■原町田教室生成績分析報告1 【サンプル 中3Eさん】 入塾 **/7/14 経緯 中3の7月より**セミナーから転塾。中1より通っていた同塾では、生徒が 答えを出すより先に先生が答えを言ってしまうことなどに不満を持ち、「この ままでは、成績が上がらないと思った」と、原町田教室を訪れる。 【担当教師 】 英語:久保田 数学:清水 社会:新谷 【成績推移】
Eさん | 英 | 数 | 国 | 理 | 社 | 5科目 |
---|---|---|---|---|---|---|
8月 | 44 | 47 | 43 | 43 | 43 | 43 |
9月 | 44 | 39 | 47 | 43 | 53 | 45 |
10月 | 46 | 48 | 47 | 48 | 56 | 48 |
11月 | 45 | 45 | 52 | 48 | 35 | 44 |
12月 | 48 | 41 | 43 | 45 | 40 | 43 |
1月 | 47 | 46 | 46 | 42 | 50 | 45 |
平均 | 45.7 | 44.3 | 46.3 | 44.8 | 46.2 | 44.7 |
ベリタスでは、英数国の体験授業を受けた上で、英数の2科目を選択。都立高校を志望と いうことなので、スタートで出遅れているので3科目の受講を奨めたが、友達が2科目し か取らないからという理由で英数のみ選択となった。 担当者の第1印象は、英語は、be動詞・一般動詞の区別も十分ではなく、非常に厳しい。 数学は、出来は良くないが何とかなりそうな感じというもの。ちなみに国語は、文節分け など意外と良くできるので、読解法を身につければかなり伸びるのではないかという感じ がした。 夏期講習中(8/13)にはじめて模試を受ける。結果は、印象通り、数学が一番よく47、 英国理社は、44〜43だった。レーダーチャートでもわかるように、バランスは取れてい るが、小さくまとまっている。その後の推移は、科目別に論じる。 [英語] 夏期講習中は、本部で庄司が担当したが、基礎がまるでないのにおどろいてい た。秋以降、原町田教室で、中2の復習を中心に、中1の補足と最低限必須の中3知識を 交えて授業を進める。よく考えず、適当に答えを書くので、作業は速いが中身はめちゃく ちゃだった。12月には土曜日に補講を行った。その結果、冬期講習で再度庄司が担当した 時には、嘆息は聞かれなくなっていた。確かに、成績は、わずかずつながら、確実に安定 して伸びていった。 [数学] 変動幅は大きいが大きなミスがへっていった。英語と同様よく考えずに、自分 の思いついた公式に適当に数字を入れて計算してしまう。やるのは速いが、まったく見当 はずれのことやっている傾向があり、その修正に担当はかなり苦労した。 [国語] 本人曰く、「自分でやれるし、大丈夫だ」ということで、選択しなかったが、 成績のふれは大きい。漢字の読み書きなど練習のみで決まる部分が取れておらず、あまり 勉強していたとは思えない。センスは、悪くないので、読解が当たればでかいというだけ。 [理科] 当初、社会より成績が悪かったが、本当はこっちの方が得意ということで、い くら奨めても選択しなかった。週に2回本部まで通うのが面倒だというのが主な理由。成 績は、一度は、上がるが、11月以降下降の一途をたどり、そのまま上昇しなかった。 [社会] 最初の3回が良かったが、本人曰く、「たまたま当たっているだけで、本当は 理科よりできない。全然わからない。」という言葉通り11月に急落。この結果にあわてて、 12月頭より本部にて社会を選択。以降回復していく。結局、この最も振れ幅の大きい科目 が5科目全体の成績推移を決定づけた。 【最終成績と平均成績の比較】 最終の模試の結果と全6回の模試の結果の平均とを比較すると、選択した英数社では、 最終成績が平均成績を上回るという上昇傾向を示しているのに対し、選択しなかった国理 では、平均成績を下回るという下降傾向を示している。受験時期が近づくにつれ、生徒全 体の学力が上昇するので、何もしなければ同じ学力でも偏差値は下降する。理科と国語の 成績はそれを示していると思われる。自分で少しは勉強しただろうとは思うがそれでも同 じことだったということである。これに対して選択した科目は、きちんと伸びていること には注目して良いと思う。 これは、単なる推測になるが、もし12月の段階で理科も同時に選択していれば、最終成 績では、偏差値52〜5には、少なくとも届いただろうと思う。得意な科目の方が基礎がある ものなので伸び率は高いからひょっとすればもっと上乗せも可能だったかもしれない。国語 についても同様で、センスの良さを考えると、55〜58ぐらいは可能だったと思う。担当者 の実績(97/98の個別指導の結果)から考えればもっと伸びたかもしれない。 志望している都立高校(以下第1志望校)には、模試の成績(偏差値5不足)・内申点 (3不足)とも不足していた。11月の個人面談では、同校は、全入の可能性もあるが、成績 が低いと足切りがあり得る。昨年度の合格最低点以上で有れば可能性があるので、国理社も とってがんばってみることを奨めた。が、結果的には、社会のみ追加して、前記のような結 果となり、志望都立高校を変更した(以下第2志望校)。 冬期講習終了の段階では、数学担当者は、第1志望校でも大丈夫ではないかという印象を 持っていたが、志望校を落とした安心感か、1月がたるんでしまい、本人に気力に欠ける部 分が出てしまった。宿題もきちんとやってこないし、復習もしないで、翌週には、前の週の 内容を忘れている状態では、とても無理ということで、第2志望校の推薦不合格(素点内申 が2不足)が決まった2月2日の最終面談で、第1志望校を最終的にあきらめた。 結果論として、夏からきちんと5科目選択して、第一志望校を目指してがんばっていれば、 偏差値は、総合で、50を上回ることができたのではないかと思うと大変惜しまれる。第1志 望校と第2志望校では、大学進学の可能性は雲泥の差だったからだ。【レーダーチャート】
理社国の変動がアンバランスを作っていることが見て取れる。最終的には、バランスが取 れて、かつ最初の結果より大きな円になっているが、社会が大当たりした3回目には及ばな い。選択しなかった科目の動向が結果に大きく影響してしまうことがわかる。 以上 ■原町田教室生成績分析2 中1中2の在籍生の科目別成績推移を見る。 中1担当教師 英語:久保田 数学:北村 中2担当教師 英語:久保田 数学:清水 入塾 Aくん **/4/23 Bくん **/7/21 Cさん **/3/8 Dさん **/3/8
中1A君 | 6月 | 8月 | 10月 | 12月 |
---|---|---|---|---|
英 | 60 | 64 | 70 | 72 |
数 | 49 | 51 | 55 | 57 |
国 | 64 | 60 | 61 | 60 |
中1B君 | 6月 | 8月 | 10月 | 12月 |
英 | - | 54 | 62 | 63 |
数 | - | 61 | 64 | 68 |
国 | - | 54 | 49 | 64 |
中2Cさん | 6月 | 8月 | 10月 | 12月 |
英 | 46 | 57 | 42 | 47 |
数 | 48 | 52 | 51 | 52 |
国 | 48 | 55 | 61 | 50 |
中2Dさん | 6月 | 8月 | 10月 | 12月 |
英 | 64 | 64 | 68 | 60 |
数 | 55 | 60 | 61 | 60 |
国 | 60 | 65 | 67 | 67 |
4人とも国語は選択していないため、成績に大きな変動はない。これに対して、中1英語、 中1数学、中2数学は、順調に上昇カーブを描いている。他方中2英語については、乱高下 しているように見えるが、Cさんは、入塾直後に成績が急上昇したため、安心感から弛みが 出たと見られる。が、その後徐々に回復してきている。Dさんは、堅実タイプの生徒で、授 業内容を確実に自分のものとしていく生徒でゆっくりと成績が上がりはじめていたが、やや 壁にぶつかったようである。結果的には、これがジャンピングボードとなり、中2の3月に は、73の偏差値を記録している。 以上
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