この世の破壊と再生を司るシヴァ神は、別名ナタラージャ(踊りの王)と呼ばれています。 ここで紹介する108のカラナ(Karanas)とは、 僕は踊りの専門家ではないので、ここでは、本格的インド舞踊サイト『Darpana Academy Japan』のFumie foo Gondaさんから頂いたメールから引用させて頂きました。 詳しくは『Darpana Academy Japan』に行ってみてくださいね。(HOMEにリンクあり) 現在のバラタナティヤムでは、体全部のポーズに名前を付けて呼ぶことはほとんどしていないと思います。最初に挙げた「Talapuspaputa」も、そのポーズはとるものの、そう呼んだりはしてません。「足はアラマンディで手がプシュパプタ」というふうに、足や手やらをユニットに分けてます。逆に、107とか108のような動きは全く使われてないです。すんごいアクロバチックなポーズですよね(笑)。 各カラナの日本語説明に関しては、Fumie foo Gondaさん推薦の書籍=『舞踊の始源-古代インドの形象』 石黒節子著 三一書房1997年刊の巻末資料:WOOD CUTS OF THE ERIGRAPHICAL REPORTから引用させて頂きました。興味のある方は是非一読してみてくださいね。 |
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「手いっぱいの花」→舞台に花をまく時に用いるポーズ。 | 「交転した」→嫉妬・妬み | 「包み込んだ太もも」→内気で素朴な美少女。 |
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「激しくふりはらう」→嫉妬・妬み・怒り。 | 「水平な釘」→踊り手の初登場の際に用いるポーズ。 | 「差し込まれた」→対象に対する要求を示す。 |
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「十字に回す」→中心となる演目。観客を喜ばすために用いたりするポーズ。 | 「交差した部位」→長い連続動作の最後に用いるポーズ。 |
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「分割された腰」→楽しみ・驚き・思索を表すポーズ。 | 「片方まわし」→粗野・不適当な考えを表すポーズ。 |