父、母、夫、私の4人家族。
昼食は両親を交え4人での食事。 夕食は夫婦のみの食事である。
昼食は忙しい農作業の合間にサッと食べる、味には保守的な両親のことを思った料理。
夕食は夫婦でゆっくりと酒を呑みながら食べるので酒の肴でもある料理だ。
二つの台所を行き来し、二つの食事の傾向を行き来している。
 
 2005/2月
●色のついた料理の名前をクリックすると作り方のページに進みます    
 
   

◆これまですべての献立を記してきましたが、当面はその日の“これは”という料理を記すという試みにしてみます◆

 

2月4日      

昨日はZaギャラリーへ搬入に出かけ、追加の額装をした。その結果、展示されるのは全部で6点となった。
『白と黒』というテーマでの作品。各作家さんの作品にそれぞれの味わいと見応えがあった。ぜひご覧ください。

■Black&White展 ■ 〜2005年3月10日(木) まで

 

2月6日      

1月半ばが暖かかったせいか、ここ数日の冷え込みが身に凍みる。でも2月ともなれば、冬にそう先があるわけではない。春はすぐそこまで来ている、と気持ちの余裕が出てくる。
まだ旬には早いのだろうが、店先にふきのとうを見つけるとつい買ってしまうのだ。

ゆでふきのとうの醤油和え

 

2月7日      

おととい、友人夫婦宅へ招待された。新築マンション、きれいに片づいた部屋、趣味の良いインテリア、床暖房、美しくおいしい料理、明るいうちから飲む酒、尽きない話…、なんとも快適な時間はあっという間に過ぎていった。
我が家に帰ってみると、なんとホコリや汚れの目につくことか。というわけで、今日は大掃除を決行した。寒くなってからは体の動きが鈍ってしまい、掃除機をかける程度で掃除をした気になっていたが、やはり、拭き掃除をすると清潔感が漂う。で、そのうちに体も暖まるのである。
彼らの結婚式の引き出物に戴いた器に映えるのがこの料理。

●アボカドと豆腐の和えもの

友人夫婦宅では同じ器がとても小さく見えたが、我が家で使うとかなりの大きさに感じる。

 
 

 

2月10日      

朝から強烈な風の音だ。これは我が家の東窓からの風景。真ん中あたりにピンク色に煙って見えるのは砂埃だ。動画でないのが残念だが、北から南に向かって大規模に勇ましく吹いている。この砂埃の方向にS家がある。(奥に見えるは赤城山)

 
 
 
もうすぐ姪っ子の夫になる人のお父上が、山で仕留めてきた鹿の肉をいただく。

●鹿の刺身・鹿のタタキ


鹿の刺身は思ったより癖はなく、軟らかい。表面を焼くことにより、旨みがギュッと詰まるのだろうか、タタキは刺身の10倍は旨かった。
群馬へ来てよかった〜、としみじみ感じてしまった。

2月12日      

生の鹿肉が余っている。タタキと同じ要領で塩コショウをすり込み、フライパンで焼く際にワインを入れ、フタをし、蒸し焼きにした。それをスライスし、今日はポン酢醤油で食べてみた。
そして、シャキッとした水菜のサラダがよく似合う。

●水菜と油揚げのサラダ

 

2月14日      

S家にはあるのだが、我が家には電子レンジが無い。
もう数年にわたり「そろそろ導入しようか」と検討している。だが、電器屋に並んでいる商品を見ると買う気がしぼむ。だって姿があまりにも醜いのだもの。
今年に入り、我が家の台所に新たに棚を設置した。あとは買ってきて載せるだけ!というところまできているのだが、本日も電器屋で悩んで悩んで悩んだ末、買えなかった。

●豚モツとねぎのトウチ炒め