父、母、夫、私の4人家族。
昼食と夕食を作るのは私の役目だ。 畑でできる野菜やご近所の農家からいただいたく野菜が大量に集結することがよくある。 また、うちは牛の畜産農家なので大量の牛肉が冷凍庫に待ちかまえていることもしばしばだ。 70代の味には保守的な両親である。いろいろと味の冒険をしてみるわけにもいかない。 今日はどうしようと頭を悩ませるが、そんな制限があるところも面白いと思う。 |
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2002/9月 | |
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9月9日 | ひる |
10月下旬に個展がある。いよいよ制作に没頭の時期で、更新がおろそかになってしまっている。 |
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フライパンに油を入れ、薄くスライスしたにんにくを入れて、にんにくの香りをじっくり出した油でししゃもを焼いてみた。ししゃものような小さな魚をガスレンジのグリルで焼くのは面倒くさいからと思ったからだ。ししゃもを焼く後半でにんじんの極細千切りもフライパンに加え、焼き上がったししゃもには醤油とマヨネーズを混ぜたものをかけて、大根おろしも添えてみた。思いつき料理。お父さんが勢いよく食べてくれて嬉しかった。 |
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9月10日 | ひる |
新居の庭に玉砂利を敷き詰め、濡れ縁を設置した。もともと庭の南に生け垣があったのでいい風情。殺風景だった庭が活き活きとしてきた。夫は嬉々として濡れ縁で昼寝をしている。玉砂利も濡れ縁も地方によくある大規模なホームセンターで調達した。そこへ行くといろいろな生活の工夫の夢が広がる。 |
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大相撲九月場所が始まった。見どころは貴乃花が入場するときにチラッと映る、花道奥で警備をしている元・敷島(立田川親方)だ。 |
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9月16日 | ひる |
夏はもう終わってしまったようだ。毎年、敬老の日あたりは雨が降ってぐっと寒くなる。ということを意識するようになったのは中学生の頃からだ。毎年9月15日というのは夏休み明けの業者の学力テストのある日なのだった。せっかくの休みの日だというのに、朝からテストを受けに出かけなければならない。目覚めると空は暗く、雨。そして思いのほか寒いのでカーディガンをひっぱり出す。夏休みの間さほど勉強をしていないので、学力が落ちているのはテストを受けるまでもなくわかりきっていて、なおさら寒さが身に応える。あの頃の憂鬱を思えば、受験勉強から解放されただけでも大人になってよかったなぁ、と感じる。 |
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寒くなったのでS家ではもうコタツを入れている。お母さんはたくさん着込んで見た目がコロッコロになっているし、私はもうフリースを着ている。北側にある台所での作業で足が冷え切っているのだろう、「いただきます」とコタツに足を入れたとたんにじわぁ〜っとしみる暖かさ。ついこの間まで汗をダラダラ流していたというのに、もうこんな季節になってしまった。 |
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9月17日 | ひる | ●じゃが芋とにんじんとピーマンと挽肉の炒めもの ●納豆 ●ぬか漬け ●みそ汁(ごぼう・舞茸・にら・溶き卵) |
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ほぼ一週間、あきれるほど長いこと雨が降り続いた。夕方、仕事を終えていつもは自動車や自転車で向かうS家まで歩いて行った。榛名山も赤城山もくっきり姿を現している。明日はきっと晴れるだろう。晴れてもらわないと困る。洗濯物が大量にたまっている。 |
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9月19日 | ひる | 「ふれあい食材」からよく届く「あじの干物」に梅肉をのせて電子レンジの「グリル」で10分ばかり加熱してみた。できあがりは蒸し焼きのように柔らかくふっくらとしていた。ガスコンロがふさがっていたので重宝した。S家では電子レンジが少し離れた場所にあり、ついつい存在を忘れてしまうのだが、利用せねば。 ●あじの一夜干しの梅肉蒸し焼き ●「ふれあい食材」のほたてのフライ ●とろろ芋と納豆 ●ぬか漬け ●みそ汁(じゃが芋・にんじん・大根・えのき・わかめ) |
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ぐっと秋めいてきた。大根の煮ものを作りながらそう感じる。 |
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9月20日 | ひる |
いよいよ個展まで一ヶ月。案内状用の作品の撮影をする。 |
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またまた電子レンジ活用メニュー。さばの切り身にいくつか切れ込みを入れて、そこへスライスしたトマトをはさんで、上から塩をふって、電子レンジのグリルまたはオーブンで15分加熱する。簡単でおいしく、見た目も鮮やかで豪華。細かく切った大葉を上から散らせばさらに美しい。 |
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