Hand Book of India

BINDI デザイン集

インドの女性が眉間につける飾りは、ティッカまたはビンディと呼ばれています。

本来は宗教的な意味合いがあるとはいえ、現在では、ファッションとして定着しています。ここで掲げたデザインはほんの一部です。サブサイト「KOLAM」の中で紹介しようと思っていましたが、独立したページとして扱うことにしました。これらもすべて吉祥模様=幸運を招く『印』です。

ちょっと強烈な色ですが、実際は赤色系統の色が最も多く、緑や青、黄色など、いろいろな色があります。本体はシールになっていて、眉間にペッタンコと張り付けるわけです。アクサリー店や化粧品店、雑貨屋などでたくさんの種類が売られています。

最もオーソドックスなデザインは「真円」、いわゆる赤丸印(ここでは省略)です。

太陽

マンゴ

灯明

灯明

植物を図案化した唐草模様のなかで、最も人気があるのは、マンゴーの若い実(ケーリー)を図案化したもので、織物や染色・工芸品のデザインとしても知られています。これは、「ピアズリー」のルーツであるともいわれています。

これらのデザインは、住宅の窓飾りや壁飾り等々にも流用されています。インドには「吉祥模様」が溢れているのです。ちょっと目をこらして探してみれば、たくさんの新しいデザインを発見できるかもしれませんね。

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