Death
Valley (死の谷)
9月の半ば、デスバレーへのドライブへと出た。
LAを抜けると荒れ地をフリーウエイがどこまでも続いていく。
幾つかの峠をを越えると、眼下に赤茶けた盆地が広がり、
10数キロも見下ろせるダウンヒルでは、フリーウエイが一本の白い糸となってその中を走っていた。
Death
Valley:カリフォルニア州とネバダ州との境にある盆地。一部は海抜0メートル以下である。
それ故に夏期は45度を超えることもしばしばで、干上がった湖を抱いて、まさに死の谷となる。
写真をクリックすると大きいグラフィックと一緒にネイティブアメリカンの詩と物語が表示されます。
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ザブリンスキーポイント
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ダンテスビュー
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砂丘
バレー北部に広がる砂丘。それほど大きいもの物でもないが、その分盛夏の時期を除けば自由に歩き回ることができる。
朝夕の光の中ではその色を刻々と変え、少し奥に入れば写真のような風紋を見ることができる。 |
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荒れ地
バレー中央部の荒れ地。悪魔のゴルフコースと呼ばれている部分も含む。中に入り込んでみると、まるで火星のような赤茶けた平野が広がっている。
ここは、緑の恵みとは無縁の地なのだ。 |
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バッドウオーター
バレー南部の干上がった湖。道路から降りて白い塩の道をたどると、流氷のような白いひび割れた大地が残った湖を取り巻いている。
恐らくデスバレー中1、2を争うポイント。その真ん中でしばらく、ネイティブアメリカン達が塩を取りに来るシーンの幻想に浸った。
ただし、日中の照り返しはかなりきついので注意が必要。 |
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アーティストパレット
主要道から、アーティストドライブという脇道へ入りドライブすることしばし、さらに脇道に入るとこの色とりどりの岩盤が現れる。
この脇道が結構長く、しかも両サイドが崖でどんどん山の方に登るため大抵のドライバーは不安になって道を確認している。
だが、パレットそのものより、この曲がりくねった道がアーケードゲームをやっているようで面白かった。 |
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ザブリンスキーポイント
ダンテスビューに向かう道すがらにある。光が低くあたる時は写真のように金色に輝く。まあ、だからどうだと言われても困るんだけど。 |
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ダンテスヴュー
バレーを一望に見渡せるビスタポイント。とにかく夏は涼しいのがいい。
10度以上谷底より温度が低く夏場の昼下がりはここで過ごすことをお勧めする。
尾根沿いに歩いて行けるので、観光シーズンでなければ他人から離れてこの大地をじっくり感じることも可能。
ただし、夏でも朝は風も強く冷えるので、ジャケットは必須。 |
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撮影機種:リコーDC1