<街角こぼれ話>

=フランクフルト=     

                  

                             マイン河ごしに見るレーマー(大聖堂)
[車]

ドイツ国内は、20%が建物、80%が森林、畑、道路。
 ご存じアウトバーンは、自動車専用道路。1927年に空港の周りからできて広がっていったものです。
 さすがに日本車は少ない。
 古くからの家や、街並をなるべく保存しているので、高級住宅地でも駐車場のない家が多く、お金を
払い許可をもらっての路上駐車がとても多い。
 ここに止めておくとレッカー車で移動しますよという意味の絵がかかれたステッカーをドアに貼って
いる家も目立つ。このステッカー後から気が付いたのだが、ウィーンでも、ベルギーでも、同じものでした。

[郵便配達]

 宅配便の小型バンのような黄色い車で住宅地の入り口まで来ると、そこからは3人位で手分けをして、
手押し車(これも黄色いビニール張り)に郵便物を乗せて、1件づつ配って歩きます。一人でバイクや
自転車で配達する日本と、どっちが能率的なのでしょう。
 でも、ラブレターが届くのを心待ちにして郵便配達のバイクの音で、郵便受けを見に飛び出す、なんて
ことは少なくともなさそうです。


            黄色い手押し車の郵便配達さん

[ベビーカー]

日本でも双子用ベビーカーは見かけるけれど、バスの中から見かけたものは、赤ちゃんを乗せたベビーカーに
お兄ちゃんが立つステップのついたもの。つまり上の子も歩かずに押してもらえるのです。その分お母さんは
大変そう。

[のみの市]

移動の日、集合が午前10時30分だったので、朝食を早く食べてホテル周辺を散策することにした。路面電車で
フランクフルト北駅まで行きマイン河沿いを歩いて帰る途中、土曜日だったので
のみの市(屋台式ガレージセール)が立っていた。近所の人たちが、みんな集まっているような人だかりで
中には大きなビニール袋を持ってきて、安い古着(5〜600円位)をたくさん災い込んでいる人も。
 日本の古いヒナ人形を並べていたキレイな女性、日本のものが大好きだと、上手な日本語で話してくれました。
 彼女が首にスカーフのように巻いていたのは、なんと帯揚げ。おしゃれでした。

      

   のみの市で見つけた帯揚げをおしゃれに巻いたきれいな女性手前にあるのはお雛様

[ソーセージ]

大きな炉の上に大きな網をつるして、ソーセージを焼いて売っている人も。とてもおいしそうな匂いがして
知っていたら朝食をパスして横に売っているプレッツェルと、ソーセージを食べたのに、と残念。
 フランクフルトソーセージというと、日本では1種類ですが、本場フランクフルトには、600種のソーセージと
300種のパンがあるのです。
 ソーセージは、どれもとてもおいしく、苦手な人が多いザワークラウト(酢キャベツ)も黒パンも
おいしく食べてきました。