タイルの割付け方(基本偏)

タイルを貼る時の、最も基本的な考え方は、出来るだけ小さなタイル(切断加工したもの)を入れずに、大きな、タイル本来の形状を活かして施工する事です。
又、可能な限り左右対称に施工すれば、全体のバランスがとれて、誰が見ても綺麗な仕上にする事が出来ます。

  • 長方形の500mm×400mmの下地に、95mm角のタイルを貼るとした場合、
    どのように貼れば良いのでしょう?

    95mm角や、97.75mm角等のタイルは、通常 カタログ内の表示は100角タイルと書かれています。
    これは、目地の幅を含んで100mmの割りになる為、その様に書かれています。

    ここで、気付いて頂きたいのは、500mm幅や、400mmの幅の中に、100角タイルを貼った時、
    一見、綺麗に割り込めるように思いますが、実際は全体の両端の部分に違う幅の目地が入ってしまいます。
    注意して頂きたいのは、全体の割付けを考えず、タイルを貼り出してしまうと、どちらか片方には目地があるのに、もう片方には目地が無いという事になってしまうので、その点について、ご説明します。
タイル割り(縦方向) 2.5+95+5+95+5+95+5+95+2.5mm = 400mm
タイル割り(横方向)

2.5+95+5+95+5+95+5+95+5+95+2.5mm = 500mm

タイルの割り込みを数字で表すと、上記のような数字の羅列になります。
2.5mmは一番端の目地の幅、95mmはタイルの幅、5mmは目地の幅を示しています。
この様にタイルの割り込みを行えば、上下左右共に対象となり、見栄え良く仕上ります。
実際に貼ってみた時のイメージは下図のようになります。ブルーのタイルと目地が中心線になり、
上下左右に割り振られています。
それでは、550mm×400mmの下地にタイルを貼る場合はどうでしょう?
この場合は、下図のように両端ベージュ色の部分のタイルを加工して、大き目のタイルを両端に入れるのが正解です。
この時、横550mm幅の中心にタイルの中心が来てしまうと、両端に25mm位の小さなタイルが入ってしまう為、目地を中心に左右に割り振ります。
良い例
タイル割り(横方向) 5+67.5+5+95+5+95+5+95+5+95+5+67.5+5mm = 550mm
又は、
2.5+70+5+95+5+95+5+95+5+95+5+70+2.5mm = 550mm 

悪い例(NG1)
これは、左側から、片追いした為、右側に50mm程度の小さなタイルが入ってしまい、かつ、左右対称にならない為、NG

悪い例(NG2)
これは、左右対称でもなく、両サイドに小さなタイルが入ってしまい、全体がまとまり無くNG