『光らびた村』PATTAMANGALAM-生活世界=08-02 PR.K.SP.RM. HOUSE モハプ=玄関ホール

 PR.K.SP.RM. HOUSEの正面玄関に連なるホールです。タミル語で「モハプ」と呼ばれています。僕がいた部屋の前から描いた構図で、ちょうど前ページ=正面玄関の絵と正反対の方角から見上げています。

天井が高く、建築様式も素晴らしいホールです。黒御影石の床は、普段は埃まみれですが、結婚式などがあった時は、きれいに掃除されて、鏡のように黒光りします。壁は漆喰で、立ち上がり部分には中国製の陶器のタイルが嵌め込まれています。左手の中庭の中央には、ヴェラユタムの母親が大事に育てている若いマンゴーの木があります。奥の中庭にはバナナの木が植えられています。左下隅にあるのは、飲料用の水が入った素焼きの壷。気化熱の冷却作用によって、いつもほどよく冷えています。

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