VOL.16 2001.2
 ちょっとお得なこと
 
  皆さまは平和堂のHOPカードをお持ちですか。結構たくさんの方がお持ちではないでしょうか。他にもポイントカードをお持ちでしょう。美容院のカードとかCDショップのものとか、他にもいろんなポイントカードがありますね。ポイントがたまると、現金や商品券に交換してもらったり、そのお店で割引してもらえたりするので、得した感じになります。そこでちょっと耳寄りな話をお知らせしましょう。佐藤クリニックでも4月からポイントカードを発行することになりました。これはマザースクラスやマタニティビクスなど、佐藤クリニックで行われているマービーレッスンに参加すると、ポイントがたまり、一定のポイント数で、分娩料の割引があるというものです。獲得できるポイントは次のようになります。 マザースクラスに参加すると各回ごとに1ポイント、チャイルドシート講習会も1ポイント、そしてマタニティビクスやマタニティすいみんぐおよびアフターあくあに参加すると2ポイントとなります。そしてなんと、マービーキッチンに参加すると3ポイント獲得できます。さらにうれしいことに、PMコース、チャイルドシート講習会、マービーキッチンについては、同伴家族の参加者一人につき同じポイントが獲得できるのです。 つまり、PMコースにご主人と共に参加すれば、2ポイントとなりますし、マービーキッチンに、ご主人と共に参加すれば6ポイントとなるのです。 そして獲得したポイント数と割引率は次のようになります。 5ポイント獲得で300円割引、10ポイントで800円割引、20ポイントで2000円割引、30ポイントで3500円割引、40ポイントで5000円割引、50ポイントで7500円割引。 つまり、具体的には次のような例が考えられます。 積極的に全マザースクラスに参加して5ポイント獲得、PMコースにはご主人も一緒なので1ポイント加算で合計6ポイント。チャイルドシート講習会も二人で参加し、2ポイントGET、合計8ポイント。マービーキッチンにご主人を引っ張り込んで2回出席、12ポイント獲得で合計20ポイント。マタニティビクスには妊娠15週から調子のいいときだけ参加し、8回参加で16ポイント、トータル36ポイント。これで3500円割引になります。でも余った6ポイントはどうなるの? ご心配なく。ポイントは5年間有効です。次の妊娠の時まで持ち越すことができますので、余った6ポイントは次の時まで残しておきましょう。出産後3ヶ月からはアフターあくあにも参加できますので、その間のポイントもためておくと、次の妊娠の時にはもっと高割引になるでしょう。 いかがですか? マービークラブの会則は「楽しい妊娠、楽しい出産、楽しい育児」です。マザースクラスやレッスンに参加してポイントをためるという楽しみも増えました。さあご主人も引っ張り込んでポイント獲得に参加しましょう。
 

 
 

佐藤クリニックでも、毎月数名の里帰り分娩の方を送り出していますし、逆に同じくらいの人数を受け入れています。出産も、生まれたての赤ちゃんの育児も、大変な大事件。そんな時帰れる実家があれば勇気百倍。だけど、里帰りだからこそ危険なこともあります。どうすれば幸せな里帰りができるのか予習してみましょう。
里帰りを決める時期
里帰り出産をするためには、いろいろな人の同意が必要なので、なるべく早いうちに決めたいものです。病院によっては、早めに出産の予約を取らなければならないところもあるので、できれば妊娠初期のうちに、遅くても中期までには決めましょう。早ければ早いほど何かと安心です。今かかっている医師に伝えるのも早い方が、その心づもりで見てくれるので、都合がいいものです。里帰りをすると伝えても、決して診察の手を抜くことはありません。佐藤クリニックでは、妊娠4ヶ月の頃に分娩予約を確認していますが、その段階で予約がいっぱいだと、以後の受け入れをおことわりすることがあります。佐藤クリニックでの里帰り出産希望の方は、予定日が決まった段階で電話で予約をしていただければいいでしょう。
いつ頃帰るのがいい?
母体の安全性と、夫とできるだけ長く一緒にいられるという両方の観点から、妊娠32週〜34週がおすすめです。ただし多胎妊娠や、切迫早産などの異常がある場合は、32週より早めの方が安全です。また転院先の病院にわざわざ早く行く必要はありませんが、電話で帰る時期の相談だけはしておきましょう。病院によっては、早めに一度診察に来るよう指示されることもあります。また下見をかねて早めに診察を受けるという考えもあります。佐藤クリニックでは、電話で分娩予約がしてあれば、早めに診察を受ける必要はありませんが、異常がなくてもできれば妊娠34〜35週の頃より受診していただきたいと思います。
転院の手続きってどうするの?
送り出す産院の側から
里帰りが決まったら、できるだけ早い段階でそのことを伝えたほうがいいでしょう。最後の診察の1回前に、里帰りする日程を医師に告げ、紹介状をもらえるように頼んでおきます。あまり早くもらってしまうと、直前の情報が抜けてしまうので、帰る直前の検診でもらうようにすること。最後の診察の1回前に言えば、最後の診察で必要書類がそろいます。
受け入れる産院の側から
そろえて持ってきてほしい書類は、検査データを全部(コピーで可。もしこれがないと同じ検査をもう一度することになり、無駄 な費用がかかります)。 それから紹介状。そして、あるなら超音波写真(特に妊娠初期のものは出産予定日を正確に判断できて安心)
実家に帰る方法
妊娠中は体調が変わりやすいので検診を受けて紹介状をもらったら、すぐに帰るようにします。交通 機関は、距離やかかる時間などを考えて、自分が1番楽だと思う方法選択するのがよいでしょう。基本的には所要時間が短いほどいいと考えてください。どの方法で帰るにしても、こまない日や時間帯を選ぶことが大切。電車なら指定席を取って、ゆったりと帰るようにしましょう。

 
院長から一言
 
  かつて、長い間、私のベスト体重は62kgでしたが、いつの間にか63kgとなっていました。でも「ベスト体重のわずか1kg多いだけだから」と思っているうちに、ちょっと貫禄が付き、次第に体重が増え、何となく体重計を避けていたところ、とうとう70kgくらいになってしまいました。当然ですよね。特に運動をするわけでもなく、腹が減っては戦ができぬ とばかりに食べているのですから、太ってきて当たり前でしょう。診察のとき「体重が増えてますね」と母子手帳に赤いアンダーラインを引くのも恥ずかしいくらいになってきました。昨年11月、ハローマービークラブの「かしこく太る!」の原稿を書いているとき、ふと「これではいけない」と思いました。そのとき自分自身運動で体重を減らすのは無理だと思いましたので、妊娠している皆さまと同じように、何とか食事だけで減量 することを目指しました。そして11月20日、体重69.4kg、体脂肪率19.1%、BMI=23.7からのスタートです。最初は、ダイエットドリンクを試しましたが、10日位 しても体重は変わりません。そこで11月末より「ハローマービークラブ」Vol.15に書いてある方法を実行することで、減量 に挑戦することにしました。ダイエットをする前に考えたことは、食べる量 が急に減るときっと便秘するだろうと言うことです。そこで、食物繊維をたくさん取れるよう、「オールブラン」を毎朝食べることにしました。朝食はオールブラン40gと牛乳140mlで270kcal。ノンカロリーの甘味料で少し甘くすると美味しいのです。あとコーヒー。ほぼ2ヶ月、これで通 しました。昼食は写真のように、焼き魚一切れ、おひたし、みそ汁、ご飯半分。和食を中心として、おそらく、400kcal前後。夕食もそれくらいの量 を、なるべく早い時間帯に食べるようにしました。1日1000〜1200kcalくらいでとにかく1週間我慢しました。おなか空いたら、水を飲みます。水もミネラルが特に多い「コントレックス」という硬水にしました。硬水の方がおなかがふくれるのです。それまで毎日食べていたアイスクリームもやめ、おやつも全く食べないようにしました。最初の1週間はおなかがグーグー言ってました。でも最初の数日で体重は1.1kg減りました。そのあとは1週間で1〜1.2kg減少し、12月31日には64.2kg、16.8%と、ほぼ1ヶ月で5.2kg減少しました。1ヶ月もすると身体が変化したのか、余りたくさん食べなくても十分満足できるようになり、体重が減少するサイクルになったようです。こうなると体重計に乗るのが楽しくなります。ただクリスマスの時だけは焼き肉をたっぷり食べ、ケーキも食べました。このころ考えたことは、ダイエットを長続きさせるためには、1日に1回だけおやつなどを食べ、楽しみの時間を持ったほうがいいなという事です。それでも体重は減少し、1月22日体重62.1kg、体脂肪15.7%となり、7.3kg減量 しました。このころになると減少の度合いは低下し、そろそろ限界になりました。もうそろそろやめようかなと思った矢先、しっかりと風邪を引いてしまいました。体力が落ちていたのでしょう。ダイエットはやはり、体力を消耗してしまいますね。でも皆さまは体重を減らす必要はないのですから、私よりももっと簡単です。ほんのちょっと食べ物を我慢して、食事の取り方を見直すだけで、日常生活を変えずに体重をコントロールできます。「かしこく太る!」の記事内容、ホントにいいですよ。私もこれから母子手帳の体重欄の赤い線、自信を持ってしっかり書くことができます。ちなみに現在体重は、60.4kg、体脂肪13.1%、BMI=20.7です。
 
Back to Top 目次
 
,