父、母、夫、私の4人家族。
昼食は両親を交え4人での食事。 夕食は夫婦のみの食事である。 昼食は忙しい農作業の合間にサッと食べる、味には保守的な両親のことを思った料理。 夕食は夫婦でゆっくりと酒を呑みながら食べるので酒の肴でもある料理だ。 二つの台所を行き来し、二つの食事の傾向を行き来している。 |
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2005/5月 | |
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ゴールデンウィークも過ぎ、5月もなかばだというのに寒い。ストーブ、ホットカーペット、コタツ、電気毛布のお世話になっている。 |
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5月11日 |
10日ほど前、路線バスに乗って高崎へ買い物に出かけた。高崎へは東京に出かけた帰りにたまに立ち寄ることはあったが、わざわざ家から出かけるのは初めてだ。買い物が済むと喉が渇いていた。夕方だったのでコーヒーを飲むのは止めにして、ビールを飲むことにした。バス停からあまり遠ざからないよう、高崎駅周辺を歩きまわった。キリンビールの看板のある居酒屋をみつけ、お店の人の薦める“ごぼうの唐揚げ”をツマミにした。おいしかった。 ●ごぼうの唐揚げ |
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5月12日 |
ゴールデンウィークの終わりに、いとこの結婚式があり、仙台へ出かけた。 |
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5月13日 |
松島では遊覧船に乗った。乗客が与えるエサを目当てに遊覧船を追っかけてくるカモメの群れが圧巻だ。たくさんのクリーム色が迫ってくる。ずっと見ていると脳みそがどうにかなりそうになる。興奮する。必死に飛ぶ鳥を至近距離で真横から見るのも初めてだ。面白い。あまりの楽しさに夢中になり、寒風吹きすさぶ中、遊覧時間50分のほとんどをデッキで過ごした。体の芯から冷え切った。 |
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5月14日 |
こう寒いと創作意欲も減退する。描きかけの画面をじっと見つめては何もしないでいる時間が多い。 |
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5月21日 |
引き続き創作意欲は溢れている。とはいっても、決して制作がはかどっているわけではない。むしろその逆だ。何故だか“これまでとは違った描き方をしよう”としている。だから今はまだ、形が作られていくこと、キャンバスに触れることがただただ楽しいというような状態だ。 |
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5月24日 |
嬉しい日になった。ギャラリーから電話がかかってきた。個展が決まった。11月だ。やったー! わくわくした気持ちだ。この個展がどうなるのだろうと思うと胸が高鳴り、やや興奮。11月はまだまだ先なので「落ち着きなさい」と自分に言いたいところだが、個展が決まる瞬間のこの感覚は、何度体験しても変わらない。光が差したような感覚なのだ。 |
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5月26日 |
小林旭の『マイトガイトラックス
Vol.1〜3』(各2枚組)が発売された。映画を音源にしているので音質はやや悪いのだが、映画を音源にしているから生々しい息づかいを感じる。ハガネのように輝いているアキラさんの姿が目の前に見えるようだ。涙さえ出てくる。今日はまるで仕事が手につかなかった。たまにはそんな日があってもいいだろう。が、今日入荷したのは『Vol.3』のみ。まだ『1』と『2』があるのだ。しばらくアキラ漬けになるのだろう。きっと。 |
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5月27日 |
いい風が吹いているので、S家の裏の竹藪を掃いた。そこへ、いつものようにS家の庭で飼っている猫がやってくる。掃除の邪魔をするように掃いた葉にたわむれたり、竹箒の先にじゃれるのだ。とてもかわいいのだ。 |
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こんな日が少なかった | |||||
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