UNDERCOVER AD2025 Kei




発売日 2000年1月27日
発売元 パルス・インタラクティブ
標準価格 5,800円
対応 ドリームキャスト



<内容紹介>
鮫島ケイは、美貌の刑事。彼女は以前、公務中の頭部の大怪我で命を失いかけた。しかし、脳手術は成功し奇跡的に命を取り留め、第一線に戻ってきた。
彼女はある事件を追って、凶悪な犯罪組織に潜入捜査を開始する。
自分は鮫島ケイ、捜査一課の刑事。・・・・そのはずだったが、やがて捜査の中で自らの過去と真実を知っていくことになる。

「新宿鮫」シリーズの作家、大沢在晶先生の原作。
アクションアドベンチャー。
敵を撃つ以外に、「ホールドアップシステム」を使って、相手を降参させて銃弾やアイテムを奪ったりする。

<主人公>
鮫島ケイ:美人。気が強い。有能な女刑事。

<その他のキャラの一部>
李建(男):ケイの、公私共にパートナーの刑事。
ロン・ウェイ(男):犯罪組織の人間。ケイをなぜか涼子と呼ぶ。なぜか彼女に恨みがあるらしい。

<感想>
話は、もう、すっごく好みだった。
一言で言わせてもらえば
「愛と憎しみッ」って感じですか。大人の物語よね。
序盤から引き込む展開ですよねえ。恋愛の匂いっていうか(←おいおい)
ちょっとネタバレ(序盤のだけど)なので、カーソルで反転させて読んでください。

ケイが一番最初に、ロンを追っていって会った時にね
ロンがケイに恨みがあるような感じで、しかも涼子って呼ぶし。
でも
ケイはロンを知らないの。しかも、涼子って何よ?みたいな感じ。まるで覚えがないわけ。
で、ケイの口癖っていうかポリシー?に「サヨナラは、言わない主義なの」っていうのがあるんだけど、
ヘリで去っていくロンは、ケイに
「サヨナラ。・・・いや、サヨナラは言わない主義だったな」みたいなことを言うわけ。
なんか、ドラマチックだと思いません?(爆)
それにねー、自分の過去が警視庁の書類から消されてたりとか。なんか、どんどん過去が・・・・。
すっごーい、気になる展開。
ロンだってさー、憎んでるのよ。ケイを。でも、なんか、色恋が関係した感じがする。

でも、はじめ、ケイは全然知らないの。
そこがまた、何も知らないプレイヤーと重なって、自然に感じられるのよね。
ケイが自分の過去に近づいて、ドキドキしたりするのとあわせて、プレイヤーもドキドキするわけ。
マジで面白い。
ちなみに、このゲーム以前の話(つまり過去)は、小説で「撃つ薔薇」っていうので出版されてます。が、ゲームプレイする前に読んじゃいけません。ゲームしてから読もうね!
で、面白い面白いとベタ誉めしてますが。

ゲームは・・・・・・^^;;
話はすっごく楽しいんだけど、キャラクターのモデリングがなんかヒドイ。ドリキャスでこれ? って感じ。まだ、まともに顔作ってくれなかったほうがよかった・・・。
後、操作性とか悪いっていうか難しいっていうか、イライラするっていうか。慣れるまで苦しいね。何度もいうけど、イライラする。何度投げ出したことか・・・・。
でも、話は面白いんだよな・・・・。先が知りたくて知りたくて頑張ってしまう。
まあ、どこででもセーブできるので、こまめに頑張らなきゃしょうがないってとこでしょうか。
でも話は好みだ。
いいよね。楽しかったよー。ゲーム自体は別にして(←オイオイ)
これで、普通のレベルのゲームだったら(ホールドアップシステムとか、変わったことに挑戦してくれてるんだけど、むしろ簡単に手軽に進めるようにしてほしかった・・・・)、もう言うことなしだったんだけどなあ。

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