ゼルモノローグ(ゼルリナ)



時が止まればいい
今君を傍に感じる
あの赤い眩い瞳
甘栗色の髪、華奢な体

恋しい
会いたい

心を冷たい冬風が吹く
君がいないだけで

胸を雨が強く叩く
君を闇に取られた時

雷が胸をはち切る
君を思うだけで

・・・もういないのに
何所を探しても

君の笑顔と笑い声が見える
春風が君の髪を踊らせる
君が行く所に花が咲く

嵐と霧を抜け
雨雲切り裂き
心に光が放たれる

暖かい温もり

酷く堕落した世界で生きて来た。
血に塗れて、十字架を背負い生きて来た
己の罪を背負い・・・

君の名を呼ぶ度に声が震える

始めて、血に塗れた顔を雫が流れる

君を失って初めて気付く思い

君を取られた悲しみ
引き裂かれた思い

君を愛していた
君を愛している

過去も、今も、未来も
全て君の為にある。

君を探す
もうこの世にいないのが分かっていても
探さずにはいれない・・・

狂ってしまう
探さないと

狂ってしまう
伝えないと、この気持ちを

君を溺れるように愛した

君が手に入れられない純白の羽を持つ

天使だとしても・・・


fin.


セラフィーナ様よりのコメント!!

言う事ないです。下手ですいません!では!
コメント、批判ください。

セラフィーナ   Selaphina