朝目がさめると、リナお姉ちゃんが家の中にいなかった。。
いくら少し起きるのが遅かったからと言って、リナお姉ちゃんが家にいないのはおかしい。
そう言えば昨日、水族館に行くみたいなことを言っていた気がしする。
誰と言ったのだろう。そう考えていると一人の男が浮かんできた。
ゼルガディスだ。リナお姉ちゃんの学校の先輩で、リナお姉ちゃんを好きな奴だ。
そしてリナお姉ちゃんもそいつの事を愛している…
こういう時は、自分が弟というのが悔しくて仕方が無い。
僕は気を取り直して、二人がどこに行ったのかを付きとめる異にした。
幸いにも、リビングの机の上にパンフレットが乗っていた。
最近出来た水族館のものだ。
僕はすぐさまその水族館に向かった。
水族館の中は広く、なかなか二人を探すのには四苦八苦した。
ここではないのかとあきらめて家に帰ろうとした時、
僕はそのとき、水槽を見つめている二人を見付けた。
側に近づき聞き耳を立てていると、他愛の無い会話をしている。
けれど、この前と少しゼルガディスの雰囲気が違った。
まさかと思っていると、ゼルガディスが告白をしそうな顔になる。
「リナ、俺はお前のことがす、」
「リナお姉ちゃん。」
僕はゼルガディスの言葉をさえぎる様に二人の前に姿を現す、
ゼルガディスはビックリして言葉をとめる。
どうにか僕はゼルガディスがりなお姉ちゃんに告白するのを防いだ。
それから僕達は三人でいろいろ回ってから家に帰ることにした。
「今日はとても楽しかった。また誘ってね。じゃあねゼル、また明日。」
そう言うと、リナお姉ちゃんは家の中に入っていった。
僕は、ゼルガディスの方を振りかえり小声で、
「絶対にリナお姉ちゃんに告白なんてさせないからね。」
そう言い残して、リナお姉ちゃんの後を追った。
そう、絶対に渡したくない。
いつまでも僕のそばにいて欲しい。そんな願いと共に僕は家に入っていく…
いつものの弟として…。
坂上様よりのコメント
作品のコメント
全国のフィブリゾファン、ゼルリナファンの皆様すいません、そしてこのような駄文を送りつけてしまってきょん太さんすいませんでした。
どうでもいい、三下のコメント
そんな駄文などではありませんっ!!
いつもにましてフィブリゾがぁぁぁぁ!可愛いです♪
「リナおねえちゃん(はあと)」の台詞が冴えわたってます!
あまりにナイスタイミングな出刃亀とか、妙に知恵がまわるところとか・・・・もうもう、私のツボをつきまくっていただきました。
私の我侭に快く素晴らしいお宝をお送り下さった坂上さん。貴方は私の仏様のような方です。
私は、未だに例の続きが進んでいないと言うのに・・・・(瞬殺決定!)すみません(TT)がんばります!!
最後になりましたが、素晴らしい小説を本当にありがとうございました!!
三下管理人 きょん太拝