・堕ちたな、ケンシロウ」


 トキ 「ラオウ、隙ありぃ!!」

 ラオウ 「ぎょがっ!!」

 ラオウ 「この拳王に不意打ちなど通用すると思ったかぁっ!!」

 トキ 「がほぁっ!!」


 ラオウ 「ぐぬぬぬぅ・・・まさかトキまで
      このような卑怯な手を使ってくるとはっ!!」


 ラオウ 「この、北斗の面汚しどもがぁっ!!」


 ラオウ 「もはや傷は癒えた。
      貴様の曇り切った拳、この拳王が洗い清めてくれるわ!!」

 ケンシロウ 「北斗神拳継承者の力、とくと見よ、ラオウ!!」

ほあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!



 ラオウ 「はあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
      貴様のような未熟者など、継承者の名を冠するに値せぬわっ!!」

 ケンシロウ 「ぬががぁっ!!
        そんな、馬鹿なぁぁぁぁぁっ!!」


 ラオウ 「とどめだっ、北斗神拳奥義、無双転生!!」

 ケンシロウ 「ユリアァァァァァァァァァァァァッ!!」


 ラオウ 「見たかユリア、これでもまだ、ケンシロウについていく気でいるか?」

 ユリア 「いいえ、ラオウ・・・この男は、かつて私が愛したケンシロウではありません・・・
      ケンシロウは・・・ケンは・・・もう死にました」

 ラオウ 「分かったかケンシロウ、進むべき拳の道を誤った時、
      お前は既に死んでいたのだ。気づくのが遅すぎたようだな」


 ラオウ 「もう会う事もあるまい。さらばだケンシロウ!!
      さぁ、行くぞユリア・・・」

 ユリア 「参りましょう、ラオウ。どこまでも貴方と共に・・・」

 ケンシロウ 「ぐぉっ!!待ってくれ、ユリアッ・・・・
        ラオウ・・・こっ・・ころし・・・て・・や・る・・・・・・」

 このソフトは人気マンガ「北斗の拳」を題材にしたタイピングソフト「激打」の続編です。
 前作ではキー入力のカスタマイズや難易度調整ができないなど不満な点が多く
 アイデアは素晴らしいのに出来がイマイチといった印象でしたが
 本作では、そういった機能もきちんと備わっています。
 グラフィックやサウンドも大幅に強化され、とても楽しめる内容に仕上がっています。
 ストーリーは「ケンシロウ編」と「ラオウ編」の二つが用意され、
 ラオウ編では原作とは違った展開を楽しむことができます。
 オープニングにはTV放映時の主題歌、クリスタルキングの「愛を取り戻せ」が採用されており
 これを聴いただけで当時のファンは買ってしまうのではないでしょうか?
 出題される単語は実際の文章入力を想定したものらしく、句読点や英数字の入力もあります。
 この会社がタイピングソフトを手がけるのは、これで3本目ということもあり
 さすがにツボをおさえた上手い作り方をしてるように感じました。
 唯一の欠点は原作を知らないとストーリーが分りづらいことでしょうか。
 原作のファンは勿論、前作「激打」に不満がある方には特にお勧めの一本です。