2002.06.02  2002 FIFA W杯 Korea/Japan

グループリーグ F組  アルゼンチンvsナイジェリア

会場 鹿島サッカースタジアム
開始時間 14時30分
観衆 34050人
天気 快晴
気温
湿度

アルゼンチン
1-0
ナイジェリア
0
前半
0
1
後半
0
BATISTUTA Gabriel 63'
得点
 
GK
12
CAVALLERO Pablo
 
GK
1
SHORUNMU Ike
DF
13
PLACENTE Diego
LSB
3
BABAYARO Celestine
4
POCHETTINO Mauricio
CB
5
OKORONKWO Isaac
6
SAMUEL Walter
CB
6
WEST Taribo
MF
3
SORIN Juan
RSB
16
SODJE Efetobore (-73')
8
ZANETTI Javier
DMF
2
YOBO Joseph
11
VERON Juan (C) (-78')
OMF
4
KANU Nwankwo (-48')
14
SIMEONE Diego
RSH
10
OKOCHA Jay Jay (C)
FW
7
LOPEZ Claudio (-46')
LSH
11
LAWAL Garba
9
BATISTUTA Gabriel (-81')
CF
9
OGBECHE Bartholomew
10
ORTEGA Ariel
CF
17
AGHAHOWA Julius
3-4-3
4-4-2
SUB
1
BURGOS German
SUB
7
IKEDIA Pius (+48')
2
AYALA Roberto
8
ADEPOJU Mutiu
5
ALMEYDA Matias
12
EJIDE Austin
15
HUSAIN Claudio
13
AFOLABI Rabiu
16
AIMAR Pablo (+78')
14
UDEZE Ifeanyi
17
LOPEZ Gustavo
15
CHRISTOPHER Justice (+73')
18
GONZALEZ Kily (+46')
18
AKWUEGBU Benedict
19
CRESPO Hernan (+81')
19
EJIOFOR Eric
20
GALLARDO Marcelo
20
OBIORAH James
21
CANIGGIA Claudio
21
UTAKA John
22
CHAMOT Jose
22
ENYEAMA Vincent
23
BONANO Roberto
23
OPABUNMI Femi
SAMUEL Walter 51'
SIMEONE Diego 90'
Cautions
SODJE Efetobore 73'

夢の始まり

ついに始まった日本でのW杯。大会自体は2日前のフランスvsセネガルの開幕戦で幕を開けていたが、自分にとってのW杯はこの試合が開幕。1ヶ月前、1週間前と日が迫るにつれて興奮が高まっていたが、前日のそれは小さい頃の遠足の前日などを遥かに超えたものだった。この歳になって、どうしていいか分からなくなるようなワクワク感を感じるなんて思いもしなかった。

この時点で確保出来ていたチケットは、TST分のナイジェリア全試合と一次販売でゲットしていたカメルーンvsサウジアラビアとエクアドルvsクロアチア。
TSTは7Cというタイプを購入していたのでナイジェリアが敗退するまでの全ての試合が観戦可能。(ちなみに7Fだった場合はナイジェリアが敗退してもグループ1位通過のチームの試合を決勝まで観戦可能)
でも死のF組と戦前から言われた苦しいグループだけに、ナイジェリアのグループリーグ通過はかなり厳しい様相。しかも会社の休みが取れるかを考えると、ナイジェリアがグループリーグ通過してもそれ以降の試合の観戦が難しいことから、今回のW杯観戦は5試合だけだと思っていたのだが・・・。

新宿駅

会場の鹿島までは新宿から直行のバスで行く。数ヶ月前からネット予約しておいたもの。往復で5000円也。
バスはスキーのツアーの出発にもよく使われる都庁の駐車場からなのだが、JRを降りて都庁の駐車場に向かう間に早くもW杯の空気を感じることになる。
水色と白のストライプのユニフォームを纏った集団とすれ違った。しかもモノホン、アルヘンチーナ人のサポーター。この段階ではまだ、イングランドを始め海外からやってくるフーリガンに国内がビクビクしていた状況だったのでちょいビビッたのと同時に、自分がナイジェリアユニをまだ着ていなかったことにホッとした。
でも大会が終わってしまえば何のこと無い、みんなフレンドリーな良いサポーターばかりだったではないか。今思えばこの時すれ違ったサポーター達もおじさん・おばさんを含んだ和やかなムードのサポーターだったような気がする。むしろ入り込んで仲良くなるべきだった!

バスの出発は9時半なのだが、全員集まるのが早く15分も予定を早めて出発した。これもW杯観戦に向けたみんなのモチベーションの高さの現われか?
そのバス車内でもほとんどの人がユニフォーム姿。しかも断然、いや全てアルゼンチンだ。ナイジェリアってこんなに人気無かったのかぁ。でも途中のトイレ休憩で停まったサービスエリアで続々と集結するバスの乗客の中にはナイジェリアユニも見掛けられてちょっと安心。

カシマスタジアム
ちびっこキックターゲット
グラマラスな
ナイジェリアサポーター
警官たじたじ
奥の人怖い・・・(*1)
ちゃんと書いてる?
ず〜っと唄ってる(*2)
リラックス
アルゼンチンイレブン
(*3)

初めてのフェイスペイント

1時間半程で鹿島へ到着。
とにかく天気が良くて何より。梅雨時の開催で何試合雨にたたられてしまうんだろうと危惧していたが、とりあえず最初の試合は絶好の好天に恵まれた。

バスを降りてスタジアムへ向かう途中にはイベント会場があり、ステージやフェイスペイントコーナー、グッズ売り場、ちびっこキックターゲットなどの催しものも。
その周辺にはナイジェリア、アルゼンチンの両国サポーターが歌い踊り、W杯ムード満開。アフリカン、南米の独特のリズムで雰囲気を盛り上げてくれている。試合までの時間もたっぷりあるのでそれぞれのサポーターに混じり一緒になって楽しんだ。
中でも最大のナイジェリアサポーター集団の間でそれぞれの顔に国旗のフェイスペイントをし合ってたので思い切って自分にもしてもらえるよう頼んでみた。快くオーケーしてくれたのが上記の写真。顔全体にペイントした陽気な彼とは対照的に、奥でごっついナイジェリアンの怖い顔・・・。この時は知らなかった。「オイ、ジャパニーズ!ウザイんだよ。」とでも思われてたんだろうか?(*1)
とにかくフェイスペイント初体験が本場ナイジェリアンにやってもらえたなんて幸運。

そんなフェイスペイント、Jの試合でもたまに見られるけど正直引いた目で見てた。けど流石にこの雰囲気の中だと何の抵抗も無く、むしろ積極的にやりたいと思えてしまうから不思議。

スタジアム遠し・・・

ひとしきり会場周辺の雰囲気を楽しんで、さぁスタジアムへ入ろうと入口を目指す。しかしここで愕然。ゲートから続く列を辿っていくがいつまでも最後尾にたどり着かない。ようやく見つけた最後尾に並んで、ふとスタジアムを見ると遥か遠くに小さく・・・。すっかり楽しみすぎてしまったようだ。果たしてこの大行列、いつスタジアムに入れるのだろう・・・と不安になる。
しかし意外にも列の進みが早い。最悪2時間、練習見るのも諦めなくてはならないかも・・・なんてことまで考え初めてたけど、アッという間に30分程でゲート前まで進んでくれた。
途中、几帳面に並ぶ日本人の間に太鼓叩きながら歌い踊るナイジェリアンサポーター達が入り込む。でも全然悪びった感じが無く、「何で並んでんの?」みたいな表情がその場を、急ぐのもきちっと並んでるのもバカらしくなるようなアフリカンな?空気にさせられる。(*2)
結局自分もその中に混じってゲート〜スタジアム内まで一緒に入っていった。

本場から
これはなんちゃってサポ
まだやってる
カヌ、脚長っ!

いいスタジアムだ

どこまでやるのか?と注目だった入場時のチェック。しかし全然特別なことはなく、通常のサッカー観戦とほとんど変わらない簡素なものだった。チケット名義のチェックも無いし、Jリーグの試合などと違うのは金属チェックくらいなものだったろうか?今回のチケットシステムは結局失敗だったということだな。

プログラムを購入してスタンドを目指す。この時まだスタジアム限定で対戦チームの国旗が描かれたピンバッジ販売が行われていることを知らなかった。今思うと観戦した全試合揃えたかったと後悔。ついでに言うと、スターティングメンバーの速報が載せられた新聞も配られていたのを知ったのもW杯観戦3試合目となるスウェーデンvsナイジェリアから。これも全試合分揃えたかった・・・。

最後のチケットチェックを通過してスタンドに入る瞬間、この暗い通路から明るく広大なスタンドの空間に入る瞬間は毎回たまらなく気持ちが高ぶる。狭い空間から、この後最高峰のプレーが展開されるであろう空間に出る期待感とでも言うのか、特に初めてのW杯、アルゼンチンとナイジェリアの好カード、初めてのカシマスタジアム、これ以上ないいい天気、これら全てがそう言う感覚を増大させる。

そんな感覚を覚えつつスタンドに踏み入れてピッチを臨むと、丁度アルゼンチンイレブンがピッチの下見に出てきてるところだった。バティもベロンも、クレスポ、シメオネ、サネッティ、オルテガもみんな出てきてる。凄い。
そしてちょっと冷静になってみるとスタンドからピッチまでの近いこと!早速自分の席を探す。チケットの番号で予測はできていたけど本当に2列目!しかもコーナーポストが目の前なのでコーナーキックになんかなったらエライことになる。いやぁ、カテゴリー3にして良かった。このスタジアムならどの席でもハズレは無さそうだけど、これだけ臨場感があってコーナーキックの一瞬でもこれだけ近づける席はここしか有り得ない。それが一番安いカテ3なのだからなんてお得なことか。

下見のアルゼンチンイレブンが下がってしまい両チームのアップが始まるまでの長い待ち時間も、何故かスタジアムの雰囲気が全然退屈させなかった。

シメオネ
基本、基本
CBオコロンコ
FWアガホワ

生オコチャ!

試合開始40〜50分前だったか、いよいよ両チームの選手達がアップのためにピッチに登場した。憧れのオコチャをとうとう目の前にすることが出来た。先日のマリノス戦では不出場でベンチにも入ってなかったので正真正銘これが初の生オコチャ。
でも今日はオコチャだけじゃないのよね。なんせ優勝候補のアルゼンチンが相手、ピッチの向こう側ではバティ、ベロン、シメオネら名前を挙げればキリが無いほどの豪華メンバーが体を動かしてる。あぁ、幸せ。この場にいれることに感謝。

正直この時はまだナイジェリアチームのメンバー構成とおおよそのポジションすら把握出来ていなかった。辛うじて先のマリノス戦でイケディアという「飛び道具」がいることくらいは知っていたけど。しかしこの後、オコチャはトップ下、カヌがトップ・・・なんていう先入観を覆させられることに・・・。

生アンセム

フェアプレー旗を先頭に両国国旗が入場。そして今大会用の新しい「FIFA ANTHEM」をバックに両国選手が入場してきた。いやぁ、鳥肌が立った。凄いよこの雰囲気。これまで見てきた日本代表戦やTOYOTA CUPでも感じなかったこの雰囲気。結局この鳥肌は試合が始まってもしばらくは消えなかった。
新しい「FIFA ANTHEM」も当初は好きになれなかったんだけど、意外といいムード。何でもその場の空気がよくさせてしまうのだろうか?

MFカヌ
”ジェイ・ジェイ”
ちょっと衰え感じる・・・
オープニング
セレモニー

キックオフだ〜っ!

試合開始直前、アルゼンチンのスターティングメンバーの変更が告げられる。アジャラに代わってプラセンテがIN。どうやらアジャラにアクシデントが有った模様。

アルゼンチンボールでキックオフ。
ガンガン押してる訳ではないんだけどナイジェリアが引き気味な分、アルゼンチンの攻撃が目立つ。それはすなわちこちら側での展開が続くので、なかなか美味しい。アルゼンチンの攻撃陣がこっちを向いてガンガン攻めてくる。
バティは前線に張り付いてるし、左サイドのクラウディオ・ロペスなんかも目の前でクロスを上げてくれる。なんという臨場感!

ナイジェリアのフォーメーションは、20才のアガホワと17才のオグベチェという恐ろしく若いツートップ。そしてトップ下にカヌが入ってオコチャは右サイドハーフ。左がラワルでボランチにヨボ。このヨボはセンターバックやサイドバックも出来る柔軟な選手だと後に知る。4バックは右からソジェ、ウェスト、オコロンコ、ババヤロ。キーパーはベテランで現在無所属のショルンム。
最近はサイドにゲームメーカーを置くことが珍しくないが、オコチャのサイド起用もそういう流れに乗ったものなのか?まぁ、十分に器用なカヌがいるからできる使い方でもあるが、果たして若いツートップがカヌを中盤に下げてまで使える選手なのか?アガホワに関しては既に実績もある素晴らしいプレーヤーだけど。

開始9分、ベロンと絡んだカヌが変な着地をして早くも負傷してしまう。(*4)ピッチに復帰はしたものの、その後全く動きに精彩が無くなった。

トップ下が機能しなくなったからかアガホワ、オグベチェが生きる展開が全然無い。オコチャからの効果的なボールも出てこない。むしろオコチャはクラウディオ・ロペスやソリンのアルゼンチン左サイドと対峙することから守備に追われてる感が強い。これではナイジェリアらしい攻撃に結び付けられるハズもない。

一方アルゼンチンはボールを奪ってからの早い攻撃が目に付く。自陣からベロンのロングフィードを多用してオルテガやバティを走らせる。それにしてもベロンの多彩なキックには感嘆させられる。インサイド、インステップのキックは勿論、浮かせたり、アウトサイドにかけたり、或いはタイミングの読み辛いキックをバシバシ繰り出してくる。ホント見ていて楽しいプレーヤーだ。本来、面白さでは群を抜くハズのオコチャが生きていないのが残念でならない。

19分にバティが切り返してからのシュート。(*5) 21分にはベロンのパスをクラウディオ・ロペスが折り返して決定的な形でバティに渡るもトラップが若干長く、辛うじてショルンムがセーブ。29分にもナイジェリアのスローインを奪ったベロンが素早くオルテガに繋いで、そのままミドル。これもショルンムが左手を目一杯伸ばしてセーブ。
ところがナイジェリアディフェンスはアップアップなはずなんだけど、何故かゴール前でも異常に冷静。オイオイ、ゴール前でそんな細かく繋がないでクリアしろよ!ってな場面でも涼しい顔でショートパスするから恐ろしいテクニック。

そんなナイジェリアの唯一盛り上がった場面は、31分、中央で持ったオコチャがパスの出しどころを警戒したアルゼンチンディフェンスの一瞬のスキを突いて、小さ〜いステップからコンパクトに左足を振り抜くミドルシュート。これが思いの他強烈で、枠内に飛んだと思われるボールを辛うじてカバレロがはじき出した。凄いわオコチャ、惚れ直しました。

待ってましたのコーナーキックも嬉しいことにこちら側のコーナーが多い。もう見て見て!ベロンが目の前ですよ!どうですか、ベロンの背中、フレームからはみ出ちゃってるでしょ!(そりゃ、ズームすりゃーね)(*6)
実はこのベロンのコーナーキックがこの試合の鍵を握っていた。実際、この後ベロンのコーナーキックからバティの得点が生まれたから言うのではなく、しつこい程徹底して同じパターンを繰り返してたのよ、アルゼンチンは。
36分にもコーナーキックからファーに走りこんだバティが惜しい場面を作ったが、後半にかけてもずっと同じ形をやっていた。ゴールエリア中央にいるバティがベロンのキックモーションと同時にファーサイドに流れて、しかもホント角度の無いギリギリのところで合わせるパターンを。

結局前半はスコアレスで終了。
しかしアッという間だぁ。なのにひとつのプレーも見逃さずに・・・なんて感じで観てるから疲れる。

バティ
激しいプレス
これでカヌ負傷(*4)
ベロンが抜きにかかる
近すぎ!(*6)
精度抜群のCK
これはあらぬ方向へ
切り返してシュート
(*5)

ハーフタイム

スタジアム全体は完全にアルゼンチンサポーター優勢。反対側のゴール裏にはマラドーナの巨大な顔が描かれた横断幕など非常に賑やか。日本人もアルゼンチンユニを着ている人の方が圧倒的に多い。それでも自分の席はナイジェリア側なだけあって緑の割合も負けていない。ここでなら安心してナイジェリアユニを着ていられた。

ハーフタイム中にはナイジェリアンが太鼓叩きながら練り歩いて来た。こういうのも国際試合ならではで楽しい。
それにしても、なんだかなぁと思える今回の蛍光グリーンなナイジェリアのユニフォームもナイジェリア人が着るとそれなりにカッコ良く見えるんだよなぁ。

ハーフタイムに
どこからか・・・
MFサネッティ
(インテル)
なんとも豪華な壁
(*7)
カッコいい(*8)

スイッチ・オン!

さぁサイドの代わる後半、ナイジェリアどんどんこっちに攻めて来い!

アルゼンチンは後半頭からクラウディオ・ロペスに代えてキリ・ゴンサレスを投入。
そのアルゼンチンは完全に「スイッチ」が入った。明らかに前半とは意識が違う。様子を見ながら、或いはペースを考えながらの試合運びだった前半とは違い攻撃時の前への意識、さらには守備時の寄せの早さが凄い。試合自体のスピードがアップしたような感じを受けるくらい。

48分、またベロンのコーナーキックからチャンスを作る。これまでと同じようにファーサイドに走り込むバティに合わせるのは一緒だが、今度は頭ではなく右脚に。しかしディフェンダーの頭をかすめてきたことでタイミングが合わせにくかったのかバティのスネ辺りに当たって僅かに枠の外へ。だがこの形はことごとくチャンスになる。

このプレーの直後、後半のワンプレー目から動きがおかしかったカヌに代わって「飛び道具」イケディアが入る。イケディアが悪い、とかでは無く戦術的にこの交代は痛い。カヌの今後も心配だ。

52分ゴール正面で得たFKをオコチャが蹴る。シメオネ、ベロン、バティ、サネッティ、オルテガと並ぶアルゼンチンの「壁」はなんとも豪華。(*7) この時のオコチャ、カッコ良かったです。(*8) このシーンは携帯の待ち受け画像にしちゃいました。しかしこのFKは壁に当たって跳ね返される。

60分、オルテガが前方へ柔らかく浮かせたパスをソリンがフリーでシュート。これはショルンムがファインセーブ。この試合ショルンムがあたってる。しかし・・・

ついにゴール生まれる!

63分、この試合何度目だろうか?またもベロンのコーナーキック。そしてまたも同じ形。しかし今度は決まった。
ファーへ鋭く走り込んだバティが頭で合わせる。しかし全然角度が無い。それでも正確に枠の中へ入れるバティの決定力は凄い。ゴール前のソジェが何とか反応するが外へ弾き返すことは出来なかった。

78分、休ませる為か、周りを動かすベロンに対し自分で動くタイプで流れを変えるためなのかアイマールを投入。81分にもバティに代えてクレスポ。何だろう、この選手層の厚さ。

ロスタイム、クレスポの折り返しをキリ・ゴンサレスがフリーでシュート。これもキレてるショルンムがセーブ。ショルンムの調子がいいだけにあの1点が悔やまれる。流れの中では点を与えてないのだから。

92分、ナイジェリアのコーナーキック。しかし、ショ−トコーナーを蹴った直後に終了のホイッスル。え”〜っ!そのワンプレーはやらせようよー。なんだか納得いかない無情な終わり方。

オコチャのFK
ゴールシーン
遠くて分かりづらい
歓喜の
アルゼンチンイレブン
出っ鼻に
激しいファールを受ける
アイマール少年
オグベチェ(17才!)が
切れ込むも・・・
”サーカス”の片鱗?
オコチャ、ミドル
試合終了
サネッティとアイマール

早くも崖っぷち

初戦を落としたナイジェリアは早くも苦しい立場に追いやられた。相手が優勝候補のアルゼンチンが相手だったとはいえ、残るイングランド、スウェーデンも強い。そのイングランドとスウェーデン戦はこの日の夜の対戦で引き分けた。1試合しか消化していないとはいえナイジェリアはグループ最下位。

決して悪いサッカーという感じでは無かった。オリセーやフィニディが欠けてる代表にしては良くやってる。立て直してグループリーグ通過まで持っていけるだろうか?

まだ始まったばかり?

やっと初戦を終えたばかりだけど、試合の始まってから終わるまでのあまりの早さに何だかもう1試合終わっちゃった・・・って印象。この調子だとアッという間に1ヶ月が過ぎてしまいそう。

至福の1ヶ月が始まった。

ガックリ
ナイジェリア
サポーターも
ガックリ
? 意味不明
一応、記念撮影