| 東嘉弥真弘先輩の記事を収録 |
| 日本語、現代語には「ん」から始まることばや漢字がないが、島ムニは多く使われている。なぜだろうか。 |
| んー・・ |
自分より後輩への返事
(例)「みしゃーろーるんねーらー」「んー」
※「オー・・・」自分より先輩への返事
(例)「みしゃんさー」「オー」 |
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| んっつぁーひゃー |
掛け声
「ひゃさあーはい」嬉しいとき、励まし元気づけ、腹を立てたり、怒るとき等 |
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| んじゃっとぅ |
非常に
(例)「んじゃっとぅ、うむさーだ」非常に面白かった |
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| んぼん |
ご飯
「んまはーだ」美味しかった
「んまはーそなー」おいしいなあ |
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| んがはーぬ |
苦い
「んがじぃりぃ」最後に少しだけ残った苦汁
「んがーんがい どぅる」 |
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| んぎい |
剥く（皮を剥く）
（例）「あこんぬ かあんぎぃふぁい」
「いもの皮剥いて食べれ」「きーぬかあ んぎぃ」木の皮を剥け |
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| んこうり |
食べて下さい
「んぼん んこうり あっちぇー」
「んけーり あっぱあー」 |
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| んっちい |
胸のあたりが詰まって苦しい
「あこんばふぁい んっち くちさぬ」 |
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| んっぱり |
腫れ・水腫。きつい腫れ。
「んっぱり くちさーそーなあ」 腫れてきついなー |
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| んめーま |
少し
「んぼん んめーま なからぁま いりくばー」 |
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| んちた |
満ちた、一杯になった。
「すうぬ
んちた」潮が満ちた
「ばだ んちた」腹いっぱいになった |
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| んごうら |
胆のう（肝臓の下にあって胆汁をたくわえる袋状の器官） |
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| んま |
馬 うま
（瓦屋）カーラヤーぬ、んまーま
昆虫の一郡（天道虫）テントウ虫、半球形の甲虫、なみてんどう、ななほしてんとう昔の子供達がよく遊んだ可愛いがった虫んまーま |
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| んずめへーぬ |
やや大きい
「んめーま んずめへーそうな」少し大きいなあ |
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| んげー |
そこに
「んげえー くばあ」
そこに来い
「んげえー ぱりゃー」
そこに行け
「うまげ くばあー」
ここに来い |
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| んぎぃねーぬ |
逃げた
「んぎぃ ぱりた」逃げて行った
「牛ぬ綱ぶすがら ぴんぎぃぱりた」 |
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| んかい |
迎い
「んかいくう」迎えてこい
「んかいなあ ぱりゃー」迎えに行け |
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| んかいぱあー |
迎って行く先
「んかいぱあーぬ ぬん」 |
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| んだひ |
出せ
「んだひ ぱらひ」出して行かせ
「んだひ してぃり」出してすてれ |
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| んかーるぬ |
向かって行けない
「風ぬちょうほうぬ んかーるぬ」風が強くて向かって行けない。 |
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| んだまり |
怒って黙ること
「んだまりどぅ くんじょうどぅ うくりる」黙って怒っている
「んだまり ぬぐれへえそうなー」怒って黙ってこわいなあ |
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| んだばり |
でたらめに、いじられた
「んだびぃ んだばり むんつぁーはり」 |
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| んぎいほーま |
海ぶどう
びぃーろーま 海藻（食用にする天草） |
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| んぼうま |
子牛の呼び名。子供の頃、貝殻を子牛の代用にして遊んだ貝
（昔の時代のおもちゃ）
魚をとる長い網のおもり（引っ張ってもさんご礁に網がかからない使う） |
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| んなーま |
なーちびんなーま 宮良村の前の海（浅瀬）に一杯いるアーサーの汁の一番だし（かぜ薬・さぎ薬） |
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| んごうぉー |
昔のあっぱあ達が赤ちゃんに初めて声をかける呼び声 |
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| んがまはーぬ |
うるさい やがましい
いらまぬ くぅとぅ どぅげーり くいぬんがまはーやぁー |
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| んぞ |
彼女（昔の呼び名）みやらび
かぬしゃーま （とぅばりやーま？）
んぞーしぃぬ かぬしやーまーよぅー |
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