インドの『生き物たち』 2000-03 特集「自慢の牡牛」

先月に引き続いて、タミル地方の農村パガネリで行なわれた闘牛=通称「ブル・ファイト」でのスケッチです

Temple Bull 1983-6-26 Paganeri

 

Temple Bull 1983-6-26 Paganeri

Pattamangalam Bull 1983 -6-26 Paganeri

 牛飼い人は、祭の何日も前から地元の村を出発して、会場となるパガネリ村まで、長い道程をはるばる連れてくるそうです。

 上の牛と飼い主の出身村はわかりませんが、会場に到着すると、絵のように飾り付けをされて、ハレの舞台に備えるのです。

 左は、我がパッタマンガラム村からやってきた牛。Ramanさん(51)から、自慢気に「俺の牛を描いてくれ」とせがまれました。

 でも、体格が華奢ですから、もしかしたら牡牛ではなく、雌牛かも。いつも、スケッチを終えると、このように名前と年令だけは書き込んでもらいます。牛の歳まで描いてくれました。