リリーのアトリエ
| <宿許はるか様の感想> |
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「マリー」は友情育成でした。「エリー」には3人の相手との恋愛イベントがありましたが、恋人同士になってもエンディングに全く関係ありませんでした。今回の「リリー」もいわゆる恋愛エンディングはありません。しかし、エンディングの前に恋愛イベントの最終的決着ともいえる会話イベントが発生します。この恋愛成就ははっきり言えば、本編にはほとんど関係ありません。でも、オマケ…というにはしっかり入っていますので、恋愛育成として遊んでも、それほどがっかりはしないでしょう。勿論、女の子との友情育成も健在ですが、どちらかと言えば、男性との恋愛要素の方が強いです。
交友度を上げるために、「リリー」には2種類の方法があります。まずは採取作業の助っ人として雇うこと、また酒場や直接依頼されるアイテム製作を行うこと。交友度はパラメータで確認できますし、上昇すれば自動的にイベントが発生するのであまり苦労しないでしょう。ただし、キャラによっては特定のアイテムを作るとか、特定の場所へ行くとかしないとイベントが止まってしまいます。これはシリーズのファンなら知っていることですし、特に「リリー」はヒントが多いので、それほど悩まないでしょうね。 今回の「リリー」は年齢的にはそれほど「マリー」や「エリー」と違わないのですが、2人の女の子の親代わり…ということで、ややお姉さん的に描かれています。また、前作は「マリー」と「エリー」のキャラデザイナーが代わり、「エリー」の原画家さんが「マリー」の原画家さんの絵に合わせる努力の後がかなり見られ、本来の自分の絵柄より丸っこく描いていた感じを受けました。今回は、前2作の20年前の物語…ということで、キャラの引継ぎが減り(若い頃…というキャラは多いですが)、自由にのびのび描いているように感じました。結果的に、男性キャラがわりと大人っぽくなっています。私的にはラッキー(笑)。 アトリエシリーズは「マリー」で完成しています。それに加えたり引いたりしながら、アレンジしてきています。「リリー」も恋愛&友情育成は、交友度を上げてイベントを発生させ、恋人や友人の悩みを錬金術で解決し、最終的には錬金術士のエンディングを目指す…というパターンは同じです。人によっては「恋愛としてのエンディングが物足りない」と言う方もいますが、恋愛はアトリエシリーズのメインではありませんから、この程度のパーセンテージが丁度良いと思います。 シリーズが未プレイだと辛い部分がいくつかありますが、難易度が下がっているので初心者にも遊び安くなっていると感じました。欲を言えば、もう少し彼氏候補の数が多い方が楽しいかも? |